世界のお菓子・アジアから欧米まで各国美味しいスイーツ展
お菓子・スイーツ好きの方必見!見るだけでもお腹が鳴ってしまいそうな、かわいくておしゃれで美味しそうな世界のお菓子を集めてみました。全部で12種類です。いくつ知っているでしょうか!?
見るだけでも美味しそう!世界のお菓子たち
スイーツは、お好きですか?わたしは大好きです!なんだか幸せな気分になってきますよね。ついつい食べ過ぎちゃうってことも…。今回は、見ただけで「美味しそう」と思える世界各国のスイーツを集めてみました。
あまり知られていないかな?と思うものを中心に選んでみました。みなさんはいくつ知っていますか?
目次
※以下のリンクをクリックするとその国のお菓子の一覧が表示されます。
フランスのお菓子
1.マカロン(macaron)
メレンゲと砂糖、そしてアーモンドプードルを混ぜて焼いたサクサクの生地にクリームを挟んだ、見た目も美しいお菓子がフランスの「マカロン」です。
マカロンはマリーアントワネットも好んで食べていたお菓子としても有名ですよね。コロンとした見た目も可愛らしく、イチゴ、ピスタチオ、キャラメル、抹茶、ミルク、チョコなど、味も豊富なので飽きずに食べられるスイーツとして日本でも大人気。
2.ブッシュ・ド・ノエル(buche de Noel)
見た目がとってもおしゃれでかわいい「ブッシュ・ド・ノエル」は、クリスマスシーズンになると耳にする機会が増えますよね。木の形をモチーフにしたフランスのクリスマスケーキです。
ロールケーキをバタークリームで塗り、表面に木目模様を描いたり、メレンゲでつくったキノコなどをトッピングしたり、枝に見せたチョコレートを飾ったり、雪をホイップクリームで表現したりといろいろな飾り方があります。
フランス語で“ノエル”が「クリスマス」、“ブッシュ”は「木や丸太」という意味になります。
3.クグロフ(Kouglof)
形がかわいく食感がよさそうで、おいしそう。干しブドウ・洋酒に浸したフルーツを生地に混ぜてスライスアーモンドをつけて焼き上げます。マリーアントワネットの大好物だったと言われています。
4.サヴァラン(savarin)
ふっくらした生地と生クリームが食欲をそそります。イーストで発酵させた生地を型に詰めて焼き、ラム酒やキルシュ入りのシロップに浸したものの上に果物やクリームをのせて作ります。
5.サンマルク(Saint Marc)
3色のコントラストが食欲をそそります。アーモンドパウダーを含んだスポンジの上にバニラ・チョコレートのクリームを乗せて、一番上はカラメル状になってます。カラメルのカリっとした食感とチョコとバニラのハーモニーが絶品です。
イタリアのお菓子
1.カンノーリ(Cannoli)
イタリア・シチリア島に関連した映画「ゴッドファーザー」など、名画にも登場する代表的なお菓子で、シチリアに住む人たちにとっては小さな頃から馴染みの深い「思い出の味」であり、今でも大人気のスイーツです。
「小さな筒」を意味する「カンノーリ」は、文字通り筒状のスイーツで、パリパリした小麦粉ベースの外側の生地を筒状に丸めて中にはリコッタチーズやチョコレート、マルサラ酒などを混ぜ合わせたクリームがたっぷり注入された濃厚な味がたまりません。
彩豊かなドライフルーツやフルーツの砂糖漬けでトッピングするのが、シチリア伝統のスタイルです。
2.グラニータ(Granita)
イタリア・シチリア島が発祥のグラニータは、日本のかき氷のようなスイーツ。見た目はソルベに似ていますが、滑らかな舌触りのソルベに対し、グラニータは粗く削った氷が特徴です。
シチリア島の特産である、マンダリンオレンジやフルーツの他に、コーヒー、チョコレート、アルコールを含むものなど味のバリエーションが豊富。食後の口直しや、夏のデザートとしてだけでなく、シチリア島ではブリオッシュと一緒に朝食としていただく習慣もあり、日常的に食べられているスイーツです。
3.カッサータ(Cassata)
