片思い中に脈なしだという事実を思い知らされること

片想いの彼が脈なしだと判ったからといって、今後、すべての希望が無くなるわけではありません。今はただ一方的に想っている立場でも、これからの恋愛アプローチのやり方次第では逆転だってできるかも!

片思い中に脈なしだという事実を思い知らされること

片思いが叶わない…、これは脈なしだ

秘かに想い続けている人に何とか振り向いてもらいたいと思っていても、好きな人の態度や言葉、仕草などから『自分には全然、脈がない…』と分ってしまい、その現実にガッカリすることってありますよね。

でも、心のどこかで淡い期待を捨てられず、素っ気なく無視されてもLINEを既読スルーされても『これは好き避けなんじゃないか?』『もしかしたら駆引きしてるのでは?』などと信じたい女心が判断力を狂わせ、正しく見極めることが難しくなるものです。

では、片思いして想いを寄せている彼の言動から『こりゃ、脈なしだわ…』『ああ、やっぱり片思いで終わっちゃうかも…』と、絶望的な気持ちになってしまうことをピックアップしていきます。

また、好きな人を一方的に想い続ける片思い中は莫大なエネルギーを消費するものなので、恋が叶う確率がかなり低いのに両想いとなるまでの険しい道を進むためには「希望」という名の糧が必要です。

その小さな光となる『ほぼ脈なしだろうけど、もしかしたら望みがあるのかも?』と、ちょっと前向きになれるポジティブアドバイスも加えてしておりますので、どうぞ参考に!

1.話かけても目を見てくれない

目を合わせてくれない彼氏

せっかく勇気を出して好きな人に話かけても、目を見てくれないと恋愛対象として想われていないことを実感して悲しくなりますよね。

「目は心の窓」と言われるほど隠しきれない感情が出るものなので、彼が目を見てくれないということは『私の心なんて、知りたくないのね…』と、落ち込んでしまうことも…。

もしかしたら…

アナタのことが好きだから、恥ずかしくて目を見られない可能性もある!

本気で彼と付き合いたいと思っているのであれば、そんなことは気にせず懲りずに話かけてみましょう。彼が飛びつくような珍しい話題を提供すれば、ちゃんとアナタの目を見てくれるかも…です

2.彼が話すとき自分ではなく別の女性を見て話す

グループ数人で会話しているときに、彼が自分以外の他の女性ばかり見て話していると『ああ、あの娘にだけ話を聞いてもらいたいわけね。』『私は、その他大勢なのね』と悲観的になってしまうものです。

偶然ということもありますが、やっぱり彼はアナタにではなく視線を多く投げかけている女性に興味を抱いている可能性が高いかも。

もしかしたら…

アナタのリアクションが薄すぎるのかも…

男性は、同調してくれたり興味深く話を聞いてくれる女性に好感を抱くものなので、彼とのアイコンタクトを多くしたいのなら彼の話を熱心に聞いて『そうそう』と大きく頷くなどして共感を示し、自分の存在をアピールして下さいね。

3.ビジネスライクな姿勢を崩さない

会話するビジネスマン

  • 休憩中の雑談でも敬語を崩さない
  • シゴトの話しかしない

など、こちらがどんなにフレンドリーに接しても、どこかピシッと入り込めない空気感を出して一定の距離をキープされ続けると、やはり『自分には気が無い…』との判断に至ります。

仕事上で知り合った男性に片思いしているのであれば、恋愛感情が業務に支障をきたすことを怖れて、意識的にアナタを女性として見ないように一線を引いている可能性があります。

また、社内恋愛に限らず、取引先などシゴト絡みの人と恋愛した場合、物事が巧く運ばなくなったとき自分の評価や成績にも影響することがあるので、出世を目指している人や高い実績をあげることを目標にしている男性は慎重になります。

いずれにしても、今はアナタよりもシゴトを優先しているのは確かなこと。

4.目の前でオナラやゲップを平気でする

「脈あり」「脈なし」を問う以前に、この行為はチョッと失礼ですよね。

一般的にはマナー違反とされていることを平気でしてしまうようなら、やっぱりアナタを恋の対象として意識していないのかも知れません。

ナゼなら、好きな女性の前では紳士的な態度で臨もうとするのがオトコだからです。

好きな女性の前でもプープー恥じることなくオナラをしたり、相手を不愉快にさせるゲップがしてしまう(できる)のは、よほどの自信家かデリカシーのない人か消化器系が弱い男性でしょう。

もしかしたら…

「ワイルドな男らしさ」をアピールしているのかも…

『女性の前で失礼ね』って指摘したとき、彼はどんな反応を示すのでしょうか?

