小学校の入学準備・30万を目安に準備する新1年生グッズ

小学校の入学準備に必要なお金は、公立でも30万円ほど必要になりますので、普段から将来に必要なお金を貯金する習慣をつけて、早めに準備しておくと、いざという時に困りません。

小学校の入学準備・30万を目安に準備する新1年生グッズ

小学校の入学準備に必要なモノ

  • 『買い忘れた物はないかな?』
  • 『必要な手続きはすべて済ませたかな?』

など、入学シーズンが近づくと様々な準備に追われて大変な思いをしますし、特に初めて小学校に入学するお子さんをお持ちのママやパパは、分からないことだらけで何から手をつけていいのかハッキリしないまま準備を進めていることがありますよね。

周りに相談できる人がいないと不安で仕方がありませんし、入学してすぐ子供に恥をかかせるわけにはいきません。そこで「小学校の入学準備に必要なもの」や「かかる費用」を紹介します。

入学前の時期から準備しておくもの

入学前は一番不安が募る時期ですが、どんなモノを用意すればいいのか、費用はいくらぐらい掛かるのでしょうか?

1.学習机

学習机

学習机は学校生活で必須アイテムではありませんが、お子さんの“勉強する意欲”を引き出すためにも、購入しておいて損はありません。

最近では、子供1人だけで部屋にこもり勉強するのではなく、家の人が見える場所で勉強をさせると成績がアップしやすいといわれているリビング学習を取り入れるために、持ち運びがしやすい机やリビングに馴染むシンプルなデザインが多くあります。

もちろん、家庭で使用する学習机は学校指定が無いので、お子さんと家族の人と相談をして、使う本人が気に入るデザインを選ぶことがポイントです。

学習机にかかる費用

机と椅子のセットで約6万円

一般的な学習机は、部屋の面積を大きくとるので“子供専用の部屋”が必要となりますし、お子さんに自分専用の部屋を持たせる時期としては、入学前~小学校1年生までに用意する親御さんが多いので、お子さんの部屋を作りつつ、学習机をどのようなタイプを購入するのかよく考えましょう。

多くの方が、学習机は高校生まで使える”成長に合わせてカスタマイズできるタイプの机”を選ばれていますので、キャラクター物の机を欲しがったとしても、成長して身体が大きくなったときも使えるかをチェックすることが大切です。

2.ランドセル

ランドセル

ランドセルは学校生活を送るのに欠かせないアイテムのひとつですし、小学校を卒業するまでの6年間使うものなので、しっかりと吟味することがポイントです。

女の子の人気カラー

・水色
・レッド
・ピンク
・ブラウン
・ラベンダー

男の子の人気カラー

・黒
・ブルー
・ネイビー
・ブラウン

最近では「男の子は黒」「女の子は赤」と、カラーが決まっているわけではなく、ラインが入ったものや刺繍が豪華なものなど、色々なデザインがあるので選ぶ楽しみもありますよね。

ランドセルの購入費用

平均して3~4万円以内

実はランドセルにもセールの時期があり、ランドセルの新作はだいたい6月ごろ発売されて、だいたい8月などお盆で実家に帰省する際に祖父母に購入してもらうケースが多いのですが、年明けの2月頃から価格を少し落とし始めるので、年明けを待ってから購入することで予算を抑えられるケースもあります。

ですが、年明けの時期には人気カラーが残っていないことが多いので、どうしても欲しいデザインやカラーが決まっているのなら、定価でも早めに購入することをオススメします。

3.筆記用具

筆記用具

小学校で毎日使うアイテムは鉛筆やノートなどの筆記用具で、早めに用意してあげることで、お子さんの勉強の意欲が向上してやる気を引き出せますし、入学前に用意して鉛筆の削り方や道具の手入れ方法を教えておけば、入学後も困る心配がなくなりますよ。

筆記用具にかかる費用

・筆箱:1,000円
・鉛筆1ダース:500円
・鉛筆キャップ:300円
・赤えんぴつ:200円
・消しゴム:100円
・下敷き:300円
・鉛筆削り:1,000円