アラブからシチリアに渡ってきたカッサータは、イタリアンドルチェの代表格。伝統的なカッサータは、表面にはアーモンドと砂糖を練り合わせた甘いペーストで囲み、中にはリコッタチーズに宝石のように美しいフルーツピールをたっぷりと練り込んだ甘酸っぱいペーストをスポンジに流し込み冷やして食べます。
その昔、シチリアの修道女が夢中になり礼拝に遅れてくることが多くなったことから「カッサータ禁止令」が出たとのエピソードが残っているほど。
4.フルッタマルトラーナ(Frutta Martorana)
女性にとって「美の魔法の種」アーモンドの名産地シチリア。一級品のアーモンドを挽いて、砂糖に練り込んだ「マルチパン(マジパン)」と呼ばれる風味豊かなペーストで、果物や野菜など本物そっくりのカタチに仕上げたお菓子です。
”マルトラーナ教会の修道女が、お墓参りのときに用いたことが、フルッタマルトラーナが広まるキッカケだった”と言われています。日本の伝統和菓子「ねりきり」に見た目や食感も似ています。とても甘味が強いので、キレイな形を楽しみながら少量ずつ食べるのが、おすすめです。
5.ズコット(zuccotto)
トスカーナ地方で生まれた「アイスクリームの原型」といわれるお菓子です。
リキュールに浸した薄いスポンジケーキの中にチョコレートやナッツを入れたクリームを詰め込んで凍らせた後、冷凍庫から取り出して半分ほど解凍してから食する「ズコット」は、イタリアンのデザートとして1度食べてみたいですね
6.パネトーネ(Panettone)
じっくり発酵させて焼いたほんのり甘い生地に、干しブドウやオレンジピールなどのドライフルーツで甘酸っぱさを加えた「パネトーネ」は、イタリアでクリスマスや復活祭(イースター)などに食べられる円筒形の菓子パンです。
7.ジェラート(gelato)
映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女がスペイン広場で食べるシーンで一気に世界中にブームが巻き起こったジェラートは、“凍った”という意味を持ち、日本でもすっかりお馴染みのスイーツですよね。
アイスクリームよりも口当たりが軽く、サラッとした食感なのに濃厚な味で食べ応えがあるのもジェラートならではの魅力。フルーツベースの味が多く、見た目もカラフルで鮮やかなので、女性には間違いなく愛される世界の代表的なスイーツ
8.スフォリテッラ(sfogliatella)
テレビで紹介されたことから注目を浴びている、ナポリ地方の名物「スフォリテッラ」は、貝殻の形が特徴的なパイ生地のお菓子です。サクサクしたパイ系スイーツが好きな人には堪りません。
パリパリのパイ生地を一口噛むと、中からカスタードクリーム、リコッタチーズ、アーモンドクリームなど、風味豊かなペーストが口いっぱいに広がります。イタリアでは専門店があるほど、国民に愛されるスイーツなのです。
9.パンナコッタ(Panna cotta)
とろける口当たりが人気のパンナコッタとプリンは似ているようですが、食感が違います。卵を加熱することによって固めるプリンとは違い、パンナコッタはゼラチンを使用しているので「プリンとゼリーの間のような食感が特徴」です。
パンナコッタはスイーツの中でも珍しく材料に卵が使われていないので、卵アレルギーの人でも食べられる貴重なお菓子ですよ。
ドイツのお菓子
1.シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)
とっても長い名前を持つ世界のお菓子「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」の名前は、「黒い森」と呼ばれる地域で採れるサクランボで作ったチェリー酒などを使用して作られたケーキが由来です。
サワーチェリーをゼラチン入りの生クリームとチョコ風味のスポンジでサンドして、その上に削ったチョコやチェリーを飾ります。日本では「キルシュ」や「黒い森のケーキ」等と呼ばれることがあります。
イギリスのお菓子
1.バタフライ・フェアリー・ケーキ(Butterfly Fairy Cakes)
