京都スイーツ・昔ながらも流行も絶品な京菓子まとめ

京都スイーツは、昔ながらの羊羹・おはぎ・わらびなどの風情あふれるお菓子もあり、抹茶を使った新感覚スイーツも魅力的ですよね。全国で開催する物産展でも京都でも買える絶品お菓子のまとめ。

京都スイーツ・昔ながらも流行も絶品な京菓子まとめ

京都で味わえる美味しいスイーツ

京都のスイーツといえば、伝統の技が光る和菓子や煎餅などがありますよね。

ゴールデンウィークやシルバーウィーク、紅葉の季節に行きたい「京都」では、いったいどんなお菓子があるのでしょうか?

そこで、観光土産などにも最適な美味しい「京都のスイーツ」を紹介します。

▼竹取物語/ジュヴァンセル

竹取物語

京都市の伏見区に店舗を構える「ジュヴァンセル」は、洋菓子を得意とするお店で「チーズケーキ」「焼き菓子」などが有名です。

黒豆と栗のハーモニー

「竹取物語」は、1本2,500円(税抜き)です。大きい栗と黒豆がトッピングされ、フォークを入れる時に少し力を入れないと切れないくらい中身がギュッと詰まっています。

ホクホクした食感が伝わります

生地を1口食べると、ふわっとした洋酒の甘味が口いっぱいに広がり、栗や黒豆のホクホクとした食感もしっかりとあります。

※生地にお酒が含まれているので「アルコールに弱いかた」や「お子さん」が食べる時は注意してくださいね。

八坂神社の近くにある「祇園店」では、喫茶コーナーもあり限定の生ケーキ「祇園フォンデュ」を食べることが出来ます。

ジュヴァンセル

【桃山店】
住所:京都市伏見区新町5-509-1

【祇園店】
住所:京都市東山区八坂鳥居前南入清井町482 京ばんビル2F

▼ロールケーキ/まざあぐうす

和栗のモンブランロール

「まざあぐうす」は、京都の北区にあるスイーツショップで「ロールケーキ」が人気のお店です。店内ではケーキと一緒にコーヒーや紅茶を味わうことが出来ます。

ホイップクリーム、カスタードクリーム、小豆と栗を宇治抹茶の生地で丸めた「はんなり京の抹茶ロールケーキ」600円(税抜き)と、濃い味の「ほっこり京のお濃茶ロールケーキ」800円(税抜き)が人気です。

ふっくら生地の中にクリームが

画像のロールケーキは、物産展で購入した期間限定商品の「和栗のモンブランロール」で、1本1,000円(税抜き)です。ふっくらとした生地の中にたっぷりとクリームが詰まっていて、サクッと切り分け1口食べると濃厚な栗の風味が口いっぱいに広がります。

※「和栗のモンブランロール」は、物産展限定で販売しています。

※販売店舗は2016年8月より改修工事中で、2016年12月にオープン予定です。

まざあぐうす

住所:京都府京都市北区大北山原谷乾町30-21

▼京の半生菓子/高野屋貞広

京の半生菓子

とても可愛らしく食べるのが勿体ないくらいのお菓子は「京の半生菓子」とよばれ「高野屋貞広」さんから販売されています。

和菓子の技術が詰まった半生菓子は「おひな様」などの行事だけではなく「茶の湯」にも重宝されています。15個入りセットで1,000円(税抜き)で購入しました。

干し菓子のようにガリッと硬くなく適度な柔らかさがあり、砂糖や水飴などの甘さが引き立ちます。「ゼリー」や「求肥」「餡」などで表現した動物や果物、花が見事ですよね。日持ちも製造から30日間ありますのでお土産として持ち帰る時にも安心です。

※取り扱い店舗は、JR京都駅近くの「キューブ」「ポルタ」などのデパートで販売しています。

高野屋貞広

【本社】
住所:京都市南区上鳥羽塔ノ森柴東町19-1
【販売所】
JR京都駅ビル「キューブ」などのデパート

▼聖 抹茶詰合せ/聖護院八ツ橋総本店

聖 抹茶詰合せ

京都お土産でも有名な「八ツ橋」は、米粉と砂糖とニッキで作られていて、「聖」の餡には厳選した北海道産の小豆を使っています。

もちもちとした食感の皮は柔らかい中にも弾力があり、中に入っている餡は「つぶあん」で、優しい甘さと少し粒の残った小豆の食感がします。生地だけを口に含むと、ほんのりとした自然な甘みが感じられますよ。日本茶と一緒に食べたい和菓子ですね。

「聖 抹茶詰め合わせ」は、定番の「にっき味」と「抹茶味」各5個、合計10個入りセットで500円(税抜き)。他にも各8個、16個入りセット800円(税抜き)と各10個、20個入りセット1,000円(税抜き)もあります。

