SNS依存症を改善する方法
パソコンや携帯、スマホ、タブレットなどの普及にともないLINEやFacebook、twitterなどさまざまなSNSを利用する人が増えています。それと同時に増えているのが「SNS依存症」。
- リアルな交流が減ってきた
- 気づくとスマホを触っている
- 朝起きてすぐにSNSをチェックする
- スマホを自宅に忘れると不安になる
- スマホを持ったまま寝ていることがある
- どこにいてもスマホをチェックしないと落ち着かない
これらに思い当たる人はSNS依存症かもしれません。実は、煙草やアルコールより依存度が高いと言われるほど怖いんです…。
SNS依存症になると…?
睡眠不足になる
体調が悪くなる
自制心が失われる
生活リズムが乱れる
現実で友人と会わなくなる
現実でのコミュニケーションが希薄になる
仕事や勉強など目の前にことに集中できなくなる
などの悪影響をおよぼします。SNS依存から抜け出せなくなる前に、しっかりと対処しておかないと「現実の世界が破綻」することにも繋がりかねません
そこで、SNS依存症を予防・改善する方法を紹介します!
1.できるだけ触らない
SNS依存症にかかっていると、普段から外出先でもわずかな時間を見つけては頻繁にスマホやタブレットをいじりがち。これではなかなかSNS依存を改善できません…。
- スマホはカバンに入れる
- 長くて複雑なパスワードに変更する
などして、スマホを使うためのハードルを少し上げてみましょう
また、SNS依存症の多くは仕事や学校が終わると真っ直ぐ帰宅して、そのままSNSをチェックし始めます。SNS依存症を克服するためには、できるだけパソコンやスマホ、タブレットなどに触らないようにすることが大切です。
スマホなどを触らないようにするには…?
買い物などを楽しみ、まっすぐ帰宅しないようにする!
ウィンドウショッピングなどは、店員さんとの会話を楽しむのも面白さのひとつですよね。図書館に寄って知識を深めるのもいいでしょう
他のことに時間を費やして、SNSに依存しない習慣を作ることが大切です♪
2.電源をOFFにする時間を作る
スマホやタブレットってどこにいても使えて便利ですよね。でも、だからこそ1日中電源が入ったままになりがち。
電源が入っているとどうしてもスマホやタブレットに手が伸びてしまうので、起きている時間帯の中から、スマホやタブレットの電源をOFFにする時間帯を決めて対策をしましょう。
慣れるまでは、仕事や学校に行っている時間帯だけでもOK。ただし、その間は休憩時間中でも電源をONにしないこと。映画やコンサートなど、どうしても電源をOFFにしなければいけない予定を入れるのもオススメですよ。
仕事や連絡でどうしてもOFFにできないときは…
SNSをチェックするのは1日2回まで
SNSを利用する時間は1日1時間まで
などのように、自分だけのルールを決めてみましょう!このとき、スマホやタブレットのアラーム機能を活用するのがオススメ。予め決めた時間にアラームが鳴るようにしておくことで「時間に気づかなかった!」なんてことを防げますし安心ですよね。
また、SNS依存症の人は、パソコンを使いたいときにすぐ立ち上がるように、スリープまたはログオフ状態にしている傾向があります。
パソコンが簡単に起動してしまうと、なかなかSNSから離れることができないためパソコンを使ったあとは必ず「シャットダウン」する習慣をつけましょう。
3.通知機能をOFFにする
スマホやタブレットにLINEやFacebookなどのSNSアプリは、更新されるたびに通知されますよね。通知が来るとついチェックしたくなるので、通知機能はOFFにしましょう。
iOS端末のプッシュ通知をOFFにする方法
- 設定をタップ
- 通知をタップ
- リストから通知機能をOFFにするアプリを探してタップ
- 通知を許可をタップしてON/OFFを切り替える
Android端末の通知機能をOFFにする方法
- 設定をタップ
- アプリをタップ
- 通知機能をOFFにしたいアプリをタップ
- 通知表示のチェックをタップ
- 別窓が開くのでOKをタップ
4.ネット以外の場所で新しい趣味を見つける
SNS依存症の多くは、現実の世界にSNS以上に興味や関心をひくことを持っていないという特徴がある傾向にあります。
SNS以上に興味や関心が持てること、楽しいと思えることが見つかれば、自然とSNSから離れていくので、現実で楽しめる趣味を見つけてみましょう。
