バリ島の人気ホテル滞在記!崖のレストランや朝食は感動もの
インフィニティプールがあるバリ島の人気ホテルに滞在し、バリ島で夏休みを満喫してきました。しかし、私たちが訪れた8月は南半球に位置するバリ島の気候は冬にあたり、ちょっと涼しく過ごしやすかったです。
バリ島のリゾートで過ごした休日
バリ島で極上の休日を過ごしてきました。旅の拠点に選んだのは「アヤナ リゾート&スパ バリAYANA Resort and Spa BALI」。個性的なリゾート施設が幾多もある中から選んだ理由は、断崖絶壁から雄大なインド洋を眺めたかったからです。人生観が変わりそうなダイナミックさに惹かれました。
アヤナリゾートは外海に位置しているため遠浅のビーチはありませんが、それぞれ趣向を凝らした作りのプールが何種類もあり充実していて、もっぱらプールサイドでのんびりすることが目的の私たち一家には最適なリゾートです。
デンパサール国際空港に到着したのは夜遅くでした。日本とは時差が少なくて疲労感はあまりないものの、空港では蒸し暑い中の大行列で疲弊してしまいました。しかも、係員は作業がゆっくりです…。良く言えば南国時間なのだと前向きに捉えて、大人しく並んで入国審査を受けました。バリ島へ行き慣れている知人によると、お決まりの行列とのこと。
ホテルに到着して癒された
リムジンで真っ暗な道を通りホテルに向かっているときは疲労と眠気がピークに達していたのですが、夜遅くの到着だったにもかかわらず、アヤナのホテルはとても優雅な時間が流れていて、一歩足を踏み入れた途端に癒されました。
ホテルフロントのスタッフのにっこりした笑顔と優しいおもてなしが心にしみました。どこからともなく聞こえるガムランの音と、なんとも優しい風が心地よく、ふんわりと眠りにつくことができました。
朝目覚めると、小鳥の声と風で木が揺れる音に懐かしささえ覚えました。初めて来た場所なのに故郷へ帰って来たような不思議な気持ちになりました。早く外へ出て遊びに行きたいような、テラスでいつまでも何ともいえない空気を感じていたいような心地よい朝でした。
リゾート内は寛ぎスポットだらけ
本当にリゾート内はどの場所もどの角度もフォトジェニックで、あちらこちらに東屋があり、素敵なソファが置かれています。
私たちがバリ島を訪れたのは8月の夏休みだったのですが、観光シーズン真っ盛りの繁忙期にもかかわらず、ゆったりと美しい景色を眺めながら寛げる場所がたくさんあるので「場所取り」とは無縁です。
静かに読書したり、お昼寝したりするのにピッタリの環境でした。ワーカホリックな我が夫は、リゾート内で場所を転々としながらパソコンに向かっていましたが…、まあ、そんな過ごし方もありなのかもしれません。
リゾート地の醍醐味はプール
バリ島のリゾート地にはオーストラリア人の観光客が多いのですが、ホテルのスタッフさんの話ではアジア系の観光客も増えているとのこと。
子供も含めて、日本人以外はビキニ率が高いです。小学生の娘は香港人の女の子と仲良くなって会話をしたり、一緒に泳いだり、プールサイドで何やら大きなスイカに入ったフルーツの盛り合わせを注文して楽しげに食べていました。プールサイドのスタッフはとてもフレンドリーで子どもたちにも親切でしたよ。
夏休み期間中だったのでファミリー、カップル、一人で旅行中の人など、多くの人たちが世界各地から訪れているリゾートのプールは適度な賑やかさがあって、グローバルな雰囲気が漂っていました。皆さん、プールサイドでのんびり自在に過ごしているようでした。
南半球に位置するバリは日本とは季節が逆なので、訪れた8月は少し涼しくて水も冷たく感じました。しかし、雨季は外れているので、比較的、晴れている日が多く、さらに熱帯性気候で湿度が高いのでお肌がしっとりします。
プールは、ホテルから海側へ向かってインフィニティになっています。上段のプールから下段のプールへ流れ落ちる部分が滝のようになっていて、上段と下段は、お互いが見えない構造になっています。
上段は静かでプールから海へつながっているかのような景色が素晴らしく、下段は滝から落ちる水しぶきに癒されます。どちらのプールサイドも広く、チェアが多めに置かれているので混雑もなく好きなところで寛げます。
崖の上のレストランでは絶景に釘付け!
