香港情報・旅する前に知っておけば役立つこと

香港旅行といえば美味しいグルメが気になりますよね。また、美しい夜景を観ることも絶対に外せない観光プランです。夏の暑いシーズンに香港へ行くのなら、エアコンの冷えから体を守るために羽織物は必須アイテム!

香港情報・旅する前に知っておけば役立つこと

旅行する前に集めておきたい香港情報

今回は「香港島」「九龍半島」にわけて香港の観光スポットを紹介するほか、香港旅行に行くなら事前に把握しておくべき「気候」「ネット通信環境」「旅行中の注意ポイント」「香港グルメ」などの香港情報を、体験談を交えながらお届けします!楽しく快適な香港旅行のお役にたてますように!

気候が良い香港旅行ベストシーズンは?

香港は日本でいう沖縄の気候とよく似ています。四季もあり、3月~6月、10月~12月がお勧めの時期です。

6月~9月は梅雨と台風シーズンなのでお天気を要チェック!また、12月~2月にかけては、気温は10度を切るか切らないかくらいなので、人によっては防寒も必須でしょう。夏は要注意です。外の熱さではなくて室内の冷房が効きすぎていて寒いので、夏だからと薄着で行くのはNG!必ず、羽織を持ち歩いてくださいね。

香港のWi-Fi環境は?

公共の電波は不便なのでルーターが必要です。香港のお隣の国、マカオ旅行するときは各ホテルのWi-Fi電波が広範囲で強く、街中でも自分のスマホを日本と同じように使うことができました。

しかし、香港では同じようにはいきませんでした。レンタル用のWi-Fiルーター等が無ければ、どこに行っても電波が弱かったりかなり遅かったりと、公共の無料Wi-Fiはあまり役立ちませんでした。

香港の街並

ちなみに今回はホテルの無料貸し出しWi-Fiがあるということだったので、空港にあるレンタル会社でルーターを借りずに行きました。宿泊するホテルは、九龍半島の「ハイアットリージェンシー」です。駅近くと立地もよく、徒歩圏内に繁華街もあり、思う存分に旅行を楽しむことができました!

▼実際の「無料貸出用Wi-Fi」はどうだったか?

旅行に行く前には、てっきり「Wi-Fiルーター」を貸してくれるのだと思っていましたが、なんと「ハイアットリージェンシー用のスマホ」が全室1台完備とのこと!ホテルの部屋にスマホが置かれているんです!

しかも、室内用ではなく、宿泊期間中は街中に持ち出して「マップ」や「観光情報」「ネット検索」をすることができ、更に「国内、国際両方に通話」までできる!という便利さ。それが「無料」で利用できるのです

実際に「ハイアットリージェンシー用のスマホ」はテザリングが可能で、自分のスマホも良好な電波環境で使えました。通常の海外旅行で必ずといって良いほど必要なルーターのレンタル代が浮き、とてもありがたいサービスでした!

帰国後にいろいろ調べてみましたが、ハイアットリージェンシーのようなサービスは、他のホテルでは見かけませんでした。ただ、確かに香港は、日本よりも公共の無料Wi-Fi環境は整っているように思います。政府が発信している「GovWi-Fi」や、公共交通機関ではほとんど無料Wi-Fiがありますが、快適な通信状況を望む人やセキュリティーが心配な場合は、専用ルーターを持ち歩くことをオススメします。

香港旅行する前に知っておくべき注意ポイント

広東料理 福臨門

知っておくべきNGポイントを押さえておかないと、せっかく楽しみにしていた香港旅行が台無しになってしまうかも?日本とは違う「現地情報」を、香港旅行の前にチェックしておきましょう。

▼夏なのに寒い7月の香港は室内温度に注意!

私が行った7月の香港は、屋外は確かに暑かったのですが言われるほどの蒸し暑さは感じられませんでした。それよりも、何より困ったのが「屋内がとにかく極寒の世界だった!」ということ。本当に!とっても!とにかく寒いんです。

空港内、電車内、ホテル、レストラン、ビル内、冷房が効くところは、とにかく寒いのです。恐らく18度設定ではないかと思うほどでした。外から屋内に入った時は涼しくて良いのですが、数分経つと体がキンキンに冷え切って頭が痛くなってしまうほど。羽織るものが必要なことは事前に聞いていたので、夏場に着る薄手の羽織を一枚持参したのですが、甘かったです…。秋に着るような厚手の羽織が必要だと思いました。

▼香港は罰金制度が多いので注意

罰金!?というと不安になる方もいると思いますが、心配はいりません。日本人なら当たりまえの常識がほとんどだからです。簡単にご紹介しますね!

