婚約後は誰にどの順番で挨拶するの?
浮かれる前にチェック!
念願のプロポーズをされて交際してきた彼氏とついに婚約!そうなったら思わずテンションが上がり、結婚式やウェディングドレスやハネムーンなどのことで頭がいっぱいになってしまいますが、その前に大事なことが二人を待ち受けています。それは彼氏や自分の家族への婚約の挨拶です。
挨拶に行く順番は?
事前の用意は何をしたらいいか?
冷静になって考えてみると、気になるポイントってたくさんありますよね。婚約後の挨拶の手順をちゃんと理解している方は意外と少ないのでは?
婚約の挨拶はこれから始まる新しい生活環境への本当の第一歩です。失礼なことをしてしまったり手順を間違えたりしてしまうと、後々になってからもネタにされて笑われてしまうかも…また、あまりにもマナーがわかっていないと結婚相手として認めてもらえず反対されてしまう可能性も。
今回は付き合っている恋人と婚約をしたら、誰にどうやって挨拶をすべきかを4つのポイントに分けて解説していきます
1.挨拶の前の準備が肝心!
二人の間で結婚しようと決めたとしても、突撃訪問のようにアポイントも取らずにいきなり挨拶に行ってはダメ。それぞれのご両親からの承諾を得ることが肝心。そのためにはやっておくべきことや事前の準備があることを覚えておいて!
婚約挨拶の前にやっておくべきこと
結婚を前提に交際している恋人がいることを、それぞれ自分の両親に話しておく
結婚後の生活や将来について話合い、二人の間での理想や話が食い違わないようにしておく
お互いの両親がどんな話題や物を好む人か教え合っておく
突然、結婚のことをご両親に話しても『そんな話聞いてないよ!』と反対されてしまう可能性があります。また、伝える際はメールなどの文章よりも自分の口から意思を伝えた方が良いでしょう。
また、挨拶のときに将来について具体的できちんとした説明ができないと、婚約に待ったを掛けられてしまうかもしれません。彼との細かい意思の疎通も必要です。
そして、挨拶の重要アイテムといえば手土産!ただの物ではなく、いわば「訪問先への気持ち」そのものです。相手のご両親の好き嫌いはもちろん、そこの地元にとってのありきたりなものを選ばないなど、二人で様々な点に配慮し合って喜ばれるベストな品を決めておきましょう。家族の人数に配慮し、持っていく量を考える工夫も必要です。
2.まずは自分(女性側)の両親への挨拶
最初に、彼氏と一緒に自分の実家へ挨拶に行きましょう。彼が手土産をちゃんと持っているかも忘れずにチェック!
この日、彼は訪問する側の人間です。話す相手に失礼のないように、身なりや言葉遣いに気をつけてもらって下さいね。うっかり、その家にとってのタブーやマナー違反を起こさないように、事前に打ち合わせをしておくと彼も安心できますよ
彼氏の服装はどうしたらいい?
白シャツ+ネクタイ+紺スーツが正式な場での定番であり最善手!
ちなみにスーツはグレーでも可!ただし、年輩の方ほど正式な場では濃紺のスーツという考えが強い傾向があります。
彼の仕事がスーツを着ない職種で持っていなかったり、両親から「楽な格好で、おいで」と言われたとしてもスーツは必ず用意すること!今の体格に合っていないスーツやヨレヨレのスーツもNG!必要に応じてレンタルサービスや貸衣装屋さんを利用するのも手ですが、今後、また改まった食事会の機会などがあることを考えると、やはり購入しておくのが無難ですね。
使う言葉は硬くなり過ぎず、年代が離れていても通じ合いやすい表現がいいでしょう。
でも待って!
ドラマのように、いきなり『娘さんをください!』はNG!
愛娘を物のように言われては、アナタのご両親も気分を悪くします。率直に『○○さんと結婚させてください。』などわかりやすい表現がGOOD!
人によっては、ここで一度断られる場合もあります。しかし、誠意を見るためにわざと反対して様子を見るご両親も…。そんなときは動揺せずに彼には『今日は失礼いたしますが、またご挨拶に伺います』と潔い態度でいてもらい、後日にまた出直せば必ず認めてもらえますよ
3.次に男性側のご両親への挨拶
次はあなたが彼のご両親へご挨拶に伺う番です。将来のお義父さまとお義母さまを前に緊張するかもしれませんが、なるべくリラックスして挑んでください。もちろん、気の利いた手土産も忘れずに!
ポイント!
女性の服装は清楚を意識!
スカート丈は長めで露出の多くないシンプルなワンピーススーツがオススメ!品のある女性の第一印象を与えますまた、女性なら慣れている方も多いとは思いますが、大切な日だからこそストッキングの伝線には気をつけて!替えをカバンに入れておいたり、応急処置ができる透明マニキュアなど用意しておくと安心して会話に集中できますよ。
また、派手すぎるネイルデザインは改まった席ではふさわしくないため、シンプルに押さえるのがベスト。綺麗にお手入れして磨いた素爪の状態か、ヌーディーなベージュやピンクの単色塗りが好印象です
相手の両親からたくさんの質問を受けますが、重要な「結婚を考えています」という意思表示や報告はカレから言ってもらうようにしましょう。女性として良い印象を与える行動のタイミングは、一度帰宅してから。家に帰ってからお礼の電話を掛けて感謝の気持ちを伝えましょう。
ココに要注意!
いくらご両親と仲良くなったり気を遣ってもらったとしても、初回の挨拶で彼の家に宿泊をすることはNG!勧められても『次回、泊まれる時間を作ってお伺いされていただきますね』と礼儀正しく引きましょう。
4.両家で顔合わせ
それぞれの家への挨拶が終わったら、それからあまり時間を空けずに両家での顔合わせをします。ここでも手土産は必要です!最近は結納をせずに挙式するカップルが増えているので、この顔合わせは挙式前の重要な挨拶の場でもあります。
他の親族に挨拶できる機会も!
顔合わせは特に決まったしきたりがあるわけではなく、地域によって形式は様々。参加者も、自分たちとそれぞれの両親だけとは限りません。
挨拶のときは会えなかった人、祖父・祖母や兄弟姉妹など今後の生活で特に親しくなりそうな親族も参加することがあるため、初対面の人にも失礼のないように言葉遣いや呼び方に気をつけましょう!
顔合わせとは言え、婚約指輪などの婚約記念品の交換お披露目会や記念撮影もあり、ただ会って食事するだけではないので、気合を入れて臨みましょう。両家初対面とは言っても挙式披露宴の規模などの話合いになることもあり、婚約中の二人で両家の仲を取り持つ必要があり気は抜けません。二人で力を合わせて頑張ってくださいね
挨拶が終わってからが本当のスタート!
婚約が認められたら、これからが大変です。行う場合は結納、結婚式の予算編成、日程や会場の最終決定、結婚式、入籍などまだまだやるべきことがたくさんあります。
お互いの家で結婚に対する考えが違ってしまい、意見が対立することもあるとは思いますが、やはり最初の挨拶や顔合わせ次第でそんな時にも円滑に物事が決まりやすくなります。
スムーズな結婚のためには婚約の挨拶が肝心。正しいマナーと誠意を持って、挨拶に挑んで幸せな結婚生活へ向けて歩み出してくださいね