亭主関白になりやすい男性の特徴チェック!
亭主関白でグイグイ奥さんを引っ張っているように見えていても、実際は思いやりに溢れた愛妻家の場合があります。見た目はソフトで優しそうでも、口答えした途端に暴力的な発言をして本性をあらわすタイプに要注意。
このタイプ!亭主関白になる可能性あり
結婚してからも“共働き”をするカップルは多く、家庭内で男女の役割が「平等」になってきましたが、亭主関白になる可能性が高い男性も健在です。
亭主関白とは、文字通り家庭内で「関白」のように権力を振りかざして威張る夫のことですが、お互いに働いているのに「あれをやれ」「これをやれ」と妻だけが命令されるのは御免です。いや、専業主婦であっても思いやりの欠片もない横柄なダンナは御免です。
できれば共働きをする・しないに限らず、優しく、思いやりをもって接してくれる男性と結婚して、互いを気遣いながら良い夫婦関係を築いていきたいものです。
今回は、実際に身近な”殿さま関白亭主”をじっくり厳しく観察して、亭主関白になる可能性が高い男性の特徴をピックアップしました。気になっている男性や彼氏の日ごろの行動や発言に当てはまっていないか要チェック!
長く付き合っているのに束縛が激しい
付き合って間もないラブラブな時期は、恋愛感情が高まっているので激しく束縛することも珍しくありません。
しかし、亭主関白になりやすい男性は、交際期間が年単位になって落ち着いても良い頃なのに「どこへ何のために行くのか?」「誰と何のために会うのか?」「一日何をしていたのか?」など、事細かく知りたがり、「あれをするな」「これもダメだ」と従うことを強要します。
この場合の「束縛」は「相手への愛情」とは違います。妻や彼女をパートナーとしてではなく「所有物」と思っているので、王様(俺様)に従う家来や奴隷のように扱います。
亭主関白の特徴チェック
・同性の友達との交流も嫌がる
・時間帯も考えずに、突然呼び出すことがある
・思い通りにならないと、キレたり、怒ったりする
・携帯の返信が遅かったりしたら怒る、機嫌が悪くなる
このタイプは「自分の考えや生活スタイル」は全く変えずに、すべて相手が自分に合わせてくれることを望んでいて、思い通りにならないと暴力的な言動をとることもあります。エスカレートすると深刻なモラハラやDVに発展するケースもあるので要注意。
家事を一切やらない
実家を離れて暮らしたことがなくて「家事は自分がやるべきことではない」という認識が強い男性も亭主関白の要素たっぷりです。共働きであっても「妻が家事全般をやってくれるものだ」と信じて疑いません。
亭主関白の特徴チェック
・家事は女性の仕事だと思っている
・働いていれば男の役割は果たしていると思っている
家事経験の無い男性が亭主関白になりやすいのは、家事の大変さを一切知らないからです。「母親が文句も言わずにやっていたので、妻がやって当然だ」と何の罪悪感もなく全てを押し付けてきます。
「少しくらいは手伝おう」「自分が使った皿くらいは洗おう」「彼女の体調が悪いときくらいは掃除機をかけよう」などと、家事が苦手で積極的ではなくても「協力しよう」という思いを行動に表し、更に「手伝ってやった」と嫌味なアピールをしない人の場合は、威圧的な亭主関白になる可能性は低いです。なぜなら、その行動は「優しさや思いやりの証」だからです。
一方で奥さんが高熱を出していようと、家事と仕事の両立で寝不足が続いていようと、仕事で帰宅するのが遅くなるから「簡単な物を自分で作って食べておいて欲しい」と言っても、「ご飯の支度は女の仕事だ」と一切、協力する気がない、思いやりに欠けた人は厄介な亭主関白になりやすいのです。
言葉で感情を表現するのが苦手
「愛している」「好きだよ」はもってのほか、「ありがとう」や「ごめんね」の一言を口に出すことにも躊躇(ためら)いがあり、照れ隠しから、威圧的で本心とは真逆の態度をとるのも亭主関白になりやすい男性の特徴です。
「『妻や本命』と認めているパートナーに対して、あえて感謝の気持ちを言葉で伝える必要はない」と考えているので、「靴下を履かせて!」「御飯の用意をして!」と自分でできることでも命令したり、甘えたりするくせに「ありがとう」を言いません。自分が悪いと思っていても、相手に折れることを求めて謝りません。
学歴や給料を自慢する
学歴や収入がステータスを決めると思っていて、「自分基準の優秀レベル」をクリアしていることを自慢気に語ったり、尊大な態度にあらわしたりする男性も残念な亭主関白タイプ。
亭主関白の特徴チェック
・高学歴を自慢する
・自分から年収を教えてくる
・自分を大きく見せたがっている
・自分より年収や学歴が低い人を見下す
女性に対して「こんなに凄い自分の妻になれたんだから、俺の言うことをきくべき」と信じ込んでいるので、反発されると妻と自分の財力や知識をくらべて「俺が上だ」ということを強調し徹底抗戦してきます。
自分の話しかしない
会話は2人以上で楽しんでこそ成り立つのですが、人の話も聞かず、一方的に喋り続ける男性も亭主関白になりやすいタイプ。
