台北に週末旅行・地元グルメや夜遊びを楽しむ一泊二日旅!

台北は週末旅行にピッタリの海外旅行先です。何度も台湾に足を運んでいるので、今回の台北旅行では有名観光スポット巡りはプランから外して、ローカルな食事や夜遊びをメインに楽しんできましたよ!

ふらっと行ける!台北へ週末旅行

成田や羽田空港発の飛行機に乗れば、日本から4時間程で到着する台湾の気候は温暖で物価も安く、何度訪れても楽しめる魅力がいっぱい!台北は都会ですが、少し郊外へ足を運ぶと、のんびりとした時間が流れていて大好きな旅行スポットのひとつです。

比較的、治安も安定していて(注1)、朝から観光地を見てまわり、夜にナイトマーケットやクラブ巡りをするなど、女性だけで行動していても安心感があります。

すっかり台湾リピーターになっている私は、週末に1泊2日で気分転換をするために遊びに来ています。

LCC航空を上手に利用して、飛行機の往復チケットが約1万円、ホテル代5千円、滞在費が約1万5千円と「合計約3万円の予算」で海外旅行を満喫してきました。

今回は、一緒に旅行することが多い女友達と2人で楽しんだ台北旅行記をお届けします。既に行ったことがある台北の観光地はスルーして、夕方に台北に到着した後、美味しい物を食べて飲んで楽しむノープラン台北旅行をしてきました。

桃園空港から台北市内へのアクセス

台北の桃園空港から市内への移動手段に利用したのは「エアポートリムジンバス」。タクシーよりかなり安いのでおすすめです。到着カウンターにはインフォメーションデスクがあり、日本語対応のスタッフがいるので安心ですよ。

今回は、「第1ターミナル着の飛行機」だったので、「1階のリムジンバス乗り場」から國光バス(国光客運)に乗車しました。LCCはほとんどの会社が第1ターミナル着です。

「1819路線が台北駅行き」です。どこの乗り場かわからなかったのですが、バス乗り場で待機していた係の男性に声を掛けたら、親切に乗り場まで連れて行ってくれました。台湾の一番好きなところは、人々がとても親切で言葉が通じなくても何とかなってしまうところです。
たまに台北市内でも英語が通じないことがあるので、ペンと紙という原始的なアイテムはコミュニケーションツールとして意外と活躍します。漢字表記のポイントを覚えておくと、なんとなく意味を推測できます。

例えば「車站」というのが駅のことで、台北駅は「台北車站」や「臺北車站」と表記されています。

國光客運(国光客運)バス

  • 料金/片道125元、
  • 所要時間/約1時間、24時間運行

便利な立地のインペリアルホテルに宿泊

今回は週末旅行で時間が限られており、移動時間を短縮するために好立地のインペリアルホテル(Imperial Hotel)を予約しました。

台北市内は、夜市やバーなど夜遊びスポットが沢山あるので、深夜のタクシー移動の際に便利です。スーペリアツインルームが1泊9,000円程と格安で予約できてラッキーでした!四つ星ホテルで、お部屋も広く、ホテルの内装も綺麗で大満足です。

こんなに散らかしてもまだ寝るスペースがあるほど広い部屋に感動です!

ホテルには日本語対応のスタッフもいるので安心ですが、到着前にちょっとしたハプニングが発生しました…。台北駅からホテルまで移動するために利用したところ、ご年配のタクシー運転手さんに英語のホテル名が通じないのです。

地元でも有名なホテルなので「わからないなんてあり得るの?」と不思議でしたが、通りを歩いていた親切な人がネットで調べてくれて、「台北華国大飯店」とホテルの漢字表記と住所を調べてくれました。

英語と漢字では、全くニュアンスが違いますね。英語が苦手な年配の方もいらっしゃるので、漢字名を調べておくと安心です。台湾はタクシー料金が日本よりかなり安く、初乗り1.25kmまで70元程(250円前後)なので、旅費を節約していても気軽に利用できます。

インペリアルホテル (台北華国大飯店)

  • 住所/600 Lin Shen N. Road, 中山区(ズオンシャン), 台北市, 台湾, 10460

台湾の居酒屋で地元の味を満喫

夜ご飯は、台湾式居酒屋の「熱炒(ルーチャオ)」に入ってみました。土曜日の夜なので、地元の人が多く賑やかで入りやすい雰囲気でしたよ。

こちらは「鮮定味」というお店で、名前の通りお店の前には新鮮なお魚たちが並んでいます。

一皿100元(370円前後)から150元くらい(550円前後)のリーズナブルな価格設定で、注文しやすいスタイルなのが特徴です。机の上にある注文用紙に印をつけて店員さんに渡します。

漢字の意味を推測して適当に注文してみたのですが、果たして成功するのでしょうか?間もなく、お刺身とチキンや牛肉の野菜炒めが運ばれてきました。後から気づいたのですが、日本語メニューも用意されていたのです…。適当に頼んだので、炒め物が多すぎました(笑)