リゾート内にはレストランが何軒もありますが、オススメは崖に沿って造られているレストランです。バリのほとんどのリゾートが東海岸に位置しているため、夕日が見られるリゾートは限られます。
サンセットを眺めながら食事ができるのはジンバラン湾に面したリゾートならではのこと。夕日が沈む時刻は毎日違うのでレストランに確認したところ、少し明るい時間に食べ始めて、食べ終わる頃に夕日が沈むタイミングで予約できました。
夕食時にはダウンタウンのレストランへ出かける人たちも多いため、リゾート内の店舗はそれほど混雑せず予約が取りやすかったです。
レストランのスタッフはとても親切で要望に応えてくれるので、色々とお願いしてしまいました。暗くなってからは写真がうまく取れないので、明るいうちに料理を揃えてもらって、さらに家族写真の撮影を依頼しましたが快く引き受けてくれました。
崖のレストランは季節や天候状況によって休む日も結構あると聞いていたので、滞在期間中のどの日に予約するべきか悩み、バリ島に到着してからホテルのコンシェルジュに相談しました。
その他にも街へ出掛ける日はリゾート外のお勧めレストランを紹介してもらうなど、今回の旅ではコンシェルジュに大変お世話になりました。街のレストランは正直なところ当たり外れがあることに加え、突然、休業することもあるので、複数の店を紹介してもらってくださいね。
美味しくて食べすぎるホテルの朝食
とにかく広い、朝食会場のメインとなるビュッフェレストラン!滞在中、ずっと同じレストランで朝ごはんを食べたのですが、毎回違うゾーンで食べることになるので飽きることがありません。
テラス席もたくさんあります。朝食の内容は、さすがバリのリゾートホテル!アジアのリゾートの中でもとりわけバリの食事は私の好みでした。
日本人観光客を意識しているのか、ご飯と味噌汁を中心とした和食もありますし、インドネシア料理も美味しいです。ホテルらしい洋食も全て美味しいし、パンの種類が豊富でついつい食べすぎてしまいます。朝食が充実しすぎて、滞在中は確実に体重が増えました。要注意です‥。
手を合わせたくなる朝の散歩
食べすぎたので、食後に少し散歩することにしました。早朝には霞がかかっています。1日目の朝は寝坊して見られなかったのを後悔‥。写真にフィルターがかかっているように見えますが、加工しているわけではありません。
曇っているわけでもなく「朝靄(あさもや)」です。すごく幻想的な世界がひろがり、不遜な言い方ですが…、これはもう、行った人にしか分かりません!ぜひ、現地で観ていただきたいです。
あらゆる場所に神が宿るというバリの人々の考え方に、とても納得させられます。あらゆるものへの感謝の気持ちが自然に湧いてきて、思わず合掌して静かに神秘的な時を過ごしました。
やっぱり素敵インフィニティプール
写真に写っているのは正面プールです。いかにも「バリ」という感じの造りで雰囲気抜群。インフィニティプールも最近は珍しくはなくなってきましたが、やはり、その場に立つと美しさに魅せられます。
ここからの眺めは優雅で、断崖絶壁に立っているリゾートだとは感じません。海まで随分距離があるので波の音もあまり聞こえません。どちらかというと、風の音がよく聞こえます。木々が風に揺れる音はとても心地よく、心身共に癒されました。プールの横にある東屋は朝も昼も夜も利用した、私たちのお気に入りスポットです。
夕食の後に、東屋でのんびり涼みます。さりげなくスイーツやお酒のメニューが置いてあるので、そのまま二次会に突入!写真に写っているのは、ニューヨーク系の結構大きいなチーズケーキ。ビールやカクテル、コーヒーなどのソフトドリンクもありましたよ。
バリでは最後までゆったり過ごす
帰りの日はチェックアウト後にリゾート施設を利用して、フライトまでの時間をのんびり過ごしました。アジアからの帰りは夜行便が多く、疲労困憊しながら空港で時間を潰すのは苦痛なのですが、今回、バリ島の旅はとても快適でした。
夕食後にホテルのゴージャスなスパで入浴を済ませ、リムジンが迎えに来るギリギリまで東屋で涼みながらバリの夜を堪能できました。このパターンは癖になりそうです。