亭主関白の特徴チェック
・話の腰を折って自分の話に変える
・ずっと自分だけ話し続けている
・相手が話し終わるのを待っていられない
・自分の話なら何時間でもする
自分の話を伝えることに夢中になり、相手に意見を言わせたり、ちゃんと表情を見ることもないので「自分の考えに賛同してくれている」と勝手に思い込み、自分勝手な振る舞いをしていても大丈夫だと勘違いをします。
亭主関白になる男性の多くは、「自分は何をしても妻に嫌われない、好かれている」と勘違いしているケースがよく見られます。
自分さえ良ければいい
「相手のために何かしてあげよう」という気持ちが全くなくて、自分が満足して楽しければ良いと思っている男性も亭主関白タイプです。
亭主関白の特徴チェック
・自分の分しか食べ物を買ってこない
・指図されるのが嫌いなのに人には命令する
・デートの予定は彼の都合や希望を優先する
・自分は遅刻するのに、相手の遅刻には厳しい
相手がどんな不満を持っているかなんてお構い無しなので、「もっと私のことを考えてほしい…」と伝えても聞く耳を持たず、家デートするにしても自分用のお菓子や飲み物だけ買ってきて、彼女が「何を食べたいか?」を気にしない、または「買ってこない」のも特徴です。
いい家柄の長男
両親や祖父母にまで大切にされ、本当に王子様のような扱いを受けてきた男性は、結婚をしても女性に対して自分を王様のように扱うのが当たり前だと考えています。
亭主関白の特徴チェック
・親族が彼を異常なほど可愛がっている
・親が何でもしてくれるので、苦労をあまり知らない
・両親も「妻は夫のために尽くすべき」と考えている
・基本的に自分では何もしない
「妻となる女性はこういうもの」という概念を、子供のころから親がしっかりと教育をしているケースが多いので、考え方を変えるのは難しい「困ったタイプの亭主関白」になります。
女性を下に見ている
基本的に男は女よりも優れていると考えていて、例え、奥さんが働いていても給料が自分より少しでも低ければ「俺のほうが稼いできているんだから、その分、家のことはお前の仕事だ!」と理不尽な理由を押し付けてきます。
亭主関白の特徴チェック
・「女なんだから」という発言が多い
・「仕事は大変だけど家事は楽だよね」と、家事を軽視する
・「男には責任ある仕事があるんだよ!」と、女性の仕事には責任がないと考えている
「男は優位である」というプライドから、女性に口答えされると「女は黙っていろ」と、自分の意見を押し通そうとします。
また、家事を「雑用」と考え、自分は外で立派な仕事をしているのだから、雑用ぐらいは自分と比べたら何もしていない女がやるもの、と偏った考え方も特徴です。
外面が素晴らしい内弁慶
ご近所さんや職場の人には「優しくていい人だね」と言われるが、2人きりになると別人のように態度が変わる「外面のいい人」は悪質な亭主関白タイプなので要注意です。
亭主関白の特徴チェック
・外では気遣いができる
・他人には素晴らしい笑顔で接する
・人前で見栄を張りたがる
・円満だと他人にアピールする
・他人に家事を手伝っているアピールをする
外では善人のように振る舞っているのに、2人になった途端に態度を豹変させるのは妻(彼女)を「自分を良く見せるための道具」として扱っているからです。
また、外でヘラヘラ笑って楽しそうに喋っていても、実は腹のなかに不満を抱えていて「気に入らないな、あの野郎…」などと、本人に言えない鬱憤をパートナーに向けて発散する小物なのです。
恋人として付き合っているときから極端な二面性の兆候が見られるようなら、危険なタイプの亭主関白になる可能性大。
亭主関白の家庭で育った
家庭環境で得た価値観は簡単には変わりません。特に亭主関白の家庭で育つと少なからず、子供は影響をうけます。亭主関白ぶりに母親が苦労しているのを見てきた場合は、父親を反面教師にして妻を思いやり、寄り添う夫になるケースも多々あります。
しかし、理不尽ともいえる父親の関白ぶりにも全く反論もせず、素直に従っている母親を見てきた場合は、無意識のうちに「父親とはこういう態度をとるのが当たり前で、自分もそうなるべきだ」と刷り込まれ、同じような価値観を受け継ぐこともあります。
厄介な関白タイプは早めの対処が吉
いつの時代も徹底的に女性を従わせようとする亭主関白タイプの男性は存在しますが、中には、わがまま放題な振る舞いでパートナーを従えているように見えていても、実は賢明な女性の手のひらの上で転がされている「亭主関白にみえる男性」もいます。
思いやりに欠けて、威圧的で身勝手な言動が目立つ「悪質な亭主関白タイプの彼氏」に我慢ばかりしていても、結局、調子に乗らせてしまうだけなので、考えを改めてもらうために「全てあなたの思い通りにはなりません」と毅然とした態度をとることをオススメします。
かかあ天下や対等な夫婦関係を目指しているのなら、結婚する前に相手のタイプを見極めて対処しておきましょう。