聖護院八ツ橋総本店

住所:京都市左京区聖護院山王町6

▼ひやし飴の素/岩井製菓

飴の素

「岩井製菓」は、宇治市に工房を持つ飴菓子のお店で、キャンディや季節飴など様々なお菓子を作っています。

「ひやし飴の素」は、800円(税抜き)です。そのまま食べても良し、水やお湯に溶かして飲むのも良しの、とても美味しい水飴です。

丸い水玉のような水あめ

ご覧の通り、とても滑らかな水飴で着色料・添加物を一切使用していないこだわりがあります。1口舐めるとショウガの風味がぶわっと押し寄せてきます。風邪を引いた時でもスッと食べられるあっさりとした味わいです。

お湯に溶かせばショウガ風味で冬の時期にも重宝する「あめ湯」として、夏の時期には少量のお湯で緩めた「飴の素」に氷と冷水を注げば「ひやしあめ」となります。どちらもティースプーン5~6杯が適量です。

岩井製菓

【工房本店】
住所:京都府宇治市菟道丸山203-3

憩和井 平等院店】
住所:宇治市宇治蓮華5-6

▼黄色並木/舞妓あられ本舗

黄色並木

京都だけではなく、全国的にも人気のあるお菓子である「あられ」を70年近く製造している「舞妓あられ本舗」さんの美味しいあられです。

「黄色並木」は、価格は500円(税抜き)です。サクサクとした食感のあられは老若男女に愛されるお菓子で「黄色並木」はカレーの風味がするあられです。

カレー味といってもピリリとスパイスの効いた味ではなく、風味としてつけられているので「あられ」本来のお米の味も感じられますよ。

舞妓あられ本舗

住所:京都市伏見区黒茶屋町631

▼おはぎ/葵家やきもち総本舗

おはぎ

メディアでも紹介される銘菓「やきもち」が有名な「葵家やきもち総本舗」の商品に使われる「もち米」は、佐賀県甲賀市の集落「小佐治」のミネラル豊富な「重粘土質の土壌」で育て収穫した、「滋賀羽二重糯米(しがはぶたえもちごめ)」。

栽培が大変なことから「幻のもち」と呼ばれている、粘りと甘みが特徴の「羽二重糯米」と、良質の品種で評価の高い北海道十勝産の大粒小豆「エリモ」を高級鬼ザラ糖で上品な甘さに仕上げた「餡」との相性が抜群の「おはぎ」は逸品。ずっしりと大き目の商品ながら、女性でもペロリと1個平らげられますよ。

おはぎ その3

「定番おはぎ」の価格は1個180円(税抜き)。画像は季節限定商品で、蜜漬けした栗を自慢の餡に混ぜた「栗おはぎ」と、鳴門金時と白餡で塩味をきかせたモチ米を包んだ「芋おはぎ」(2個セット417円)

葵家やきもち総本舗

住所:京都市北区上賀茂本山339

▼わさびピーナッツ/豆政

わさびピーナッツ

明治17年創業の老舗「豆政」さんは「夷川五色豆」で有名な、豆菓子のお店で「わさびピーナッツ」は、100gで350円(税抜き)からの量り売りで販売しています。

ひと粒食べると、最初にピリリとした新鮮なわさびの辛さが口の中に来ますが、噛んでいくとピーナッツの甘さが引き立ってきます。ツーンとした刺激が苦手なかたや、お子さんが食べる時は注意してくださいね。

また、わさび味の他にも京都らしく「抹茶」や「七味唐辛子」「きなこ」などの和風の味や「チーズ」「ココア」「バター」など洋風の味付けの商品もあります。

豆政

住所:京都市中京区夷川通柳馬場西入る6丁目264

▼祇園ちご餅/三條若狭屋

祇園ちご餅

中には味噌が

串を持つとこぼれ落ちそうなくらい柔らかい食感の求肥で薄くのばした甘辛の白味噌を挟み、繊細な氷餅で表面を美しく飾った「祇園ちご餅」。1包み3個入り360円(税抜き)賞味期限は製造日から7日間。

明治26年創業の老舗京菓子店「三條若狭屋」では、京都らしいスイーツのお土産が見つかりますよ。

三條若狭屋

住所:京都市中京区三条通堀川西入ル橋西町675番地

▼蕎麦ほうる/総本家河道屋

そばほうる

パッと咲いた花の形と、丸いつぼみでかたどったお菓子の「蕎麦ほうる」です。季節を問わず、いつ食べても変わらない味は老若男女、時代が変わっても愛され続ける逸品です。

「蕎麦ほうる(そばほうる)」は、「袋入り」500円(税抜き)です。サクサクとした食感とほんのりとした甘さが特徴で、日本茶だけではなくコーヒーや紅茶のお供にピッタリですよ。

