実は手間が掛かる「秋刀魚の炊き込みごはん」缶詰で超簡単!
今回は「さんまの蒲焼の缶詰」を使う、お手軽だけど本格的な和食レシピ「秋刀魚とカリカリ梅の本格炊き込みごはん」の作り方をご紹介します。
缶詰は常備していると便利ですが、意識して使わないと食べる機会がなかなか無かったりするので、「缶詰レシピ」を数パターン覚えておくことをおすすめします。
献立を考えるときに自然と食材のひとつとして候補にあがるようになりますよ。
実は、缶詰って優秀な食材なんです!ちょこっと手抜きをしても、手間暇かけたような美味しい料理が出来上がります。
今回は、スーパーやコンビニでも手頃な価格で手に入れられる、「さんまの缶詰」を使って、ふんわりした炊き込みご飯を本格的な味に仕上げてみました。
旬の具材をたっぷり入れた炊き込みごはんって、とっても美味しいですよね。特に秋から冬にかけては、旬の「さんま」をつかった炊き込みご飯が最高に美味しい季節です。
でも、細かい骨が多い秋刀魚を食材に選んで料理を作るとなると、骨抜きなど手間が掛かってしまうのがネックなところ。
美味しいお料理を作りたくても、下ごしらえなどが面倒なレシピはついつい敬遠したくなりますが、旬の食材は旬のうちに楽しまなくちゃもったいない!
「秋刀魚の炊き込みごはん」は、骨まで柔らかくなっている缶詰を使うので、お魚の下処理の手間が省けます。とってもスピーディに美味しいご飯が作れちゃいますよ。
食べ忘れてた!賞味期限が近い缶詰も本格料理に大変身
缶詰はリーズナブルだし、おかずが物足りない日でも器に盛りつければ立派な一品になるから助かるし、何かと使い勝手が良いので、ついつい買い揃えてしまう食品のひとつですよね。
しかし、何個も買ったのは良いものの、いつの間にか買ったことさえ忘れてしまった経験はありませんか?
コンパクトで収納もしやすい缶詰は仕舞ったままになることも多く、キッチン棚を整理した時に賞味期限切れギリギリの缶詰を発見する…、なんてことが起こりやすいです。
賞味、または、消費期限が迫っている缶詰は、早く使い切って食べてしまわなければなりません。お酒のつまみにしても良いですが、一工夫すれば今晩の夜ご飯にできる、本格料理に早変わりしますよ
カリカリ梅と三つ葉を加えた一味違う絶品炊き込みご飯
秋刀魚の炊き込みごはんをさらに美味しくしてくれる食材が「カリカリ梅」。炊き込みごはんにカリカリ梅を入れるというのは馴染みがないかもしれませんが、ふんわりと炊きあげたご飯にカリカリとした梅の食感が加わることで、いつもとは一味違う炊き込みご飯が完成します。
さらに、炊き上がってから三つ葉を加えて混ぜ込むことで爽やかな香りがプラスされてワンランク上の味わいになります。
「秋刀魚とカリカリ梅の本格炊き込みごはん」作り方
材料 (2合分)
・米 2合
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1
・秋刀魚の蒲焼きの缶詰 1個(100g)
・カリカリ梅 4つ
・三つ葉 1束
1.梅干しはタネを除き、荒みじん切りにする
2.さんまの蒲焼きの缶詰を開けて、身と汁を分ける
3.さんまの蒲焼きの汁・酒・みりん・醤油・だしの素を合わせる
4.炊飯器に「3」の合わせ調味料と研いだ米を入れる
5.「2合」のメモリまで水を入れ、しゃもじで混ぜる
6.さんまの蒲焼きの身とカリカリ梅をのせて、炊飯器のスイッチを入れる
7.炊きあがったら3センチ幅に切った三つ葉を加え、混ぜ合わせたら完成です♪
ホッとする味の炊き込みごはんで心も身体も温めよう
さんまの蒲焼きの他にも鯖やいわしの味噌煮や鮭の水煮缶など、買い置きしておくと便利だけど、「日持ちする」という利点があるせいか、使うタイミングをはずしたり、使いどころが分からなくなってしまう缶詰類。
缶詰はそのまま食べても「逸品」と言えるほど美味しいですが、アレンジ次第で色んなお料理がつくれます。
今回ご紹介した「秋刀魚とカリカリ梅の本格炊き込みごはん」は、缶詰をつかってつくるから超簡単で手間いらずなのに、しっかり手間暇かけたような味わいに仕上がります!
さんまの缶詰さえあれば、あとは少ない材料で本格的な炊き込みごはんがつくれるので、ぜひ、今夜にでも試してみてくださいね。