信用されない人の特徴・裏がありそうで警戒したくなる…

信用されない人の行動パターンなど言動の特徴をまとめました。「人」として信用されないのは?同性からの信頼を得られないのは何故?という疑問を解消する、信用されない理由がわかります。

信用されない人の特徴

信用できない人には、本音を語ったり、プライベートな事情を打ち明けたりはできないものです。うっかり信用して裏切られることもあります。

信頼を裏切られると傷つきますし、信じていた人に騙されれば人間不信にも繋がります。

今回は「信用されない人の特徴」を集めました。

「人」として信用されない人、同性に信用されない男の人、同性に信用されない女の人となると、少しニュアンスも変わってくるのでチェックしてみて下さい。

「人」として信用されない人

「この人は信用できる」「この人は信用できない」と考えるのは、過去の記憶があるからです。信じている人から裏切られた経験があり、それによって傷つき「二度と苦い思いをしたくない」と思うほど強い警戒心が生まれます。

では、自分自身はどうでしょう? 人として他人から信頼に値する人間に見えるでしょうか? 信用されないと思われてしまう行動はとっていないかチェックしましょう。 

1.金銭的にだらしない

気心が知れた友達や家族だからと、気軽に500円、1,000円とお金を頻繁に借りて返さないような人には要注意。

法的に訴えたり、大騒ぎするほど大金とは言えない金額なので、貸した側は「返して欲しい」と言い出しにくく、つい曖昧になってしまうことが多いパターンです。

また、衝動買いをしたり、カードで支払っている金額を把握できていない無計画な人も信用できません。

パチンコや競馬、競輪、競艇などギャンブルに次々とお金を注ぎ込み、止めるタイミングを計れない人は、金銭感覚が麻痺している傾向にあります。

借金をしてもギャンブルで稼いで返せば良い…、と気楽に考える無責任さは大事な人の人生までも破壊しかねません。

お金の貸し借りはトラブルの元になり、人間関係にもヒビが入り信頼を失う原因なので、少額であっても使い方や貸し借りの管理できない人は信用されません。

2.約束を守らない

毎回のように待ち合わせ時間に遅れる人は、時間にルーズだと思われ信用されません。

友人の間では、「遅れるのが当たり前の遅刻魔」と諦めたり、笑って済ませることもできますが、社会に出てから約束の時間を守れないことは信用を失うキッカケとなり致命的です。

また、繰り返し、実現しそうもない約束を安易にしたり、約束を破っても平気な態度でいたりする人も信用されなくなります。

一度、失った信用を取り戻すのは大変なことです。

「約束」というのは、過去でも現在でもなく未来形です。「●▲◆しようね」と相談してする約束は「未来」のことなので、不可抗力でもない限り、本人に「守る」という意志と誠意があれば実現可能なこともあります。

簡単に「絶対に約束する」「神に誓う」と口にするのに破ってばかりいる人は、冷たくあしらわれて相手にされなくなります。

3.まわりの風潮に流されやすい

風評を鵜呑みにして、自分の頭で考え結論を導くことを怠ってしまう人。ネットの情報やテレビの報道に惑わされ、噂話を真に受けて、自分の意見を簡単に翻(ひるがえ)す人は信用されません。

たとえば「誰々が、こう言っていた」「流行に乗らないと置いていかれる」「少数派にはなりたくない」と常に人の目や世の中の流れを気にするあまり、自分の主義主張を持てない人もいます。

世論が「白」と言っていたら「絶対に白だよ」と言い切っておきながら、結果が「黒」だった場合は、平気で「最初から黒だと思っていた」と、したり顔で言うので信用されません。

4.やたらに調子が良い

誰の話にも「そうそう…」と調子よく頷き同調してばかりいる人も信用されません。

「あなたの意見や意志はどうなの?」と突っ込みを入れても、案外、調子がよい人は何も考えていなかったりします。

たとえば、聞き上手で相手を乗せるのが抜群に上手いタイプのお調子者は、反目し合っている2人の間に入って両方の意見に調子よく合わせるのが得意。

面の皮が厚いので、状況が悪化して自分に火の粉が降りかかってきそうになると、トラブルを焚きつけた張本人であっても「え?そんなこと言った?」と、とぼけて保身に回ります。

