別れの決断を後悔しないために考えたいこと
絶えず変動しやすいホルモンの影響からか…、女性は気分がコロコロ変わりやすい生き物。「女心と秋の空」と最初に言った人は、ちょっと気分屋な女性を傍から見ていた男性なのかもしれませんね(笑)
彼氏と大喧嘩した後は『もう二度と顔も見たくない!大嫌い!』と心の底から思っていても、わずか数時間後には『やっぱり彼のことが大好き』と、考えが変わってすぐに会いたくなってしまうこともしばしば…、という女性も少なくないハズ。
思考や決断が気分に左右され迷ってしまいやすい傾向がある女性が『今の彼氏と別れたいけど決断できない…』と悩んでしまったとき、一時的な感情に流され後悔しないように「彼と自分の将来を冷静に判断するためのポイント」を紹介します。
1.まず、彼と距離を置く
一緒にいる時間が長くなると2人の関係がマンネリ化して全てが「当りまえ」になってきますよね。そして相手が本来持っている”良いところ”を見失い、些細なことにイライラするようになり『嫌い』という感情だけ、どんどん膨らんでいくことがあります。
喧嘩して怒りや憎しみなのなど負の感情が大きく占めていて、相手の”長所”が見えなくなっているときは正しい判断ができないので、今後の2人の将来について決断すると後悔しやすいのです。
だから、『嫌い!嫌い!大嫌い!』という気持ちにしかなれないときは、しばらく彼に会うのを止めて独りになって考えてみることが大事。
- 優しさ
- 思いやり
- 誠実さ
一人になって冷静さを取り戻すと、こういった”彼の良いところ”を思い出し、本当はカレ氏に感謝している自分に気づくことがあります。
反対に、冷却期間を置いて彼と長く離れていても、”長所より短所”ばかり気になるようなら、これからも一緒にいる意味があるのかどうか?という悩みへの答えが出て、別れの決断ができるはず。
2.付き合っている理由を考える
彼氏のことがそれほど好きではなかったものの熱烈なアプローチをされ、単純に『シングルは寂しいしいから独りよりマシか…』という軽い感覚で付き合いはじめ、今もその気持ちに変化がない、または『他の男性でもよかった』なんて思っていませんか?
- 『ご飯ゴチしてくれるから』
- 『送り迎えしてくれるし便利だから』
ただ寂しさを紛らわしたり、相手を利用するためだけの関係はいつか破綻します。そして何より、そういった気持ちで付き合いを続けていくのは彼氏に対しても失礼なこと。
もし、愛情というよりは『得したい、損したくない』という”後ろめたさを感じる理由”から彼氏と一緒にいるのなら、早いうちに別れを決心するべきかも…。
3.彼氏の”どこが好きなのか”を考える
目を閉じて自問自答してみて下さい。彼氏の”好きなところ”が何か思い浮かんできますか?理屈ではなく直感的なことでOKなので、自分の本音と向き合ってみましょう。
- なかなか思い浮かばない
- 頭に浮かぶのは内面的なことより、彼の経済力やステータスのこと
この場合、今、彼氏と別れるかどうか決められずに迷っているのは「彼ことは大嫌いだけど、彼の持ち物(お金など)への執着が捨てられないから」なのでは?答えが『YES』なら、一緒にいても将来的に幸せになれる望みは薄いかも…。
4.彼氏の人間性を客観的に考える
あなたの人生設計の中に将来的に”結婚”が入っているのなら、彼の人柄を客観的に判断することも大切です。
生涯を共にしたいと思っている人であっても、性格がアナタとは合わなかったり、価値観が違い過ぎるなどといった場合は生活すること自体が難しくなります。
一時的な感情に流され今後のことを決めて後悔しないように、彼の経済力なども含め、結婚のパートナーとして良好な関係を継続できる”人間性”が、彼に備わっているのかどうかも考えてみましょう。
5.”10年後も一緒にいたい”かどうか考える
『彼氏と別れたい』という感情が高まっているときは冷静に判断するのは難しいので、ほとぼりが収まった頃に、もう一度考えてみるべきことがあります。
それは、今だけではなく10年、20年経っても彼氏の傍にいたいと思えるか?ということ。
自分の横にいる男性を想像したとき『彼氏以外に考えられない』『彼にしか居て欲しくない』と、心の底から実感できるならアナタは彼を必要としています。
迷ったときは決断を見送り”時”を待つ
嫌になったり『もうダメだ』と感じたときは、スッパリ別れて前へ進むのが良いという考えから即行動に移す女性も多いのですが、それではどんなパートナーと出会い、恋人として付き合っても長続きは難しくなります。
「本当に大切なものは、失ってからわかる」とも言われているように、彼氏と別れるか決断に迷ったとき、それは見送ったほうが良いこともあるのです。別れてしまってから未練を募らせても復縁するのは大変です。
後悔しないために、早急に答えを出さずに冷静に判断できそうな”時”を待ち、じっくり考えてから決めて下さいね。