1日20回で目の疲れをすっきり解消!あごの筋肉ストレッチ!

長年悩まされて諦めかけていた原因不明の頭痛など、身体の不調を改善できる効果が期待できる簡単なストレッチを紹介します。顔の筋肉のなかでも肩こりや疲れ目などに影響を与える「あごの筋肉」を柔らかくしましょう!

あごの筋肉をほぐして目の疲れをスッキリ!

日常的にパソコンやスマホなどを眺める時間が長く、目を開けていることさえ苦痛になるほどの”目の疲れ”に悩んでいる方も多いのでは?

疲労回復のためにホットタオルを目にあててみたり、ジッと目を閉じるなど目の疲れを軽減させる方法はいくつかありますが「原因」を取り除かなければ、そのうちちょっと休憩したくらいでは疲れが回復せず、頭痛や吐き気なども引き起こす「眼精疲労」にまで症状が悪化しちゃうかもしれません。

実は、ツラい疲れ目の原因のひとつに「あごの筋肉の凝り」があるのです。

今回は銀座トリニティデンタルクリニック院長の福島一隆氏に「あごの筋肉の凝りと疲れ目の関係」「あごの筋肉をほぐして目の疲れを解消するストレッチ方法」を教えて頂きました。

あごの筋肉と疲れ目の関係

あごと目はとても離れているので、関係性がないように思いますが、あごの筋肉のひとつである「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」は眼球の真下の骨に繋がっているため、この部分の筋肉がこわばってくると目にも疲れを感じるようになるのです。

つまり、外側翼突筋がこっていたり、かたくなっていると、ただでさえ疲れている目にさらに負担をかけるわけなので、いつもより疲れ目がひどくなってしまうのです。

だからあごの筋肉(外側翼突筋)をストレッチによってほぐすことで、目の疲労防止や疲れ目の不快感を解消する助けになることもあります。

あごの筋肉が凝ると他にもこんな症状が…

⇒(めまい、ふらつき、不眠など)

このような様々な身体の不調は、もしかしたら「あごの筋肉の凝りが原因」なのかも知れしれません。簡単なストレッチで柔らかくほぐしてあげましょう。

まず自分の「あご」が凝りやすいかどうかチェック!

1.こんな生活習慣していませんか?

・気づけば歯をくいしばっている
・横向きで寝る
・歯ぎしりをする
・下を向いてスマホを見る癖がある
・デスクワーク中は猫背になっている
・組む足が左右どちらかに偏っている
・荷物を持つときの腕が左右どちらかに偏っている
・歯が抜けた状態のまま放置している

ひとつでも該当していたら?

あごの筋肉が凝りやすい生活をしています!

2.鏡を見ながらチェック!

・口がまっすぐ開かない
・顔が左右非対称
・椅子に座ると体が左右どちらかに傾いている
・口を大きく開けたとき指が縦に3本入らない。または4本以上入る。

ひとつでも該当していたら?

あごの筋肉が凝りすいあごの形をしている!

さて、いかがだったでしょうか?これらの項目にひとつでもチェックがついたのなら、あなたのあごは既にコリッコリかも知れません。

もし、目の疲れや肩こりなどの自覚症状があるのなら、これからご紹介する簡単なストレッチで凝りをほぐしてみてくださいね。

ストレッチであごの筋肉をほぐす方法!

生活習慣などが影響して凝ってしまったあごの筋肉をほぐす、口を開けるだけで簡単にできる「あごの筋肉ストレッチ」を紹介します。

外側翼突筋は外から刺激を与えて””揉む”のではなく、実際に筋肉を動かして凝りをほぐします。

あごの筋肉ストレッチのやり方

  • あごを突き出すイメージで前に出します

  • そのままゆっくり口を開き、無理のない程度に口を大きく開ける

  • 両側の耳あたりにある筋肉がほぐれているのをイメージしながら、その状態を1~2秒キープ!

  • ゆっくりと口を閉じ、あごを元の位置に戻す

『目が疲れてきたな…』と感じたときや肩こり予防&解消のために、このストレッチを数回1日20回くらい目安に実践してみてください。

※口を開けたときやマッサージ後に痛みがあるときは、無理をせず中止してください。

生活習慣を改善すればさらに効果アップ

ストレッチを習慣にして肩こりや目の疲れが軽減されたとしても”あごの筋肉が凝りやすい生活”をしていたら、せっかくの効果が持続せず、イタチごっこになってしまいます。

「背筋を伸ばす」「仰向けに寝る」「足を組まない」「左右どちらかに重心を偏らせない」これらのことは、普段の生活のなかで意識していれば改善できますね。

ご紹介したストレッチは目の疲れをスッキリさせるだけじゃなく、肩こり解消効果もあるので「あごが凝らない生活&ストレッチ」で、あごの筋肉をほぐす習慣をつけて健康的なカラダを手に入れてくださいね。

【教えていただいたのは】

銀座トリニティデンタルクリニック院長
福島一隆 氏

1995年、東京医科歯科大学卒業。98年、歯科医院を開業。その後、コロンビア大学、ニューヨーク大学などをはじめ、世界各地でインプラントを学び、スペシャリストとなる。

これまでに3000人以上の患者を治療するなかで、歯の治療とは一見無関係な体調不良を訴える例が多いことに着目。独自に研究を重ねた結果、口の動きに関わる筋肉(あご筋)のこりに、それらを改善するための大切なポイントを突き止めた。

本ページでご紹介したマッサージ方法の他にも、福島先生の著書「あご筋をほぐせば健康になる!」(アスコム)では、カッチカチに固まってしまったあごの筋肉を効率良くほぐすマッサージ方法が紹介されていますよ。