京都駅近くのパンケーキ・ゆったり落ち着ける贅沢な空間
京都駅近くのパンケーキ屋さんで、素敵な時間を過ごしませんか?ボリューミーで、ふわふわ食感が自慢のフルール京都駅前店や、京都水族館向かいの梅小路カフェBOSSCHEなど、ゆっくりと落ち着けるカフェを紹介。
京都駅付近の美味しいパンケーキ屋さん
近年、パンケーキがブームになり、SNSなどでもおいしそうなパンケーキが紹介されることが多くなっています。
オシャレでシックな雰囲気のカフェで食べるスイーツは味が格別なのはもちろんのこと、特別な気分になりますよね。お好きな珈琲や紅茶をお供に過ごす時間がいつまでも続いて欲しいほど幸せな時間ですよね。
そこで、京都駅から比較的近いパンケーキのお店を紹介したいと思います。観光やショッピングなどのついでにでも、立ち寄ってみてはいかがでしょう。
fleur 京都駅前店
京都駅から近く「有名なパンケーキのお店」というとまず名前が挙がるであろうお店です。場所は京都駅の中央口から出て徒歩で数分、といったところ。京都ヨドバシの向かい側の通りを入ったあたりに「fleur 京都駅前店」があります。
写真では切れてしまったのですが、入口のところは2段くらいの階段があります。木がふんだんに使われていてオシャレな感じです。オープンテラスまでお客さんがたくさんいて「さすが人気店!」と思ったのですが、なんとこの部分にテーブルがない!
実はオープンテラスに見えていた所は、お客さんが店に入るまで待つ場所でした。京都は暑いところですから、外ではあるものの、日除けがされたところで待つことが出来るのは嬉しいです。
店舗内は白い壁に絵が飾られていて、おしゃれな雰囲気です。さて、さっそくパンケーキを注文してみます。
きなこクリームパンケーキ
チョイスしたのは「きなこクリームパンケーキ」(1,111円・税抜き)で、これは京都駅前店限定のパンケーキです。一目見て分かる通りボリュームのあるパンケーキで、右隣には黒ごまのシロップがあり、これをかけて食べます。
手前は左から「生クリーム」「バニラアイス」「きなこのクリーム」そして「さつまいもを角切りにして甘く煮たもの」が並んでいます。パンケーキの上には「粉糖」が、そして全体に「きなこ」がかけられています。
パンケーキが三枚重ねられているのですが、その厚みにびっくりです。手前のバニラアイスはごくふつうの大きさなので、それと比較すると厚みがわかるでしょうか。横からみるとそのふくらみ具合がよく見えると思います。
さっそくシロップをかけてみました。本当はもっとかけたかったのですが、シロップが多くかかるとその重みで傾くほどのふわふわ感です。食べようと思ってカットしたら、そこから傾いてしまいました。
味のほうは、とにかくふわふわ食感で甘くておいしいです。食べ始めて感じたのですが、きなこクリームとさつまいもが意外と甘いです。好みにもよりますけども、クリームとさつまいも、シロップを一気に重ねるとちょっと甘いかもしれません。
ですが、パンケーキそのものはそれほど甘いわけではないので、他のトッピングをうまく組み合わせつつ食べてみてください。「さつまいも」に「きなこ」「ゴマ」と、身体にやさしい食材がたっぷり使われていますし、本当に満足感たっぷりでおいしいです。
こちらのお店は、意外と混雑していることが多いですし、注文を受けてから焼き始めます。ですから、時間には余裕があったほうがいいです。平日の11時~12時、17時~19時ならば予約が可能なので、それを狙うのもいいですね。
Cafe&dinning fleur 京都駅前店
京都府京都市下京区東塩小路町736
梅小路カフェ BOSSCHE
こちらは「京都水族館」の真向かいにあるカフェです。2016年4月「京都鉄道博物館」が開館しましたが、そこからもすぐそばにあります。京都駅からは歩いてもいけますが、バスも出ているので、その時の状況によって選んでくださいね。
建物の前にはベンチがありました。混雑しているときはここで待つことになるのかもしれません。そして広い車道を挟んで向かいが京都水族館になります。
とてもおしゃれなカフェです。2枚目の写真の白いカウンターのところがキッチンになっていて、壁の上にはパンケーキの紹介などが書かれています。女性同士、カップル同士で来るのにいい感じです。
プレミアムパンケーキ
パンケーキが4枚乗せられた形になっています。上に「バター」と「粉糖」がトッピングされていて、左側に「バニラアイスクリーム」と「生クリーム」、右側に「メープルシロップ」が添えられています。
