ラーメンなら吉祥寺・地元ライターがオススメする絶品麺屋

ラーメンは吉祥寺で思う存分堪能しましょう。定番でもある昔ながらの中華そばから、流行の味をお店独自に試行錯誤したラーメンまで、東京の中でもラーメン店が密集している吉祥寺で国民食を味わいましょう。

ラーメンを食べるなら吉祥寺で!

住みたい街No.1に輝いたこともあり、ラーメン激戦区としても有名な「吉祥寺」在住の、グルメ通がオススメするハズレ無しのラーメン店を紹介します!

オシャレなカフェも立ち並び、自然豊かな公園や新宿などにもアクセスの良い吉祥寺は、ラーメン店がしのぎを削る激戦区でもあります、魅力あふれるグルメスポットでもあるこの街で、ラーメン好きなら一生に1度は食べておきたい一杯をレポートします。

吉祥寺ラーメン

ラーメンの激戦区でもある吉祥寺では、様々な店が美味しい1杯を心こめて作っています。さっそく、お店独自の味がキラリと光る1杯を味わう旅に招待します。

▼真風 MAJI

「真風 MAJI」は開店した当初から口コミで人気になって行ったお店で「ラーメンが食べたいな」と思った時に行くと失敗がない、信頼ができるラーメン店です。

女性1人のお客さんも多く、前を通りかかると御飯時には並んでいる人も多く、人気があることが伺えますよね。

私が真風に行った時は、日曜日の17時という半端な時間に行ったにもかかわらず、店内は満席で年齢や性別問わず、様々な方が来店していました。

店内はこぢんまりとしていて、通路は1人通るのでやっとという感じですが清潔感のある空間で店員さんもにこやか、女性が1人でも入りやすいラーメン店だということがよく分かります。

店は混雑していますが、回転率がよくそこまで待つということもありません。


麺の種類は「鯖塩」「しろ」「くろ」「つけ麺」の4種類です。

この日は「豚骨醤油ラーメン」の「くろ(750円)」を選びました。

周囲を見回してみると、お店イチ押しの「鯖塩」だけではなく「つけ麺」や「しろ」や「くろ」などを食べている人も結構見られました。

男性は「くろ」や「鯖塩」を食べている人が多く、女性はどちらかというと豚骨がほどよい味の白濁したクリーミーなスープが特徴の「しろ(750円)」を食べている人が多かったかもしれません。

「くろ」のスープは浮かせ油が表面に浮いており、木の暖かみのあるレンゲでスープをかき混ぜると油とスープがいい具合に混じり合い非常に食欲をそそります。

さらに、トッピングは「チャーシュー」「ほうれん草」「ネギ」「めんま」「海苔」で、バランスがとれていて綺麗です。見た目の完成度も非常に高いと感じられます。ほうれん草は、スープにひたして食べると美味しかったです。

ガツンと豚骨醤油に焦がしたカツオの風味がするスープと、そのスープによく絡む中太縮れ麺が、歯ごたえがあり食べた後の満足感も非常に高いものになりました。

真風 MAJI

東京都武蔵野市吉祥寺南町2-6-23

▼武蔵屋

赤い大きな看板と、独特な香りがするのが目印の家系ラーメン店の「武蔵屋」です。入る前は豚骨の匂いにビックリするのですが、1口食べると病みつきになる美味しさですよ。

移転する前はサラリーマンや学生、男性客ばかりだったのが、女性客なども多く来店するようになりました。

吉祥寺の表の通りからはすこし外れている場所にあるのですが、御飯時には行列ができており、夜中に前を通りかかってもお客さんが必ずいる人気店です。

店内はこぢんまりとしたお店ですが、ひっきりなしにお客さんが来店し、店員さんも元気がよく活気に溢れています。


武蔵屋といえば、キャベチャー (100円)が有名で、タレとチャーシューとキャベツを混ぜたもので、人によってはラーメンよりもキャベチャーの方が目当てという人もいるくらい、多くの人が頼んでいます。

