仕事のやる気がでないとき効果的な脳内物質をあやつる習慣
「ノルアドレナリン」と「セロトニン」の消費や分泌をコントロールする工夫をすることで、会社でも活発に活動することができます。目標に向かって成功するには、生活習慣に変化をつける必要がありますよ。
仕事にやる気がでないときの対処法
- 「会社で仕事をしててもなんだか集中できない…」
- 「毎朝同じ時間に起きて会社に行かなければならない…」
- 「大事な場面で決断力が鈍り、ビジネスチャンスを逃した…」
仕事のやる気がでない日々が続くと、だんだん気持ちが落ち込み体調不良に陥って休みがちになったり、作業をしていてもミスを連発することがありますが、決して、怠け心が原因ではなく脳内にある「ノルアドレナリン」や「セロトニン」が不足しているために起きている症状なのかも知れませんよ。
でもなぜ「仕事のやる気」と「脳内ホルモン」が関係しているのでしょうか?では、ノルアドレナリンなどの脳内物質が不足していると仕事のやる気がでない理由、結果を出す秘訣を紹介します!
▼ノルアドレナリンと仕事の関係
脳内の神経伝達物質のひとつである「ノルアドレナリン」は、脳内で放出されると以下のような効果があります。
- 痛覚の低減
- 意識がハッキリする
- 集中力・判断力の向上
つまり、人間のやる気を高めてくれる効果があるのですね。
このホルモンが不足すると人はどのような状態になるかというと?
- 無気力
- 無関心
- ぼーっとする
- 集中力が低下する
- ストレスに弱くなる
仕事や日常生活を送ることに支障をきたしかねません
また、慢性的に不足した状態が続くと「憂鬱(ゆううつ)な気分になる」など、精神疾患にかかりやすくなるのです
でも、脳内ホルモンを出しすぎるのも困ったもので「イライラしたり、怒りっぽい性格」になりがちになります。つまり、ノルアドレナリンを上手にコントロールすることが仕事をうまくこなすコツになるのですね。
ノルアドレナリンを上手に調整する方法
脳内の神経伝達物質である「ノルアドレナリン」を仕事中に出すことで、やる気や集中力がみなぎりバリバリ仕事をすることができるのです。
会社に行っている最中にやる気をみなぎらせるためには「仕事中に脳内ホルモンを不足させない」ことが重要になってきます。そのためには休日に消費しすぎて枯渇させないようにすることが大切。
ノルアドレナリンを消費する行動!
依存性のある行動
長時間熱中するようなこと
長時間熱中するようなことは、脳内ホルモンを消費して精神的にも疲れさせます。
例えば…
- 1日中ゲームをする
- ギャンブルなどの依存性が高い趣味
もちろん、ストレス解消のために遊ぶことは大事なことですでも、長時間に渡ってやりすぎるのはNG
貯めこんでいる脳内物質を遊びでほとんど使い果たし、仕事をしているときに使おうと思っても空っぽなのでやる気が出てくれない…。という事態につながります何ごとも、ほどほどにするということが大事ですよ♪
▼「セロトニン」で心のバランスを整える
人間の脳内物質のひとつである「セロトニン」は、精神や心のバランスを保ってくれたり、生活リズムを刻む大事な物質で、「ノルアドレナリン」や興奮作用があるといわれている「ドーパミン」を抑える働きがあるといわれています。
この物質が不足すると、どのようなことになるのでしょうか?
- 感情的になる
- 落ち着きがなくなる
- ストレスがたまりやすい
平常心を保ちづらくなり、不安やストレスなどに負けやすくなり体調を崩しがちになって「会社に行きたくない」「仕事をしたくない」などの精神的なトラブルにもつながるのです。
でも仕事が待っているので休むわけにもいかず、無理をしながら仕事をすることで強いストレスがかかるようになり悪循環に陥ってしまいます
なので、セロトニンが不足することも仕事にやる気が出ない原因になるのです。
セロトニンを増やすには?
質のいい仕事をするには、平常心で挑むことがベターです。『よしっ!やるぞ!』と意気込むのもイイ方法ですが、8時間ずっとモチベーションを保ち集中し続けるのは心身へ無理がかかることも多くなります。
会社に行っている間、ノルアドレナリンやドーパミンが出すぎてイライラしないようにするためにはセロトニンの分泌を増やすことも必要。そのためには、日頃の生活習慣や休日の過ごし方を工夫することが大切です。
セロトニンを増やす習慣!
運動をする
身体を休ませる
太陽の光を浴びる
規則正しい生活を心がける
スポーツには心にたまったストレスを発散させてくれる他に、セロトニンを増やしてくれる効果があるといわれています。効率的に増やすには「リズミカルな運動」がオススメです!
普段から運動をしていない人がいきなり激しい運動をすると、体を痛める原因にもなるので最初のうちは「ウォーキング」から始めるようにしてくださいね
セトロニンは睡眠にも関係している物質であるといわれています。日中、元気に活動できているのもセロトニンが働いているからです。朝に目覚めたとき「カーテンを開けて朝陽を浴びる」とスッキリと目覚めることができますよね?
まさにこの行為が、セロトニンの分泌を促しているのです!
- 毎日夜更かしをしている
- 寝る時間と起きる時間がいつもバラバラ
という生活リズムで毎日を過ごしていると、セロトニン神経のバランスが崩れて不足しがちになりますので「早寝早起き」を心がけるようにしてくださいね♪
休日の過ごし方が仕事へのやる気に繋がる
「ノルアドレナリン」と「セロトニン」2つの神経物質を上手にコントロールすることによって会社でも活動的になり、やる気がみなぎって仕事も捗るようになるのです
だから、休日の過ごし方や生活習慣を見直すことが必要不可欠なこと!
ノルアドレナリンを仕事に温存する習慣!
熱中する趣味をほどほどにする!
セロトニンを増やす習慣!
「規則正しい生活」と「運動を心がける」
色々なことにトライしてみたけど、一向に体調がよくならず悪化するばかり…。というときには、すでにストレスがかかり過ぎていて専門医の助けが必要な状態になっている場合があります。
そのときには、決して無理や我慢したりせずに病院へ行くなどの対処をしてくださいね。
また、1番大切なことは「見直した習慣を持続させること」です!
体調がよくなり仕事も元気にこなせるようになったからハメを外そうかな…。なんてやっていたら調子が悪かった頃の自分に戻ってしまう恐れがあるので、始めたことを無理せずに続けられる環境づくりをするようにしてください♪