でも、いざ趣味を見つけるとなると、どうやって探せば良いのか分からなくなってしまいますよね。そんなときは、次の「趣味を見つけるコツ」を参考にしてみてください。
趣味を見つけるコツ
- 大まかなジャンルを絞る
インドア・アウトドア
お金をかける・かけない
一人・大勢
- やってみたいこととやりたくないことを拾い出す
- 好きなことと嫌いなことを拾い出す
- 友人や家族などの趣味の話を聞いてみる
少しでも興味が湧いたものは、1度でも良いのでとにかく体験してみること。やってみて楽しかったと思えるものに出会えたら継続してみましょう♪
5.友人とはできるだけ直接会う
SNSは、人と直接会わなくても、友人や知人・恋人とコミュニケーションを取ることができるツールです。だからこそSNSに依存しやすいという側面を持っています。
SNS依存症を改善するためには、少しでも長くSNSから離れる時間を作ることが大切です
友人とはできるだけ直接会ってコミュニケーションを取ってくださいね。会って会話をする以上のコミュニケーションはありません。顏と顏を合わせた会話は表情や動きが見えるので、文字で話をするよりもずっとお互いの気持ちや心理を理解できますよ♪
6.モバイルバッテリーを持ち歩かない
SNSでスマホやタブレットを長時間使う人は、電池がなくなる可能性があることが1番の心配事。
いつ充電がなくなっても良いように、モバイルバッテリーを持ち歩いている人も多いのではないでしょうか。でもその行動は、SNS依存症をより深刻化させる原因の1つになります。
モバイルバッテリーがなければ、いまある電池残量でその日を過ごさなければいけないので、SNSをチェックする時間を短くすることができます。
充電のルールを決めてみて!
充電中は触らない
スマホの充電は電池が完全に切れてから
たまには、完全に0%にさせてゆっくり充電させるとバッテリーが長持ちするといわれています。バッテリーが自分で交換できない最近の機種にオススメの使い方ですよ♪
7.ベッドにスマホを持ち込まない
スマホを持ったまま寝ていたなんて経験はありませんか?これは、SNS依存になるはじめの1歩になることがあります。
ベッドの中でSNSをチェックしていると、睡眠時間がどんどん減っていきます。これを続けていると、健康が、おびやかされ日常生活に支障が出る恐れも…!
また、寝る前にスマホやタブレット、パソコンなどの強い光を浴びると、睡眠の質が低下することにも繋がるので、ベッドにスマホやタブレットなどを持ち込まないことが大切です。
不眠症のリスクを抑えるためにも、寝る1時間前にはパソコンやスマホ、タブレットなどを触らないようにしましょう。
8.アプリをアンインストールする
自分の意思だけではなかなかSNSから離れられないという場合には、SNSのアプリをアンインストールしてしまうのもテクニックのひとつです。
SNSユーザーの多くはスマホやタブレットのアプリで利用しているため、アプリそのものを削除することでSNSを利用する機会を減らせます。
それでもSNSから離れられないという場合には、思い切ってアカウントを削除してしまうのもアリ!アカウントの削除は、勇気が必要なことですが、仕事で使っている場合を除き、SNSは生活する上でなくてはならないものではありません。
SNS上でたくさんの人と交流があると、自分を人脈が広い人間だと思いがちですが、些細なことで離れてしまうほど浅い関係が多いのが現実だということを忘れないようにしましょう。
SNSに費やした時間を想像してみて!
みなさんは1日にどのくらいの時間をSNSに費やしていますか?SNS依存症の人は、1日に何時間もSNSに時間を費やしていることでしょう。それがひと月、1年ではどのくらいの時間になるのか想像したことがありますか?
それと同じ時間を別のことに費やしたとしたら、一体どれだけのことができるでしょう?その後の人生を大きく変えることができるだけの時間をSNSに費やしているかもしれませんよ。
スマホをできるだけ触らない
電源をOFFにする習慣を作る
SNSからの通知をOFFにする
ネット以外の趣味を見つける
友人とはできるだけ現実で会う
モバイルバッテリーを持ち歩かない
ベッドにスマホを持ち歩かない
アプリを削除する
時間は無限にあるような気がしますが、私たちに与えられている時間は有限です。過ぎた時間を取り戻すことはできないし、時間は待ってくれません。SNSの使い方を見直して、これからの時間を大切に過ごしてくださいね。