かぼちゃの煮付け・料亭の味を再現する簡単な作り方

料理を得意にしたい人ならマスターしたいのが日本料理の一品もの。ここではその定番のひとつ、かぼちゃの煮付けを思ったよりお手軽に、しかもプロも顔負けの味が出せるレシピを紹介。

かぼちゃの煮付け・料亭の味を再現する簡単な作り方

簡単だからこそ奥深い!かぼちゃの煮付け

見た目は非常にシンプルな日本料理ほど、その中には様々な手間や工夫がこらされているもの。洋食に比べて挑戦する方が少ない一番の理由がそこではないでしょうか?

もちろん手間ヒマを十分にかけて作る料理がダメなわけではありませんが、できることなら伝統の家庭的な料理をお手軽に作ることができればあやかりたいものです。

しかし、そんな都合のいい話があるんです!現代の調理器具や調味料は、先人が創り出したテクニックや美味しさを、ちょっとラクをさせてもらいながら再現させてくれるのです。

そこに手間をかけなくてよくなった分、自分のアイデアや具材をレシピにプラスすることが可能になるので、料理の幅もひろがること請け合いですよ!

今回紹介する、煮崩れ防止のために一手間加えたレシピだと、作るのが難しいと敬遠されがちなカボチャの煮付けも、簡単にプロが作ったような味を再現することができますよ。

カボチャが簡単に切れる!レンジで下ごしらえ

1.まず、ラップでカボチャを丸ごと包みます。

ラップでカボチャを包む

2.電子レンジに入れて4~5分(目安600~500W)程、加熱します。

レンジに入れて4~5分ほど加熱

根菜コースが有るレンジはそちらをお使いください

レンジから取り出すときはミトンを使って、火傷しないように注意してくださいね。

ミトンを使って火傷をしないように注意

3.ラップをはがしたら、スプーンを使ってヘタをくり抜きます。加熱したことにより、とても柔らかくなっているので驚くほど簡単に取れますよ!

カボチャのヘタはスプーンをつかってくり抜きます

4.ヘタをくり抜いたら、かぼちゃを半分に切って種を取り除きます。この作業も包丁がスムーズに入っていくので女性でもラクラクですよ!

かぼちゃを半分に切って種を取り除きます

包丁がスムーズにカボチャに入っていきます

5.はい!いつもなら苦戦するカボチャの切り分け作業が、あっという間に終わりましたよ!

カボチャの切り分けが完了しました!

もともと半分にカットされて売られている場合は、加熱時間を調整してくださいね。

▼かぼちゃの煮つけ材料

材料(3~4人前)
かぼちゃ 2分の1個
300cc
めんつゆ(無希釈) 100cc
砂糖 大さじ1
小さじ2分の1

カボチャ


料亭の味!かぼちゃの煮付け/作り方

「かぼちゃの煮つけ」が出来上がりました

調理時間:準備5分+調理25分=合計

1.下ごしらえで柔らかくなったカボチャを好みの大きさに切り分け、面取りを行います。煮くずれしやすい代表とも言えるかぼちゃなので角を切り落とすわけですが、サンプルではあえて面取りを行わずに煮付けてみました。

…と言うのは、さきほどの電子レンジのチンで下ごしらえをすると鍋での加熱時間が短縮されるので「煮崩れしにくい」のです。

とはいえど、何度か火を通すうちに崩れてしまうのは変わらないので、すぐ食べる方、手軽さを重視される方はどうぞお試しくださいね。

2.最後は鍋に水と調味料各種、そしてかぼちゃを入れて加熱。近頃の調味料が優秀なのはご存じの通りですが、和のテイストを出したいときにかなりお手軽便利なのが「めんつゆ」

麵つゆを加えるだけで、職人が丁寧に取ったダシに迫る美味しさを出せるのです。

3.沸騰したら中火の少し弱め程度にして10分、竹串などで刺してみて問題のないカタさならできあがりです!

  • 下ごしらえをすることで加熱時間が短縮されるため煮崩れしにくくなる
  • 「めんつゆ」は和のテイストを引き出します

簡単な下ごしらえが料理をラクにする

かぼちゃって、皮が硬くてカットするのが大変ですよね。簡単なようで意外と面倒なカボチャの下ごしらえは、レンジを利用すれば驚くほど楽ちんにできるし、調理時間が節約できるので煮崩れを防ぐメリットもありますよ!

いつでも手早く簡単に美味しいカボチャの煮付けを作れるように、カボチャを買ったらレンジで加熱し、適度な大きさにカットしてから冷凍保存しておくことをおすすめします。

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丸山辰夫

料理が趣味の料理好きパパです。見た目ちょっとイマイチなときもありますが、簡単で激ウマな男の料理レシピを紹介します!