失敗が怖いと思わなくなる考え方・転んでも大丈夫!
失敗が怖いと思いますか?失敗を嫌がったり怖がったりする人が多いですが、人生においては積極的に体験すべきものです。今回は失敗が怖いと思う人に、ミスすることの良さと、失敗を成功や成長に繋げる方法を紹介します。
失敗が怖いと思うのはもったいない!
誰でも「失敗」を嫌がったり怖がったりしますが、本当に「失敗」は避けるべきものなのでしょうか?確かに、失敗を人に見られるのは恥ずかしいですし、一度挫折すると立ち直るのも大変です。しかし、成功にはない良さが失敗にはあるのです。
成功ばかりが有難がられますが、失敗はより価値があるものなのです。もちろん、会社や勉強においては成功した方が評価は高いでしょう。しかし、それでも失敗の方が人生において経験すべきものです。
なぜなら、成功すると「やった!」と達成感を得て終わりますが、失敗をした場合は以下のような糧を手に入れられるからです。
今回は「失敗の良さ」と「失敗を成功に繋げる心構え」を紹介します。
気持ちが分かるようになる
失敗や挫折を経験していない人は、他人が何かミスをした時になぜ間違えるのかが分からず、上手くアドバイス出来なかったり責めてしまったりしてしまいます。しかし、一度失敗した人は、自分の苦い経験から他人へ助言をしたり慰めたり出来ます。
失敗をしたと他人に言うのは恥ずかしいと考える人が多くいるにもかかわらず、自分の失敗談を話せる人は、相手から余裕のある人だと思われます。また、決してカッコいい姿とは言えないしくじり話を他人にすることで、親身になってアドバイスをくれていると尊敬されるでしょう。
失敗した人の気持ちがわかる
私が考える失敗の良い点は、失敗した人の気持ちが分かる事です。
失敗の仕方や受け止め方はそれぞれ違っていても、ミスをした者同士「どうして間違えてしまったのか?」という悩みがわかり、焦ったり落ち込んだりする気持ちに寄り添えます。
何が悪かったのかを分析して振り返る事が出来る点も良い点です。(30代/男性)
新人の気持ちが分かる
失敗を経験しておくと、他人の気持ちが分かるようになります。仕事では特にそう感じます。
誰しも新人の時によく失敗しますが、間違いをバネに成長して上司になったとき、ミスをしていた新人の頃の気持ちが分かるので部下にアドバイスしやすくなるし、親しみやすい良い上司になれます。(30代/女性)
失敗から学べることがある
失敗せず成功した人は成功例しか知りませんが、上手くいくまで挑戦した人は成功例と沢山の失敗例を知っています。
また、成長には振り返りと反省が必要で、成功した人の多くは結果に満足してしまい「なぜ上手くいったのか」という振り返りも「もっと良くできないか」という反省もしません。しかし、失敗した人は「どうして上手くいかなかったのか」と振り返り、「成功させるにはどうしたら良いか」と反省します。
失敗しないと成長しない
失敗をしないと成長しないから、ミスを大切にするべきです。成功や成長をするためには失敗と反省が必ず必要で、何がいけなかったのかを学ぶことが、次に進むための大切な過程です。
失敗がないままに進むと人は慢心して傲慢になっていきます。人間を磨くためにも、失敗という経験を得て謙虚さも得られます。(30代/女性)
失敗を怖がっていては成長出来ない
失敗を恐れていては何にも成長しません。失敗の最大のメリットは「失敗への対処法を身に付けられること」です。
だから面接などであなたの失敗談をお聞かせくださいと言われるのです。あなたが失敗したことに対して自分がそれを失敗と思うこと、そしてその失敗へ自分がどう対処したか知るために。(20代/男性)
失敗を次に生かす
失敗から次に生かせることを学べます。
失敗すると方々に迷惑をかけて、謝ることで大変さや悔しさを味わうため、今度からは間違えないように工夫したり、作業を丁寧にしたりと、慎重に確認するようになります。(40代/女性)
自分の弱点に気づける
例えば仕事でミスを犯した場合、大抵は上司から怒られます。怒られた後、上司や仕事に対して文句を言う人は失敗と付き合いが上手いとは言えません。失敗と上手く付き合える人は「叱られた部分は、自分の盲点だ」と反省します。
自分の弱点、盲点、詰めの甘さを他人から指摘されて再確認できるのは、失敗の良さです。
気付かなかった弱点に気付ける
私が思う、失敗の良い点は自分が成長できるチャンスだということです。どういうことかと言うと、仕事で失敗をすれば勿論、上司に叱られます。
しかし、叱られることは自分の弱点に気付かされることでもあり、次同じ失敗をしないように意識して作業できるからです。(20代/男性)