日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカでいう「カップケーキ」のことで、バタークリームを使って蝶の羽のような飾り付けをするのが特徴のイギリスではポピュラーなお菓子。
「フェアリー(妖精)が、お祝いにやって来る」ということから、イギリスではちょっと裕福な家庭の子供の誕生日パーティーで出される習慣がある「バタフライ・フェアリー・ケーキ」。カップケーキブームによって、再び注目を浴びるようになった世界のお菓子です。
2.ショートブレッド(Shortbread)
イギリス・スコットランドのお菓子と聞いて、多くの人が思い浮かべる「ショートブレッド」は、卵を使わずに「小麦粉、砂糖、バター」のシンプルな材料で作るため、サクッとした食感が特徴。紅茶と相性が良い世界のお菓子です。
3.ミンスパイ(mince pie)
イギリスではクリスマスシーズンになると目にすることが多くなるスイーツのひとつで、ミンスとは日本語で「ひき肉」を意味し、実際にヒツジなどのミンスとドライフルーツと混ぜたものが使われていた時代(16世紀ごろ)もあります。
現在は、数種のスパイスに漬け込んだドライフルーツをパイ生地に包んで焼いたものが一般的な「ミンス」とされる、イギリス伝統のスイーツです。
4.グラスミアジンジャーブレッド(Grasmere Gingerbread)
ジンジャーブレッドはイギリスではポピュラーなスイーツで、ケーキとビスケットの中間のような食感です。
ジンジャーの香りがして、身体を温めてくれるスイーツなので寒い季節にはピッタリ!本場イギリスでは温かい紅茶と一緒にティータイムに食べています♪
5.トライフル(Trifle)
カラフルで美味しそうな「トライフル」は、リキュールに浸して食べやすい形にカットしたスポンジとゼリーやフルーツを混ぜ合わせて、その上から生クリームやカスタードクリームをかけて冷やしていただくスイーツです。手軽につくれそうなのもいいですね。
トルコのお菓子
1.キュネフェ(Kunefe)
トルコで昔から地元の人に愛されている人気スイーツが、キュネフェです。ガタイフ(小麦粉で作る細綿状の生地)の中に、チーズを入れて、オーブンでカリッとなるまで焼き、上から甘いシロップをかけて食べると、たまらなく美味しいです!
また、アツアツのキュネフェの上に冷たいアイスクリームを乗せて食べるのも美味しい食べ方ですよ♪
2.ロクム(lokum)
ころころしていて可愛いですね!砂糖とでんぷんとナッツ(クルミ、ピスタチオ、アーモンドなど)で出来ていて、モチとゼリーの真ん中くらいのもちもちした食感が魅力です。シンプルなお菓子ですがピスタチオやナッツの風味と甘さのバランスが抜群です。
世界で愛されている代表的なトルコスイーツのロクムは、日本の求肥(ぎゅうひ)に似たお餅のようなお菓子なので、緑茶とよく合うモチモチ食感スイーツです♪
ロクムにはクルミが入っていたり、カラフルな色がたくさん付いているので見た目も華やかです♪日本人の口にもよく合う懐かしい味がするスイーツで、食べたら病みつきになりますよ!
中国のお菓子
1.奶酪(ナイラオ)
昔からナイラオは中国の官邸食べられており、伝統的なスイーツとして大人気!見た目は杏仁豆腐のようですが味はミルクたっぷりのヨーグルトに似た感じで、中国ではナイラオの上に干しブドウや松の実が乗っています。
真っ白なプレーン味の他にイチゴ、チョコレート、ブルーベリーなど、見た目も味も飽きが来ませんよ。
2.湯圓(タンイエン)
タンイエンは白玉団子によ~く似ていますが、中に餡が入っています。温かい甘いスープの中に白玉が入っていてホッとする味です。
中国では旧正月である春節に食べる習慣があり、家族そろってタンイエンを食べると家族円満になると言われているんですよ♪優しい味なので、寒い時期に味わいたいスイーツです。
3.八宝飯(パーポーファン)
八宝飯は“飯”という字が付いている通り餅米を使ったスイーツで、中国では、お正月にお雑煮やおせち料理を食べる感覚で八宝飯を食べています。
餅米と聞くと地味なスイーツを思い浮かべますが、八宝飯はケーキのような見た目をしていて、お祝いをするのにピッタリな一品です!
