熱帯夜対策・エアコンや扇風機を使わないエコ快眠法

熱帯夜対策は、いかにお金をかけず健康になれるかがキモです。涼しく寝られる環境を作ることで快眠を得ることが出来ますよ。寝る前の行動やベッドや布団にひと工夫をすることで上手に朝までグッスリと眠れます。

熱帯夜対策・エアコンや扇風機を使わないエコ快眠法

寝苦しい夜もグッスリ眠る熱帯夜対策

最高気温が30℃を超える日は、夜になっても気温が暑いままで寝苦しい思いをしますよね。せっかく寝付けたとしても1時間後には目を覚ますことを繰り返し、寝不足のまま朝を迎えることになります。

1日だけならいいですが、熱帯夜が何日も続くと寝不足によって体力も奪われ気をつけていても夏バテ気味になりますよね。

そこで、寝苦しい夜にグッスリ眠るために試したい熱帯夜対策を紹介します。

1.ウォーキングで身体を動かす

ウォーキングしている女

暑いのが苦手な人は、寝苦しい熱帯夜になると夜中に何度も目が覚めて困りますよね。眠る前に軽く運動をすればぐっすりと眠れるそうで、試してみたところ寝つきが良くなったそうですよ。

寝る前の運動を試した感想

夜に1時間ほどウォーキングをすることにしました。実際にやってみると思いのほか大変でしたが、シャワーを浴びて汗を流してから布団に入ると心地よい疲労感からあっという間に眠りにつくことが出来ました。

浅い眠りではなく、グッスリと眠っているため夜中に目が覚めることも無くなり寝不足も解消されましたよ。

2.長めのストレッチ

ストレッチする女性

睡眠導入剤を服用していても、暑苦しい熱帯夜には勝てずに夜中に目覚めることがありますよね。寝て起きてを繰り返すと睡眠が浅い状態が続き体調も崩すもの。眠る前にストレッチをするようにしてからは、薬を服用しなくても寝付けるようになったそうです。

ストレッチで熱帯夜対策

ストレッチは、寝る直前にやるといいと耳にしたので、やってみることにしました。

15分程度を目安に行っていて、普段からストレッチをしている人は、いつもより気持ち長めに行うといいと思います。

ふくらはぎ、太もも、肩甲骨をゆっくりと伸ばし、1番長めに行うのは「あぐらをかくポーズで股関節を伸ばすストレッチ」です。

股関節の柔軟性をつけることで、足・腰・背中全てにつながり、血流が良くなりますが、やりすぎると足をつりそうになるので、無理せずゆっくりとやってみましょう。

クーラーが効いた部屋にずっといると知らぬ間に血流が滞りがちになりますので、長めにじんわりと伸ばすと、血も流れ出し自然と凝り固まった身体が柔らかくなりますよ。

3.保冷材を使う

熱が出て具合が悪い時って、冷却材などを使って身体を冷やすと気持ちがいいですよね。実は、熱帯夜で眠れない時にも冷やすテクニックは効果がとても高く寝つきも良くなります。

保冷材を使った熱帯夜対策

保冷材をタオルで包みワキの下に挟むと、スッと体温が下がって少し寝やすくなります。これをやってもまだ寝苦しい時は、首の裏にも保冷材を当てるといいですよ。

ただ、冷えすぎて目が覚めることもあるので、保冷材の個数や大きさは調整しながら自分に合うサイズや個数を探してくださいね。

少し暑くて寝苦しい夜は、深夜になると涼しくなることを見越して保冷材の数を減らしています。

保冷材では冷たすぎる時は、おでこなどに貼りつける「冷却ジェル」や「氷を入れた水枕」でも良さそうですよね。

4.お風呂で体温を上げる

風呂につかる女性

気温の高い夏は、シャワーだけで済ませることも多いですよね。ですが、湯船にゆっくりと浸かり体温をじっくりと上げておくことで、寝苦しい夜でもグッスリと眠れるようになります。

お風呂で熱帯夜対策

寝る前に湯船へ10~15分ほど浸かり、体温を上げて発汗を促すことにより、体内にこもった熱が逃げるので寝る時には体温が下がり涼しく眠ることができます。

シャワーだけですと、十分に身体が温まらなく汗が出ずに老廃物も溜まるので、1週間に1回は湯船に浸かるといいと思います。

また、寝具も放湿・放熱性の高い敷きパッドを使い、風通しのいい場所を選んで布団を敷き「足首」「手首」「首元」を出したパジャマで眠ると涼しく、朝までグッスリと眠ることが出来ますよ。

5.ハッカ油を使う

せっかく涼感シーツや氷枕などで寝やすい環境を作っても、ハエなどが部屋にいると羽音がうるさくて眠れない時がありますよね。しかも、蚊がいると刺された場所がかゆくなりもっと眠れなくなる時もあります。

そこで、虫が嫌う匂いで清涼感バツグンの「ハッカ」を使って熱帯夜対策をしましょう。

ハッカ油を使った熱帯夜対策

寝苦しい夜には、以前「冷たく感じるシーツ」や「涼感枕カバー」を使っていましたが、身体に合わず寝てもすぐに目が覚める日々が続いていました。

また、窓を開けて寝ていてもいつの間にか蚊が侵入していて、血を吸われかゆくて目が覚めることも多くて困っていました。

そこで、虫が嫌う匂いといわれている「ハッカ」を使ったスプレーを作り、枕やシーツに吹きかけて寝たところスーッとした匂いに癒されてぐっすり眠ることが出来ました。

ハッカは虫が嫌うといわれている匂いなので、網戸に吹きかけても効果がありそうですよね。値段も安く1ボトルでたくさんの量を作れるので、オススメの熱帯夜対策です。

6.寝る前の過ごし方を見直す

眠る女性

涼しく眠れるように対策をしても、グッスリと眠れなければ寝不足の日々が続き体力が回復せずに夏バテになりやすくなります。熱帯夜対策と同時に「睡眠の質を高める」ことも大事になりますよ。

良い睡眠をとれる寝る前の過ごし方

熱帯夜対策には、足元や首元などの「血液の通り道」を冷やすことで、寝苦しい夜でも快適に眠れました。また、グッスリと深い眠りを得るためには、睡眠の質を高めることも大事です。

寝る前の過ごし方が重要で、眠れなくならないよう「考え事をしない」神経がたかぶるので「カフェインを摂取しない」血圧が上昇するので「熱すぎるお風呂へ就寝前に入らない」などを徹底しています。

また、ブルーライトは目を刺激して興奮状態にする(注1)ので「就寝前にスマホを見ない」こともやっています。実践した日はグッスリと眠ることが出来て、翌朝も気持ちよく起きることが出来ました。

自分に合った熱帯夜対策で快適な夜が過ごせる

エアコンの冷房や扇風機を使って寝苦しい夜を乗り切るのもいいですが、就寝時は体温が下がるので逆に冷えすぎて体調を崩すこともありますし、電気代もかかります。

機械に頼らないエコな熱帯夜対策で、暑い夏を健康に過ごしましょう。

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迫田春奈

ライフハックなど日常の役に立つ情報を中心にコラムを書いています。気になったことは自分で実際に試してみるのが好きです。