バリ島ひとり旅・クタ滞在を楽しむコツをリピーターが伝授

何度もバリ島ひとり旅に出かけたくなるのは、航空チケットや宿泊代や現地での食事代が安く、現地の人たちのホッとする人柄や陽が沈む絶景に魅了されたからです。女一人でアジア旅行を検討中ならバリ島がおすすめ!

バリ島ひとり旅・クタ滞在を楽しむコツをリピーターが伝授

バリ島は一人旅でも楽しめる

「神々が宿る島」と言われているだけあり、バリ島は不思議な魅力がいっぱいです。女性でも一人旅しやすく、すっかりバリの魅力にハマった私は、完全に「バリ島リピーター」となってしまったのですが、今回は「クタエリア」を拠点にバリ旅行を楽しんで来ました。

私が一人旅の女性に全力でインドネシアのバリ島をオススメする理由は、治安の良さ、物価の安さ、南国リゾート地らしいのんびりとした空気感や雰囲気、今も色濃く残っている独特の伝統文化、アジア的な街や市場の熱気など、バリ島で体感できるすべてのことが日本での生活に疲れたときや気分転換したいときにピッタリの旅行先だからです。

都会の喧騒(けんそう)から離れて、海が見える静かな場所へ旅に行きたいと思ったとき、定番の旅行先「ハワイ」では旅費や滞在費が高くつくし、カップルや新婚さん向けのプランが多いので、予算を抑えて一人旅をしたくても見つかりにくいので困ります。

グアムは若い子や日本人客が多いのでパス!モルディブは将来の新婚旅行で感動するために、楽しみにとって置いておきたいし(私にだって妄想する権利もあれば夢もある!)、なかなか計画が進みません。

その点、バリ島は一人で訪れる旅行者も多くショッピング、グルメ、伝統芸能、マリンスポーツやヨガなどの習い事など格安で楽しめる要素がぎゅっと詰まっているので「女一人でも行きやすい」のです。

ジュリアロバーツ主演の映画「食べて祈って恋をして」のロケ地としても有名ですが、バリに興味がある方は必見です。オーストラリアを中心とした欧米人観光客やサーファーも多いですよ。

LCC航空を使って安くバリ島へ行く

マレーシアのLCC航空「エアアジア」のセール時なら、航空券を格安で購入できます。今回は、マレーシアを経由してバリ島「イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(I Gusthi Ngurah Rai International Airport)」へ向かうルートで往復3万円程でした。

空港の風景

日本からマレーシアのクアラルンプールまで7時間、クアラルンプールで乗り換えて3時間程の距離です。ちなみに、日本からバリ島への直行便に乗りたい場合は「ガルーダインドネシア航空」の1社のみで、チケットの価格は8万円台からあり、所要時間は約8時間です。

目的別に滞在エリアを選ぶ

バリ島は宿泊するエリアにより、雰囲気や予算が大きく異なります。旅行目的によって滞在する場所を選ぶことがバリ島一人旅を満喫する重要なポイント。

ウブドの特徴

バリ中部にあり、棚田やバリ文化や多くの寺院が今も残っている

ジンバランの特徴

世界の有名ホテルが立ち並ぶ、高級ビーチリゾートエリア

スミニャックの特徴

オシャレな最先端の流行発信地

クタ・レギャンの特徴

西海岸にあり、サーファーや欧米の観光客が多い

サヌールエリアの特徴

東海岸にあり、長期滞在者が多い上品な街

ヌサドゥアエリアの特徴

インドネシア政府により開発された地域。セキュリティーチェックを受けてエリア内に入るため安全性が高い

西海岸にあるクタ・レギャンの街に滞在

今回、バリ島ひとり旅の拠点にした「クタエリア」には、高級5つ星ホテルから低価格なホステルまで幅広い形態の宿泊施設が揃っているので、旅行スタイルや予算に合わせて宿を選べるメリットがあります。

バリ島「クタエリア」

ング・ラライ国際空港から宿泊先のクタエリアまでは、タクシーで約2万ルピア(2,400円前後)でした。バリ島の西海岸の街で「バリ一番の繁華街」と言われているだけあり、夜もバーやクラブなどで賑わっているクタエリアは、アジア特有の雰囲気が好きな人にオススメです。

