簡単で美味しいタルティーヌの作り方
今回はバゲットを使ってフランスパンの香ばしさを引きたてる具材をチョイスしたレシピを紹介します。
フランスパンに好きな具材をのせて焼くタルティーヌは、フランスでは日常的な食事のメニューで、本来は「塗る(タルティネ)」という語源からジャムやスプレッド、バターをパンに「塗る」のが一般的な食べ方ですが、ニューヨークのホームパーティなどでもオーブンサンドの作り方が主流で決まったルールはありません。
タルティーヌはコーヒーとの相性が良いのはもちろんのこと、一口サイズにカットすればワインやビールにも合う「オードブル」としても応用できるので、レシピの幅がひろがりますよ。ぜひ、朝食やブランチに美味しいタルティーヌを作ってみてくださいね。
辛口ジャーマンポテト風タルティーヌ
ビールなどのおつまみにも最適な「辛口タルティーヌのレシピ」を紹介します。材料はカラムーチョに限定しなくても、辛口タイプのポテトチップスなら代用できます。
歯応えのある食感を楽しみたいのならキャベツは粗めにカットして、スマートに食べたいなら細めにカットするなど、具材の切り方は好みで調整してくださいね。辛いのが苦手な場合は、塩味の「じゃがりこ」や「ポテトチップス」を使いましょう。
材料(2人分) | |
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ブール | 1個 |
ベーコン | 1枚 |
にんにく | 1片 |
水または牛乳 | 20cc |
カラムーチョ | 20g |
キャベツ | 1/8 |
溶けるチーズ | 2枚 |
辛口ジャーマンポテト風タルティーヌ/作り方
材料さえ用意できれば簡単に作れますよ。
1.カラムーチョと水(牛乳でもOK)を入れ、レンジで1分加熱し、しんなりさせる
2.みじん切りにしたベーコンとにんにくを中火で一緒に炒める
3.ベーコンとにんにくに熱が通ったら火を止めて、水分を吸ってしんなりしたカラムーチョと具材をフライパンの上で絡める
4.千切りキャベツをいれて、具材と混ぜあわせる
5.フランスパンに具材とチーズをのせて、約3分焼けば辛口ジャーマンポテト風タルティーヌの完成です(調理時間は約)
完熟トマトと茄子のタルティーヌ
次は、茄子と甘く熟している缶詰のカットトマトを使って手間を省ける、簡単で美味しい「完熟トマトと茄子のタルティーヌ」の作り方です。
材料(2人分) | |
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バゲット | 1/2本 |
ソーセージ | 3本 |
にんにく | 1片 |
カットトマト | 150g |
玉ねぎ | 1/2個 |
茄子 | 1/2本 |
溶けるチーズ | 2枚 |
パセリ | 適量 |
オリーブ油 | 適量 |
完熟トマトと茄子のタルティーヌ/作り方
1.オーブントースターで焼いたときに、しっかり茄子に熱が通るように薄く(厚さ3mmほど)の輪切りにする
2.ソーセージとにんにくを粗目のみじん切りにして、オリーブ油を引き中火で炒める
3.全体に火が通ったらカットトマトを加えて、トマトに熱が通るまで弱火で2分ほど炒め煮する(辛口が好みの場合は、この段階で一味唐辛子を小さじ1杯いれる)
4.火を止めて、みじん切りの玉葱を加え、余熱でサッと混ぜる
5.パンにソースを塗ってから、輪切りにした茄子、チーズ、パセリの順に重ね、トースターで約3分焼けば美味しいタルティーヌの出来上がり!調理時間は約10分です。
アレンジ自在のタルティーヌ
ちょっとお洒落なカフェご飯を食べている気分を味わえるタルティーヌのレシピは、まだまだ沢山あります。
アボカド、ボイルした海老、スモークサーモンや鶏肉やきのこを具材にしたり、クリームチーズ、モッツァレラチーズなどのチーズや調味料を変えたりすれば、違う味を楽しめると同時にレシピの幅をグングン広げることもできますよ。