結婚式の準備でけんかを回避するコツ
やっと彼氏との結婚が決まったものの、結婚式の準備って初心者(笑)にとっては『何から手をつけたら良いの?』と頭が混乱するものです。
挙式や披露宴のスタイルも様々で『神前で厳かに…』『教会でロマンティックに…』など、たった1回の晴れの舞台なので式場やウェディングドレス選びなど全てに気合が入りますね。
だからこそ、未来の旦那さまとなる彼氏とケンカになるのです!
どんなに仲の良いカップルでも生まれ育った環境が違う以上、意見の食い違いは出てくるもので、お互いの両親なども関わってくればそれはもう大変…。
でも、ちょっと冷静に第三者目線で準備を進めていくと意外とスムーズに事が運び、彼氏とのケンカも回避できますよ。
1.平和に結婚式場を選ぶコツ
選んだ会場によっては結婚式のイメージそのものが変わってしまうので、式場選びは結婚式の中でもカップルが一番揉めやすい問題であり難関。
高齢者が親戚にいらっしゃる場合は『付き添いがいるから大丈夫』と、若い人たちは考えるかもしれませんが付き添って介助する方も大変…。
では、このケースの場合はどうするか?
『段差が少ないバリアフリーの整備が充実している会場を選ぼう』『移動時間が短くなる会場を…』という選択肢が出てきますね。そして、この判断は「お客様優先」なので、お互いに歩み寄ることも可能に。
主役は自分たち2人ですが、立地が悪い会場へのアクセス方法の不便さなど「来て下さる方々のこと」を考えられたら「ケンカの種」は少しずつ減るはず。
2.平和に結婚式の費用を決めるコツ
式場やウェディングドレスや引き出物など、結婚式すべてに関わってくるのが費用。お互いに結婚資金として貯金に励んでいたカップル、または一方は貯金ゼロで一方だけが多く負担するカップルなど様々なケースがありますね。
また、親からの援助を受けずに本人同士が全額負担するにしても、後々、ケンカになることも多く「お金」に関する問題はとてもデリケート。
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『あの時、××を増やしたから』『△△したかったのにお金が無いからって出来なかった』など、その時には『無理だ』と一応納得していたことでも時間が経ってから思い出すと抑えていた不満が湧き起ってきます。
後で不満が爆発することを防ぐには!
『お金のことを言うのは気が引ける…』という考えは捨てる!
こんな事態を招かないように事前に話合っておくのはもちろんですが、ハッキリ貯金状況や招待客の人数を確認しながら「納得できる数字を出すこと」をオススメします。
両親に費用負担をしてもらう場合は、さらに気を付けましょう。「費用負担⇒両親の思いも入る」ということを忘れてはいけません。
親の介入を想定しておこう!
☆どんな要望も切り返す準備をしておく!
3.平和に招待客の比率を調整するコツ
招待客の人数が多くても少なくても「両家のバランス」を取るために調整するのは大変!うまく募って(かき集めて)調整しないと新婦側が8割、新郎側が2割なんて実例も…。
すぐに結婚式に参加してくれるほど親密な友人知人が築けるわけではないので「少ない側」にとっては大問題。
恥をしのんで疎遠だった人達に招待状を送ってから『何とかお願いします…』と、電話で頼むなんて晴れの舞台なのに悲しいことですね。
「列席者が少ない…」最後の一手はコレ!
代理出席のエキストラを雇う!
4.平和に両親の意見をまとめるコツ
大切な自分の子供の結婚式ですから、新郎新婦どちらの両親も次から次へと意見を出してきて、この干渉が原因で当事者である2人が揉めてしまうのもよくある展開。
せっかく2人で決めたコトなのに、後から親が「やっぱりこっちの方がいい」「そんなみっともない事しないで」等と言われ手板挟みになり参ってしまうことも。
両親の意見に振りまわされないために!
☆何かを決める前に親の意見をすべて聞いておく!
☆『今後は変更なし』と、強くクギを刺しておく!
しかし先に要望をすべて聞いておいて『100%は無理だけど、なるべく実現するようにするね』と前もって伝えておき、その後また口を出してくるようなら『変更期限が過ぎてるから無理なの』とキッパリ伝えて!
5.平和にドレスを選ぶコツ
結婚式でも女性が一番楽しみなのがウェディングドレス選びですよね。ずっと憧れていたイメージにピッタリなドレスを選ぶには時間がいくらあっても足りませんが、男性にとっては彼女がドレスを選んでいる時間は決して楽しいものではないのです。
特に男性のタキシードや袴などの衣装は悩むほど種類が多くないということもあり、比較的すぐに決まってしまいますね。
すると自分は早く決めたのに『アレがいい』『でもアッチもいい』と、彼女が何着も試着を繰り返し、ずっと彼を待たせている状況にはイライラして当然。
彼との喧嘩を回避するには!
☆ドレス選びの「初期」は親と行く!
☆ほぼ決定してから彼氏と行って意見を求める!
『デート中のショッピングに付き合うのが苦手』という男性が多いことからも分かるように、彼女への「愛」とはまったく別の理由から単純に女性の買い物に長時間付き合わされるのが「苦手」なだけなのです。
その心理を理解してあげたうえで、彼をドレス選びに同行させる時間を短縮してやって下さいね。
客観的な視点で準備を進めてみましょう
他にも実際の現場では不平不満から別れ話にまで発展する揉めごとまで、色々なハプニングが起こってきますが、人生の中で一回だけ(例外もアリ)2人が主役になれる大切なビッグイベントです。
結婚式当日までケンカを引きずってイライラしていたら、人生最高の笑顔になれないので「親にも言うべきことは言う」「無理なものはキッパリ諦める」など、少し事務的に淡々と準備を進めていく方法を試してみて下さいね。
挙式の他にもハネムーンなど結婚への準備や初期のケンカさえ『あんな事あったよね』と、笑って話すことが出来る日を信じて2人の貴重な思い出と歴史を作って下さいね。