クタエリアのメインストリート

メインストリートには、お土産屋さんやマッサージ店がぎっしりと並んでいます。宿泊したのは4つ星の「ザ 101 レギャン バリ(The ONE Legian Hotel)」だったのですが、1泊約3,000円とリーズナブル価格!シーズンやプランにもよりますがオススメです。

部屋はこじんまりしたスーペリアで、一人で過ごすのに丁度良い広さでしたよ。素敵な屋上のテラスでの優雅な朝食タイムも魅力です。

「ザ 101 レギャン バリ」内部

101 レギャンバリ

住所/Jalan Legian no.117,Badung, Bali,Indonesia

クタビーチで贅沢な時間を過ごす

西海岸のクタビーチでは、夕日が地平線に沈む美しいサンセットを眺められます。ビーチには、ひと休みしているサーファー、バケーション中の家族連れ、カップル、そして何やら怪しい物を売る人など、様々な人が集っています。海辺で静かに過ごしたいのなら、日中よりも人の数が少ない朝の時間帯が狙い目ですよ。

クタビーチ

クタビーチは日本人にも人気の観光地なのですが、見かけるのは欧米人ばかりでした。サーフィンやダイビングやヨガの体験レッスンを日本語で受けられるので、バリ島への一人旅は新しい事に挑戦してみる良いきっかけ作りにもなりますよ。

また、ビーチでは独りきりで過ごしている人も多いので「おひとりさま」でも、周囲の目を気にする必要もありません!

クタビーチの近くには何軒もお土産さんがあり「見るだけ」と決めていても、価格が安いので次々と物を買ってしまいました(笑)。100円~300円くらいで土産物としても喜ばれる、可愛い雑貨類が購入できます。

クタビーチのお土産屋さん

街を散策していると南国的な植物やバリらしい建物が目に入るのですが、それらすべてが「あぁ、私は外国へ旅に来たんだな」と思わせてくれます。

クタエリアの建物と植物

バリ島での最高の贅沢は美しいサンセット

クタのビーチは夕暮れ時が近づくにつれて、空と海の境界がなくなっていきます。干潟が空や人々を反射し、鏡のように映し出す不思議な世界がひろがります。

クタビーチの夕暮れ

目をこらしてよく見ると、雲まで干潟に反射していますね。

日没の景色

日没の美しさを観られるのは「一瞬」です。地平線に太陽が眩しいオレンジ色の光をパッと放ち、あっという間に消えてしまうので最高の瞬間を見逃さないで下さいね。

日が暮れても絶景な海辺

息を飲むように美しい絶景に見惚れて、日が暮れてからも海辺に座って星を眺めている人たちが沢山いました。

クタビーチの朝

朝は太陽の光で目が覚めて一日が始まり、美しいサンセットを眺めながら一日を終えられるバリ島ひとり旅は、決して豪華な旅行ではないけれど、私にとっては最高に幸せで、最高に贅沢な瞬間なのです。

クタのマーケットで買い物をする

クタには洋服やアクセサリーや土産物や民芸品などを扱うマーケットがあります。小さな洋服店にはぎっしりと商品が並び、お土産探しにピッタリなスポットです。

クタのマーケット

バリ島で買い物をするときは「値段があってないようなもの」なのがポイントで、値札がついていないから買い手によって値段が違います。ちなみに、日本人は上客らしく、欧米人の倍以上の値段を告げられることも珍しくないので「値切り術」を習得しておけば、お得にショッピングができますよ。

気に入った麦わら帽の値段を尋ねたら20万ルピア(約2,000円)」と返答されたので「うーん高い。もう一声!」と何度か粘って交渉したところ、最終的に5万ルピア(約500円)まで安くなりました(笑)その他、染物のワンピースが7万ルピア、Tシャツは5万ルピアくらいで買えましたよ。

低予算で満腹になるローカル食堂を利用する

クタの街を歩いていて見つけたローカルな雰囲気満点の「ワルン・インドネシア(Warung Indonesia)」という、南国らしいオシャレな雰囲気の食堂に立寄りました。さすが観光客が多いバリ島!ローカル食堂とはいえ、ちゃんと写真付きのメニューがあって英語も通じました。

バリの食堂「ワルン(warung)」

バリで食堂は「ワルン(warung)」と呼ばれていて、100円~300円程の予算でお腹いっぱい食べられるので、予算を抑えたい旅人には魅力的なスポット!

