妥協すれば結婚は間近かも!
容姿もカンペキで有名大学を卒業した学歴も職業も申し分ないけれど、女癖、酒癖が悪く浪費家な男性と、見た目が不細工で小さな会社に就職して朝から晩まで汗水たらして働き、休みの日は家族と一緒に過ごして誠実に向き合ってくれる男性を比較して結婚を考えたとき、恐らく、どちらと結婚するにしても妥協は必要になるハズ。
”高望みする女性は婚期が遅れる”と言われますが、人生を共にして生きてゆくパートナーなのですから、できるだけ結婚相手には妥協したくないのがホンネですよね。
しかし、結婚した後に、案外『別にこだわる必要はなかった…』と思うことも多々あるものです。要するに、結婚とは”幸せな家庭を作ること”であって、恋愛に於いて彼氏に求めている条件とは微妙な違いがある、ということです。
では、結婚相手の男性に対して「妥協しても良いと考えられるポイント」を紹介します。
『いい人なんだけど、結婚には踏み切れないかも…』と、大きな決断を前に妥協できない条件との板挟みで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.見た目の好みは妥協できる
結婚すれば単身赴任や別居婚でもない限り毎日顔を見ることになるので、残念なブサメンよりは自分好みのイケメンと結婚するのが理想かも知れませんね。
しかし、所謂、世間一般的に「かっこいい」と認識されている顔立ちの男性と結婚生活を送ることにはメリットと共にデメリットもあります。
顔がカッコいい男性はモテるので、絶えず浮気が心配になります。仮に性格が真面目で浮気をするようなタイプではなくても、常に『夫を誘惑してくるオンナが現れるのではないか?』と不安がつきまとい、精神的な苦労が絶えません。
残念ながら一般的にはブサイク、フツメンと言われる顔立ちであっても、充実した人生を送っている男性は年齢を重ねるごとに深みが出てきて”味のあるイイ顔”になってきます。
”家庭を守っている”という自信や責任が外見を作っていくとも言えます。
自分の我慢できる範囲のタイプなら妥協して結婚するのもアリなのです。
2.年齢差は妥協できる
結婚して日々の生活を送っていると”年齢”よりも”相性”が重要になってくるので、世間に驚かれるくらい年が離れていても関係なくなります。
男性(夫)が年上の場合であっても、女性(妻)は結婚すると家庭生活、出産、子育てなどを経験すると、結婚前は頼りなく見えていたとしても精神的にどんどん強く逞しくなっていくので、あっという間に年齢差は感じられなくなります。
青春時代に流行った音楽や映画などのカルチャー文化が違うので、ジェネレーションギャップは避けられませんが、お互いの世代を認め共有することで世界が広がるメリットがあります。
「姉さん女房」と呼ばれる女性が年上の夫婦の場合は、細やかに世話を焼いてくれたり甘やかして大事にしてもらえるケースが多いので、夢のような結婚生活を送っている年下の旦那さまもいるのです。
愛情があれば年齢は結婚する際に妥協する必要はないのです。
3.収入は妥協できる
結婚前の彼氏が高収入だったとしても、長い人生では何が起こるかわかりません。
会社が倒産したり、リストラに遭ったりと人生は山あり谷ありで、貧乏のどん底に落ちる人だっています。また、結婚するときは、お給料が少なかったのに、年々、少しずつ確実に年収が増えていく場合もあります。
仮に仕事ばかりで家にほとんどいられないお金持ちの夫よりも、多少、低収入でも子育てや家事を手伝ってくれる思いやりのある旦那といるほうが幸せな場合もあります。
要するに一番大切なことは、たとえ仕事を失っても病気や事故に遭っても挫けずに、前向きに家族を支えていける性格の逞しい男性かどうかということですね。ハイレベルな生活を手に入れるために打算で結婚相手を選んでも、先のことは分からないのです。
しかし、無計画さが仇となって生活を破綻させた借金まみれの男性に妥協してはいけません!最初から苦労する必要はありません。
4.胸を焦がすような想いがなくても妥協できる
ドラマや小説では『アナタがいないと生きていけない…』と、狂おしいくらいの大恋愛の末に結ばれてメデタシ、メデタシ…、でThe Endとなりますが、結婚生活こそが二人の人生のスタートであり、ごく普通の生活が何十年もずーーっと続くのです。