さらに、武蔵屋はライスが50円払えばセルフサービスでおかわり自由!ラーメンとご飯はどちらも炭水化物ですが、大食いの人や育ち盛りには非常に嬉しいサービスですよね。

私が以前、武蔵屋に行った時は運動部と見られる男の子たちが麺を食べ終わったあとのスープにごはんをいっぱいにいれて食べていました。

ラーメンは「油の量」「味」「麺の堅さ」を選ぶことができ、私は油普通・味普通・麺硬めで、1番人気の「アゴ塩ラーメン(650円)」を注文しました。

1口スープをすすると魚介のアゴのだし汁がガツン!と来ます。麺は沖縄蕎麦のような平打ちの中太麺が特徴的で、短くつるつるとしています。

家系のラーメンを食べるとお腹にズッシリと溜まるのですが、油が浮いているのにそこまでお腹に負担がかからなかったように思います。魚介系のアッサリした味なので、女性にもオススメです。

トッピングは「チャーシュー」「たっぷりの白髪ネギ」「水菜」「海苔」で、チャーシューはモモ肉を使っているのか、脂身が少なく固めの歯ごたえです。

武蔵屋

東京都武蔵野市吉祥寺南町1-8-11 弥生ビル1F

▼春木屋

本店は吉祥寺から近くの荻窪にあり、1949年創業の老舗です。店内は十分に広さがあり、さらにエアコンの効いた店内であつあつのラーメンを食べるのが心地よかったです。

御飯時にお店の前を通りかかると、行列ができており、家族連れやサラリーマンや世代を問わず賑わっています。

券売機のラーメン店が多いですが、春木屋はメニューで選んで店員さんに伝えます。1番人気のメニューは「わんたん麺(1,250円)」らしいのですが今回はベーシックな「中華そば(850円)」を選びました。

スープは和風であっさりとしていて、煮干しのだし汁の香りが非常に強い醤油ダレです。こってりとはしておらずスッキリとした味わいです。

トッピングは「チャーシュー」「ネギ」「メンマ」「海苔」でした。

麺は縮れた太い麺でコシ、歯ごたえもありモチモチで、とても強いこだわりを感じる美味しい昔ながらの中華そばといった感じでしょうか。

店員さんたちの対応がにこやかで愛想が良く、席についてから膝にカバンをのせると『カバンはこちら(誰もいない席)に置いてください』と気を使っていただいたり、ラーメンを食べ始めてからすぐに『コレ、よかったらどうぞ』と髪を結ぶゴムを貸して頂きました。

こういった気遣いも、人気店の秘訣かもしれませんね!

春木屋

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-1

▼洞くつ家

吉祥寺駅から2,3分にある本当に洞窟の中にあるかのような、奥まったところにお店を構えています。お店の前まで行くと、家系ラーメンが持つ特徴的な香りが漂ってきました。横浜家系ラーメンの「洞くつ家」です。

お昼時や夕飯時には混雑しているので早めに行こうと思い、夕方の6時手前に行きましたが、1人で来ている男性や家族で食べに来ている人達がちらほらといました。

店内はアットホームな感じで清潔感も漂い、女性1人でも入りやすく、カウンター席とテーブル席もあります。カウンターも広く「ニンニク」や「ショウガ」が置いてあり好みで好きな味に変えることも可能です。

テーブルにはトッピングや味を好みに変えられるよう張り紙がしてあり、麺の硬さは「固め」のあぶらと味の濃さは「普通」の「チャーシュー麺+味付け卵」を頼みました。

注文の紙を店員さんのお兄さんに渡した後、すぐに味付け卵を渡されました。

味付け卵を受け取った後に少し席を外して帰ってくると「あっ!出来ていますよ?」と、店員さんから声をかけられました。注文してから5分も経っていないんじゃないでしょうか。

いそいそと席に着きラーメンを渡してもらうと、まずその見た目にまたびっくり。家系ラーメンの中でも油は多めのような気がします。

そしてみるからにとろとろで美味しそうなチャーシューに目がいきました。この時点で期待は大きいです。ますはスープから頂きました。味は豚骨醤油で塩味はだいぶしっかり目。オイリーでコクがあり、しっかり豚骨の味はしますが臭みのない美味しいスープです。

具は「ほうれん草」「海苔3枚」「チャーシュー」と王道のトッピングです。麺は太めの平打ちで食べやすく、モチモチと歯ごたえがあります。こってりとしたスープによく絡みますよ。

