結婚したいのにできない私を変える
恋人と長く付き合っていて、本命彼女であることは間違いないのにプロポーズされない、未来の旦那さまを見つけるために婚活に励み、やっと出会えた男性にアプローチをするものの、失敗の連続で結婚したいのにできない…。
「もしかしたら一生独身なのかも…」と切羽詰まった事態に焦り、悩み、困っている女性に「結婚したいのにできない状況を打破する方法」を紹介します。
年収や学歴や職業や容姿など、男性のスペックに強いこだわりはありませんか?彼氏との交際期間が長くなり、メイクやファッションや振る舞いに気を遣わなくなっていませんか?次々と洋服や好きなブランド品を買うのに、毎月のように彼氏の前で「お金が足りない…。家賃や電気代の支払いどうしよう」と金欠アピールしていませんか?
これらのことも、結婚したいのにできない理由のひとつなのです…。じっくり自分自身の行動を振り返りたいときに参考になる「実体験エピソード」も併せて紹介します。
強すぎる結婚願望は隠す
仕事や収入への不安を抱えた男性にとって、結婚は「お金」という現実的な問題に直面する人生の一大事なので、慎重に決断したいと思っているケースも少なくありません。
そういった男性心理を理解できずに、むやみに「結婚したい」という猛烈なアピールはプレッシャーを与える原因となり、かえって、結婚を遠ざけてしまうことがあります。
お互いのことをよく知らない交際期間が短いカップルの場合は、恋愛感情が高まって暴走しやすくなるので、特に気をつけたいところです。
自分の気持ちに余裕が持てるようになってから改めて結婚を意識してみると、もっと違う価値観が生まれてきたり、好きなことや自分の時間を大切にしながら過ごすことを意識できるようになると「結婚したいのにできない」という焦りから生まれる負のオーラを減らすことができます。
結婚できない状況を変えるポイント
結婚できない状況を変えるポイント
とにかく焦らない
相手を急かさず、自分の生活リズムも大切にして余裕をもち、「時(とき)」を待つ姿勢が大事です。
綺麗になる努力を続ける
恋をしているときは美しくなる努力を惜しまないものですが、交際期間が長くなり2人の間に慣れが生じてきている、または、彼氏いない歴が長くなり美意識が低下しているのなら注意が必要です。
お互いに「素の自分」でいられるようになるのも長く付き合って得られるメリットのひとつですが、気を許すあまり「ズボラ」になり過ぎてしまうのは別問題です。オシャレに気をつかっていた彼女がメイクもファッションも手抜きし放題の状態で、しかも、恥ずかしがることなく平気な顔でいられるようになったら夢も希望もありません…。
見た目よりも内面の美しさが大切だと言われますが「キレイでいよう」という心構えも内面の美しさの表れなのです。相手も自分も疲れない程度に身だしなみを整え、たまにはデートするために気合いを入れてお洒落をしたり、出会いが期待できそうなスポットにお出かけをしてみるなどワクワク感を保ちましょう。
安心感と癒しを与える
「癒し」といっても、フワフワした対応で相手の言い成りになったり、全てを許して受けいれることではなく、少々のことでは動じない「芯の強さ」を持つことがポイントになります。
メールの返信がなかったり、飲み会に参加した彼氏の帰りが遅いと「女の子と一緒にいるのかも?」と何度もLINEや電話をするなど、不安を解消するための確認行動を抑えられないでいると相手を疲れさせてしまいます。
そういった、執念深いことをするくらいなら、ピシャリと言うべきことを言った後、引きずらない潔さも大切。小さなことにイチイチ目くじらを立てず、ネチネチと執拗(しつよう)に不平不満を並べることがなければ、相手にも「信じてもらえている」「頼りになる」と安心感を与えることができます。
「相手の不安を解消するために、この先、ずっと行動を制限されるのか?」「結婚生活は束縛される窮屈なものだ」と男性に感じさせて、結婚を躊躇(ためら)わせる理由を作らないようにしましょう。
彼女としての自信を持って心に余裕をつくり、相手にも安心感と居心地のよさを与えましょう。
金銭感覚で不安を与えない
美しさを追求して化粧品や洋服代やエステ代など、お金を湯水のように遣っているようでは男性が不安になって当然です。
・働いているのに貯金がない
・値段を確認しないでポンポンと買い物をする
・自宅へ遊びに行くと公共料金の督促状がある
・ちょくちょく家賃の支払いを心配している
上記のような「経済観念を疑われる行動」に心あたりがあるなら、計画性のあるお金の遣い方を身につけて改善しましょう。
結婚できるように実践中のこと
長く付き合っている彼氏と結婚したいのにタイミングを逃し、結婚できずに悩んでいるのなら、将来どうしたいのか2人で真剣に話し合ってハッキリさせるのも、モヤモヤした状況を打開する方法ひとつ。
以下では、前進するヒントが得られる「結婚したくてもできない女性が努力していること」と「実際に悩みを解決して結婚した人」の体験談を紹介します。
顔に自信がないから内面を磨いた
私の顔立ちは人並以下です。でも、「どうせブスだから」と卑屈になっていると、出会いやご縁を見失ってしまうような気がしたので「内面磨き」に励んだのです。
人に優しくするなど内面性を磨けば滲み出る美しさが備わり、必ず、好いてくれる男性が現れると信じて実践しました。
