バリ島のおすすめグルメ・観光スポット・お土産まとめ
バリに行ったら絶対に立寄りたい!食べたい!買って帰りたい!おすすめのビーチや食べ物や安くて可愛いお土産を紹介します。快適なバリ島旅行をするために、絶対に守るべき現地のルールも参考に!
アジアの楽園バリ島で自然と文化を堪能
バリ島は、インドネシアのジャワ島(首都ジャカルタ)がある東側に位置します。ジャワ島とバリ島の間は「バリ海峡」と呼ばれ、最も狭い場所は3㎞ほどの距離です。
そのため昔からバリ島とジャワ島は交流が盛んでした。「神々が住む島」とも言われ、バリ・ヒンドゥー教が根付いた地域でもあります。
バリ島は島国なので、ビーチリゾートでマリンスポーツが盛んという印象がありますが、バリ島の海は波が荒く海水浴に適した場所はとても限られています。
バリ島の気候は、一年を通して平均27度であり寒暖の差があまりありません。10月~3月は雨季になり湿度が上がり、雨が降ります。日本のような梅雨ではなく短時間に強い雨が降ります。
4月~9月は乾季になりほぼ雨が降りません。気温は上がりますが、湿度が低いので過ごしやすいのですが、直射日光が強いので紫外線対策を忘れずにしましょう。
今回は、バリに行ったらぜひ楽しみたい「食・観光・お土産」を紹介します。
バリ島おすすめグルメ
バリ島料理ときいて思い浮ぶ「ナシゴレン」は、インドネシア料理なので「バリ島の料理」というわけではありあません。
では、インドネシア料理ではなく、バリ島で有名な料理を紹介します。
バビグリン
たっぷりの香辛料と野菜を子豚のお腹の中に詰めて、棒に刺して丸焼きにします。街のいたるところで、グルグルと回転させながら焼いている様子を見ることができます。
バリ島料理で1番の伝統料理と言えばバビグリン。
神様へのお供え物としてバビグリンは、定番のバリ島料理です。バリの人々にとっても御馳走であり、みんな大好きです。
サテ
日本でいう「焼き鳥」のようなものです。鶏肉、牛肉、山羊の肉、豚肉、魚のつくね、アヒルなどを香辛料と一緒に焼き、ヤシの木の串に刺して焼いて食べます。
ピーナッツ味の甘いソースに浸けて食べます。私は初めてサテを食べたとき、ピーナッツの香りは漂っていましたが、甘辛ダレや塩気のある味をイメージしていたのでギャップに驚きました。
イカン・バカール
「焼いた魚」を意味するイカン・バカールは、いうなれば海鮮バーベキュー。バリ島では、ニンニクやコリアンダーなどのスパイスをペーストにし、魚にすりこませ焼きあげます。
観光客に人気のグルメでツアーのオプションに組み込まれるほど、バリ島の名物。
ラワール
ラワールもバリ伝統料理には欠かせない一品です。インゲンなどの野菜と豚の耳と皮を細かく刻み、ココナッツ・フレークを香辛料で和えた料理で、ワルン(バリ島の食堂)で食べられますよ。
ロントン
バリ風のお餅です。もち米を餅状にして食べます。ご飯の代わりで食べるのでサテと一緒に食べたり、カレーソースなどをつけて食べます。手でつまみやすい一口サイズで、屋台などで食べると小腹を満たしてくれます。
トロピカル・フルーツ
スターフルーツ、バナナ、パッションフルーツ、マンゴー、スイカなど、新鮮で美味しい南国ルーツがたくさん食べられます。
バリ島おすすめ観光スポット
バリ島は「神々が住む島」と言われている通り、寺院が多くパワースポットもたくさんあります。バリ島ではパワースポット巡りをして、たっぷり心のエネルギーを補充しましょう!
ウルワツ寺院
バリ島定番の観光スポットです。バリ島南部のバドュン半島の南西の岬にある高さ70mの断崖絶壁に建っています。
夕方6時から行われるケチャダンスを見るために多くの観光客が訪れます。
また、断崖絶壁から見る夕日はとても素晴らしいので、夕刻に合わせて訪れるのがおすすめです。
タマン・アユン寺院
バリ島で最も美しいと評されている寺院であり、世界遺産に登録されています。風光明媚な庭園と威風堂々たるバリ・ヒンドュー教を肌で感じることができます。
石の割れ目がありなんとも不思議な入口を抜けると、庭園、闘技場、寺院の境内と続きます。中には寺院に供えるカラフルな色をしたお供え物が売られています。
本殿には、「メル」と呼ばれる「宝塔」が10基も並んでいます。
バリ・ヒンドゥー教では奇数が神聖な数とされているので、多くの場面で奇数が用いられていますが、タマン・アユン寺院の本殿には珍しく、2重のメルがあることでも有名です。
タナロット寺院
中西部の海岸沿いに浮かぶ岩島に建てられているヒンドュー寺院で、まるで海に浮かんでいるような寺院です。
観光客は寺院の内部までは入れませんが、干潮時には陸続きになるので、寺院がある岩場まで歩いて渡ることが出来ます。参道にはお土産屋やカフェが多くあり、歩いているだけでも楽しいです。
ゴアガジャ寺院
インドネシア語で「ゴア=洞窟」「ガジャ=像」を意味します。像が居ないバリ島に、なぜ像の洞窟なのか?洞窟の入り口にある巨大な彫刻な何を示しているのか?今でも謎が残る場所です。
ヒンドゥー教の3大神が祀られており、僧が瞑想する場所や睡眠する場所など全部で15の横穴があります。
ウブド王宮