横から見ると大小のパンケーキが重ねられていて、オシャレな佇まいですよね。ふわふわした感じではなく、どちらかというと昔ながらのホットケーキのイメージです。
さっそくシロップをかけてみます。メニューの説明によると「パンケーキそのものにかけると生地に浸み込むので、クリームにかけてください」とのことなので、そのとおりにしてみました。
割ってみました。見てのとおり、生地は薄めで、昔ながらのホットケーキのイメージです。
実は、パンケーキの中に「京豆腐」が入っていて、味のほうは「もっちりした食感」です。パンケーキに「豆腐」というのはちょっと思いつかない発想なのですが、おそらくそれがこのもっちり感につながっているのだと思います。
シロップは一杯まではおかわりが無料でできるということでしたが、パンケーキを切って、クリームをのせて、シロップをたっぷりかけて、とてもおいしく食べることができました。
この店を訪れた日は京都鉄道博物館が休館で、その上、雨が強く降っていました。お店のほうは空いていたのですが、店の立地場所を考えると、休日などは相当に込み合うことが考えられます。行く時は開店直後など、混雑していない時間帯がおすすめですよ。
宇治抹茶と白玉のパンケーキ
パンケーキ2枚にたっぷりのせられた生クリームが目をひきます。生クリームの間には小豆、横には抹茶アイスと白玉、そして下にはたっぷりの抹茶ソースが敷かれています。さらに抹茶パウダーが全体にかかっていて、和風スイーツ好きにはたまらない組み合わせですよね!
横から見てみると、パンケーキはごく普通の厚みなのですが、生クリームがパンケーキの1.5倍くらいの高さに盛り上げられています。こんなに生クリームがのって、甘すぎないでしょうか?またよく見ると、パンケーキの色が緑色気味になっています。抹茶パウダーの色でしょうか?確かめてみましょう。
1口サイズに切ってよく見てみると、パンケーキの生地にも抹茶が混ぜ込まれているようで、生地が少し緑がかっています。
抹茶には元々苦味がありますし、こちらのお店の生クリームはあまり甘さが強くありません。一方で下にある抹茶ソースの甘みは強めですので、パンケーキに小豆、生クリームと重ねて食べると、小豆の甘さがひきたって、とってもおいしいです。
どうしても下のパンケーキはソースがついて甘くなりがちなので「上のパンケーキに小豆やアイスクリームを乗せて、下のほうは生クリームをつけて」と、食べ分けてみてもいいかもしれません。
パンケーキには京豆腐とメレンゲが混ぜ込まれているとのことで、一般的なパンケーキよりももちっとした食感があり、そのあたりも「和風」の感じに近いと思いました。白玉もおいしくて、さらに「和風スイーツ」の感じがします。
京抹茶フレンチトースト
BOSSCHEは、パンケーキが有名なお店ですが、フレンチトーストもいろいろな種類があります。
「京抹茶フレンチトースト」は、バゲットを大きくカットして、たっぷりとシロップを染み込ませて仕上げているフレンチトーストです。下に小豆と抹茶ソースが、横には生クリームと抹茶アイス、上には粉糖と抹茶ソースがかけられています。生クリームはパンケーキに比べて少なめに盛られています。
横から見るとフレンチトーストが想像以上に大きくてびっくりですよね。パンの厚みもあるのでシロップがよく浸み込んでいて、ふわふわでしっとり、本当に幸せな気分になります。
トーストの下にたっぷりと甘い抹茶ソースと小豆が敷いてあります。また、フレンチトーストの特性上、中にシロップがたっぷり浸み込んでいるので、甘さはパンケーキよりも強いです。こちらも生クリームや小豆、アイスとトッピングをいろいろ変えつつ楽しむのがおすすめです。
ちなみに他のフレンチトーストはメープルシロップが別添えになっていて、メニューの説明によると「シロップをたっぷりかけてください」とありました。たしかに、このメニューでも、甘い抹茶ソースをたっぷりつけて食べるとしっとり感が増して、一段とおいしくなる気がします。
セットドリンク
さて、美味しいスイーツにはドリンクは欠かせません。まだまだ暑い日が続きますし、冷たい飲み物ですっきりしたいところです。
まずはアイスティー(420円・税込)をチョイスしてみました。
冷たいアイスティーでさっぱりすっきりです。アイスティーはミルク・レモンもありますが、今回はストレートを頼んでみました。フレンチトーストやパンケーキと一緒ならば甘くせずにそのまま飲むのが合いそうです。もう少し気温が下がってくれば、ホットコーヒーや温かい紅茶もいいですね。