チャーシューは期待通り本当に美味しくて柔らかく、臭みもありません。脂身もトロトロで美味しいですし、しかも量がたくさん!「今日はガッツリ肉いきたいな」という日にはピッタリです。

味付け卵も硬すぎず柔らかすぎず、丁度いい味の入り加減と茹で加減でおいしかったです。是非もう1度行きたいと思う、美味しいラーメンでした。

洞くつ家

東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目2−4

▼祥(しょう)

九州ラーメンの「祥」は、吉祥寺の有名な「サンロード」という商店街の真ん中あたりにあるお店で、吉祥寺駅からは5分程度。店員さんの愛想も良く店内は清潔感があり、女性もチラホラいる入りやすい雰囲気お店です。

お店に入って券売機で食べたいものを選びます。今回選んだのは「金祥ラーメン」具は「味付け卵」「チャーシュー」「ネギ」「角煮」「もやし」です。

テーブルには、ニンニクが丸ごと1個マッシュできるように置いてあります。その他トッピングができるように薄いピンク色の紅生姜、高菜のお漬物、ラーメン用の胡椒が置いてあり、気兼ね無く色んなトッピングができるのが嬉しいですね。

選べる麺の固さ(上から硬い順)

こなおとし(極硬め)
はりがね(超硬め)
ばりばり
ばり
ふつう
やわめ

少し待つと、黒い器に入ったラーメンが到着しました。黒い器なのでラーメンの白っぽいスープの色に映え、高級感があります。

まずスープから頂きます。クセのない豚骨の味がするマイルドなスープですね。あっさり系ではなく濃厚ですがオイリーということではないですし。クセが無くスッと喉を通ります。

硬めの細麺が口の中で噛むとプツプツと切れていくのも楽しく、とても美味しかったです。やはり硬めに茹であげてもらって正解でした。

「マイルドな豚骨味の美味しいスープ」と「パリッとしたストレート麺」はやはり相性が抜群で、時間を忘れるほど黙々と食べ進められました。

ちなみに金祥ラーメンは900円ですが、祥らーめんは650円とコストパフォーマンスもとても優秀です。そして営業時間が早朝4時までやっているので遅くまで続いた飲みの締めなど、使える範囲は広そうです。

東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目13−1

▼ぶぶか 吉祥寺北口店

お店に着いた時間は夕方の5時半、ご飯時より少し早い時間ですがギリギリ並ばないで入れる混み具合でした。吉祥寺にずっとある老舗ですし、さすが人気店は違いますね。混雑していてもカウンター席のみで狭めの店内ですので、回転率が高いです。

待っている間、店内を見回してみると「ぶぶかのカップ麺」が置いてありました。世の中には星の数ほどラーメン店がありますが、カップ麺として販売されている店舗はごく僅かですよね。これは、初めて食べる人でも期待が持てそうです。

席で待っていたのですが、カップルが来たので席を端に詰めます。すると、ラーメン到着時店員さんから「先ほどはありがとうございました。よかったらどうぞ」と海苔をおまけしてくれました!これがとても嬉しくて、これだけでリピートしようかなという気持ちになりました。

今回私が頼んだのは「油ネギ玉子そば 840円」で、具はネギ、玉子、かまぼこ、海苔、チャーシュー、メンマ、少し辛いカイワレです。

まず、第一印象は「汁がない!」普段ラーメンなら汁から頂くのですが汁なしなので麺からガッツリと食べます。店内には「よ~くかき混ぜる」という張り紙が。その通りよくかき混ぜてからいただきました。

海苔をサービスしてくれたことが嬉しくてそっちに気を取られていましたが、肝心のお味の方は、超濃厚コッテリ、美味しかったです。

麺は太すぎず細すぎない麺で、これが油そばに合うベストな太さ、そしてモチモチ感なんだと感じました。醤油系の味がハッキリしたタレに、動物系のコッテリした油がマッチしています。

ネギが大きいので味や食感のアクセントになっていて、ネギ好きな人は是非ネギをもっとたくさん入れて食べてみてください。

チャーシューもトロトロしていてお肉の味がちゃんとしましたし、臭みもありません。味付け卵はいい具合に黄身がトロッとしていて美味しいです。メンマはサクサクとした感触でした。