※合計:3,400円程度

鉛筆を選ぶ時は硬さも重要で、小学校1年生ならB~2Bが適切だといわれていて、濃すぎる鉛筆だと手が真っ黒になる可能性もあり、硬いものだと消しゴムで文字を消しにくくなりますので注意してください。

また、鉛筆は角があると机の上でも転がらないので、なるべくなら6角か、鉛筆キャップに角がついている物を選んでくださいね。

4.通学用の服

元気な小学生の男の子

今まで幼稚園で制服を着ていたお子さんで、私服の学校に行くなら通学用の服を1週間分用意しておく必要がありますし、幼稚園や保育園より身体を動かすことが多いので動きやすく洗濯しやすい物を選んでくださいね。

通学着にかかる費用

上下セット3千円×5日間

※平均1万5千円

体育の時は運動着に着替えるので問題ありませんが、休み時間は外で元気よく遊ぶお子さんは、動きにくい服装だとだんだんと着るのを嫌がる可能性がありますので、運動をする前提の洋服を用意してあげるとベターです。

5.入学式用の服

入学式を迎える小学生

小学校の入学式では、ほとんどのお子さんが入学式用のフォーマルな服を着て出席することが多く、普段着で行くと浮く可能性がありますので用意してあげるといいでしょう。

女の子は、ワンピースかジャケットにスカート、男の子はパンツ(長ズボンor短パン)にジャケットスタイルが一般的ですし、保護者も入学式用のフォーマルな洋服を買い揃えておくとバッチリです。

入学式用の服にかかる費用

・お子さん:平均1万5千円ほど
・保護者(母親の場合):2万円ほど

※平均3万5千円

父親の場合は、ビジネス用のスーツを着ていく人がほとんどですので、普段使うスーツを持っていれば、改めて用意する必要はありません。

入学説明会の後に購入するアイテム

学校で使う物には、学校の規定で決められているアイテムがたくさんありますので、入学説明会の後に確認してから購入するべきアイテムを紹介します。

1.お道具箱

お道具箱は、学校によっては一括で全て購入するケースがあったり、自分たちで全て買い揃えるケースの2パターンがあります。

  • のり
  • はさみ
  • 色鉛筆
  • クレヨン
  • セロハンテープ

などの道具が収納されていて、1つ1つ好きな物を選んで買ってもいいですし、全てが揃ったセットを販売しているので、どれがいいか学校の規定を確かめてからお子さんと相談してくださいね。

文房具

お道具箱の費用

平均して4千円~5千円ほど

購入する際は、箱の大きさに注意をしないと机の中に入らない場合がありますので、注意をしてくださいね。

2.上履き・上履き入れ

上履きも学校によっては「白い靴」「○色のラインが入っているもの」など、規定が細かく決められている場合が多いので、どのようなデザインの物を買えばいいのかを確認してくださいね。

上履き・上履き入れの費用

平均して3千円~4千円ほど

学校の中は、たくさんの人が行き来する場所なので汚れるのが早く、持ち帰って洗うためにも上履き入れを一緒に用意しておくと安心です。

3.ノート関連

ノートは1教科に1冊必要なのですが、教科の数を確認してからでも遅くはありませんし「○マスのノートを用意してください」と、決められていることが多いので、学校からもらった書類を確認してから購入してくださいね。

ノートの費用

・国語
・算数
・生活
・連絡帳
・自由帳

※平均して千円ほどかかる

ノートで字を書く練習をする

小学校1年生の内は、先生が黒板に書いた文字をノートに書き写すよりも、読み書きの練習にノートを使うことが多いので、最初に2冊ほど購入してからなくなりそうになった時に都度購入すると無駄がありませんよ。

4.体操服・体操服入れ

体操服も学校で指定されていることが多く、取扱店が決まっていることもあるので、場所を確認してから購入すると安心ですし、秋の運動会シーズンになると毎日使うこともあるので洗った物を毎日使えるように2枚以上用意しておくと便利です。

