結婚式は挙げない?
“ナシ婚”派のカップルが急増中!
「絶対このドレスを着て式を挙げたい!」
「海外挙式でゴージャスにしたい!」
などなど…女子の結婚式にかけるや理想はとどまることを知りませんよねしかしその一方で、結婚式を挙げない“ナシ婚派”が急増しているという事実、アナタはご存知でしたか?
なんでも「人前で目立ちたくないから」「お金が掛かるから」という理由が主なものだそうですが、婚活や今のカレとの結婚を考えている女性としては、もっと明確かつリアルにメリットやデメリットをチェックしておきたいところですよね
そこで今回は“ナシ婚”を選択した10人の女性たちに、リアルな当時の裏話をリサーチしました!
1.結婚式の費用を生活費に…
私と主人はナシ婚を選びました。友人など周囲の人たちが結婚式を挙げる中なぜ結婚式をしないという選択をしたかというと、お互い結婚式に対するあこがれがなく、結婚式に使う分の費用を生活費に回したいという意見が一致したからでした。「自分たちの結婚をそこまで大々的に報告するというは照れてしまうよね」と二人で話合い、ナシ婚に決めたのでした。
結婚式をしなかったメリットとしては、やはり貯金を新生活や生活費にまるまる回すことができるので、結婚初期から余裕のある生活ができたことですね。デメリットとしては周囲から「花嫁姿見たかった」と言われるくらいです。結婚式をあげる代わりに、節目ということで入籍日にちょっとリッチなレストランで食事をしたことです。
2.様々な要因が重なった結果
私たちカップルが結婚式を挙げなかったいくつか理由はありますが、結婚式を挙げなかったことについて後悔はしていません。まず、結婚式に夢や憧れを感じていなかったこと、二人とも人前に立つのが苦手だったこと、そして、結婚は生活のスタートと考え儀式にお金をかける必要を感じなかったことが理由です。
また、私(花嫁)の親戚関係が遠方の上に風習に決まりが多い土地柄で、半端じゃないお金と手間がかかりそうだったというのも大きな要因でした。私自身は親戚付き合いが薄く育ったことで、このように感じるのだと思います。最後に、両家の両親がそれでも良いと言ってくれたことがあり、結婚式を挙げないという選択をしました。
3.式を挙げない分、旅行をリッチに
結婚式を挙げないことにしたのは、旦那も私も結婚式にあまり魅力を感じないタイプだからです。結婚式の費用を貯金にまわすということにお互い同意見でした。なので、結婚式を挙げなかったことのメリットは、かなりのお金が節約できたことです。そのお金を使って新婚旅行として、ヨーロッパのほうに旅行に行く予定です♪
デメリットは身内(特にお互いの両親)に少し申し訳ない、と思うことでしょうか。せめて結婚写真だけでも撮ってお互いの両親に渡そうと思っているのですが、まだ実行していません。私も旦那もあまりそういうことに興味がないタイプなので…。ちなみに入籍した日には、旦那と少し良いレストランでディナーを楽しみました。
4.転勤で離ればなれに
結婚するまで10年間付き合っていた私と夫。なかなか結婚へ踏み出すタイミングがないままズルズルと一緒にいましたが、私の転勤で離ればなれになることが決まり、結婚を決意しました。しかし私の転勤先は長野、夫は東京、さらに双方の実家はまた別の県で、式をするにもいったいどこで行えばよいやら…。
家族だけのささやかな式も検討しましたが、「結婚式をする以上はみんなにお祝いしてもらいたい」という思いが強く、しかし人を呼ぶには多額の交通費が…などと堂々巡りをしているうちに、新生活の忙しさにまぎれて式の話は自然消滅し、現在に至っています。単身赴任が終わり、晴れて同居できたら家族だけでささやかなフォトウェディングでもできたら、とは思っているのですが…。
5.友人の少ない私たち
私たち夫婦は、結婚を決めたときから結婚式は挙げないと決めていました。というのも、私たちは二人とも狭く濃い友人付き合いをしていたので、交友関係がとても狭かったのです。つまり、招待する友人が少なかったんです。私は地元をはなれて暮らしていたので、親戚も遠方に住んでいるし、年寄りばかりなのでこっちまで出てくるのは大変だろうと思いました。彼も、同じような感じでした。
最終的には結婚指輪を買って記念に写真を撮り、「結婚しました」の報告のはがきを親戚に送るだけで終わりにしようと言うことで落ち着きました。結婚式をしなかったので貯金は減らず、その分で新婚旅行はとても豪華な旅をすることが出来ました。友人たちはホームパーティーのような感じで祝福をしてくれました。盛大な結婚式を挙げてはいませんが、私たち夫婦の大切な記念日で思い出になっています。
6.子どものための貯金を考えてのナシ婚
私と主人は、お互いが20代前半のときに、妊娠が発覚して結婚しました。 私の両親は「せっかくなので小さい結婚式だけでも挙げたらいいのではないか」と言っていましたが、主人と話合って結婚式を挙げないことを決めました。 結婚式を挙げなかった理由は、お互いに若く貯金が少なかったので、お金は生まれてくる子どものために出来るだけとっておこうということでした。
結婚式を挙げなかったメリットは、お金を子どものために使えたことと、妊娠が分かってからの短い期間で結婚式の計画を立てることがなかったので、出産までの時間を主人と二人でゆっくり過ごすことができたことです。 デメリットは、ウェディングの写真などがないことですが、結婚式を挙げなかった代わりに、子どもが少し大きくなったらスタジオで写真を撮ろうと主人と約束しています。
7.外国人の旦那との結婚で…
私の夫は外国人です。そのために結婚することになったときには両方の国の法律に沿っていろんな書類を用意したり届出をしたりする必要がありました。時間もお金もかかり、結婚は決まったけれど挙式をどうするというような状態ではなかったのです。
仲良しの友達や家族には、お披露目パーティーということで食事会などは行いましたが、挙式・披露宴というような改まった形をとることができませんでした。実際のところ、挙式するというだけでもそれぞれに招待したい人たちがありますし、どちらの国で行うかによっては招待する人に負担がかかることもあるので、現実的にやはり無理がありました。
ただ、ちゃんとした挙式・披露宴をしていないために知り合いの中には「結婚したことを知らなかった」とびっくりされる場合も…。ハッキリとした二人で、お祝いできる記念日のようなものもあやふやで、届けを出した日にするかでもどちらの国で届けを受理された日にするかなども迷います。ただ、挙式準備のためにいろいろ揉めるということもなかったし、大切な日を二人だけの思い出にもしておけるのもよかったな、と考えています。
8.浮いた費用を住宅購入資金に!