しかし、ローカル食堂に限らず、バリ島では激しい腹痛におそわれる「バリ腹」への警戒が必要なので、消毒液を携帯して食事の前に使用することをおすすめします。

ワルン内のツアーデスク

店内には、ダイビングなどのツアーデスクもありました。レストランっぽい食堂ではテーブルに置かれたメニュー表をみて注文しますが、ローカルな食堂ではカウンターで好きな物を選んで店員さんに告げ、プレートに取り分けて貰うスタイルが多いです。

バリの食べ物はどれも美味しくて日本人の味覚に合うので、変わった食べ物を注文しない限りはハズレがなく安心です。

オーダー時に役立つインドネシア語を覚える

バリ島の地元の人同士は「バリ語」で話しますが「インドネシア語」もよく使われていて、レストランでも「バリ料理とインドネシア料理」が混在している感じです。

インドネシア語で「ナシ」は「お米」のことで「ミー」は「ヌードル(麺)」、「アヤム」が「チキン」で「ゴレン」は「炒め物や揚げ物」といった意味なのですが、この4つの単語を何となく覚えておけば、食堂で現地語が解らなくても何とかなります。

フライドライスの「ナシゴレン」、フライドヌードルの「ミーゴレン」、フライドライスにチキンが付いた「ナシアヤム」、焼き鳥に甘いソースをかけたような料理の「サテ」などの定番メニューがオススメです。焼き鳥風の「サテ」は、鶏肉以外にも肉や羊肉バージョンがあります。

バリの定番料理「ミーゴレン」

定番料理の「ミーゴレン」と「ビンタンビール」を注文したのですが、全部で3万ルピア(約250円)くらいと激安でした。

ワルン・インドネシア

Jl. Poppies Lane II, Gg. Ronta, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361

お洒落なレストランでもバリ料理を食べる

クタエリアは地元の人が利用するワルン(食堂)と、観光客向けのレストランがあります。値段も5~10倍くらいの差があとはいっても、物価が安いバリ島では1,000円程の予算でおしゃれなレストランで食事できるのも嬉しいポイントです。

クタビーチのすぐ近くにある「Tekor Bali Restaurant」は、サンセットの時間まで食事をしながらゆっくり過せるおすすめのスポットです。

クタエリアのローカル食堂

観光客をターゲットにしている店なので、食堂(ワルン)よりもキレイな印象です。ローカル食堂に抵抗があるのならレストランを利用しましょう。

サテのプレートとマンゴースムージー

「サテ」のプレートとマンゴースムージーが絶品でしたよ!

Tekor Bali Restaurant

Jl. Arjuna (Double Six Street), Legian, Kuta, Kabupaten Badung, Bali

気ままに街歩きをしてみる

バリはとても不思議なところで、伝統的な生活を守り生きている人々の姿に感銘を受けます。それとは反対に、観光エリアでは西洋的なスタイルのレストランやバー、ブティックなどが並び、同じエリア内でまったく違う世界が共存しているのを垣間見られる点もバリ島の魅力のひとつ。

バリでは毎日、決まった場所に「チャナン」と呼ばれる花を神様に添える習慣があり、街中を歩いているとポツンと置かれた花と食べ物をよく見かけます。

バリの習慣「チャナン」

朝、お花とお香が混ざった匂いが風にのって流れてきます。セレモニー帰りで伝統服を着た地元の人たちにカメラを向けるとポーズをとってくれました。

陽気なバリの人々

陽気でフレンドリーな人が多いのも、ふらっと定期的にバリ島に一人旅へ出かけたくなる素敵な要素のひとつです。

バリの人たちの日常生活に触れ「今日は良い一日だったな」と考えながら歩いていたとき、ある洋服店に目を奪われました。バリの雰囲気とはかけ離れているようなインパクトが強すぎる洋服の数々…。

