彼氏が怖い…、これだけ止めてほしいこと
付き合い始めてから『こんな一面があったなんて…』と、性格や態度が豹変した彼氏に戸惑った経験はありませんか?
モラハラやDV問題は今やテレビなどでも取り上げられるようになり表面化することも増えましたが、強烈に身の危険を感じるほどの恐怖ではないものの『そのうち、もっと酷くなるかも…』と、不安を抱えながら付き合っている女性も多いのではないでしょうか?
外見から明らかに『怪しい…』と思える男性には最初から近づきませんよね。
たとえば…
- 相手の顔を見ずに下を向いて話す男
- 近寄りがたい暗い印象の男
- ひと目見てチャラそうだとわかる男
- チンピラっぽい男
- 見るからに不潔そうな男
……などは、最初から恋愛対象外でしょうが、実は一見、フツーに見える男こそ怖かったりするのです。しかも、その怖さは付き合ってみないとわからないから恐ろしい……。
では、彼氏を『怖い』と感じたことがある女性たちの体験を元に、幾つかご紹介していきます。アナタの彼氏に思いあたることはありませんか?
1.嫉妬を態度で表すこと
彼氏以外の男性と話しているだけで怒ったり、単独で外出すると何処で誰と会っていたのかを、しつこく聞いてきたり、あげくの果てには家族や女友だちにもジェラシーをぶつける始末。
そして、エスカレートしてくると彼女は潔白なのに浮気を疑って、根も葉もない言いがかりをつけては暴言を吐いたり物にあたったり行動を制限するようになるなど、手が付けられなくなります。
こういう彼氏は、いつでも彼女が自分のことだけを考えてくれないと気がすまないのです。自分を信じてもらえていない証拠なので、彼女としては悲しいですよね。
自分に自信がないのでしょうが、ヤキモチも度が過ぎると彼氏の魅力が失せていくということに気がつかないのでしょうか…?
2.返信しないと異常なくらいLINEを送り続けてくる
彼女にも都合があり、メールやLINEが来てもすぐに返信できないこともあります。それなのに彼女のことを心配しているのか、返信を待てずにメッセージを連投する彼氏。
今、何してるの?
返信来ないけど、大丈夫?
どうしたの?
俺のこと、嫌いになった?
なんでもイイから、返信ください
俺を心配させるのはどうして?
やっぱり他の男といるんでしょ?
いいよ、別れてやるから
連絡してよ
と…、短時間で次々とメールが送られてきて、しかも、徐々に切羽詰った内容になっていきます。
女性のメール魔は多いですが、依存心や執着心が強い性格だと性別関係なく連絡がしつこくなる傾向があり、恋愛初期なら嬉しい愛情表現だと受け取れますが、度が過ぎると鳥肌モノですよね…。
また、あまりの粘着質なしつこさにウンザリして嫌いになっても、このタイプの彼氏はストーカーになる恐れがあるので、付き合っていても、別れるにしても彼女は恐怖を感じます。
3.すぐにカッとなって他人を怒る
彼女に対してではなく、店員さんなどに対して高圧的な態度でキレ出す彼氏。
飲み物が出てくるのが遅いと怒鳴る、文句を言う、ネチネチとクレームを並べるなどを目の前でされると、一緒にいる彼女は食事が喉を通らなくなってしまいます。
もともと短気でキレやすいのか、彼女のいる前で自分の強いところを見せてカッコつけたいと思っているのか、自分を誰よりも上に見せたいのか不明ですが…、お門違いも良いところ。
飲食店などサービス業の店員さんは、理不尽な客に対しても言い返すことはできないので完全なる弱い者イジメです。ストレス解消かも知れませんが、一緒にいる彼女はイイ迷惑です。
また、彼女にとっては「自分には優しい」という点が逆に、恐ろしさが増す要因に…。このタイプの男性は、いつ彼女の前で豹変してもおかしくない地雷を持っていることが多いので危険です。
4.暴力を振るうこと
機嫌が悪かったり、何か気に入らないことがあると、叩く、蹴飛ばすなどのドメスティックバイオレンスをする彼氏。その後、一応、反省した様子は見せるものの同じことの繰り返し、なんてケースも珍しくありません。
手をあげる癖はすぐには治らないので一刻も早く別れるべきなのですが、別れ話をすると暴れ出す男性もいるので慎重な対応が求められるタイプです。また、特に同棲している場合は別れるのも一苦労…。
DVは実際に身体へ傷を負ってしまうので、彼氏のキレるスイッチが入った瞬間は体験したことがない人にとっては想像できないほどの恐怖心から全身が固まってしまうのです。
いくら女性が強くタフになった時代でも、体力的には弱者なのです。暴力を振るうのは問題外です。
また、現在、DV彼氏と付き合っていて別れようか悩んでいるのなら、これからも我慢して一緒にいる価値のある男性かどうか、今一度、真剣に考えてみましょう。暴力を振るわれて恐怖心を植えつけられると思考までコントロールされて、自分の身を守る判断さえ出来なくなる恐れがあるんですよ。
殴られることが習慣化すると『怒られないように、怒られないように…』と、だんだんと卑屈になり幸福感が得られなくなってしまうので、信頼できる人のアドバイスを受けて適切な判断を!