体操服の費用

上下セット×2で、平均8千円ほど

体操服は、お下がりを使うことも多いのですが、最近ではほとんどの小学校でネームを入れるタイプを採用しており、名前が違う体操服を与えるとお子さんが不満を持つ原因にも繋がりかねないので、ネームを入れ替えるなどの工夫も必要ですよ。

5.防犯ブザー

最近学校から購入を勧められるケースが多いのが防犯ブザーで、学校から支給されることもありますが、無ければ通学が始まるまでに用意しておくと安心ですし、ランドセルや首から下げている時にヒモが引きやすいタイプを選ぶと安全にも役立ちます。

ランドセルに取り付けた防犯ブザー

防犯ブザーの費用

平均して千円ほど

防犯ブザーは、ほとんどがヒモを引っ張るタイプですが、迷惑にならない場所で、お子さんに使い方を教えておくと安心です。

使った経験が無いと、いざという時に使用できませんし「どんな音がどれだけの大きさで鳴る」のかを知っておくことで“コレを引っ張ったらどうなるんだろう…”といった、好奇心を抑えることにも繋がります。

6.粘土・粘土板

図工で必須となるのが「粘土と粘土板」で、学校で新たに用意するケースもありますが、幼稚園・保育園で使っていた物をそのまま使っても問題ないケースもあります。

粘土・粘土板の価格

平均して2千円ほど

粘土板は高学年になっても紙粘土を使う時に使用しますが、油粘土は低学年の時までしか使わないことも多く、すでに持っている人は新たに購入する必要はありませんが、油粘土は古くなると固くなり使いにくくなる可能性がありますので、使用できるかどうかを1度確認しておくと安心です。

意外と忘れがちな雑貨類

学校で使うものの他にも、用意しておくと役立つアイテムはたくさんありますし、意外と忘れがちなアイテムを紹介します。

1.名前シール

名前シール

小学校で新しく購入した物に、名前を書いておく必要があり「誰の物か分からなくなった時」「紛失した時」などに役立ちます。

  • 学年
  • 組み
  • 名前
  • 出席番号

などを全て手書きするのは大変ですので、名前シールを用意すると便利ですし、専用の機械を購入しなくてもPCやスマホからプリンターで簡単に印刷できるものもあります。

名前シールの費用

平均して2千円ほど

名前シールの他にも、朱肉がいらないハンコを用意しておくと便利で、スタンプなのでシールを貼る手間も省けますし、布用のスタンプ台を購入しておけば、ハンカチやカバンにもスタンプ出来ますよ。

2.学校用の通帳

私立の小学校であれば授業料、公立の小学校でも給食費や修学旅行などの活動費が銀行から引き落としされることが多いので、いくらかかったのかハッキリさせるためにも学校用の通帳を用意しておくと安心です。

年間にかかる学費

平均で10万円ほど

公立の学校でも、年間で10万円は必要となることが多いですし、通帳の金額が不足すると学校から通達が来るので、不足金が発生しないよう注意してくださいね。

授業料、給食費などの支払いが困難な場合は、就学援助制度を申請すれば補助金を受けることも可能です。

小学校入学準備に必要なお金は約30万円

桜と学校

小学校の入学準備は、大きな買い物から小さな買い物まで準備が色々とあり、大変です。

入学前に必要な費用

・学習机:約6万円
・ランドセル:約3~4万円
・筆記用具:3,400円程度
・通学用の服:約1万5千円
・入学式用の服:約3万5千円

説明会後に必要な費用

・お道具箱:約5千円
・ノート:約千円
・体操服:約8千円
・防犯ブザー:約千円
・粘土、粘土板:約2千円
・名前シール:約2千円
・年間の学費:約10万円
・上履き、上履き入れ:約4千円

  • 入学前に必要な費用の合計:約15万3千円
  • 説明会後に必要な費用の合計:約12万円

入学前と説明会後を合わせると27万3千円となり、個人差はありますがかなりの出費ですよね、お子さんの入学前に『お金がないから用意ができない!』と、ならないためにも出来るだけ早い段階から貯金を行うようにしてくださいね。

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迫田春奈

ライフハックなど日常の役に立つ情報を中心にコラムを書いています。気になったことは自分で実際に試してみるのが好きです。