相手の嘘を見破るポイント
ウソをつく時って『相手にバレないだろうか』『もし突っ込まれたらどうしよう…』と、ドキドキしますよね。
小さい頃『ウソをついちゃいけません!』と、両親に教わった人も多いと思いますが、正直に本当のことを言うよりもウソをついたほうが円滑にコミュニケーションをとれたり、ケンカにならず済む場面も出てきます。
でも『嘘をつくと人はどのような行動をとる』と、熟知して気をつけている人でもない限り、デタラメな事を話すと後ろめたい気持ちになり、手や目、表情など身体の動きや仕草に『嘘をついているサイン』として表れます。
ということは、相手の嘘を見破るには『サインや態度』を見分ければ手にとるように分かりますが、見破ることで『知らなかったほうが幸せだった事実』と向き合うことになる可能性も否定できません。
相手の嘘を見破るテクニックや見極めるポイントを紹介します。
1.嘘をつく時は右を見やすい
相手が嘘をついているかを疑ったら、まずは目の動きに注目して相手の目を見ながら話すことが大切ですし、脳の働きと目の動きは連動をしているので真実を話しているか見抜くことが可能になります。
ヒトの脳は右脳と左脳に分かれていて、それぞれの働きは下記の通りです。
- 右脳は未来のことを想像する時に働く
- 左脳は過去のことを思い出す時に働く
ウソを重ねようとすると右脳が働く
自然と目線が右上に泳ぎやすい
相手を誤魔化そうとすると『こう言ったら相手はどう思うかな?』と、未来のことを想像するので右脳の働きが活発になり、自然と目線が右脳側に行く傾向があります。
会話をしながら右側(向かい合って左側)を見ている仕草が見られたら、高確率で嘘を言っている可能性があります!
逆に、左側を見ながら話をしているのは、過去の出来事を思い出しながら正直に話している証拠となりますよ。
2.距離を取ろうとする
ウソをついた時は、相手からどんな反応が返ってくるか緊張して心臓の鼓動や呼吸が速くなる傾向にあるので、落ち着かない様子を悟られないようにするためにも、瞬間的に距離を取ろうとする行動を無意識にします。
相手の嘘を見抜く対処法
逆に距離を縮める
アナタが近づいてくる理由を焦って聞いてきたら、もう嘘をついていることがバレバレですよね
距離を取ろうと再び離れようとするなら、相手にとって都合が悪い状況になっている可能性が大変高いですし、あまりにも詰め寄りすぎると、相手の感情が高ぶり逆ギレして話をすり変えようとする場合もあるので注意してくださいね。
3.手や口元を隠そうとする
どんなに言葉巧みに誤魔化そうとしても、手が震えたり口元が緩むことを意識しても止めることができませんし、悟られないようにするため隠そうとする心理が相手に働きます。
嘘をつく時に見られる仕草
腕を組む
口元を手で隠す
髪や鼻に触れる
手をポケットに入れる
相手は何とかして嘘がバレないか心配な気持ちを抑えようと落ち着かない様子になりますので、普段から見せない身振り手振りをしていたら作り話をしている可能性がアップします。
不自然な動きをしていないかチェックすることがウソを見破る秘訣です!
4.喉や唇が渇いている
ウソをついて緊張をすると唾液の分泌量が減って喉が渇き、心臓がドキドキしているので体温が上昇し一時的に脱水症状になっているので、喉だけではなく唇も渇きやすい状態になっています。
嘘をついているサイン
唇を舐める
つばを飲み込む
飲み物をたくさん摂る
いつもより飲み物をたくさん欲しがるなどの動作が多かったら要注意です!タイミングを見計らって飲み物を渡すと『待っていました!』と言わんばかりに嬉しがるなら怪しいですよ。
5.必要以上にペラペラ話す
相手がアナタの質問をしていない事までペラペラと話始めたら、ウソが含まれているものだと考えてください。相手は、嘘がバレそうになった時のことを考えて、さまざまな言い訳を事前に用意しているので聞いていないことまでペラペラと話始めるのです。
人がウソをついている時の特徴
ひとつの質問に多くの事を話す
本当の事か見極めるには、相手が話したことを詳しく聞くことが疑問解決への糸口となりますし、1つのウソを隠すために2つ、3つと違うことを言うので矛盾点がどこかにあるハズです!
6.話題を変えたがる
作り話を詳しく聞かれても、本当の事と違う事がごちゃまぜになっているので相手自身も面倒になり、何とかして話題を逸らして無かったことにしようとしてきます。
ウソを見破る秘訣
こちらから話題を変える
話題を変えてくれたことでパッと顔が明るくなり『安心したぁ~…』と顔に書いていたり、人が変わったかのように食いついてくるのであれば、ウソをついている可能性が高くなります。
反対に『ちょっと話そらさないで聞いてよ!』と、話を元に戻そうとしたら潔白の可能性が高まりますよ。
嘘を見破った後の対応が大切
『いまウソをついたでしょ?』と、相手に詰め寄っても『お前が悪いんだ!』と、逆上されたり一方的に責められる可能性も否定できません。
目が右側を向いている
距離を取ろうとする
手や口元を隠そうとする
飲み物を異様に欲しがる
必要以上にペラペラと話す
話題を変えたがる
相手からボロを出したり、確実なウソの証拠を掴むまでは泳がせる事で、相手から謝罪をしてくれる確率も高まりますし、トラブルやストレスのない円滑なコミュニケーションのために大切なことですよ。