ポイ捨て禁止

罰金1500 HK$

公共交通機関での飲食禁止

罰金2000HK$

シートベルトの未着用は禁止

罰金5000 HK$、または禁固3か月

いかがですか?まだ他にもありますが、この3つを見る限り日本では「そんなことに罰金が科せられるの?」と思いますよね。また、そういう人を見かけると非常識な人だと冷たい目で見られるのは当たり前。

香港ではマナー教育の一環として、ここまでの制度を整えないと綺麗な街づくりは実現できなかったようです。その成果もあってか、今では綺麗な街並みが見られ、快適に旅行を楽しむことができるように感じました。

セントラル駅前 ヒルサイドエスカレーター

▼観光客を狙った路上の「ニセモノ」セールスマンに要注意

香港はアジア圏でも有数のビジネス街ということもあり、中国人だけでなく「アジア圏」や「西洋人」も非常に多く、街を観光していてもその多様性を感じることができます。そのような多人種の国で観光客も多いので「路上で声を掛けてくるアジア人のセールスマン」が非常に多いことには驚きました。日本人と分かれば「ニセモノ」「ニセモノ」と声を掛けてくるんです。

ブランドのショップから出てきたら、すぐ獲物を確保するかのように、すかさず隣を一緒に歩いて来ます。「しつこいナンパ」のような感じです。日本人によくある愛想笑いでもしようものなら、さらに押してきます。ですから、そんな「路上ニセモノセールスマン」が話しかけてきたら、以下の3箇条に徹する事をお勧めします。

  • 目を合わさない
  • 愛想笑い厳禁
  • ひたすら無視して歩き続ける

これさえ守れば大丈夫です。偽物セールスマンのあまりの多さと諦めないことに驚かされますが、相手にさえしなければ「逆に面白い体験ができる」と楽しめるかも?ですから「そういう人たちが香港で待っている事実」を事前に認識しておくことは大切です。必要以上に不安になることなく、香港でのショッピングを思う存分に楽しんでください!

いくつもの島からなる香港のアクセス情報

プロムナードから見る夜景

今回私は、2泊3日で香港旅行に行きました!香港はアジアの中でも「ビジネスの街」というイメージですが、「百万ドルの夜景」や「映画の撮影地」としても有名ですね。香港に行く前に、お隣のマカオにも行きましたが、香港は全く印象が違い『都会を楽しむ旅行』という感じでした!

ここでは、先々で香港旅行を予定いている方のために、私が体験した情報も含めながら、あなたの希望に合わせたオススメのプランを提案しちゃいます!!

香港は「約240もの島」からなっていて、その中の「香港半島」と「九龍半島」を中心に多くの人が住んでいるそうです。有名な観光地の「ヴィクトリアピーク」も香港半島にあります。九龍半島では、夜市や市場で人々の生活を感じることができるだけでなく、ハイブランドの店舗も多く様々なショッピングを楽しむことができます。香港半島と九龍半島は地下鉄や橋で繋がっている隣の島なので、簡単に行き来できます。

香港島セントラル駅近くのカフェ

また、特徴的なのが「とっても国際色が豊かな国」であるということ。約150年はイギリス領だったということもあり、人口の95%は中国人ですが、他にも、「フィリピン」「インド」等のアジア圏をはじめ、「西洋人」も多く在住しています。約2万人の日本人が住んでいるということで、その多様性を観光しながら感じることができました。そういった環境の香港ゆえに、路上でセールスしてくるお兄さんたちとの出来事は、今では笑いになるお土産話になっています!

▼Suicaならぬ「オクトパスカード」が便利

MTR駅構内

香港は公共交通機関が発達しているので、観光の時には「地下鉄(MTR)と「バス」が主な移動手段でした。空港と市内間には、「エアポートエクスプレス」という特急電車もあります。

交通手段の紹介をする前に、交通機関の利用に便利なカード「オクトパス(八達通)」と「エアポートエクスプレス・トラベルパス(機場快綫旅遊票)」を購入することをお勧めします!日本でいう「Suica」の香港版だと思ってください。

香港では、タクシー以外のほとんどの交通機関とスーパー等で使えます。これから紹介するバスやMRTでも、わざわざ「毎回」チケットを購入する必要が無くなりますよ。

2つのカードには違いがあって「オクトパス」は3日以上の長期滞在者や空港を利用しない方にお勧めのカード。「エアポートエスクプレス・トラベルパス」は、その名の通り「空港への特急電車のチケット(片道か往復選べます)」がついているカード!