だんだんとエスカレートしていくところが、暴力のもっとも怖いトコロなのです。
5.物にあたってブチ切れること
暴力は振るわないまでも、怒りにまかせて物を壊す彼氏。
彼がこういった行動をとるときは、相手ではなく自分に腹が立っている場合もあります。イライラを自分で解消できずに、周囲に理解して欲しい甘ったれなのです。そして『別に彼女を叩くわけじゃないし…』と自分を正当化しちゃうので、これも治りにくい厄介なタイプ。
威嚇の意味もあるのでしょうが、肘でドンッと壁や窓ガラスを突いて壊したり、そばにあるグラスや食器などを投げると側にいる者は怯んでしまいます。
それを計算してのことかも知れませんが、食事中の”ちゃぶ台返し”など言語道断です。食べ物を粗末にして、楽しいはずの食事の時間を台無しにしてしまうからです。
物を壊せば大きな音も立ちます。その音に彼女は怯えてしまうのです。また後片付けも大変ですし、大切にしているものを壊されてはたまりません。
6.二人だけのときに態度が変わること
皆といるときはニコニコと笑って周囲に気を遣い好感度が高いのに、2人きりになった途端に不機嫌になり口もきかなくなり、二重人格のように豹変する彼氏。
彼女には気を許しているのでしょうが、急に、しかも同じ人とは思えないほど変わられるのは確かに怖いですよね。
また、このタイプの彼氏は皆と一緒にいたときの彼女の言動や態度などにもダメ出しをしてネチネチ説教をするのも特徴なので、2人っきりになるのが恐怖だし苦痛です…。
こういう男は会社や自分の家族の前でもイイ顔をして勝手に疲れて、彼女や妻にあたるケースが多いのです。また、ちょっとしたことがキカッケとなり暴力に発展する恐れもあります。
外面(そとづら)のイイ男には、ぜひとも内面(うちづら)も見直してもらいたいものです。
7.束縛が激しく、彼女を所有物扱いするところ
『彼女は自分のモノ!』という勘違いを行動に移す彼氏。ヤキモチ妬きにも似ていますが、(もちろん嫉妬もする)このタイプは「独占欲」「所有力」の強さが影響しています。
彼女が自分以外の人と行動することも、自分以外の人間にチラッとでも興味を持つことさえも許せないのです。よく『君を箱の中に入れておきたい』などという愛情表現をする男性がいますが、鳥肌モノで全身ゾゾゾっです。
つまり彼女を一人の人格を持った人間とは思わず、自分の大切なお人形ぐらいに考えている失礼なヤツなのです。
こういうタイプの男は、自分の夢や信念のない人が多いのです。自分に成し遂げたいことや夢があるなら、相手の気持ちも理解できるはず。恋に溺れる女性は可愛いですが、彼女しか見えない男性って魅力がありますかね?
8.彼女の出費にまでケチをつけること
デートのときでも、やたらとお金のことばかり気にする男!少しでも安い店を探そうと躍起になったり、値引き交渉がハンパなくしつこかったり、常に元が取れるかどうか計算する彼氏。
節約するのは偉いですが、せっかくのデートでケチケチするようでは、彼女が気を遣ってしまいます。
また、何より怖いのが、彼女が新しい服を着てきたり、買ったばかりのバッグを持っていると『それ、買ったの?』『いくらしたの?』と細かくチェックするところ。
せっかく彼のためにオシャレしてきたのに、無駄遣いしているように責め立てられては、会うのも億劫になってしまいます。こういう男と結婚したら、家計も全て握られてしまいそうですね…。
9.普通の生活が困難なほど神経質すぎること
小マメに手洗いうがいをするのは健康管理するうえでは良いことですが、外食すると『この野菜、ちゃんと洗ってあるかな?』『この肉、中まで火が通ってないかも』と気にする彼氏。食事の楽しさも失せてしまいます。
公共のものには一切、素手で触れない、電車のつり革もエスカレーターの手すりも徹底してつかまらないのです。常に匂いを嗅いで安全かどうか確かめたり、抗菌スプレーやアルコール消毒液を持ち歩いている姿もコワイですね…。
こういうタイプの彼氏と結婚したら、子供も無菌状態で育ててひ弱な子にしてしまいそうですね。
嫌いになっても彼らと別れるのは大変です
上記に挙げたようなタイプの男に嫌気がさして、別れたいと思ってもスンナリと別れられない厄介な彼氏は大勢います。
- ストーカーのような行動に出てくる
- 嫌がらせや脅迫をしてくる
- 執念深く別れた後も頻繁に連絡してくる
こういう男につきまとわれては地獄です。できるだけスッキリ、ハッキリ、スッパリと別れてしまいましょう。
相手はヨリを戻したくて、謝って来たり、反省の弁を述べるでしょうが、一切、耳を貸してはいけません。アナタの情に訴えて心を取り戻そうとしているのですが、自業自得であり時すでに遅し、ということを噛みしめてもらわなければなりません。ここで仏心を出して復縁したとしても、また同じことの繰り返しになることが多いのです。
- 『この人、ちょっとアブナイかも…』
- 『なんか気持ち悪い…』
- 『これは絶対にモラハラ!』
……と感じることがあったら、自分の直感を信じて離れることを考えましょう。特にDVの傾向にある男性は危険です。
また、しつこい男、執念深い男はストーカーになる可能性が大。できるだけ穏便に別れる方法を探して信頼できる人や専門機関への相談は忘れずに!
最近の男性は昔の日本男児と比べて、女性に優しく気遣いができる分、女性化しているとも言えます。男と女は性質が違うものなので、考え方も感じ方も違う部分があります。
しかし、本当に愛情があれば『相手の嫌がることはしない』『相手を思いやる』『相手を信じる』が基本です。
何を勘違いしているのか、彼女を私物化する男性には本当に困りものですね!それらを避けて通る策は、ただひとつ!簡単に付き合い始めないことです。
よーーーく相手の性格や癖などを観察して、納得してから心を許しましょう。