もう1点はマンゴージュース(420円・税込)です。
やっぱり夏は季節のイメージなのか、マンゴーなどのトロピカルフルーツ系のジュースが飲みたくなりますね。スイーツなどでもマンゴーを使ったものが多くあるからでしょうか。メニューを見た時に思わず惹かれました。
パンケーキが比較的甘いのもあって、ジュースだと甘いかな?と思ったのですが、すっきりした甘さでとてもおいしかったです。気分もすっきり、夏気分満載といったところです。
ちなみに、マンゴージュースとアイスティーの値段ですが、単品の値段です。ただし、パンケーキやフレンチトーストとセットで頼むこともでき、その場合は+200円でドリンク付にできます。単品と同じドリンクが半額でつくので、頼む価値はありますね。ぜひ、おいしい組み合わせを考えてみてください。
パンケーキとフレンチトースト、共通して言えるのは、抹茶ソースと小豆、アイスが甘いのに対して、生クリームはそれほど甘く仕上げていないことです。フレンチトーストのほうがシロップをしみこませてある分、甘みが強いかな、と思いました。パンケーキそのものにはおそらく、それほど強い甘みはつけていないと思います。
抹茶の苦みと小豆などのアッサリとした甘みが組み合わさると、食べにくいという感じは受けませんでした。使われている食材それぞれに甘みの感じが違うので、いろいろ組み合わせて楽しんでみるといいかもしれません。
「京都観光」に「BOSSCHEの京都スイーツ」を一緒に楽しんでみませんか?
梅小路カフェ BOSSCHE(ボッシェ)
京都府京都市下京区大宮通木津屋橋下る上中之町10
shuhari dolce(シュハリドルチェ)
京都に住んでいる人はもちろんですが、京都に観光に来る方ならば、だれでも必ず通るのが四条通りではないでしょうか。まさにこのあたりは京都の中心商店街であり、大きな百貨店や由緒あるお店などが立ち並び、いつ通っても賑わっています。
その四条通にある百貨店の1つ「藤井大丸」の5階にある「shuhari dolce」さんを紹介します。
5階の奥の方にあるのですが、とてもおしゃれな店です。入口のところでは紅茶やケーキなどを売っていて、テイクアウトもできるようになっています。カラフルなマカロンにカップケーキ、見ているだけで気分がウキウキしてきますよ。
入口から中を見ると奥行きのあるお店であることが分かりますね「ソファ席」と「テーブル席」を選べるようになっていて、ソファ席でクッションを背にくつろぐのもいいですし、テーブル席を選ぶのもいいですね。パーテーションもおしゃれで、明るくきれいなお店です。
窓側の席から奥を見ると、奥の壁際におしゃれなインテリアが見えます。小物が飾られているのがとてもおしゃれで、またそれが上手に座席の仕切りの役割も果たしています。
カウンター側の壁には、ドリンクの絵が描かれていました。おいしそうなドリンクがたくさん描かれていて、目移りしそうです。ゆったりとくつろげるshuhari dolceさんで食べられるパンケーキを紹介します。
ベーコンエッグパンケーキ
パンケーキというと「甘いもの」が多くなりがちですが、ランチにもちょうどいい「ベーコンエッグパンケーキ」を紹介します。
メニューの写真では、パンケーキとサラダが1皿に盛りつけられていましたが、頼んでみると別々に出てきました。パンケーキの上には厚切りのベーコンと目玉焼きがのっています。右側のソースのようなものはオーガニックメープルシロップで、好みの量をかけられるようになっています。白い粉のように見えるのはチーズで、上にフライドオニオンがトッピングされています。
「サニーレタス」「赤と黄色のパプリカ」「紫キャベツ」中には「水菜」も入っていました。ドレッシングはあっさりしたフレンチで、とても食べやすいサラダです。パンケーキのボリュームがあるので、食物繊維たっぷりのサラダがつくと栄養バランスもバッチリですよね。
こちらはパンケーキで、3枚重ねになっています。チラリとのぞいているベーコンの厚さがわかるでしょうか。
卵を切ると黄身がトロリと流れ出し、より濃厚な味わいになります。まさに「スイーツ」ではなく「食事」のパンケーキを食べている気持ちになります。
パンケーキ自体の甘さはそれほどありませんので「ベーコン」や「卵」と一緒に食べても違和感がありません。パンケーキは「リコッタチーズ」が中に入っていて、もちもちふわっとしたタイプです。
