彼氏の親に挨拶に行くとき!
完璧にしておきたい訪問マナー
はじめて彼氏の家に行き親と会うのは緊張しますよね。特に母親は、あなたを大事な可愛い息子の彼女にふさわしい女性かどうかチェックするでしょうから、表面では笑顔を振りまいていても目の奥はギラッと真剣なハズ。怖いですね。
ヨソのお宅へ訪問する際は最低限のマナーを心得ておきたいものですが、相手は何て言ったって「彼ママ」という強敵!チョッとの粗相(そそう)でさえも大事な息子を奪われ?ただでさえ気分が良くないかも知れない母親のチェックをくぐり抜けるのは至難のワザ。
また、警戒したいのはママだけではありません。彼氏に姉妹など小姑軍団にも要注意。『あら、いらっしゃい』と、感じ良く挨拶を交わしたからといって安心できない存在なのです。
彼女が帰宅してから、彼パパ&ママに『あの子は止めたほうが良いんじゃない?』と吹き込み、兄弟の恋を邪魔しよう企んでいることもあり、家族内で大きな実権を握っている可能性もあるので対応には細心の注意を!
ここでは、彼氏の親に挨拶するときに恥ずかしい思いをしないために、事前におさらいしておきたいマナーがありますよ。
1.みだしなみを整えて清潔な服を選ぶ!
まず「露出が多い」「奇抜」な服装はNG。これでは内面の良さを知ってもらう前に、外見だけで『はい無し!消えた~~!』と出会って数秒でジャッジを下されます。
格式ばった訪問でなければスーツなどを着るよりも、自分に似合うカジュアルな服を選んだほうが相手にも窮屈な思いをさせることがないのでオススメします。
ジーンズにカットソーなどのラフな服装でも全く問題ないことも多いので、気合いを入れすぎる必要はなし。
ただし、どんな服装でも?
清潔感だけは忘れずに!
- 襟もとが汚れていないか?
- スカートなどにシワが寄っていないか?
- 靴の外側&内側の汚れは大丈夫か?
- だらしない印象を与える服装じゃないか?
これらのポイントを事前にチェックして!玄関で靴を脱いだときに中敷きが真っ黒では印象ダウン必至。
ブーツは避けたほうが無難
脱ぐ&履くときに時間が掛るロングブーツなどは、迎える側を玄関先で待たせちゃうことに…。
2.カッチコチの敬語は不要!
でも、最低限の丁寧さは忘れない!
ふだん使い慣れていない敬語(尊敬語や謙譲語)は”噛む恐れ”があり、かえって不自然な印象を与えてしまうので無理をして使う必要はありません。
しかし、丁寧語ぐらいはマスターしておきましょう。挨拶は「明るくはっきり丁寧に」を心がけ、第一印象で心を掴んで下さいね。
彼の家では厳守!
彼を呼び捨てにしないこと!
▼彼氏の名前をいつも呼び捨てにしていると、つい『ねぁ、太郎』と口から出ちゃいやすいので、そこだけは神経を尖らせて!自分の息子を呼び捨てにされて気分が良くなる親はあまりいません。
彼の家でのキホン!
「○○くん」「○○さん」と呼ぶ!
3.立ち振る舞いは落ち着いて
彼氏の親の前で緊張してしまうのは仕方ないことですが、まずは余計な動きをしないように落ち着きましょう。
- ドアを「バタン」と乱暴に閉めない
- スリッパをパタパタと引きずらないように歩く
これらのことが出来ていないと”無神経な人”と思われるリスクあり!
食事のマナーは各家庭で違っていたりするので「音を立てて食べる」「肘をつく」など、基本的な作法さえ守っていれば気にすることはありません。でも、出されたものは好みのものでなくても極力、残さず食べる努力を!
食べられない物をススメられたら?
最初に『苦手なんです。ごめんなさい』と素直に伝える。
▼アレルギーがあったり、食べると気分が悪くなるほど苦手な物であっても、黙って残しちゃうと印象が悪くなるのでご用心。
4.手土産は見栄をはる必要はない!
気を遣わせない程度のものでOK
一番良いのは、彼から家族(特に母親)の好きなものを教えてもらうことです。でも高価な品や手に入りにくいものを無理して持っていく必要はありません。かえって媚びているように思われてしまうからです。
地元のお菓子や、家族みんなで気軽に食べられるもので十分。
ただし!
最初の手土産に「手作りのもの」はNG!
▼こちらは心を込めたつもりでも、残念ながら受け取る側にとっては戸惑うこともあるのです。
5.会話が弾んでも長居はしない!
早めに切り上げる
はじめて彼氏の親に挨拶するときは、長時間お邪魔しないことが好印象を与えるコツ。
お互いに気を遣って疲れる、マナーに自信のない女性は家にいるほど不調法(ぶちょうほう)がバレる恐れがあるなどメリットはありません。
まずは、顔を見ながら実際に話をして『息子が付き合っている恋人はこんな女性なんだ』と、親に安心してもらうことが大事であり目的なので長居は無用。
これは最悪!
彼氏の部屋に2人きりで何時間も過ごすこと。
▼『別に関係ないから気にするなよ』と、彼の恋人モードにスイッチが入っても、その誘いに乗ってはいけません。
せっかく第一印象で良いイメージを持ってもらっても、初めての訪問で夜遅くまで彼の部屋に籠っていたら、全ての努力が水の泡!
彼ママは「鬼」ではありません!
母親または父親は、ただ可愛い我が息子のことが心配なのです。多少、お行儀が悪くても言葉遣いが悪くても、息子のことを大切に思っていることがわかれば、少しずつ打ち解けてくるものです。
彼女にしてみれば、彼ママの存在は厄介で絡みづらいですよね。でも「同じ人を大切に思っている同士」であることを忘れないでいれば、自然と歩み寄ることが出来るハズですよ!