買い物依存症原因・まだまだ大丈夫の軽い考えが怖い結果に
買い物依存症の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?悪化していくと買い物だけが生きがいになり、物がどんどん増えていくのにお金が減る…借金をして自己破産まで追い込まれると取り返しがつきません。
誰でもなる可能性あり?買い物依存症になる原因
皆さんは何か趣味を持っていますか?カラオケや読書、映画鑑賞など、山ほどある趣味のなかでも「買い物が一番」という人もいますよね。
買い物も「趣味の領域」を越えなければいいのですが、毎月ショッピングに大金を使ったり、買ったばかりなのに、また同じような物を買いたくなる人は「買い物依存症」の可能性ありです!
買い物依存症は一度発症すると、治るまで大金を使い果たして借金を負う可能性もあるので、まずは発症させないことが大切です。今回は買い物依存症になる原因をピックアップしますので、思い当たる状況にある人は注意してくださいね。
目次
- 買い物依存症になる原因
- 1.強いストレス
- 2.誰にも認めてもらえない環境
- 3.クレジットカードで金銭感覚が狂った
- 4.店員さんの言葉を真に受ける
- 5.レアな商品を何回か手に入れている
- 6.贅沢品に溺れている
- 7.習慣化している
- 8.ブランド品を自慢できる快感
- 9.何を買ったのか把握していない
- 10.孤独
1.強いストレス
社会で働いていたり、人間関係が上手くいかなかったりと、誰でも大小異なるストレスを抱えています。ストレスと上手く付き合っていて、爆発するまえに解消できる人はいいのですが、我慢したり発散する方法を知らずに溜め込む癖があって、八方塞がりになりやすい人は要注意です。
ストレスから買い物依存になる原因
ストレスが溜まる
買い物をする
を繰り返すうちに、ストレスを感じた後買い物をしないと不安になっていくのです。
ストレスを紛らわせるための買い物も、依存になれば「買わないことがストレス」に変わり、抜け出せなくなります。
2.誰にも認めてもらえない環境
「頑張っているのに誰も褒めてくれない」「自分の頑張りを認めてもらえない」と、人から認めてもらえず、否定されたり必要とされない環境にいると、心が満たされなくなり買い物に逃げてしまうのです。
どうして買い物に逃げるの?
物欲を満たすことで、寂しさを紛らわせるから
自分は頑張ったのにそれを認めてくれる人がいないと、自分自身にご褒美を与え慰めたくなります。その結果、買い物依存症になるのです。
3.クレジットカードで金銭感覚が狂った
クレジットカードは直接現金を手渡ししないため、お金を支払っている感覚が少なく使いすぎる人が多くいます。特に今までお金が少なく、買い物を我慢していた人が持つと歯止めが利かなくなるケースもあります。
今まで我慢していたのに…
1回払いが無理ならリボ払いに変更できるので、大きな買い物をしたい衝動を抑えられなくなる
クレジットカードに頼り、収入以上の買い物をしているのにお金が無くなった危機感が少ないので、買い物依存症になるまで買い続けてしまうです。
4.店員さんの言葉を真に受ける
人は誰かに褒められると、つい気分が良くなるものですよね。お店の店員さんは「似合っています」など褒めて気分をよくしてくれますが、真に受け過ぎると買い物依存症になる可能性があります。
褒め言葉を真に受け過ぎると…
店員さんに褒められることが嬉しくて、買い物がやめられなくなる
店員さんとの会話を楽しむ代償として、特に欲しいものがなくても買い物をする人は要注意です。
5.レアな商品を何回か手に入れている
「残りあと1個」「本日限定販売」「もう二度と手に入らない!」という言葉に弱く「手に入らない」と思えば思うほど購買意欲が強くなる人は、次なる手に入れにくいアイテムを探し、買い物依存症へとなっていきます。
どうして“レアな買い物”が買い物依存症に?
快感となって癖になるから
なかなか手に入らないものを手に入れた瞬間は、とても嬉しくて心地よいですよね。この快感が忘れられずに買い物へとのめり込んでいくのです。
6.贅沢品に溺れている
絵画やブランド品、高級車など、一般的に「贅沢品」と呼ばれるものは無くても生活していけます。しかし、贅沢品は心を豊かにしてくれ、生活を華やかにします。
でも、何度も購入していくうちに…
「自分はこの高級品のように価値がある」と贅沢な気分に溺れ、次々と贅沢品を買っていくうちに依存症になる
自分の価値を上げるために高価な買い物をしても、依存症になっては意味がありません。また、収入と見合っていない買い物を続けるのも危険だと言えます。
7.習慣化している
買い物に出かける際、目的もなくウィンドウショッピングをする人も多いのですが、いつの間にか仕事帰りに必ず服屋を見るのが習慣になっていたり、お昼休み中に必ずデパ地下を見に行くのが癖になっている人は要注意です。お店に行くことが習慣化していると、いつの間にか“買う予定の無い”買い物が増え、依存症になります。
店に通うコト自体が習慣化されてしまっていると…
買いたい衝動が抑えられなくなる!
人は売っているモノを見なければ「買いたい」と思う衝動を抑えられます。しかし毎日のように買い物に出かければ、我慢できなくなり依存症が出るのも当たり前です。
8.ブランド品を自慢できる快感
高いブランド品を身に着けていると、友達や周りの人が「凄いね!」「いいな~」と羨ましがったり、褒めてくれる場合があります。
ブランド品を身に着けることで…
褒められる快感を得られる!
ブランド品はいつも庶民の憧れのアイテムです。ブランドの力を借りて、自分に自信を付けようとするうちに買い物依存症になっています。
9.何を買ったのか把握していない
依存症の人は、今冷蔵庫にどんな食材があって何が足りていないのか、洋服はどんなアイテムあるのか全く把握しておらず、漠然と「足りていないから、買わなくちゃ!」という気持ちを持っています。
買い物依存症になる原因
買い物をしたものをちゃんと覚えていないから、買い続けてしまう!
買った洋服を袋から一度も開けていなかったり、食材が冷蔵庫の中で腐っていたりと、モノの扱いが雑なので買い足していくしかなくなるのです。
10.孤独
「家族と疎遠になった」「本音を言える友達がいない」など人との関わりがなく、孤独を感じている人は要注意です。仕事、家庭、学校など常に他人と関わっていなければ孤独を強く感じます。他人と関われない人は買い物を通じて孤独感を埋めようとする場合があります。
孤独に耐えられない人はなぜ買い物依存症になりやすい?
モノとの繋がりが無くなれば、さらに孤独になるから…
孤独になればなるほど気持ちを紛らわすために買い物を繰り返しますが、根本的な人との関りが改善されなければ、買い物を止められなくなります。
自分では気付かない!買い物依存症
買い物依存症になる原因は、主に“心”にあります。心が満たされていなかったり、不満を感じていると買い物に依存をしやすくなるのです。
・強いストレス
・誰にも認めてもらえない環境
・クレジットカードで金銭感覚が狂った
・店員さんの言葉を真に受ける
・レアな商品を何回か手に入れている
・贅沢品に溺れている
・習慣化している
・ブランド品が自慢できる快感
・何を買ったのか把握していない
・孤独
これらの原因は、本人は全く気が付いていない内に進行していき、知らない間に買い物に依存します。取り返しがつかなくなる前に、自分の行動を冷静に分析してください。