ベーコンが厚く塩気がありますので、パンケーキと一緒に全て完食してもいいのですが、1枚残しておき、上のトッピングを全て食べ終わったあとにシロップをかけて、デザートに入ることも出来る1度で2度美味しいパンケーキです。
ストロベリーミルク
「ベーコンエッグパンケーキ」は、ランチにちょうどいい品でしたけども「パンケーキはやっぱり甘くなきゃ!」という方におすすめなのがこちらの「ストロベリーミルク」です。
「生のイチゴ」と「コンポートのイチゴ」「練乳のソース」がたっぷりかかっています。生のイチゴはさっぱり、コンポートのイチゴは甘くて、2種類の味を楽しむことができます。お皿の右側には生クリームがたっぷり盛りつけられています。
横から見るとこちらもパンケーキが3枚重ねられています。
1口カットしてみました。上にかかっていた練乳ソースが生地に浸み込んできていて、甘くておいしいです。イチゴと練乳の組み合わせってどうしてこんなにおいしいのでしょう。イチゴが2種類トッピングされているので、それぞれ違った味わいを堪能しました。
クリームをつけつつ、美味しく食べ進めていたら、新たな発見がありました。盛り付けられているのは生クリームだけだと思っていたら、中にカスタードクリームがあったのです。カスタードクリームのほうがより甘みを感じるので、混ぜたり、別々につけることで自分好みの味わいにすることが出来ます。
「フレッシュなイチゴ」に「甘いイチゴ」「生クリーム」に「カスタードクリーム」そして「練乳ソース」1つのパンケーキで、食べるたびに違う味わいを楽しむことができる、本当に美味しいパンケーキでした。フルーツ好き、甘いパンケーキ好きなら、ぜひとも1度食べて欲しい逸品です。
ロンネフェルトの紅茶
パンケーキにはプラス430円でセットドリンクをつけることができます。メニューを見ると、紅茶、コーヒー、カフェオレ、ジュースなど六種類から選ぶことができます。実はこのお店は紅茶の種類がとても多いのが特徴で、ドイツの「ロンネフェルト」というメーカーの紅茶を飲むことができます。そこで、今回はちょっと珍しい紅茶を頼んでみました。
「スイートベリーズ」430円(税込)です。説明によると「紅茶の茶葉にストロベリーをブレンド」してあるとのこと。紅茶をカップに注いでみるとワインのような赤い色をしています。
立ち上る湯気には、ほわっと甘い香りが漂います。1口飲んでみると、少し酸味を感じる味わいでスッキリしています。香りの段階ではもっと甘い味わいかと思いましたが、フルーツの酸味がさっぱりと感じられました。
ハーブティーに近い味わいで、ストロベリーミルクのような、フルーツ系のパンケーキと一緒にいただくと、パンケーキの甘みやフルーツの味が引き立つのではないでしょうか。紅茶の種類はいろいろあるので、ぜひお好みの組み合わせを探してみてください。
気軽に立ち寄ることができる、百貨店の中にあるカフェのパンケーキを紹介しました。「パンケーキ」というと「おやつ」のイメージがありますが、組み合わせの食材によっては栄養バランスがとれたきちんとしたランチとしても楽しめます。
「ベーコンエッグパンケーキ」は、15時までのランチタイムだと「ドリンク」に「マカロン」か「ミニカップケーキ」がつくセットがあり、こちらのほうがさらにお得になります。
コーヒーや紅茶はもちろん、その日の気分でお好みのセットを試してみるのもいいかもしれません。パンケーキとドリンクのおすすめの組み合わせ、いろいろ作ってみませんか?
shuhari dolce(シュハリ ドルチェ)
京都府京都市下京区四条寺町 藤井大丸5階
京都には個性派パンケーキのお店がたくさん
京都駅から比較的近いパンケーキショップを紹介しました。どちらもとても美味しいパンケーキだったのですが「今の流行のパンケーキが食べたい」ならfleurがおすすめです。ふわふわ感はこちらが強く、甘さも強めなので、甘い物好きな女子向きかもしれません。
また、いまゆる「定番のパンケーキが食べたい」ならBOSSCHEがおすすめ。もっちりしたパンケーキで、甘さも調節できるので、プレーンなパンケーキも味わえます。
shuhari dolceは、藤井大丸の5階という観光や買物・デートなどの時に立ち寄るのにいい場所にあります。どちらも混雑することが考えられるので、時間や曜日など、うまく調節したり、予約したりなど工夫するといいでしょう。おいしいパンケーキ、ぜひ食べに行ってみてください。