家計赤字を改善・見落としがちなムダ遣いポイント

家計赤字は「見栄を張るための高級品・ブランド物」や「日々のムダ遣い」が、原因の大部分にあたることが多いのです。借金をしても感覚がマヒして危機感を持たなくなる前に、家計の黒字化を目指しましょう。

家計赤字を改善・見落としがちなムダ遣いポイント

毎月の家計赤字を改善しよう

普通に生活していても、どんどん通帳の額が減っていく「毎月赤字」な家計状況だと将来が不安になりますよね。でも、どうして生活しているだけなのに「お金が足りなくなる」のでしょうか?

このままの状態が続いていると、いつか貯金も底をつき生活が立ち行かなくなり、ついには借金生活に陥るかもしれません。

そこで「赤字家計」から「黒字家計」へと改善できた人から学ぶ、家計の見直し方法を紹介します。

家計が赤字になっている「原因」を探る

まずは、自分にいくら「収入」があって、毎月いくら「支出」があるのかを把握する必要があります。

先月分だけでもいいですので、まずは「何にいくら使っていたのか」を書き出してください。すると、家計が赤字になっている原因が見えてきますよ。

そこで「家計が赤字になりやすい原因」を紹介しますので、自分に当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。

1.浪費が多い

買い物をする女性

支出の中でも「家賃」「水道光熱費」などのお金は、生活を続ける上で必要な支出となりますが「浪費」の割合が高い家計は、毎月赤字に陥ることが多い傾向にあります。

浪費に当てはまる項目

・買っただけで満足した美容器具
・1回着て以来タンスに眠っている洋服
・無くなったら困るお金を使ってのギャンブル

支出の中で、浪費に当てはまる項目があった場合は少しずつでも減らして黒字転換を目指してください。

2.ローンの返済額が多い

周りの人に良く見られたいがために「維持費だけで精一杯の高級車」「高級ブランドバッグ」などの購入費をローンで買っている人は、赤字になりやすい傾向があります。

確かに「高級なものを持っている」という優越感は精神的に満たしてくれる心のオアシスになる場合もあり、それが活力となって日々の生活にやる気が出るプラスの影響をもたらしてくれます。

ですが、ローンの返済に追われる日々に疲れているのなら元も子もありません。現在は余裕がある日々でも、3年後・5年後はどうでしょうか?高級車やブランドバッグは古臭い型遅れになり、貯金が増えていかず借金を返す日々に嫌気がさしてくるハズです。

3.収入以上にクレジットカードで決済している

パソコンでカード決済をする女

クレジットカードは、手元に現金がなくても買い物ができる便利なカードですが、お金が減っている感覚がないので、収入以上に使いすぎる傾向にあります。

「分割払い」「リボ払い」と、ピンチの時に支払い額を減らすことが出来るシステムもありますが、手数料を払って負債を増やし支払いを引き延ばしにしているだけに過ぎません。いずれ限度額いっぱいまで使い切る未来がそこまで迫っています。

少しでもクレジットカードの残債を減らしたいのなら「カードを持ち歩かない」「口座の残高までしか使えないデビットカードに切り替える」「クレジットカードを使った分だけ手持ちの現金を避けておく」などの工夫をしてみましょう。

赤字家計の見直しで黒字にしたエピソード

毎月赤字家計のになっている原因を探り、みごと黒字へと転換させた人のエピソードを紹介します。一体何が原因で赤字になっていたのでしょうか?

食費や美容、被服費を見直しました

毎月2万円程度の赤字でしたが、月1万円の黒字化に成功しました。

家計簿をつけていなかったので、欲しい時に欲しい分だけ購入していたことが悪かったと思います。レシートを必ず保管し家計簿を毎日つけるようにしていて、毎月項目ごとに予算を決めることにしました。

・食費がギリギリなら外食をしない
・化粧品はブランドにこだわらない
・日用品も安い時に購入して予算内で収める
・衣類は季節ごとに持っている服を確認してから購入する

このようなことに気をつけると、あっという間に支出額が減りビックリしました。

テーブルに並ぶ食卓

食費を見直しました

支出の中でも割合が多かった食費を見直し、毎月2万円近くマイナスだったのを、プラス5,000円の黒字化に成功しました。

これまでは、毎日買い物に行って安ければ多めに買うことをしていましたが、それがそもそも無駄遣いだったと判明し、週末に1週間分の献立を考えてまとめ買いをして余計なものは一切買わないようにしました。