フレンドリーな言動は場を和ませる長所でもありますが、あまりにも馴れ馴れしいと警戒され信用されません。

5.口が軽すぎる

「AとBが付き合っているんだって」「Bさん、振られたみたい」などと、他人の恋愛事情を内緒話のように拡散するなど、他人の秘密を知ると黙っていられなくなり、すぐに漏らしてしまう人には、本当のことを話したくなくなるものです。

単に噂好きの人の繋がりで得ただけなのに、「皆に信頼されているから情報が集まってくる」と勘違いして、自慢気な様子でいるのも信用されない人の特徴。

周囲の人は「この人にだけは、絶対に喋らないでおこう」と警戒し、逆に信頼を失っていることに気づかないのです。

どんなに面白い情報でも、どんなに話したくてウズウズしても、考えなしに迂闊に喋るようでは人として信用されません。

6.素性を明かさない

ある程度、付き合いを重ねていけば、何かの拍子に家族の話題や趣味の話などが出てきて、そこで共通意識を見いだし、親しくなっていくのが自然な流れです。

しかし、いつも行動を共にしていて、質問をしても相手が一切プライベートなことを語らなかったら?

いつまで経っても秘密主義に徹してバックボーンを明かして貰えないと、逆に信用されていないような気持ちになり、信頼関係が築けなくなってしまうのです。

7.借りた物を返さない

借りたものを返さず、結果的にパクって(盗む)しまう「カリパク」をする人。

友人などが気軽に貸してくれたDVDやCDやマンガなどを、そのまま私物化する人は信用されなくなります。

感動したオススメ映画や漫画を「友人にも見てもらいたい」と貸してくれる親切心を、あっさり裏切るだらしなさは悪気がなくても信用を損ねる原因です。

また、借りた物を紛失し、「返して」と催促されると、「別に自分が貸して欲しいと頼んだ訳じゃない」などと自分なりの言い訳を並べ、誠意を見せようともしない人も信用されなくなります。

8.嘘をつく

「嘘も方便」と言いますが、嘘をつかれた側にとっては方便で済まないこともあります。

信じていたのに騙されたと知れば、相手を嫌いにならないまでも不信感を抱くようになります。

どうしようもない事情があって嘘をつかなければならない状況であれば、嘘がバレた時点で誠意を持って謝罪し、正直に嘘をついた理由を話せば信用を回復できる可能性はあります。

「くだらない嘘」「見栄っ張りの嘘」「見え透いた嘘」などは、信用を失くすばかりか軽蔑までされてしまいます。

考えの浅さが原因で「うっかり」することが多いと、信頼を失いやすくなります。

9.相手の目を見て話さない

何か隠し事や嘘や後ろめたい事があるように思われやすいので、話すときに目を逸らす人は信用を得にくいのです。

中には、極度の引っ込み思案や恥ずかしがり屋など、性格が影響してアイコンタクトが苦手なケースもあります。

しかし、友人関係でも仕事関係でも、コミュニケーションの第一歩とも言えるアイコンタクトがとれないと誤解されやすいのです。

男から見て信用されない男の人

今回は息子二人と、20代~30代の息子の友達、複数人に「信用ならない男の特徴」をリサーチしてまとめました。

女性にはわからないハードルが男同士にはあり、付き合いや相性が悪いという以前に、動物的な直感が働き「こいつは信用できない」と判断する傾向があるようです。

義理に厚く、真面目で信用を大事にするタイプの人は「信用できない同性」を嫌う傾向がありました。

1.男同士の友情を大切にしない

恋人ができると友だちとの付き合いが悪くなるのは男も女も一緒ですが、比較的、男性はこれまで通りに友達と遊ぶ時間を持つ人も多いようです。

たとえば、アクティブな男性であれば、彼女がいても男同士の遊び仲間とツーリングやフットサルなどで男の友情を深める場合もあります。

山登りや釣りなどアウトドアなど女性が踏み込めない趣味の世界を築き、恋がはじまっても自分のペースを崩さずに楽しむ人も少なくありません。

ところが、彼女ができた途端に恋に夢中になって、誘っても仲間との遊びに参加しない、または、一緒に遊んでいてもLINEで彼女とやり取りばかりしているなど、以前のように楽しんでいない様子を見ると「男の友情を大切にしない奴は信用できない」となってしまうのです。