ロマンチックな恋愛をした人ほど、”普通の生活”にギャップを感じて『こんなはずじゃなかった…』と、後悔に苛まれるようですが、好きで好きでたまらなくて結婚した夫婦であっても、一生、甘い生活が続くわけではありません。
むしろ、ヒートアップした恋愛感情に目を眩ませることなく、冷静に相手の長所も短所もわかっている上で結婚したほうが良いこともあります。
10年、20年経ったある日、ふと『この人と結婚して良かったかも…』と思える男性との結婚に本質的な重みがあるのかも知れません。
極端に言ってしまうと、妥協して二番目に好きな人と結婚した方が幸せになるかも…ということです。
5.趣味の違いは妥協できる
『結婚しても趣味が違うから、つまらないかも…』と、結婚を躊躇している方、ノー・プロブレムです。
結婚して子供が生まれた場合は、子ども中心に生活が回るようになるので、はっきり言って趣味どころではなることと、両方が違う趣味を持っていると子供の趣味の世界が広がるメリットもあります。
子供のいる夫婦なら、アウトドア派の夫であれば子どもに山登りや釣りの楽しさを教えられます。インドア派の妻は、家で落ち着いて読書をする習慣を子どもにつけられます。
子どものいない夫婦でも、お互いの良い部分や得意な部分を活かした生活を楽しみ、相手の領分にも踏み込む楽しさも味わえるので、趣味が違うからと言って結婚を諦めるほど妥協できないポイントではありません。
相手の好きなことや趣味を認めるというのが、幸せな結婚生活をおくるうえでの絶対条件かも知れませんよ
6.頼りない性格でも妥協できる
『ちょっと頼りなくてアブナイなぁ』『もっとリードしてくれる夫の方が理想かも…』と感じていても、男性は一家の主になるという自覚を持つと少しずつシッカリしてくるものです。守るべきもの」があると責任感も生まれてきます。
「気が弱いということは、優しいということでもあります。逆に、何でもイニシアチブを執りたがる男性は、付き合っているときは頼もしいかも知れませんが、結婚すると強烈なモラハラをする悪質な亭主関白になる恐れが…。
何でも自分が決めないと気がすまない夫では、後々、大切なことも妻の意見を聞かずに勝手に決断してしまうこともあります。実際に、いきなり『会社を辞めた』『両親と同居する』などと断言し、問答無用で妻を困らせる夫もいるのです。
多少、頼りなくても何でも相談してくれたり、話を聞いてくれる心の広い夫と結婚生活には安心感がありますよね。昔から「かかあ天下」のほうが家庭は上手く行くと言われているように、夫をお尻に敷く鬼嫁ぐらいがちょうど良いので、幸せな結婚生活を送るために妥協するのがベストな選択かも知れませんよ。
理想通りでも上手くいくとは限らない
結婚は恋愛の延長線上にあります。ベストカップルと周囲から思われていた恋人同士が、実際に結婚したら半年も経たないうちに離婚してしまうケースも起こりえます。
恋人として付き合っているときは、夢のようなサプライズや素敵なプレゼントで彼女を喜ばせていた男性が、結婚してみたら”とんでもない浪費家だった”という実例もあります。
また、恋人時代には不器用で気が利かない彼氏で寂しい想いをさせていた男性が、結婚後は細かいことを妻に言わない、安定感のある夫に変わることもあります。
とにかく顔や収入、年齢差は関係なく、結婚相手を『好き』『大切』と思えることが、結婚には重要なことなのかも知れません。
「妥協しないほうが良い点」も参考までに挙げておきます。
- 価値観の違い
何が2人にとって大切かということが、共通していないと生活や子どもの教育などで意見が食い違うことがあります。
- 家族関係
結婚すると家族や親族が関わって来ます。お互いの親戚付き合いは、案外ネックになります。冠婚葬祭でしか顔を合わせない程度の親戚は良いですが、常に生活に関わってくるとなると厄介なトラブルも起こります。
- 相手の性格
生涯、順風満帆に行ける夫婦は、ほとんどいないでしょう。苦難に遭ったときに一緒に乗り越えて絆を深められるようなパートナーは何よりも強い味方となってくれます。
結婚を考えたときに、『これだけは譲れない!』というポリシーを持つことは大事ですが、妥協できるところは折れることも忘れずに、周囲の男性をしっかりと観察して妥協ポイントを見極めてくださいね