こっちに気があるなら、きっと自分のワイルド作戦が失敗したことを知って恥ずかしそうな表情を見せるはず。脈ナシなら『お前のことオンナだと思ってないよ』なんて酷い言葉が返ってくるかも。

5.他の女性の話を平気でする

彼氏の話に悲しむ女性

会話中にモデルやアイドル、女優の話題で盛り上がって『俺、ファンなんだよね』と、嬉しそうに恥ずかしそうに言うのは男性として普通の反応だし可愛いものです。

でも、身近にいる友人や同じ立場の同僚の女性のことを話題にして『俺の好きなタイプなんだ』とか『彼女、付き合ってる男いるのかな』などと、あなたに相談して来たら、まず脈なしと考えるべき。

もしかしたら…

ヤキモチを妬かれたいのかも…

6.『イイ女と出会えない…』と本気で嘆く

  • 『俺ってホント、女運が悪いんだよね』
  • 『イイ女って、なかなか居ないもんだね』

と…、しみじみと自分の不遇な恋愛事情を語って愚痴ってくる男性は、アナタのことを「相談に乗ってくれる良き友人」としか思っていません。

ただの友だちから親友、親友から恋人へと関係が変わっていく場合もありますが、現時点では恋愛対象とは思われていないわけです。

もしかしたら…

アナタから告白して欲しいのかも

嘆く男

ずっと片思いしている自分の気持ちに気づいてほしいなら『目の前に、こんなイイ女がいるのに気がつかないの?』と勇気を出して告白っぽいことを言ってみるのもアリ。

7.他の女性とデートしたことを話す

  • 『この前、女の子と飲みに行ったらさ…』
  • 『気になる子がいたから、映画に誘ったんだけど…』

など…、他の女性にアプローチを仕掛けていることや、デートしたことを報告するのなら、このケースもやはり「ただの恋愛相談役」と思われている可能性は否定できません。

何故ならデートに誘った女性の態度や言動をアナタに詳しく語って、同性として、その女性に好感を持てるかどうかなどを判断してもらいたいときに男性がとる行動パターンだからです。

「脈なしだけど、信頼はされている」ということでしょうか…。相談に乗ってあげているうちに、さらに信頼を得て仲良くなるという希望もありますが、片思いしている側としては辛い現実ですね。

8.『女と付き合うのは面倒くさい』と公言している

  • 男同士で遊んでいるほうが楽しい
  • 女性と一緒にいると気を遣いすぎて疲れる
  • 過去に散々、女性に振り回された経験がある

これらのことが女性との交際を極端なくらい避けている理由として考えられますが、実際、恋愛は体力・気力を要するので、本当に好きでなければ想いは長続きしないものです。

疲れ果てた男

また、あなたが片思いしている男性は「熱しやすく冷めやすい」という性格を自覚していて、恋愛感情を表に出さないようにしているのかも知れません。

もし、そういうタイプだとしたら、瞬間的に好きになってもすぐに飽きてしまったり「はしか」のように熱に浮かされて我を忘れても熱が下がれば冷静な自分に戻ってしまうのが怖いのです。

もしかしたら…

まだ本気で好きになれる女性と出会っていないのかも…

9.趣味に夢中で、気にも掛けてくれない

趣味にどっぷりハマり没頭している男性は「趣味に恋をしている」ので、その時点であなたは失恋しているようなもの。好きなことに夢中になっている彼の気を引くのはなかなか大変です。

アウトドアが趣味の男性だったら、『次の連休は槍ヶ岳の登山に挑戦する』『そのためには体力作り』『登山グッズも揃えなければ…』となりますよね…。

登山に限ったことではありませんが、スポーツでも何でものめり込んでいる趣味を持っていると、まず自分なりの目標があって達成するために準備したり、チャレンジすることを考えるとワクワクして女性のことが目に入らない傾向があります。

ゲームをする男

また、インドア派でゲームが大好きな男性であれば「ず~~っと、一日中、ゲームができる環境にいられれば幸せ」なのです。

つまり、彼らは女性がいなくても充実した時間を持てるということ。

もしかしたら…

趣味の延長で出会った女性になら興味を示すのかも?

脈なしでも片思いする価値はある

誰かに心を奪われて好きで堪らなくなったものの、態度や発言や仕草などから自分に脈がないことを思い知らされる瞬間って本当に切ないものですよね…。

でも、落ち込んでいてもしょうがないのです。地球上にこれだけ多くの男女が存在する中、自分が好きになった人と両想いになれる確率って低くて当然なのかも知れません。

ただ「人を好きになること」「片思いの切なさを知ること」は人生において、とても大切なことです。好きな人の発言や一挙手一投足で自分の心も揺れて変わっていくのも、片思いの醍醐味です。

実らない恋であっても、その人を思いやったり、せつない想いに耐えたりしているうちに女性としてもひとりの人間としても感情が豊かになり、精神面での成長は著しいことでしょう。

片思いの相手に自分の気持ちが通じずに哀しい想いをすることはあるでしょうが、「一生懸命にひとりの男性を好きになった」経験は女性にとっては、何にも代えがたい宝物になってくれるはずですよ

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島田みずき

長年、作家活動のために取材を重ね集めた情報や経験を活かして恋愛や結婚やライフスタイル記事を中心にお届けします。