末広がりで縁起の良いとされる8つ飾りでナツメを飾ったり、杏子やパイナップルのドライフルーツを使うこともあります。
4.月餅(ユエピン)
月餅は名前の通り月のように丸く平たい形になっています。中国では昔から満月を円満で完璧な象徴としていて中秋節に月餅を食べると縁起がいいとされているんです♪
たっぷり餡が入っていて、さらにクルミや栗が入っているのが特徴で、とても濃厚な味なので「お茶」よりも「コーヒー」のほうが合うかもしれません
5.寿桃(スートゥ)
見た目がとっても可愛らしいですよね。小麦粉の生地の中にハスの実のあんや小豆のあんを包んだ桃の形をしたおまんじゅうで、桃は中国で長寿の象徴とされていますよ。
台湾のお菓子
1.豆花(トウホワ)
大豆を使用して作っているのが豆花です。豆乳プリンのような食感で台湾では伝統的なスイーツとして親しまれています。
砂糖を全く使用していない特徴があり、とってもヘルシーでダイエット中の人にもおススメです♪台湾では豆花にタピオカやあずき、ナッツをトッピングに加えて食べています。
2.雪花冰(シェーホァピン)
日本でも流行りつつある雪花冰は台湾で大人気のかき氷です。一般的なかき氷は、水を凍らせた氷を使いますが、雪花冰はミルクを凍らせてかき氷にしているので、口溶けがふわっとして絶品ですよ♪
台湾でよく食べられているマンゴーをトッピングするのが定番中の定番!屋台でもよく売られているので、暑い日に台湾に行ったら食べ歩きしたいですね。
3.仙草ゼリー(せんそうゼリー)
仙草ゼリーは別名「仙人ゼリー」とも言われる食べ物で、中国の亀ゼリーとよく似た黒いプルプルな見た目ですが、亀ゼリーとは味は全く違って苦味が少なく、コーヒーゼリーのような感覚で食べられます。
最近では日本のグルメ漫画で紹介されてからジワジワと人気が出ているんですよ♪
仙草ゼリーの原料は仙草を煮詰めて固めて出来ていますが、ダイエット効果や便秘解消、美肌にも効果があるといわれている“身体にいい”スイーツです。
4.エッグタルト
エッグタルトはもともとポルトガルで出来たスイーツですが、台湾に入ってきて爆発的なブームが巻き起こり、今ではエッグタルトの専門店があります。パイ生地に卵を使用したカスタードを入れて焼いて食べるのがエッグタルトです。
ほんのり優しい甘さで食べだしたら止まらないほど美味しいスイーツで、台湾のエッグタルトは冷凍用もあり、アイスクリームのような食感で楽しむこともできます。
5.愛玉子(オーギョーチー)
涼しい見た目で、スッキリとした甘さがあります。台湾の山奥に育つオーギョーという果物をゼリー状にし、砂糖とはちみつを混ぜたものやレモンのシロップをかけて食べられていますよ。
ロシアのお菓子
1.ハルヴァ(halva)
ロシアのお菓子屋さんに行くと、このハルヴァが山のように積んであり、観光に訪れたら1度は買ってみたくなるお菓子です。
ゴマやヒマワリの種、砂糖を練って固めたもので、とても香ばしい匂いがします。
とっても美味しいんですが、かなりカロリーが高めで1袋食べればラーメン以上ですので、腹もちもよく非常食としても使われるほどポピュラーなお菓子です。
2.ブリヌイ(blini)
ブリヌイはロシア風のパンケーキですがクレープに似ているスイーツで、生地を何層にも重ねたりくるくると巻いたりして食べるのが主流です。
モチっとした生地に、フルーツジャムや生クリームがトッピングされているあま~いスイーツで、ロシアでは「ブリヌイ」を食事としても楽しんでいて、サーモンやチーズ、ハムなどを入れて食べられていますよ♪
3.スィローク(Сырок)
日本ではほとんど馴染みのないスィロークは、チーズを薄いチョコレートでコーティングしたお菓子です。「甘いもの」と「しょっぱいもの」って合わない気がしますが、癖になるような味です♪
ロシアではスィロークをスーパーで気軽に購入できるので、現地に訪れた際にはぜひチェックしてくださいね!
4.パスチラ(Пастила)
フワフワでマシュマロのような食感がする「パスチラ」はロシアの定番オヤツで、卵白とハチミツとリンゴをすりおろして出来ています♪
外国のお菓子らしく「ずっしりとした食べごたえ」もありますが、優しい味がしてリンゴの果実が後味をサッパリさせてくれるので何個でも食べ進められますよ。
5.ピロシキ(пирожки)
ほかほかのピロシキは、おいしいですよね。ロシアでは小麦粉の皮の中に牛や豚のひき肉、魚肉、きのこ、ゆで卵、ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツといったものを味付けして炒めて最後に焼くか、揚げると完成です。
ロシアでは焼くタイプのピロシキが多く間食の他にも、お茶の時間に食べられることが多いようですよ。
世界のお菓子も美味しいものがたくさんある
中国や台湾、ロシアなど日本に近い地域では、和菓子と形や味が似ているものが多くありますよね、また、ヨーロッパの地域では日本でも1度は見たことがある見覚えのある洋菓子がたくさんあります。
旅行や仕事で海外に訪れた時には、現地で本場のスイーツを味わってみたり、お土産にも世界のお菓子は喜ばれることが多いのでチェックしておいてくださいね。