「宗家源吉兆庵」美味しいフルーツ和菓子
「宗家 源 吉兆庵」のフルーツ和菓子は、ホッと癒されるやさしい味わいにフルーツならではの新鮮なみずみずしさが加わった和菓子です。
ジューシーでとっても美味しいことから人気を博していまやニューヨーク・サンフランシスコ・ロサンゼルス・ロンドンなどにも店舗があり日本のみならず、海外でも愛されています。
東京土産には伝統と現代的な技法が息づくモダンな和菓子の「五穀屋」もありますが「宗家源吉兆庵」フルーツ和菓子もお土産に人気で「フルーツ」と「和菓子」を合わせるという珍しい発想はどんなきっかけで生まれたのでしょうか?
「宗家源吉兆庵」フルーツ和菓子の由来
「菓子」の原点である和菓子にフルーツ?と感じる方もいるかと思いますが昔は「果子」とよばれていて、果実や木の実を指していました。
「宗家 源 吉兆庵」は、果実こそが「菓子」の原点であるという考えから、季節の果物の姿・形・味わいを生かした和菓子を生み出しました。
フルーツ和菓子には「和菓子を次世代に受け継がれる伝統文化にしたい」という想いが込められていて、古きを乗り越えようとする探究心と、新しさを発見しようとする向上心で時代の移り変わりと共に変化し続ける創作和菓子を世に届けています。
昔の書物を読み解くと、昔の人は季節の流れや歳月の変化への想いが強かったのかなと感じ、いそがしい現代社会の中で、そういった変化を感じることは小さな喜びでもありますが、朝から晩までオフィスにいる毎日だと、自然とのふれあいも少なくて季節の変化に対して鈍感になってきます。
そこで「宗家 源 吉兆庵」はいそがしい日々の中でも五感で季節を感じてほしいという想いから季節の移り変わりを季節感たっぷりの和菓子で表現しているのです。
フルーツ和菓子を実際に食べてみました
しっとりとしたやさしい甘さの和菓子に、フルーツならではのみずみずしいジューシーさが加わると、どのような味わいになるのでしょうか?
「桃・苺・桜」を使った和菓子をピックアップし、実際に食べてみました!
▼桃若姫/324円(1個)
お餅が包んでいるのは、さわやかな桃あんとグリーンピーチで、まるごと入ったグリーンピーチはとってもジューシー、お餅のもっちりとした食感に、みずみずしい果肉と果汁が加わり絶妙なハーモニーを生み出します。
▼桜衣/260円(1個)
桜葉と桜色の生地で包まれた粒あんは、しっとりとして深みのある味わいで、桜葉が粒あんの甘みにアクセントを加えてくれています。桜の花と桜色の生地が、見た目にも春の訪れを感じさせてくれますね。
▼粒小餅さくら/864円(12粒入り)
ひと口サイズのとろけてしまう程やわらかいお餅は、桜の風味がして、お茶菓子にぴったりな、やさしい甘さのひと口和菓子で、サッと手軽にいただけるのも嬉しいですよね。
▼桜ヴァッフェル/162円(1個)
桜葉を練りこんだざくざくとした食感のクッキーでふわっとしたエアリーな桜クリームをサンドしていて、桜味のクッキーは初めていただきましたが、噛むごとに桜のやわらかな香りが広がり味わい深かったです。
▼とこよ/972円(1個)
蜜漬けされた柚子の皮は、甘みの中にさわやかな酸味や柚子ならではのほのかな苦みを感じます。お酒のおつまみにも合いそうな「とこよ」は、お酒好きな方への贈り物にしたら喜ばれること請け合いです。
▼彩苺/281円(1個)
葛ゼリーのもっちりぷるぷるとした食感のあとには、濃厚でしっとりとした白あんと、つぶつぶとして甘酸っぱい苺あんが待っていて、さわやかな苺の甘みと、もっちり・ぷるぷる・しっとり・つぶつぶという4つの食感を味わうことができます。
▼春菜花/195円(1個)
餡には「金柑」「温州みかん」「伊予柑皮」3種類の風味が加わり、さわやかな味わいです。
彩り華やかな玉あられが印象的な春菜花は、あられの中にお餅、お餅の中は柑橘風味のさっぱりとした餡が包まれています。
「宗家源吉兆庵」が誇る菓子をゆったりと楽しみましょう
昔の歌集には、季節の移り変わりの様子を詠んだものが多く残っています。
彩り華やかな玉あられが印象的な春菜花は、あられの中にお餅、お餅の中は柑橘風味のさっぱりとした餡が包まれています。降ってくる雪が花に見えるほど、春の訪れを待ち望んでいる様子が伝わりますね。
季節の変化をたのしみにする心は昔も今もずっと変わらずに持ち続けたいと思います。
いそがしい毎日をおくる中で、ぼんやり・ゆっくりができない時は、季節感たっぷりのフルーツ和菓子で、季節の変化を感じてみてはいかがでしょうか。
宗家 源 吉兆庵 銀座本店
住所/東京都中央区銀座7丁目8-9
営業時間/平日 10:00~21:00、土・日・祝日 10:00~19:00