カードの機能としては、オクトパスカードと同じです。また、3日間はMTRも乗り放題なので、販売価格と旅行中のMTR利用回数を照らし合わせてみて、お得な方を購入されるといいと思います!!

ちなみに私は、この事を知らずに、毎回チケットを購入していました。帰りの空港も片道切符を購入。オクトパスやエアポートエスクプレス・トラベルパスを購入しておけば良かったと後悔しています。

エアポートエクスプレスの片道チケット

▼「オクトパス」「エアポートエスクプレス・トラベルパス」購入&利用方法

以下、「エアポートエスクプレス・トラベルパス」を「トラベルパス」と表記させていただきますね!

販売場所

どちらも空港や駅構内等に販売カウンターがあります

価格

▼オクトパス
カードのみ⇒大人150HKD/子ども70HKD

▼トラベルパス
エアポートエクスプレス往復⇒300HKD/片道220HKD
※どちらも保証金50HKD込

特徴

▼オクトパス
購入をした時点で、交通機関もスーパー等で使える100HKDと保証金50HKD(子どもの場合、20HKD と保証金70HKD)がカードには入金されています。それ以上に必要な方はチャージをします。また、一回に限り最大35HKDまで借金が可能。

▼トラベルパス
空港から市内(青衣、九龍、香港)までのチケット(片道・往復)と、購入から3日間(最終日は終点まで可能)は、MTR乗り放題が特徴のカード。MTRだけのカード利用の場合、チャージは必要ありません。

コンビニやタクシー、バスなどでもカードを利用したい方はチャージが必要になります。3日間の旅行なら断トツで「トラベルパス」がお勧めですね!

支払方法

どちらも香港ドルの現金のみ(購入、チャージ共に)

チャージ方法

オクトパスもトラベルパスも同じ方法です。

1.カードを入れる
2.現金を入れたらチャージ完了

駅に必ずチャージ機『Add Value Machine』(駅のチケット販売機と似ているのですぐに見つけられます)が設置されています。

機械だけでなく、オクトパスカード販売カウンターやスーパー、スタバ等でもチャージ可能です。店員さんにカードを見せて「チャージ」(正確な英語表現は「トップアップ(Top-Up)」もしくは、「リロード(Reload)」ですが、チャージでも通じました)と言って現金を渡せば入金してくれます。

入金金額

どちらも機械での入金は50HKD以上の紙幣のみで、490HKD までの入金が可能。おつりは出ません。500HKD以上の入金を希望な方、おつりが必要な方はカウンターでお願いしましょう。

払い戻し方法

払い戻しできる場所は、駅のオクトパスカード販売カウンターのみの取り扱いです。(空港にもあります)カウンタースタッフに「Refund Please」と言えば清算をしてくれます。

オクトパスカードの払い戻し手数料

オクトパスカードのみ購入から3カ月未満の場合は9HKDかかるようです。また、残金が500HKD以上の場合は「後日の返金になる」ケースもあるようなので、払い戻し予定の方はチャージ時には計画的に入金しましょう。

カード自体は期限もなくずっと使えるので、香港に何度も行く、または、次回の予定があるという方は払い戻しをしなくても良いかもしれませんね。持って帰るのも旅行の思い出になりますね!

香港島 ヒルサイドエスカレーター近くの路地

香港国際空港から市内(九龍半島・香港半島)までのアクセス方法

1.空港バスCity Flyer(片道料金:33~48HKD/6:00~24:30/10分~20分間隔で運行)香港半島まで約2時間。これが一番格安ですが「路線バス」なので、旅慣れていない方や乗り間違えの心配がある方は「エアポートエクスプレス」または「リムジンバス」にしましょう!