油そばのコッテリは胃もたれするという友人は「油そばライト」という油そばを食べていました。あっさり食べられるので、胃もたれを起こす人はそちらを試してみてもいいかもしれませんね。


「お酢を入れてサッパリと」とあったので味に少し飽きたな?と思ったところで、カウンターに備え付けられているお酢を投入してみます。

お酢を入れるとまた違う味わいになり、サッパリとした風味になります。次から最初から入れようと思います!隣の方はお酢を最初からドバドバかけていましたが、これはこれでとても美味しいです。

そしてお次はラー油。私はラー油が好きなのでこのピリっとした風味もイケますね。

にんにくはこのラーメンを食べた後に人と会う予定があったので控えめに入れましたがやはりにんにくのパワーは凄いですね!にんにくの風味が足されると非常に美味しかったです。人と会う予定がない日に是非にんにくをがっつり入れて食べてみたいです。


「ご飯にも合う」とありますがこれをご飯のおかずにするのは相当なカロリーだと思います。

注文している人の声を聞いていると、マヨネーズをトッピングに頼んでいる人が多い印象を受けました。マヨネーズの酸味と濃厚さはこのそばにとてもマッチしそうです。「生卵を入れてマイルドに」とありましたが味付け卵ではなく生卵もいいかもしれません。

1番安いものでは500円代から油そばを食べられます。1,000円近くのラーメンが多い中、このコスパは嬉しいですね。

食べ終わった後は相当ガツンと胃にたまってお腹いっぱいでした。

ぶぶか 吉祥寺北口店

東京都武蔵野市吉祥寺本町1−7−1

▼ホープ軒本舗

「ホープ軒」は、吉祥寺にある老舗のラーメン店で、人気店の1つです。
外観は、黄色に赤の提灯デザインの看板で、暖簾も同じ色使いという分かりやすい見た目です。通りを少し外れた場所にありますが初めて訪れた人でもすぐに見つけられると思います。

以前来た時は夕食時だったので少し待ちましたが、早い時間なのもあって並ばずに入ることができました。カウンターのみでなんだか懐かしい感じの店内です。

今回私が頼んだのは「チャーシュー麺900円+味付け卵50円」です。5~7分程度でラーメンが到着しました。具はシンプルに、チャーシュー、海苔3枚とモヤシです。

まずスープをいただくと豚骨スープのいいお味がします。昔ながらの懐かしい感じといったところでしょうか。見た目はスープにかなり背脂がプカプカと浮いているので脂っこい感じかと思いましたが私はそこまで脂っこいとは感じませんでした。

麺は細麺の縮れ麺で、柔らかめです。細麺をずるずると食べている時に、もやしが口の中に入るとシャキシャキして美味しいですね。海苔はスープに浸して柔らかくなったところを食べるととろんとして美味しいです。

卵は半熟の味付け卵が多いですが、黄身が硬めでホクホクしたのも美味しいです。そのホクホクした卵の黄身をレンゲに入れてスープに溶かして飲むと最高です!

チャーシューは赤身が多く、近年のブームである「トロットロのチャーシュー」とは違う肉々しさがあります。これはこれでこの油の多いラーメンにはバランスがとれています。

暑い夏に食べるラーメンも美味しいですが、冬の寒い時期には、暖かく懐かしい味のラーメンも最高ですよ。

ホープ軒本舗 吉祥寺店

東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目14−12

吉祥寺ラーメン/つけ麺

吉祥寺で賑わっているラーメン屋さんは、スープに麺と具が入った一杯だけではありません。

スープと麺が分かれて提供される「つけ麺」も、美味しいお店がたくさんあります。つけ麺が美味しい吉祥寺のラーメン店を紹介します。

▼麺屋武蔵 虎洞

カウンターのみ13席の小さなお店ですが、お昼時には行列も見られる人気店で、お昼時を過ぎた時間に行きましたが、それでもお店には人がちらほらいました。

店内は女性客はおらず、男性客がほとんどです。お肉や麺をガッツリ食べたい時にピッタリな「麺屋武蔵 虎洞」です。

「大きな角煮」に「味付け卵」の超ガッツリメニューである「濃厚角煮つけ麺(890円/税込み)」に「味付け卵(100円/税込み)」を頼みました!