古くから京都人に愛されている銘菓を、ぜひご賞味ください。

総本家河道屋

住所:京都市中京区姉小路通御幸町西入ル

▼柚餅/鶴屋吉信

柚餅

京都市上京区にお店を構える「鶴屋吉信」さんの「柚餅(ゆうもち)」です。柚子を求肥に混ぜて和三盆をまぶした商品で、もちもちとした食感と鼻に抜けるさわやかな柚子の香りが特徴的です。

「柚餅」は「個包装(食べきりサイズ)」500円(税抜き)で、1箱入り1,100円(税抜き)、柚子をかたどったパッケージ入り1箱600円(税抜き)も販売していますよ。

「滑らかな舌触り」と「白玉のような優しい食感」が、とても心地よく気がつけば食べ終えているほど、手がどんどん進みます。また、日持ちも20日間ありますので観光土産にも安心して持ち帰ることが出来ます。

鶴屋吉信

【京都本店】
住所:京都市上京区今出川通堀川西入ル
【京都IRODORI店】
住所:京都市下京区東塩小路町8-3 JR京都駅八条口1F アスティロード内

▼白川路/田丸彌

白川路

唐草模様がおしゃれなお煎餅「田丸彌」さんの「白川路」です。黒ゴマと金ゴマをまぶして焼き上げていて、1口食べるとゴマの濃厚な香りが鼻を抜けるほど贅沢に使用しています。

「白川路」は、1袋3枚入りで600円(税抜き)で、12袋入り950円(税抜き)から66袋入り5000円(税抜き)と、紙箱に入ったセットも販売しています。

田丸彌

住所:京都市北区紫竹東高縄町5番地

▼きつね煎餅/総本家いなりや

きつね煎餅

京都・伏見稲荷大社の境内に店舗を構える「総本家いなりや」さんの「きつね煎餅」です。1箱3枚入り343円(税抜き)で、パリッと焼きあげた薄いせんべいは「白味噌」「ゴマ」「砂糖」で味付けした小麦粉を焼いて作っています。

総本家いなりや

住所:京都市伏見区深草開土町2(伏見稲荷大社境内)

▼雲龍/俵屋吉富

雲龍

1755年創業の「俵屋吉富」さんの「雲龍」は、小豆で作った2種類の餡を交互に巻きあげた生菓子で、本棹(1本)1,300円(税抜き)です。

餡がしっとりしてそうです

小豆由来の甘味を存分に味わえる、しっとりとした食感のお菓子で「煎茶」や「緑茶」などの日本茶と相性バツグンですよ。古くから京都人に愛されてきた「雲龍」をぜひ味わってみてくださいね。

餡子の模様が龍に見えますね

俵屋吉富

住所:京都市上京区室町通上立売上ル

▼阿闍梨餅/満月

阿闍梨餅

京都市左京区にお店を構える「満月」さんの「阿闍梨餅(あじゃりもち)」です。大正時代から続くこのお菓子は、和菓子らしくもちもちとした柔らかな食感が特徴で、生地も自家製の餡とよく調和しています。

1個入り100円(税抜き)から50個入り5,300円(税抜き)で販売していて、本店・支店の他にも「京都」「大阪」「東京」「横浜」「名古屋」「札幌」に取り扱いをしているデパートがあります。

満月

【本店】
住所:京都市左京区鞠小路通今出川上ル
【清水産寧坂店】
住所:京都市東山区清水3丁目315
【金閣寺店】
住所:京都市北区衣笠御所ノ内町31

▼笹巻麩/半兵衛麩

笹巻麩

京都市東山区に本店を構える「半兵衛麩」さんの「笹巻麩」です。ふわふわの生麩とこし餡で出来ていて、いままで食べたこともないような不思議な食感がします。

ふわふわした「生麩(なまふ)」の中には「こし餡」が入ってます

1個200円(税抜き)で、日持ちは冷蔵保存をして製造日を含め3日間です。中のこし餡は甘さ控えめなので、お麩の味を隠すことがありません。食べる前にサッと水に通すと笹から外しやすくなりますよ。

何回リピートしても飽きない京都スイーツ

京都スイーツを食べに行くだけでも、何回でも観光へ行きたくなるほど美味しいお菓子ばかりですよ。時折、デパートや百貨店などの催事場で「京都物産展」も開催していることがあるので、そこで購入してもいいでしょう。

ぜひ、観光お土産にも贈答品にもピッタリの品を京都スイーツの中から選んでみてくださいね。

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相田千春

食べ歩きが趣味のグルメライターです。関西の魅力をたっぷりとお伝えします!