2.エアポートエクスプレス(片道料金:60~100HKD/12分間隔で運行)香港半島まで約25分。市内まで最短の時間で行きたい方にはダントツお勧めですね。乗換の心配もなく、香港半島、九龍半島に一本で行けます。

3.リムジンバス(片道料金:33~50HKD/5:00~24:00/1時間に1本の運行)香港半島まで約1時間。高速を利用するので、4つの移動手段の中で2番目に早く市内に着くことができます。また、市内のホテルまで行くバスもあり、宿泊するホテルによってはリムジンバスを利用したほうがお得で安心かもしれません。

4.タクシー(片道料金:約290~330HKD+高速料金など)香港半島まで約35分~45分(時間帯と利用道路による)。上記の公共交通機関の営業時間外や「絶対にタクシーで移動したい」という方以外の利用者は少ないです。

空港からのMTR利用は出来ないようです。エアポートエクスプレスかリムジンバス、路線バスで最寄りのMTR駅(東涌駅)まで移動してからの利用になります。

知っておくべき香港のタクシー事情

香港には3社のタクシー会社があり、車の色で見分けられます。そして、会社によって走行できるエリアが異なっています。そんな事情を知らなかったので、最初は「なぜ乗車拒否するのか?」と、イライラしてしまいました(苦笑)

走行エリアはタクシーの色で見分ける

・九龍半島、香港島行き「赤色」のみ
・新界行き「赤色」と「緑色」
・大與山行き「水色」

どのタクシー会社も距離と時間併用制で、初乗り2キロまでは17~22HKD(タクシー会社によって異なる)その後は、200m走行か停止が1分ごとに1~1.2HKD 加算されます。何より驚きなのが「トランクルーム利用料がある!」ということ。荷物1個ごとに5HKDの料金でした。

香港で食べておきたいグルメを一挙ご紹介

広東料理

香港といえば、中国料理でしょうか? 実は、いろいろな料理が楽しめるのが香港の魅力! 昔からある喫茶店やパン屋さん、他にも人気店では並ぶのは当たり前で相席というのも多い! そんな日常に慣れている地元の人は、フレンドリーに話しかけてきて仲良くなることも多いようです。

そんな香港には有名な「広東料理」のお店があります。九龍半島にある【福臨門】です。広東料理の登竜門と言われ、地元の人からも愛される老舗店。

イセエビ

「広東料理」は、伊勢エビやフカヒレや燕の巣などの高級料理がメインなので、特別な一夜にいかがでしょうか。

イセエビ

「米線(ミーシェン)」

ソーメンのような、お米でできた麺料理

専門店が多く、空港や街中でもよく遭遇します。香港の地元の人は、日本の「お米」と同じような感覚で、お食事時の定番として「米線(ミーシェン)」を食べるそうです。

「點心(ディムサム)」

小龍包や焼売や焼き餃子など種類豊富な點心
(日本表記では『点心』)

価格的にも気軽に食べられるので、一度は本場の味を食べてみてくださいね。

「鶏蛋仔(ガイダンザイ)」

ホットケーキに似ている生地を「タイ焼き器」みたいな鉄板プレートで焼いた香港の定番スイーツ

ピーナッツバターやフルーツなどが入っていたりと、お店によって違うので食べ比べてみるのも楽しみのひとつ!

ココナッツミルク(タピオカ入り)

タピオカドリンク

香港では馴染のある飲み物で、広東料理でも「ココナッツミルク」にタピオカが入っていたりと定番のひとつ

日本で口にするタピオカとは違う、柔らかいモチモチとした食感はやみつきになります!

観光スポット情報

ヒルサイドエスカレーター 外観

今回は2泊3日の香港旅行です。初日の午後14時に観光をスタートして、2日目は丸一日かけて香港観光を楽しんできました。そのスケジュールで足を運ぶことができた観光スポットをご紹介しますね!

▼九龍半島の観光スポット

「ネイザンロード」

「ネイザンロード」は、九龍半島のショッピングストリートになっていて、何キロも続いています。香港でも有名な所であり、且つビジネス街でもあるので、観光客だけでなく、ビジネスマン、そして観光客目当てのセールスマン達で人があふれかえっていました!

