ネガティブ思考を改善!新しい自分になるための発想転換術

いつもネガティブな方、マイナス思考が定着して自分でもウンザリしている方へ!
発想の転換ドリルを解いて、ポジティブ思考な自分を見つけ出しましょう!

ポジティブな発想へ転換したい!

同僚がコソコソ話をしている。「きっと」私の陰口を言っている。

彼氏がメールを以前ほどしてくれない。「きっと」私のことを嫌いになったんだ。

自分ばかりに仕事を頼まれる。「きっと」私が嫌いで嫌がらせをしようとしている。

相手の本心なんて実際にはわからないので、あくまでもこれは「きっと」の思い込みです。
ネガティブな人は、その「きっと」の部分を自分にとってマイナスに捉えてしまうため、心にダメージを負ってしまいます。

一方、ポジティブな人は「きっと」の部分を自分に都合よく解釈できるので心のダメージは少なく、時には心のエネルギーとして蓄えることさえあります。

同じ出来事に対してでも、捉え方や心の状態によって心身に受ける影響は大きく違ってしまいます。また、起こった出来事に対処する行動も変わります。

ネガティブな思考を改善する方法を紹介します。

女性の脳の働きからわかる「発想の転換」のコツ

女性の脳では、何か自分に対して問題が、おこった時に『その原因は何か?』と理解しようとすると同時に、感情を司る右脳が働きます。そのため、自分の主観が働いて相手の気持ちを妄想する傾向があります。その「主観」がネガティブやポジティブな思考を生み出すのです。

「妄想」で湧いてきた前向き、後ろ向きの判断が正解だと決めつけてはいけません。時間をおいて「メールが来ないのはなぜ?」「どうして?」と考える癖をつけることで、『最近、デートしても愚痴ばっかり言ってたから、彼もちょっと距離を置きたいのかな?私も気をつけよう。』というように、マイナス思考の中からポジティブな発想に修正できるチャンスが得られます。

発想の転換ドリルにチャレンジ!

このドリルは、身近なところで起こり得る事例に対してネガティブな発想をしてしまったとき、その捉え方を変えてポジティブな発想にしていくための基本トレーニングです。

以下の質問に答えて下さい。「ポジティブ」「ネガティブ」の2つのどちらの思考に近いですか?できあがったら友達のネガティブ解答と比べてみましょう!

質問1. 同僚・友達がコソコソ話している

『あなたはどんな事を感じましたか?』

ネガティブ思考例:自分の陰口を言っている。
ポジティプ思考例:自分には関係がない、身の上相談をしている。

質問2. 自分ばかり仕事を頼まれる

『あなたはどんな事を感じましたか?』

ネガティブ思考例:自分を嫌いだから嫌がらせされている。
ポジティブ思考例:自分の仕事の能力を評価しているので任せてくれている。

質問3. 彼氏が以前ほどメールを頻繁にしてくれない

『あなたはどんな事を感じましたか?』

ネガティブ思考例:私のことを嫌いになったんだ。ほかの女と一緒にいる。
ポジティブ思考例:残業している。重要な仕事を夢中でしている。

質問4. 上司から説教

『あなたはどんな事を感じましたか?』

ネガティブ思考例:嫌がらせ、恥をかかせしようとしている。
ポジティブ思考例:私に期待していて、成長させるための指導。

質問5. 彼氏が寝言で違う女性の名前を呼んだ

『あなたはどんな事を感じましたか?』

ネガティブ思考例:きっとその名前の女性は浮気相手だ、問い詰めてやろう。
ポジティブ思考例:自分もいろんな夢を見る。ただの夢だし別に意味もない。

質問6. 犬とお散歩中の素敵な女性が、犬にヒソヒソ話

『あなたはどんな事を感じましたか?』

ネガティブ思考例:ダサい服着ている女だな。と言われている。
ポジティブ思考例:わたしも昔、ジョンっていう犬を飼ってたな。

ネガティブ思考の改善は自分を知ることから

ドリルの中のある質問に対する自分の答えが、マイナス思考の傾向が強かった場合、その裏に潜んでいるのは、見られていないのに見られていると感じてしまう「自意識過剰」な面が影響していることにも注目してください。

「どうしてそう思ったのか?」と以下のように順を追って考えていくと、最終的にはポジティブな思考に至ることがあります。

「なぜ見られていると思うのか?」
 ↓
「私は顔や体型にコンプレックスがあるから」
 ↓
「でも、私は街中や電車の中で、他人の顔や体をじっくり観察することはない」
 ↓
「じゃあ、周りも私のことは見ていない」

このように、「1つだと思っている思考」の中にはたくさんの「思い」や「考え」が重なっていることを、面倒だと思わずに一度じっくり掘り下げてみましょう。いろいろな場面を想定しながらネガティブ思考を改善することは、ポジティブな発想に切り替えられる良いトレーニングになりますよ。