ここの売りは何と言っても麺の量が「並盛」「中盛」「大盛」「特盛」まで同料金で、特盛はなんと1kgです。やはりお客さんは男性が多く、びっくりするような量を食べている人もいました。

着席してから10分程度待ち、つけ麺が到着しました。まず目に入ってくるのがとても大きな角煮ですが、口の中に入れるととろけてくるほどトロトロです。

「お肉食べてる!」感じがモロに伝わってくる角煮で、脂身も臭みを感じませんし、角煮好きにはたまらない口溶けとお味でした。スープにも小さめの角煮が沈んでいて、ちょっぴり得をした気分になります。

麺はパスタのようなストレート麺です。見た感じ「量が多いなー」と思ってもパクパク食べられます。このツルツルとした感じが、たくさん食べられる理由かも知れませんね。暑い日でしたがペロッと食べることができました。

スープの味は濃い目ですが、煮干しの風味が強く甘めでしつこくない味です。濃い目スープなので、備え付けのダシで割ることも出来ます。

1番安いつけ麺は「角煮つけ麺(850円/税込み)」ですが、この値段で1kgまで食べられるなんて、非常にコストパフォーマンスの良いお店だと思います。

麺屋武蔵 虎洞

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-7F

▼つけ麺 えん寺 吉祥寺総本店

いつも人が並んでいる人気店で、土日は開店前に行っても人が並んでいたりします。私がお店にいった時は、火曜日の17時台なので「さすがに人はいないかな?」と思いましたがその考えも甘かった。

行列が途絶えないほどの人気店である「つけ麺 えん寺 吉祥寺総本店」です。

麺は「極太胚芽麺」「極太モチモチ麺」「国産小麦麺」の中から好きな麺を選ぶことができます。スープもおかわり可能で、大盛りは+50円で頼めます。普通盛りでも結構な食べ堪えがあるので、女性や小食な人は普通盛りで様子を見てから大盛に挑戦してみましょう。

行列が途絶えない人気店で私が頼んだのは「ベジポタ味玉・肉入りつけ麺(1,100円/税込み)」で、麺はお店イチ押しの「極太胚芽麺」を選びました。ソバのような茶色っぽい色がついている麺が特徴ですね。身体に良さそうな色をしています。

胚芽はビタミンや食物繊維など栄養面に優れています。男女問わず栄養豊富な麺は嬉しいですよね。食感は、モチモチでしっかりした歯ごたえです。コシと噛みごたえがありますが、ボソボソすることはありません。

スープはつけ麺によくある豚骨魚介系ですが、豚骨と鶏ガラをじっくりと煮込んだスープに魚介系ダシ、さらにベジポタの名前の通り、野菜ペーストがはいっています。脂っこいこともなく、野菜ペーストのおかげなのかほんのり甘く、優しいまろやかな味です。

さらに大きなポイントである粘度が高いスープは、備え付きのだし汁で割って食べます。私はしばらくそのまま麺をつけて食べていましたが、その後だし汁で少し割ってから食べました。

濃厚スープは麺によく絡み、ポタージュに麺をつけて食べているような印象です。普通のつけ麺と比べるとスープが減るのがかなりはやいです。スープがあっという間になくなりました。

具は「豚バラ」「味付け卵」「水菜」「メンマ」「海苔」「ネギ」「柚子」です。チャーシューもトロトロで美味しく、スープの中に角切りのコロコロチャーシューが沈んでいます。味玉も丁度いい具合に、半熟で仕上げています。

肉や炭水化物をガッツリ食べ終わった後に胃にドンとくる感じがそこまでありません。今度来た時にはモチモチ麺を食べてみたいと思います。

つけ麺 えん寺 吉祥寺総本店

東京都武蔵野市吉祥寺南1−1−1 南陽ビル

吉祥寺は美味しいグルメが集まる街

吉祥寺は、近くには自然豊かな井の頭公園があり、電車1本で新宿や渋谷にも行ける便利さから、住みたい町ランキングで堂々の1位の街に輝きました。

様々なお店がしのぎを削り合っており、開店してもすぐに潰れてしまうお店も多く、ラーメン店でも例外ではありません。

ラーメン激戦区ともいえる吉祥寺で、長く地元から愛されているラーメンを観光や出張、ラーメン旅の際にぜひご賞味ください。