ウブドの中心部にあり、かつて王政時代の政治経済の中心地だった場所です。今でも王族の子孫たちが暮らしているので、見学できる場所は限られています。
しかし王族たちの華やかな世界を垣間見ることが出来ます。一般公開されている場所では、毎日行われる伝統舞踏公演を見ることが出来ます。
ウブド市場
ウブド王宮の目の前にあるウブドの中心的市場です。新鮮で安い食材が多く揃います。食材の他にも、お供え用の花や日用雑貨なども売られています。
昼前には朝市は閉まり、お土産雑貨や民芸品、絵画などを売り始めます。観光客が多く集まり、交渉によって値段が決まります。お目当てのものを激安で手に入れるチャンスです。
サヌール・ビーチ
バリ島で最も歴史のあるリゾートエリアです。サヌール・ビーチは静かなエリアで、欧米の中高齢者を多く見かけます。
自転車の環境が揃っており、レンタルサイクルも豊富です。ゆっくりビーチ沿いの遊歩道をサイクリングして、バリ島の思い出作りをするプランもお勧めです。
クタ・ビーチ
バリと言えば「クタ・ビーチ」と言っても過言ではないほど、バリの代表的な観光スポットです。もともと漁村だったクタ・ビーチには、ダイナミックな波を求めて世界中から多くのサーファーが訪れます。
クタのショッピングの中心地である「クタ・スクエア」から徒歩5分なので、買い物がてらビーチに立ち寄ることもできます。
ヌサドゥアビーチ
文句なしの一押しビーチです。ヌサドゥアは、五つ星ホテルが建つ高級ビーチリゾート地であり、セキュリティ検査も厳しく外部とはゲートと堀で区別されているほどです。
空港からは「ングラライバイパス」で結ばれています。
ビーチは浅瀬なので、子どもでも安心しで楽しめます。リゾート敷地内にはお土産屋、レストラン、バーなど色々揃っていて、「これこそアジアの楽園」といった感じでテンションが上がります。
バリ島おすすめ土産
バリには定番の可愛い物から不思議なセンスの品物まで、数多くの土産品があります。バリへ行ったら、ぜひ買いたい「バリ土産」を紹介します。バリでの買い物は、女性にとって夢のような時間を過ごせること間違いなしです。
手作りペーパー雑貨
ウブドにバナナペーパー専門店「リングシール・ペーパリー」というお店があります。バナナやココナッツの木や葉を利用して作られておりとっても味があります。
ムスティカラトゥの商品
インドネシアの高級コスメブランドといえば、「Mustika Ratuムスティカラトゥ」です。日本で売られているものは1本1000円しますが、バリで買えば100円~200円程度で買えちゃいます!コスメ好きの女性なら帰るだけ買って借りたい品物です。
ビーズ雑貨
女性が小さいころから馴染みのあるおしゃれアイテムと言えばビーズです。バリの定番雑貨にはビーズのポーチがたくさんあります。カラフルで種類も豊富でポーチや小銭入れとしても重宝します。交渉次第で100円以下と激安で購入可能なので、お土産として大量に購入するにもおすすめです。
お祈り人形
バリの雰囲気漂うお祈りをしている女性の人形です。部屋のどこに飾るか悩みそうですが、バリらしいお土産ではないでしょうか。
インスタント商品
ミーゴレンなどのインドネシアの料理って本当においしいですよね。日本へ帰国してからもその美味しさを味わうためにインスタント商品をお土産に買いましょう。スーパーで買えば安く手に入るし、種類も豊富です。
インスタントスパイスも豊富なので、日本であまり見かけないスパイスもこの機会に集めてみるのもいいかもしれません。
バリ島を満喫するためにマナーは守って
最後に、バリに行く前に知っておきたいのが「バリ・ヒンドゥー教」についてです。
バリ島では、インド仏教とヒンドゥー教が合わさった「バリ・ヒンドゥー教」というものが独自に存在します。
バリの人々にとって欠かせない存在で、日常生活や生活習慣のほとんどがバリ・ヒンドュー教と密接しています。
バリへ旅行に行くときでも気を付けなければいけないことが数点あります。
「左手は不浄」とされているので、握手をしたり物をもらう時は左手でしてはいけません。
バリ・ヒンドュー教では「頭に精霊が宿っている」と言われているので、子どもの頭を撫でることはしてはいけません。
これと同じ理由で、洗濯物を干すときは、下半身に身に着けるもの(ズボン、靴下など)は、頭上より上に干してはいけません。
寺院に入るときは肌を露出してはいけません。必ずサロンを巻いてお参りします。
「血は不浄」とされているので、生理のときに寺院には入れません。
バリの街を歩いていると、至る所で椰子の葉の上に白米がのっているのを目にすると思います。家の中と外に、それぞれ30箇所くらい置きます。毎朝、あらゆるところにいる神様にお供えをしているのです。
お昼前から夕方にかけては、色とりどりのチャナンと呼ばれるお花のお供え物を数十か所にお供えします。
このお供え物の用意は、主婦の仕事の一つでもあります。
日本では当たり前にしていることでも、バリへ行ったら守らなければいけないルールや習慣があります。短い滞在の旅行かもしれませんが、その土地のルールや習慣に従い楽しい旅にしましょう。