失敗を成功に繋げる考え方
発明王として有名なトーマス・エジソンの名言に“私は失敗していない。それを誤りだと言ってはいけない。私は勉強したと言うのだ”があります。失敗を失敗と思わず、成功するための勉強・必要な道のりだと考える物の見方は、見習うべき姿勢です。
攻めの姿勢を忘れない
赤ん坊は転んだからといって「あー、心折れた。もういいや」と歩く練習を諦めることはしません。何度転んでも諦めずに、またチャレンジをします。もし皆が皆、一度転んだだけで諦めていたら、世界から歩ける人間が居なくなります。
同じように、赤ん坊でなくても一度の失敗で諦めるのはとても馬鹿らしいとは思いませんか?失敗が怖い、上手くいかなかったという理由で行動や再チャレンジしないのは、自ら成功を遠ざけていることになります。
失敗は成功のもと
「まぁいっか!死ぬ訳じゃないし!」くらいの軽い気持ちで行動することが大切です。
私はやらない後悔よりやる後悔の方がマシだし、昔から「失敗は成功のもと」と言われているし、と思いまずは行動してみます。
失敗したっていう経験は、成功した経験よりももっと自分に残る糧になると信じています。(30代/女性)
同じ失敗を繰り返さないと誓う
しつこい人と諦めない人の違いをご存知でしょうか?他人から嫌がられるか尊敬されるかの違い…では、ありません。しつこい人は失敗から学ばず同じ方法を繰り返し、諦めない人は失敗から学んで違うやり方を試すのです。
もちろん、しつこい人は同じ方法を繰り返すだけですから、成功には近付けません。反対に諦めない人は、失敗を忘れず同じ間違いを重ねないので徐々に成功に近付いていっています。ところで、あなたはしつこい人でしょうか、それとも諦めない人でしょうか。
失敗を忘れない
失敗したことを忘れない、そして同じ過ちをしないということです。
ただ落ち込んで忘れようとするのではなく、あの時のあの失敗はなぜダメだったのかまで考えることが大切です。そして、どうすればいいのかを考えて行動に移すことです。(20代/女性)
自分も他人も同じ失敗をさせない
私が思う失敗の良い点は、第三者への情報提供に繋がることです。
他人から指摘を受けることで、失敗の原因や何に注意すべきかがわかります。また、自分の失敗談を周知させることで、誰がやっても同じ失敗が起こらないように未然に防げます。(20代/男性)
失敗の原因を次に活かす
成功した場合は成功例を1つ経験するだけですが、失敗した後に成功した場合は失敗例と成功例を体験することになります。失敗した方が「何が上手くいかない原因」なのかが分かるので、次に同じ作業をする場合も注意すべきポイントが見えてきます。
言わなくても分かると思いますが、失敗を恐れて挑戦しなかった場合は何も経験できず、何も得られません。
成功よりも得るものが多い
成功した場合と失敗した場合とでは、ミスをした方が高い経験値を得られます。
成功した場合は一つの「成功した」という経験を得ますが、失敗した場合は「失敗した」「ミスをリカバリーする」「成功する為の方法を模索する」という3つの経験をすることになります。
成功するよりも得るものが多いので、何事も失敗を恐れずに挑戦して欲しいですね。(40代/男性)
結果的に成功したと考える
何か目標を立てて頑張った結果、思った通りにならなかった…ということは、少なからず誰しも経験していると思います。上手くいかなかったからといって即「失敗」とするのは、少し判断が早すぎます。
自分が失敗だと思っていても、他の誰かにとっては成功かもしれません。または、上手くいかない方法を発見したとも言えるでしょう。あなたが失敗を恐れるあまり、挑戦すらも怖がっているのであれば、失敗などこの世には無いと思えば良いのです。
失敗もある意味成功している
失敗とは目標と違った結果が生まれただけなので、それも1つの成功した結果として捉える。
また、どうして目指していたものと違う結果が生まれたのかをしっかりと理解し、次の挑戦で目標とする結果を生みだせば、それが本当の成功となる。(20代/男性)
失敗が怖くても尻込みしない
世に出回るビジネス書やメンタル本には「失敗を経験しろ」なんて書いてありますが、失敗は恥ずかしいもの、怖いものという考えが捨てきれない人は沢山いるでしょう。特に完璧主義者と言われる人たちは、失敗を悪いものと考えています。しかし、失敗を恐れて何もできなくなってしまったなら、経験することも成功もありません。
今回紹介した「失敗することの良さ」や「失敗から成長する考え方」を参考に、少しずつ失敗への恐怖を克服してください!