2.外見ばかり気にする

「この時計は▲▲ブランド品で●●円で今年の流行りなんだよね」と自分の持っているアイテムを自慢したり、トレンドに敏感すぎて外見にばかりこだわっている男の人も同性からの信用を得られにくいタイプ。

センスの良い人は好ましく感じられますが、おしゃれに目覚めた年頃の少年のように、一日中、暇さえあれば鏡を見ているナルシストっぽい行動は中身がないように思われるのです。

人の目を気にして外見だけ飾り立てている人よりも、ヨレヨレのTシャツを着ていても内面が充実している同性に魅力を感じる男性が多いのです。

3.女癖が悪い

男同士で恋バナや気になる女性の話をするときに、自慢げに「俺は女にモテる」「二股かけている」などと軽々しく言う人のことを同性は信用しません。

話には合わせて興味津々で聞いているように見えても、内心では「勘違いしている」「みっともない」「こういう最低な男に自分の好きな女性や妹が引っ掛かったら堪らない」と思っているのです。

モテモテ状態になって嬉しくない人はいないでしょうが、実のところ、意外と純真に「どれだけモテるか?」よりも、「どれだけの想いで愛せるか?」を大切にしている男性も多いのです。

ですから、「自称・モテ男の話」よりも、真剣な片思いや一生懸命に好きな人を幸せにしようと頑張っている友人の話のほうが親身に耳を傾けたくなるのです。

4.身近な所で女性関係がだらしない

サークル内や職場など、身近な女性に手当たり次第に声を掛けている同性のことを硬派タイプやシャイな性格の男性は、「信じられないぐらい軽い奴」と思い、自分の大切な人を近づけないように警戒します。

同級生や同僚である女性には「仲間」という認識があるので、連絡先は交換しても迂闊(うかつ)に手を出したくないという論理が働くからかも知れません。

また、限られたメンバーの中でチャラチャラしていると、恋愛のいざこざが絶えず仲間割れが起きたり、最悪の場合はサークルの存在自体が無くなってしまうケースもあるので、特に同性からは嫌がられます。

5.極力トラブルを回避しようとする

厄介な出来事があると、「自分は関係ない」「責任は取りたくない」と逃げ腰になってしまう男の人も「男気がない」「女々しい」と思われ、同性から信用されません。

あえて自分からトラブルの中に身を投じる必要はないけれど、巻き込まれてしまったら逃げずに受けて立つべきだと考えるのです。

特に友人がケンカなどに巻き込まれてしまった場合、自分だけ逃げてしまうような男は全く信用ならないという単純な男の発想です。

「逃げるが勝ち」という諺もあるように、決して逃げることが悪いとは言い切れませんが、正義感が強い男性からは距離を置かれてしまうのです。

女から見て信用されない女の人

女性同士が信用できるかどうか判断するときの基準は以下のとおり。

付き合いが良くて、いつも一緒に行動しているからといって、必ずしも信用できるわけではないのです。

1.決して素顔を見せない

男性の前では素顔を見せない女の人は多いのですが、旅行や温泉などに行く親しい間柄になってもスッピンを隠していると、「自分だけ弱みを見せないズルい人」と思われて信用されません。

