月一回の周期を活用するのが艶肌の近道!
女性にはだいたい一か月に4つの生理周期があり、肌が綺麗になる絶好のタイミングを逃さないためにも、まずは自分の生理周期を把握しておくことが大切!4つの周期によって、肌の状態が変化するため、艶肌を目指すなら周期によってスキンケア方法も変える必要がありますよ。
潤い・ハリのある艶肌をつくるために活用したいのが「卵胞期」のタイミング。女性ホルモンの影響を受けて何となく肌がくすんだり目のクマができたり、顔がむくんでパッとしない月経期などを過ごした後こそ、艶のある肌をつくるチャンスなのです。
「排卵期」
この時期は排卵により、女性ホルモンのプロゲステロンが少しずつ分泌される影響で肌が乾燥していく時期。
「黄体期」
この時期は吹き出物ができやすく、精神的にもイライラして怒りやすくなり「生理前症候群」の症状が出る時期。
「月経期」
この時期は受精しなかった卵子が体の外に排出される「生理」。血行が悪くなるため、くすみ等で肌の調子が悪い時期。
「卵胞期」
月経期が終わり、ここからの1週間は女性ホルモンのエストロゲンが活発に分泌され、新陳代謝が活発になる時期。肌にも潤いが戻る「卵胞期」が、綺麗な艶肌をつくる絶好のタイミング。
艶肌になるタイミングを活用する4つの方法
吹き出物など肌の不調を乗りこえて綺麗な肌をつくるベストタイミングである「卵胞期」の1週間を迎えたら「艶肌」を目指して実践したいスキンケア方法を紹介します。他の周期中はイマイチ実感できなかったスキンケア効果もアップし、どんどん綺麗な肌になることが出来ます。
1.新しいスキンケア商品を試す
肌が敏感なときは肌荒れや湿疹の原因になるので、新しいスキンケア商品を試すのは控える方が無難です。しかし、卵胞期は化粧品を変えるベストなタイミング!コスメを一新したい時はパッチテストのためにサンプルを試すのもこの時期に!
2.ピーリングをする
いつもの洗顔だけでは肌に古い角質が残ってしまうため、それが肌をくすませる原因になってしまいます。ピーリングは古い角質を取り除くスキンケア方法ですが、肌が敏感になっている時期は刺激が強すぎて肌トラブルを招くため、卵胞期以外に試すのはチョッと危険。
しかし、たとえ卵胞期であってもピーリングのやり方は「垢すり」のようにゴシゴシ擦るのはNG!肌に極力負担をかけないためにジェルや石鹸など、ソフトにピーリングができるアイテムを選んで!
ピーリングした後のお手入れ!
角質を除去した肌は乾燥します。いつもより多めに化粧水や乳液を使って保湿はたっぷりと!
3.リンパマッサージをする
体中を巡っているリンパに老廃物が溜まると体や顔がむくんだり、肌の調子にも悪影響を及ぼします。月経期はそのリンパの流れが悪くなるので不快な経験をした女性も多いはず。卵胞期を迎えたら、これまで溜め込んだ老廃物を流して「くすみ」などを改善するために簡単なリンパマッサージを実践しましょう。
鎖骨やひじの内側、ひざの裏側など、老廃物がたまりやすい場所を手で優しく撫でることがリンパマッサージのポイント。早く押し流そうとして強く押すのはNG!組織が傷つくこともあります。「優しく撫でる・ゆっくり押さえてゆっくり離す」これだけで充分リンパマッサージ効果が得られます。
リンパマッサージのメリット!
・目の下のクマ、肌のくすみが改善される!
4.ストレッチをする
月経期には、生理痛などで体を動かす機会が少なくなります。そのために血行も悪くなり、肌へ充分な栄養が行き渡らなくなります。生理が終わったらストレッチをして体内の血液やリンパの循環をよくしてあげると、他のスキンケア効果もアップして肌艶を早く実感できますよ。
ストレッチとリンパマッサージの注意点!
・マッサージ等を行なう前後は「水」補給をする!
・脱水防止のためにカフェインを含むコーヒー等ではなく「水道水・ミネラルウォーター」が理想。
周期を把握していれば余計なストレスもない
生理後の「卵胞期」は、特別なスキンケアをしなくても肌の調子が良くなっていく時期です。「あれ?何で最近、肌の調子が良いのだろう?」と思ったら、カレンダーをチェックしてみて下さい。
この周期を知らずに新商品のコスメを試しても、肌が敏感になっている時期なら思うような効果が得られずガッカリすることも多いはず。また「周期による仕方ない原因」なのに、それが分からず肌が吹き出物などで荒れてしまうと「お手入れしてるのに…」等と、ストレスも増大!これは肌にもっと悪影響を与えてしまいます。周期を把握していれば「今は仕方ない」と割り切って、適切なスキンケアができますよ。