私たち夫婦がナシ婚を選んだ一番大きな理由は、夫婦のどちらも親との関係に問題があったからです。私の方は両親とうまくいっておらず、結婚式につきものの新婦による手紙朗読をしたくありませんでした。夫の方は両親が小学校入学前に離婚しており、以降まったく連絡をとっていなかったのです。私も夫もそのような事情があり、やらないという意見で一致しました。
挙げなかったことで感じたメリットは、結婚式にかかるはずだったお金を住宅購入にまわせたことです。結婚式をあげない代わりに、結婚してすぐに中古住宅を購入することができました。デメリットは、友人の結婚式に出席する際にちょっと羨ましさを感じることくらいです。とはいっても、今はフォトウェディングもあるし「ドレスを着てみたかった」という希望はいつでも叶えることができるので、私たち夫婦はナシ婚を選択して非常に満足しています。
9.式の代わりに贅沢な旅行を
遠距離で付き合った彼氏とやっと同棲を始めて、プロポーズをされるまで4年かかりました。「多分プロポーズはされないまま結婚の流れになるんだろうなぁ…」とも思っていましたがその通りでした。コチラから「結婚とかどうするの?」という流れで気が付けば親の顔合わせが先になってしまい、あわてて「結婚しようか」という言葉を相手から聞いた感じです。そのコトがあったからでしょうか、「結婚式」に対するイメージが随分変わってしまい「そのお金があるなら、結婚旅行の方に使いたいな」と考えたのです。
旅行が大好きな家で育って私なので、新婚旅行はとっても楽しみにしていました。式を挙げるとどうしても出費が気になるところですし、その金額を他にまわせたというメリットはやはり大きかったです。旦那側は旅行を全くしない家だったそうで、思い出作りには最高だと喜んでいました♪また、結婚式は挙げなくてもドレスを着て写真撮影だけはして、両親にはデータやアルバムなどを送ってあげました。
デメリットとしては「結婚式」の話が出た時に「あー…挙げてないんだよね」てちょっと恥ずかしい思いをしたりするコトですね。「でも!その分旅行をリッチにしたよー」と挽回してやってます!二人の思い出になるのならば、特に結婚式は挙げなくてもいいのではと思いますね。
10.私達はフォトウェディングで充分でした
私達が結婚式をしなかったのは、お互いの兄弟が誰も結婚式を挙げなかったからです。なので、写真は撮れればいいなとは思っていましたが、結婚式をあげようとは全然思いませんでした。結婚式の準備は打ち合わせなど大変だと聞くので、結婚式をしないことで、お金や労力を費やさなくていい面ではメリットでした。しかし、お互いの交友関係や親戚関係が分からないこともあり、そういう面ではデメリットだったと思います。
結婚式は挙げませんでしたが、希望通りフォトウェディングは撮りました。その時点で、お腹に赤ちゃんがいて疲れやすくなっていたのでドレスは一着しか着ませんでしたが、今思えば、せっかくの記念だからもう何着か着れば良かったというのが少し心残りです(笑)また、結婚後に近場に1泊だけ旅行へ行きました。観光地に行ったりした訳ではありませんが、新婚旅行にも行けなかったのでこれが良い思い出になりました。
やはり挙式費用が浮いたことが大きい?
結婚生活の費用、将来の子供のため、あるいは、お腹にいる赤ちゃんへの負担を考えて無理をしないためにナシ婚という選択をした…というカップルが多数!中には外国人の旦那様との結婚により、ナシ婚を決意したという方もいらっしゃいました。
盛大に結婚式を挙げるとなると、どうしても多額のお金が必要となってきます。その費用が浮くことでハネムーン旅行をリッチな内容にしたり、中には二人の新居となる住宅を購入するという“代わり”の楽しみが増えるメリットが大きい模様。
「素敵な結婚式を挙げてたくさんの人に祝福してもらって思い出を作る」というパターンが典型と思われている中、こういった選択肢も増えているんですね。いずれにせよ、女性にとって“結婚式”は大きなイベント。いま一度、挙式に使うか、他のことに使うか、恋人とじっくり使い道を検討してみてはいかがでしょうか?