女同士であれば誰もが抱えているコンプレックスを共有することも、心の距離を測るバロメーターのひとつ。

男同士だと「腹を割って話す」という例えがあるように、女同士では「素顔で話す」ことも信頼を得る大切な場面となることもあります。

2.かなりの八方美人

誰にでも愛想良く振る舞うことは、決して悪いことではありませんが、「誰にでも」となると信用されない大きなポイントになってしまいます。

対人関係に於いて、多くの人は「自分だけは特別な存在」であることを望んでいて、特別感を与えてくれた人に好意を持ちます。

しかし、笑顔の裏に実態がない八方美人は、不特定多数に「いい顔」をしているので警戒され「信用できない」となるのです。

3.交友関係が浅すぎる

一人で行動できないからと常に連れの友だちを求め彷徨って、その場だけ間に合わせるように遊ぶ人を募っているタイプは、いざという時に当てにならず同性から信用されにくいのです。

たった一人でも本音で話し合える友人の存在があれば、飢えるように遊び友だちを探す必要もないわけです。

「私、友だちがいない」とハッキリ言う人や、一匹狼的な女性の「世間の目など関係ない」という潔い感覚のほうが信用され、憧れの対象になりやすいのです。

4.無表情で無反応

表情のない人は何を考えているのか解りにくいので敬遠されます。特に女性同士は、お喋りをしてコミュニケーションをとることが大事だと考えている人が多いのです。

ですから「会話を続けにくい人」「冗談を言っても笑わない人」「質問をしても無表情で答えない人」などは、信用する以前に苦手意識が勝ってしまいます。

男性が相手であれば「寡黙でかっこいい」「クール」と魅力的な要素と捉えられることであっても、女性が同じことをすると同性からは顰蹙(ひんしゅく)を買います。

感情表現が薄く反応が悪いタイプに限って、いったん踏み込むと意外と溢れる感性を内包していることが多く、無二の親友になれる可能性もあるのですが、お互いに理解し合い信頼を築く前に誤解されやすいのです。

5. SNSの使い方に配慮がない

インスタグラムやツイッターをはじめとするSNSに、自分の日々の行動をアップする女性も多いのですがトラブルも増えています。

SNSは多くの人が目にするものなので、使い方で人間性まで疑われることがあります。

話題のお店や料理の写真を載せるだけじゃなく、友人の許可なく、一緒に写っている写真をアップされると困る人もいます。

友人関係のトラブルの原因にもなるので、必ず写っている本人に「この写真SNSにアップしてもいい?」と確認をとるのは礼儀。

「彼女は何でもSNSに公開するから、一緒に遊びに行きたくない」「自分の顔だけ可愛く修正するから信用できない」と思われ、同性から信用を失うケースは多いのです。

あなたは信用される人?

他人の性格を見抜くために目を光らせるだけではなく、自分自身も信用されない要素を持っていないか?誤解されやすい部分はないのか?一度チェックしておきましょう。

「人」としての信用度をチェック

 金銭的にだらしない
 約束を守らない
 まわりに流されやすい
 やたらに調子が良い
 口が軽すぎる
 素性を明かさない
 借りた物を返さない
 嘘をつく
 相手の目を見て話さない

同性から信用される男かチェック

 男同士の友情を大切にしない
 外見ばかり気にする
 女癖が悪い
 身近な所で女性関係がだらしない
 トラブルを回避しようとする

同性から信用される女かチェック

 素顔を見せない
 かなりの八方美人
 交友関係が浅すぎる
 無表情で無反応
 SNSの使い方に配慮がない

人から信用されるのは難しい

以上、「信用されない人の特徴」を挙げましたが、逆に私たちは、何をもって誰かを信用するのでしょうか?

詐欺や恋愛関係のもつれでのストーカーなど、誰かを信用したためにトラブルが起こることも多々あります。

「あんなに信用していたのに騙されていた」「この愛を信じていたのに裏切られた」と嘆き苦しむことは避けられないのかも知れません。

まずは、自分を信用し、自分の目に写ったものを信用し、相手の心を信用していくしかないのかも知れません。

信頼を裏切られたときは相手を恨んだり責めるだけじゃなく、自分の目が確かではなかったということも受け止める必要があります。

また、期せずして、何かのひと言、何かの瞬間に、直感で「この人は信用できる」と思えるときがあります。

たった一人でも固い友情を育めるのは幸せなこと。

相手に求めるばかりではなく、自分自身が誰かにとっての「信用できる人」になることができますように。