ネイザンロードを味わい尽くすだけでも、一日はかかりそう!! なので、私は事前に行きたいところを絞って、到着初日に2か所程を巡りました

「女人街」「男人街」

ネイザンロード沿い、もしくは一本入った通りに面白いスポットが沢山あります!MTR駅もネイザンロード沿いにあり、駅ごとに雰囲気が異なるので、MTRを利用して2駅先の市場に出かけてみたりすることをお勧めします。

「女人街」は、女性向けのショップが立ち並ぶスポット!「男人街」は、コレクション販売などをしている屋台風のお店が立ち並んだエリアになっています。

男人街

「夜市」

中国圏の観光醍醐味のひとつです。いろいろな所で開催されているので、宿泊ホテルの近くのナイトマーケットを覗くといいかもしれませんね! 地元の人が仕事終りに食べる屋台での夜食も旅行の楽しみですね。

香港のナイトマーケットは食べ物の屋台がメインではなく、雑貨、日用品販売の屋台が並ぶという感じで、見て歩くだけで結構面白かったです!ただ、買うまでは至らない商品が多いのも現実…。雰囲気を楽しみに行く、という感じで楽しんでくださいね。

夜市

「シンフォニーオブライツ」

ギネス認定もされている、世界最大の永続的な光と音楽のショーです。九龍半島と香港島の間の海岸沿いのビルを利用した光と音楽のショーなので、どちらからでも観ることができます。

鑑賞スポットとしては、上から眺めることができる香港島の「ヴィクトリアピーク」が人気みたいですが、街中の海岸沿いもアクセスしやすく人が多く集まります。毎晩20時から13分間のショーです。百万ドルのビクトリアハーバーの夜景と共に観る光と音楽のショーはカップル、女子旅にはお勧めです!

シンフォニーオブライツ

▼香港島の観光スポット

九龍半島と違って、香港島は「高低差が激しく」「急勾配が多い」ので、坂道が多数あるところです。観光スポットへ足を運ぶときは、ちょっと体力を使うかも?足腰を鍛えておいてくださいね。

ヒルサイドエスカレーター 入り口

「ヒルサイドエスカレーター」

映画のロケ地としても有名な観光スポット。セントラル駅から半山区(山の上)まで続くエスカレーターは、世界一の長さを誇っています。

エスカレーター沿いには可愛いショップが立ち並んでおり、途中で降りてカフェでお茶して、またエスカレーターで上がっていくのも、映画のワンシーンを体験しているようで楽しいですよ!

頂上に特別何かがあるわけではないので、ある程度乗って、楽しそうな通りやショップを見つけたら寄ってみるという観光スタイルで行ってみてください!地元の人からするとあまり有名ではないところのようです。道を聞いても、わかる人がほとんどいませんでした。現地の人にとっては、日常の足として馴染んでいるエスカレーターなので「何のことですか?」という感じの反応でした…。

ヒルサイドエスカレーター 頂上近くから下を見下ろして

「ヴィクトリアピーク」と「ピークトラム」

山頂から街を見下ろせる「百万ドルの夜景・ヴィクトリアピーク」と、山頂への移動手段「ピークトラム」。このトラムは、すごい急勾配を上がっていくのでスリル満点!

トラムを利用する際の注意点は、上りも下りも「とっても!混むこと」です。30分以上待つのは当たり前、帰りの下りはとにかく人が並ぶので1時間以上待つこともあるそうです。私は往復チケットを購入しましたが、結局バスで街に戻りました。

香港トラム

タクシーもあったのですが、さすが観光料金!香港島メインの「セントラル駅」まで約5000円だと言われました。上りの片道だけトラムを体験し、夜景を観てからバスで帰るのが一番安くて効率的なオススメのアクセス方法だと思います。

ヴィクトリアピーク建物屋上から眺める百万ドルの夜景

百万ドルの夜景はヴィクトリアピークの屋上から眺めることができます。入館証をチケットカウンターで購入します。すでにトラムチケットが入館証になっているので、トラムで訪れた人はそのまま屋上に行けますよ。

また、建物の横に入っていくと間接照明で綺麗にライトアップされた展望台のようなスペースがあり、そこは誰でも自由に夜景を楽しむことができますよ。

香港を楽しむカギは情報収集にあり

ヴィクトリアピークからの夜景

香港旅行をする際の注意ポイントは、知らない人も多かったのではないでしょうか? 香港は、ショッピングを楽しみたい方には、とってもオススメ!高級ブランドのショップも多く、価格も日本より安かったりとお買い得なんです。また、逆にショッピングさえしなければ、ほぼお金を使わずに市場や夜景を楽しむことが可能なので、意外とお得な旅になったりもします^^

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ひなたともみ

国内を中心に年に数回旅行に出かけています。趣味はダイビングやスノーボード、カメラ等と自然が大好きなアクティブ主婦ライターです。