2種の卵とじを覚えれば一気にレシピが増える
料理初心者はレパートリーの少なさに常に悩まされがちですが、卵で具材を綴じる手順さえマスターすれば「いつもの料理」「いつもの具材」を簡単に美味しくアレンジできちゃうのです。タマゴは比較的お手頃な価格で購入できる食材なので節約レシピとしても役立ちますよ!
まずは「卵とじ」の基本
卵とじに必要な材料は「具材・卵・つゆ」の3つだけ!
具材やつゆの種類を変えるだけで色々な卵とじ料理ができるので、レシピの幅がひろがるのに覚える手順はひとつだけで済むんです!それでは「卵とじ」の手順をチャックしてみましょう。
1.つゆを温める
まずは鍋でつゆを温めます。沸騰させ過ぎて煮詰めちゃったりしないように気を付けて下さい。
2.卵を準備する
つゆを温めている間に卵を容器に割り入れ、菜箸などでざっくりと混ぜます。混ぜすぎないのがポイントで、白身がある程度固まってるくらいでOK。
3.具材を投入
次に具材を入れ、下がったつゆの温度が元に戻るまで温めます。ここで具材に火を入れるタイプのもの(親子丼等)は、中まで火が通ったのを確認してから次に進みましょう。
4.卵を入れる
鍋の中心から外側に向かってうずまきを描くようにゆっくり回し入れます。卵が固まり始めたら火を止め、フタをして好みの固さになったら出来上がり。
どうですか?意外と簡単ですよね。料理に慣れてきたら卵を二回に分けて入れるなどの卵とじテクニックもあるのですが、これでも十分美味しい卵とじが完成できます。
卵とじレシピ/親子丼
それでは、卵とじ簡単レシピを2つ紹介します。この2パターンさえ作れるようになればレパートリーをどんどん増やせますよ!
▼親子丼/材料
- 水 ・・・・・・・・・・・・・ 50cc
- しょうゆ ・・・・・・・・・・・ 50cc
- みりん風調味料・・・・・・・・ 100cc
- 粉末だし ・・・・・・・・・・ 小さじ1/2~2/3
- 砂糖 ・・・・・・・・・・・・ 大さじ1
- 玉ねぎ ・・・・・・・・・・・ 1/2個
- 鶏肉(ももorむね) ・・・・・ 1/2枚
- 卵 ・・・・・・・・・・・・・ 1~2個
▼親子丼の作り方
- 玉ねぎを薄切り、鶏肉を一口大の大きさに切る
- 鶏肉と卵以外の材料を鍋に入れ、火にかける
- 沸いてきたら鶏肉を入れ、火が通ったら卵で綴じてご飯に乗せれば出来上がり
卵で綴じるものの定番と言ったら、やっぱり何と言っても丼もの!
トンカツを綴じればカツ丼、鶏肉を綴じれば親子丼、カマボコを綴じれば木の葉丼。
何も綴じないでタマゴ丼というのもgood♪
卵とじレシピ/キノコの洋風卵とじ
▼キノコの洋風卵とじ/材料
- お好みのキノコ ・・・・・ 適量
- 玉ねぎ ・・・・・・・・・ 1/3~1/2個
- 人参 ・・・・・・・・・・ 1/3~1/2本
- オリーブオイル ・・・・・ 適量
- コンソメスープ ・・・・・ 150cc
- 卵 ・・・・・・・・・・・ 1個
▼キノコの洋風卵とじ/作り方
- キノコは房のあるものは食べやすい大きさに分け、玉ねぎと人参は薄切りにする
- 1をオリーブオイルで炒め、全体的に火が通ったらコンソメスープを入れる
- 2が沸いてきたら卵で綴じて出来上がり
和風つゆをコンソメスープに代えれば、洋風味の卵とじにガラリと変わります。オリーブオイルは体に良いものですが、キノコは油を吸いやすいのでカロリーを摂りすぎないように使用量には注意してくださいね。
中華スープにしたり、冷蔵庫の残り物を具材にしたりすれば、応用の幅が広がるのが卵レシピの醍醐味ですよね。