今も昔も男性も女性も恋に悩む気持ちは同じ
昔から伝えられている心に残る名言集の中には、恋愛中やこれから恋をしたいと思っているとき、恋なんてもう諦めたと思っているときなど、ふと目に留まるとハッとさせられる言葉がたくさんあります。恋愛は楽しいことばかりではありません。たとえ恋が叶って両思いでも、彼を好きだからこそ泣いたり怒ったりすることだらけです。不安定だけどドキドキする恋愛にまつわる名言を集めました。
心に残る名言集 ~ 恋愛 ~
恋をすることは苦しむことだ。 苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。 でもそうすると、恋をしていないことでまた苦しむことになる。
ウディ・アレン
恋愛をしていると些細なことが光り輝いて天空の中を飛んでいるような幸せを感じる瞬間もありますが、つらくさみしい時間を過ごす方も多いですね。それでも恋をしていない時よりも充足感を味わえるのは不思議ですね。
愛する人に本当のことを言われるよりも、だまされているほうがまだ幸せなときがある。
ラ・ロシュフーコー
彼の気持ちが覚めてしまっても、それが痛いほど判っていても、女性は「可愛いよ」「好きだよ」「愛しているよ」「君だけだよ」と囁かれ続けたい生き物なのです。
俺の好きな女(ヒト)はね、やきもち焼きで 早とちりで泣いたり 怒ったりだけど、
その女が微笑うと、おれは最高にしあわせなんだ。めぞん一刻(高橋留美子)より
好きなひとが泣いたり怒ったりしても最後には笑っていてくれたら、それだけで幸せを感じます。普段から感情をぶつけ合い喧嘩していても、それでも必ず笑い合える関係は理想ですね。
ある一人の人間のそばにいると、他の人間の存在など全く問題でなくなることがある。それが恋というものである。
ツルゲーネフ
本当に誰かを好きになると周りの人が目に入らなくなることがあって、後で焦ってしまいます。彼しか目に入らないし彼の声しか耳に入りません。そしてそれはとても貴重で甘美な世界です。
恋人として男と女で違う点は、女は一日中恋をしていられるが、男は時々しかしていられないという点だ。
モーム
女性は恋愛すると他のことが目に入らなくなって、寝ても覚めても好きな人のことばかり考えてしまいますが男性は違う面があるようですね。
恋愛は戦争のようなものである。はじめるのは簡単だがやめるのは困難である。
メンケン
人を好きになってしまう恋愛という感情は突然訪れて、時には身も心も焼き尽くしてしまうほど情熱に駆られますが「引き返したい」と思っても止められない甘美な罠です。
愛する――それは、お互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである。
サン・テグジュペリ
人を好きになって見つめ合って過ごすことは幸せだけど、一時の恋か結婚まで進む恋か男女の思惑が違っていることもあるかもしれません。本当に相手の幸せを望むなら同じ方向を見て手を取り合って進みたいですね。
二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
ゲーテ
若いうちは恋の熱に浮かされて相手の都合も考えず語りかけているだけかもしれません。30代になると恋愛ずれして色々な異性に目移りし、40代になって初めて酸いも甘いもかみ分けた、大人の恋愛が出来るようになるのでしょうか。
愛する人と共に過ごした数時間、数日もしくは数年を経験しない人は、幸福とはいかなるものであるかを知らない。
スタンダール
それがどんなに短い時間であっても、愛する人と過ごした時間は永遠に心に残ります。その時間が心に残っているから幸せという概念を私たちは知るのです。
恋は結婚より楽しい。それは小説が歴史より面白いのと同様である。
カーライス
恋は無責任なもので、洋服を着替えるように恋愛をする人もいます。反面結婚は毎日が生活なので刺激は少ないでしょう。しかし小説が歴史より面白いかどうかは疑問です。事実は小説より奇なりと言いますから。
せつなる恋の心は尊きこと神のごとし。
樋口一葉
赤貧洗うがごとしの暮らしぶりだった樋口一葉は文筆業で家族を養うため、小説家の半井桃水の弟子に志願します。そこで一目惚れしてしまい、若干18歳の一葉の身を灼くような恋は実りませんでしたが、女性ならだれでも一葉のような真剣で一途な思いに囚われる恋がしたいと憧れます。
時代は変化しても恋心は変わらない
昔も今も恋する気持ちや感じることが全く変わらないことに驚かされます。そして恋はナマモノであり取扱には十分注意が必要で、時には危険物にもなってしまいます。楽しい恋、つらい恋、幸せな恋、報われない恋と様々ですが、恋の悩みは自分だけではないと思うと心強いですね。