また、1ヶ月ごとに家計簿を見直し「ムダ遣いだったな」と思った出費に赤丸を入れています。

すると、毎月どういう部分にお金をかけているのか把握できるので、さらなる黒字が目指せますよ。

生活が変わるほど全体的に見直しました

転職をして収入が下がったので、全体的に生活を見直し4万円の黒字化に成功しました。

・携帯会社の変更で1万円の黒字
・家賃が安いところに引っ越しで3万円の黒字
・月6万の食費を週に1万円生活にして2万円の黒字

ですが、引っ越し費用のまとまったお金が無かったので借金をして、毎月の返済が2万円増えたので、実質4万円の黒字になりました。

もともと3万円ほど赤字が続く状態でしたので、トータルで7万円の黒字になりました。

家計簿をつける女

食費と雑費を見直しました

子供も生まれて将来のために貯金をしたいのに、なぜか赤字続きの毎日に悩んでいました。いままで家計簿をつけていなかったので気がつけなかったのですが、赤字の原因は「食費」と「雑費」でした。

食費は月に4万円ほどで、予算より1万オーバーしていたことが判明し、必要なものを必要な分だけ購入することで、1万円の黒字になりました。

雑費は、子供が可愛いからと服をたくさん買い与えていたことで、着ていない服が大量にタンスの中に眠っているのを目の当たりにして気がつきました。

最終的には、ひと月に3万円ほど黒字になりましたが、無駄遣いが多すぎて家計簿をつけないと何が「必要」で何が「不必要」なのかを見直す機会が無かったことが原因だと思います。

車通勤からバイク通勤にして燃料費を浮かせました

月に行う仕事の量で、給料が多い月もあれば、少ない月もあります。そこで、確実に一定の額を貯金できるように家計の見直しを行いました。

そこで、仕事が少ないと給料も少ないのに、乗る時間が増えて燃料費ばかりかかる通勤で使っている車を、小型バイクに変えました。

すると、およそ毎月1万5千円かかっていたガソリン代を5千円に圧縮することが出来ました。荷物が多いので車通勤しか出来ないと思っていましたが、本当に必要なモノだけを持つようにすると、バイク通勤でも何とかなることに気がつきました。

特別な理由がない限り「車通勤」から「バイク通勤」や電車やバスでの通勤にしたほうがガソリン代もかからず、家計も楽になると思います。

スクーターと女

無駄遣いを見直して5千円の黒字になりました

収入は21万円前後の夫婦と子供2人の4人家族で、毎月2万円ほど続いていた赤字を毎月5千円の黒字化に成功させました。

まずは、毎月1万5千円ほど払っていた生命保険を半額の7500円に下げました。次に、外食の頻度を減らしお惣菜を買うことをやめました。

子供たちに質素な思いはさせたくないので、自分や旦那が食べる分のお菓子を買わないようにするのと、タバコを止めて無駄遣いを減らしました。

再び赤字にならないように、買い物に行く時は余計なモノを買わないようにお腹を満たしてから行っています。

水道光熱費を節約するようにしています。

月の手取りは18万円くらいですが、妻と子供の3人家族で毎月1万円の赤字が続いていました。

そこで、普段使う電気やガス、水道を中心に節約をした結果、5千円程度ですが、黒字にすることが出来ました。

自分の考えを押し付けるのではなく「どうやって水道光熱費を下げられるか」を妻と一緒に探し、お互いに納得のいく形で節約を実行していったことが成功の秘訣だと思います。

今では赤字にならないよう、お互いに無駄遣いはやめて、さらに黒字の額を増やせるように努力しています。

豚の貯金箱とお金

家計の赤字を解消できたキッカケは「食費の改善」が多いですよね。「家賃」などの見直しで大きく改善するのも効果がありますが、引っ越し費用などのまとまったお金もかかります。

まずは、毎日かかる「食費」から見直して赤字家計からの脱出を目指してみましょう。

「借金返済」が黒字化への近道

家計簿をつける女性

赤字家計から黒字家計に出来たら、ぜひ「貯金」の額を増やして心の余裕を持っておきたいですよね。でも「借金」がある時は、どちらを優先したらいいのでしょうか?その答えは「金利」にヒントが隠されています。

金利の関係

借金の利息:リボ払いで年15%程度
預金の利子:高いところで年0.12%程度

つまり、月にかかる金利は「借金」のほうが多いので、月々の支払い額をそのまま放っておくとドンドン負債が増えていく計算になります。

なるべくなら繰り上げて返していきたいところですが、全力で返済に回していては生活も苦しくなり「保険料の年払い」「車の税金・車検」「冠婚葬祭」など、大きな支払の時にお金が足りなくなり再び借金額を増やすパターンになりかねません。

そこで、将来支払う大きなお金の額が分かっている時は、その分のお金を現在から費用が発生するまでの月数で割って避けなければならない額を計算し「封筒」なり「手をつけてはいけない用の口座」に月々積み立てておくと、慌ててお金の工面をする必要がなくなります。

すると「給料」から「生活費」と「月々の積立」を除いた、無くなっても困らない適切な余剰金を返済に回すことが出来るようになりますので、お金のことで頭を悩ませる日々から少しでも脱却しますよ。ぜひ活用してみてくださいね。