バリの店で見かけた洋服

こんな強面のマネキンには、生まれて初めて出会いました…。紫のゼブラ柄のスーツは、一体どんな人がどんな場面で着るのでしょうか?次にバリへ行ったときに、また様子を見にいってみたい気になるお店です。

洋服屋で見かけたマネキン

バリ島ひとり旅の注意ポイント

楽しみがいっぱい詰まっている魅力的なバリ島へ、女性が一人で旅行をするときに注意しておくべきポイントがあります。

▼バイクに注意する

バリ島では車は効果なのと交通インフラがあまり整っていないこともあり、庶民の生活の足は主にバイクなのですが、事故が多発しているので細い道では気をつけて歩いて下さい!

現地では2人乗りはもちろん、夫婦と3兄弟の「一家5人乗りバイク」なんてケースも珍しくなく、なんと…、犬や家畜も同乗(?)していたり、山積みされた野菜や巨大な建築資材などを運んでいたりします。

▼詐欺タクシーに注意する

ガイドブックなどには「『ブルーバードタクシー(バリタクシー)』と呼ばれる、車体が水色で鳥のマークが書いたタクシーが安全」と書かれていることもありますが、実際にバリへ行ってみると「ブルーバードタクシー」ばかりです。

でも、よく目を凝らして見てください。公式のブルーバードタクシーと比べると鳥のマークが反対を向いていたり、鳥が違う種類だったり、車体が薄いパープルだったりする「偽物ブルーバードタクシー」が横行しているのです!

偽タクシー/見分けポイント

・鳥が反対側を向いている
・鳥の種類が違う
・車体の色が微妙に違う

残念ながらバリでも観光客を狙った詐欺やぼったくりが多発しているので「個人タクシー」や「非公式両替店」「バイクタクシー」などの利用はオススメできません。

次の写真の奥に写っている水色のタクシーが「本物のブルーバードタクシー」です。写真が切れていますが、手前の薄いパープルっぽいのは「ブルーバードタクシー」ではありませんので、車体の色を見分けるときに参考にしてください。

ブルーバード以外のタクシーがすべて悪質なのではありませんが、英語や現地語が話せないのなら利用は避けたほうが無難です。

バリの建物とタクシー

▼ヘンな日本語で話しかけてくる人に注意する

クタでは「怪しい人に遭遇する率」が他のエリアよりかなり高めです。クタの街中を歩いていると、様々なタイプの怪しい人に多く遭遇します。特に関わらなければ害はありませんが「日本人はお金を持っている」と悪い人たちの間では有名でターゲットにされやすいのです。

しつこく「飲みに行こう」とカタコトの日本語で声を掛けてくるお兄さんには、絶対について行かないでください。

また、地面に布をひろげて民芸品を売っていた年配の男性が、私の姿を見つけて遠くから「ハロー! ハロー」と大声で呼びかけて来て「何か買ってくれアピール」をしてきます。無視をして通りすぎようとすると、小さな声で「ハパ」と囁きます。さらに無視すると、最後に「オトコ」と三段階で営業を仕掛けてきます。

女ひとり旅には好奇心だけじゃなく「警戒心」も必要です。怪しい人は全員無視して、バッグのファスナーは簡単に開かないように厳重に閉めておきましょう。地元の警察も親切で「カバンのチャック閉めてね」「車道にカバンを置かないでね」と声を掛けてくれます。パトカーがまさかの痛車(?)でしたが、何かに困ったら声を掛けてみましょう。

バリのパトカー

クタ以外では怪しい人に遭遇しなかったのですが、東南アジアではよくあること。できるだけ回避したいのなら「ヌサドゥア、サヌール、ジンバランエリア」などに宿泊することをオススメします。

女一人で旅したくなる大好きなバリ島

今回は、クタエリアを中心にバリ旅行を満喫してきました。幾つか注意点を紹介しましたが、バリの人達のほとんどは本当に親切で温かいので、訪れるたびにホッとします。アジア、ヨーロッパ、アメリカなどを旅してきましたが、私のなかでは一番好きで忘れられない場所はバリ島なのです。

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