イライラしたり心が狭くなっていると感じたときは、特に「優しさと思いやりを忘れないで」と自分に言い聞かせ、その努力が報われて、いい人と出会い結婚できました。(37歳/専業主婦)
準備と婚活に励んでいる
常に突然の紹介や誘いに即対応できる洋服やメイクをしています。
また、結婚相手を募集中だと宣言していて、自分に合いそうな婚活方法を見つけたら即実行に移します。
インターネットのマッチングサイトや結婚相談所に登録したり、街コンに参加したり、最低でも3ヶ月以上は続けます。多くの人に会って経験値をあげて、相手に興味を持ってもらえる振る舞いを勉強しています。(29歳/フリーター)
料理の腕を磨いている
いつか好きな人の胃袋を掴んで結婚したいと思わせたいので、週4日間はお弁当を作り、週6日間は夕食を作って料理を頑張っています。
冷蔵庫のあり合わせの物で、お金や時間をかけずにパパッと作れるようになるのが目標で、同居している家族には感想を聞いてノートに残しています。
現在、恋人はいませんが、お弁当を見た同僚の男性に「美味しそう」と言われたり、ブログにアップした料理のコメントも上々だし、料理の腕は上達しているので、彼氏ができたり結婚したら間違いなく役立つのではないかと自負しております。(30歳/女性/パート事務員)
彼氏に手紙で本音を伝えた
彼氏と付き合って3年経っても結婚に結びつく様子がなく、もどかしい毎日を過ごしていて、「もう、今年で何もなかったら別れよう」と期限を決めて付き合っていたのですが、それも守られませんでした。
現在は、その男性と結婚しています。結婚したくてもできずに、ズルズルしていた関係から結婚できたのは手紙で本音を伝えたからです。普段は言えない感謝の気持ちなどを含め、「結婚したい」と素直に書いたら意外なことに喜ばれ、それがきっかけでプロポーズされました。結婚してからも手紙は大事なコミュニケーションツールのひとつです。(28歳/会社員)
高望みをしない
年収や外見への偏ったこだわりを捨てたら、すんなり結婚できました。結婚したいのにできないことで悩んでいた頃は、上を見すぎていました。
自分を客観的に見つめたら、見合った人(現在の夫)が現われたのです。決して妥協したわけではなく、丁度、上を望めばキリがないと思い始めたタイミングだったので「もう、これ以上の人は現われない」と現実を受け入れたのです。
もちろん、すぐに結婚したのではなく、ちゃんとお付き合いをして、お互いの人柄を見極めてから結婚しました。(37歳)
相手に決断を迫った
10年程前に、同棲中の彼氏と結婚したくてもできない状態が続き悩んでいました。特にトラブルもなく円満な同棲生活だったため、彼に「あえて結婚することないよね」と言われたものの、私の考えは違ったので、一か八かで「結婚しないなら、もう別れよう」と決断を迫りました。
彼氏は「結婚したくない」のではなく、「結婚するキッカケ」がなかったので、「一緒に居られるなら同棲でも良い」という考えだったと打ち明けられ、結局、私が本音をぶつけたことがキッカケになって結婚できました。(44歳/事務パート)
婚活パーティーに参加した
そもそも相手が居なくて結婚したくてもできなくて辛かったときに、「求めている条件を備えた男性と手っ取り早く出会いたい」と思い、婚活パーティー参加しました。
けっこう身構えていたのですが、現場に行ってみると意外とアットホームで馴染みやすい雰囲気で自分らしく過ごすことができ、初回で良いパートナーと出会い、割とトントン拍子に結婚できました。(31歳/保育士)
アドバイスを素直にきいた
アラサーを目前にして、結婚したくてもできないことに悩んでいたとき、年上の男友達から「彼氏がいる、居ないにかかわらず、30歳を過ぎても結婚できない女性に共通しているのは、我が強くて、可愛らしく我儘を言えない(苦手)なことだ」と教えてもらいました。
仕事もできるし顔も綺麗、スタイルも悪くないしぱっと見「悪いところ」はなくても、いちいち「私は▲×◇●だから」という自分主体の発言が多くて、なんとなく上から目線だというのです。
男性目線の意見なので、あながち外れていないと思い、それ以降、私自身も気を付けるようにしていたら結婚できました。もともと我が強い性格なので、あの時のアドバイスを素直に聞いておいて良かったです。(35歳/主婦)
笑顔と具体的なイメトレをした
私は二十歳頃から25歳で結婚できるように、ずっと具体的にイメージトレーニングをしてきて実現させました。いつ頃どんな人と出会い、どうやって結婚までこぎつけるかを細かく想像していたからだと思います。いつも笑顔でいることも心掛けました。(27歳/主婦)
社外活動に励んでいる
早く結婚したいのですが、なかなか彼氏ができません。職場には既婚者か彼女持ちしかいないし期待できないので、とにかく、セミナーやカルチャースクールなどに参加して、交流の場を増やす努をしています。(21歳/事務職)
原因がわかれば解決策も見つかる
ただ漠然と「結婚したくてもできない…」と愚痴をこぼしたり、思い通りにならない状況を嘆いたりするのではなく、「結婚できない理由や原因は何なのか?」と真剣にじっくり考えてみることが大切です。
相手や自分がその気になれない、または、結婚したいのにできない理由は金銭面がネックになっているからか?そもそも結婚する意志がないのか?肝心の結婚相手がいないのか?など…、目を背けたい現実を直視することで、これまで気づかなかった解決策が見つかることがあります。