たかが漫画。されど心に響いてしかも涙まで出てくる恋愛名言
たかが漫画、されどいいこと言う!決して侮ってはいけません。読んで涙し、勇気づけられ、更には自分が主人公になって恋愛を楽しむこともできる“漫画”。そんな漫画を恋愛のバイブルとして大切にしている、なんて人もいるのではないでしょうか。今回は“漫画”の中からきっと共感する人は多いであろう、恋愛の名言を集めてみました。知らない作品もこれをきっかけに読んで、そして涙してみては?
恋をしても溺れるな一気に燃え上がり燃え尽きるような恋は決してするな!
「エースをねらえ!」作者:山本鈴美香
主人公のひろみの成長を支えてくれる鬼コーチ、宗方仁がひろみに向けていった言葉。テニスだけでなくひろみの人生をも、厳しくそして愛を持って教えていく宗方仁コーチの言葉はどれも熱いもので、テニスだけでなく“恋愛においてもストイックであれ”と諭しています。中途半端な恋をしていないか、恋愛に対して熱くなれているか、考えさせられる一言です。
それでも絶対離したくないんだよ!!黒沼を傷つけたりするのは、誰よりも俺かもしれないのに。黒沼とつりあうようになりたいのに、どんどん勝手で怖い自分が出てくる。すげーだめなんだよ
「君に届け」作者:椎名軽穂
内気なヒロイン黒沼爽子が、やっとクラスのみんなと仲良くなる事ができて嬉しい半面、爽子の魅力が他の人にわかってしまうことに嫉妬を覚え、そんな自分を爽子に告白する風早くんの言葉。
こんな事を正直に打ち明けられたら、大好きだよなんて言われるよりも嬉しいかも。恋をすれば、みんな同じなのにそんなことで悩むなんて、恋に慣れてない初恋だからこそかもしれませんね。
私を傷付けられるのは、きっと風早君だけだよ。他の人には動かない心が動くの。これから先も喧嘩してもいーの!でも、ぎくしゃくするのも喧嘩するのも風早君がいーの!
「君に届け」作者:椎名軽穂
上の言葉を風早くんから受けて爽子が返した言葉。ぎくしゃくしていた二人が、やっとお互いの本心を伝えることができるシーン。わかるわかる!恋をするとぎくしゃくしたり、喧嘩したり、そんなことも好きな人となら嬉しい事になってしまう。甘酸っぱい初恋のような恋をもう一度したいなぁと思わせる一言です。
自分の好きな人が自分を一番好きになってくれる。たったそれっぽっちの条件なのに、どうしてなの、永遠に揃わない気がする…このままずっと…ずっと…
「ハチミツとクローバー」作者:羽海野チカ
真山にずっと片思いをしている山田あゆみ。どんなに冷たくされても、好きでいることをやめられないあゆみの報われない恋に対しての言葉。たったそれっぽっちのことがとても難しいことでもあるんだけどね。早くそんな男忘れて、次の恋を探せばいいのに!というのは本人が一番思っていることかもしれないですね。片思いからなかなか抜け出せない人の思いを代弁してくれるあゆみ、そんな彼女に勇気づけられた人も多いのでは?
はぐさ、森田と前二人で買い物行ったろ?あの日帰ってきて俺に言うんだ。しょんぼりしてさ、ちっとも楽しくなかった、ずっと帰りたくって、トイレにも行きたいって言えなくて、目の前だとめしも食えなかったって、だからやだって……バカだなそんなの好きだからに決まってるじゃないか
「ハチミツとクローバー」作者:羽海野チカ
竹本が想いを寄せるはぐみの親戚であり、同居人でもある花本先生が竹本に言った言葉。恋愛を経験している人は、それが恋心だなんてことはすぐわかるけど、よく考えてみると、人を好きになることは辛いことの方が多いのかもしれないですね。はぐみの正直な言葉は考えさせられるものが多いです。
彼女が僕の前では自由にしていてくれるのが嬉しかった。目の前で、おいしそうにプリンをほおばる姿がとても愛しかった。
一緒にいると胸が詰まってものも飲み込むのも苦しいような……そんなキモチを恋というのなら、ほんとにオレばっかり恋してたんだな「ハチミツとクローバー」作者:羽海野チカ
上の言葉を花本先生から聞いた竹本が思った心の声。好きな人が自分といると楽しそうにしている姿を見て、少なからず自分のことも好きになってくれているかもと期待をしたくなるのも当然ですよね。そんな期待を砕かれた思いと、自分がどれだけはぐみを想っているのか、竹本が思い知らされる一言です。竹本に同情すると同時に、そんな恋ができることが羨ましくもあります。
毎晩毎晩会いたくねえ。夢なんかで会っても目が覚めたとき寂しいだけ
「NANA」作者:矢沢あい
お互いに想い合っている蓮とナナ。それなのに、いろんなことが邪魔してなかなか会うことが出来ない、そんなナナの言葉。強がっているようで、思いっきり“寂しい!会いたい!”ということを思い切り叫んでいる言葉です。実際に会えないなら夢に出てこないでほしいと思うけど、実際に会えないから夢でもいいから会いたいと思う気持ち。ほんとに恋愛は複雑ですよね。
もう二度と会えないのなら、好きな人の最後の思い出に残るのは、泣き顔じゃなく、笑顔でありたい、少しでもあなたの瞳に綺麗に映りますように
「好きです鈴木君」作者:池山田剛
大好きな鈴木君と離れることになった時のことを考えたときの爽歌の言葉。想いがかなわないのなら、せめて自分のことをいい思い出として残してもらいたいという切なすぎる言葉。好きな人にもう二度と会えないなんて、絶対に笑顔でいられる自信がありません。泣くのを堪えるだけでも大変そうです。
あたしはもう好きな人とは、かけひきなんてしたくないの
「ハッピーマニア」作者:安野モヨコ
恋愛に対して暴走気味のヒロイン、シゲタを諭す親友フクちゃんの言葉。駆け引き上手は恋愛上手ともいわれるなか、フクちゃんのこの言葉はそれを覆す名言です。好きな人には素直に一途になることが、結局は一番なのかもしれませんね。恋愛について悟りを開いているとも言えるフクちゃんの言葉は、とても勉強になるものが多いです。
服装やメイクで出会いの確率は変わってくるけど、本当に好きな人に会えるとはかぎらない
「ハッピーマニア」作者:安野モヨコ
もう一つフクちゃんの名言を。シゲタが合コンでいろんな男から誘われるが何故か浮かない気持ち…、という時のフクちゃんのもっともな言葉。どんなに沢山の人から愛されたとしても、自分が本当に好きになった人でないと意味がない、ということですよね。どうしたら、シゲタは幸せな恋愛ができるのか。自分のこともついつい、シゲタに重ねてしまいます。