ビールは自分で冷蔵庫から取り出すシステムで、台湾ビールに挑戦してみました。

台湾ビールは日本のビールの味に近く飲みやすかったです。特に「マンゴービール」にハマってしまいました。気に入りすぎてコンビニで購入してホテルに帰っても飲んでました(笑)

お会計はお腹いっぱい食べて飲んで、一人約2,000円と超お安く済みました。こちらのお店は台北駅からタクシーで5分程の距離です。

鮮定味(長安店)

  • 住所/No. 67, Section 1, Chang’an E Rd, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 104

士林夜市をぷらぷら散策

続いては台湾のナイトマーケットの「夜市」に移動です。今回は台北で一番賑わっている「士林夜市」に行ってきました。

台北駅からMRTに乗車し劍潭駅で下車してすぐの場所にあります。夜市の洋服屋さんはプチプラな物が多く、ルームウェアー、フラットシューズ、バッグ類は種類も多く、日本でも使えそうな物をまとめ買い!特にサンダルは可愛いデザインが多いので要チェックです。

夜市の近くには様々な屋台が出ていて、日本の縁日のような雰囲気です。食後のデザートに台湾名物「マンゴーかき氷」を食べました。

士林夜市

  • 最寄駅/MRT劍潭駅
  • 時間/夕方~24時頃まで
  • 住所/Lane 101, Wenlin Rd, Shilin District, Taipei City, 台湾 111

台湾のクラブに行ってみた

夜市を散策した後、一旦ホテルへ戻って少しだけ休憩するはずが寝てしまい、起きたら深夜1時でした…。悲しい現実ですが体力の衰えを感じます。うぅぅ…。
まだまだ遊び足りなかったので、思い切ってクラブへ行くことにしました。海外のクラブは最新の流行やファッションを感じられるトレンドスポットなので、やっぱり胸がワクワクするし楽しいです。到着した頃がピークタイムだったようで、かなり店内は盛り上がっていましたよ。

「Babe 18」は飲み放題システムのクラブで、土曜日は入場料400元(1,500円前後)でしたが、平日は女性100元(370円前後)や早い時間帯は無料でしたよ!ビールやカクテルやウォッカなど飲み放題になるドリンクの種類がけっこう多かったのですが、グラス交換制なのでグラスは失くさないように注意してくださいね。

お客さんの年齢層は20代~30代くらいの欧米人や観光客が多かったです。台湾は美男美女が多いのですが、何より女性の美しさには同性でも見惚れるほどです。そして脚が長い!「同じアジア人なのに、どうしてこんなに違うのだ…」と複雑な気持になっちゃいます。羨ましい!

Babe 18

  • 最寄駅/MRT市政府
  • 時間/22時~4時頃迄
  • 住所/10 台湾 Taipei City, Xinyi District, Songshou Rd, 18號

※ドレスコード有、パスポート必須

台湾2日目は台北市内を観光

2日目の朝はチェックアウト時間ぎりぎりに目が覚め、急いで荷造りをして、まずは「台北101」近くのレストランでランチを食べることにしました!

小籠包、酸辣湯、エビチリを注文。小籠包はもともと上海料理ですが、台湾でも人気があり絶対に外せないメニューです。

台北101展望台からの絶景に感動する

腹ごしらえをしてから「台北101」の展望台へ。以前はアジアで一番高いビルでしたが近年の中国高層ビルラッシュで、現在では世界で10番目くらいとのことですが、それでもやっぱり高いですよ。

正式名称は「台北金融大樓」ですが、101階まであるので、「台北101」と呼ばれています。下の階はショッピングモールになっていて、世界的な高級ブランドから、ファストファッション、コスメ、お土産さん、レストラン街まで入っています。

せっかくなので、展望台へ登ってみることにしました。ずば抜けた高さを誇るビルなので、ここから見る景色は絶景です。

私が今までに行ったことがある展望台は、オーストラリアのQ1ビル(322m)、大阪のあべのハルカス(300m)なので、台北101の500mという高さはレベルが違うのです。中国以外のアジア圏ではあまり体験できない高さです。

ちなみにサウジアラビアで建設中のキングダムタワーは1000mを超える予定といいますが、台北101の2倍の高さとは恐れ入りました!いつか訪れてみたいです。

台北101 展望台

  • 時間/9~22時まで
  • 料金/600元

旅の終わりはパワースポット龍山寺へ

帰りの飛行機まで少し時間があるので、台湾の人気観光スポット「龍山寺」に行きました。

龍山寺は台湾で最も古いお寺で、仏教、儒教、道教など、様々な宗教が融合しており現在では100を超える神様が祭られています。地元の人も多く、皆さん熱心に参拝しています。まずは線香を購入し、七つの香炉に順番に線香を備えながら回っていきます。日本語での説明もありました。

入口と出口があって、間違ってはいけないので要注意!と思ったら、ん?おばちゃんが入り口から出てきました。けっこう間違えやすい模様…。いろんな作法があるので、周りの人の真似しながら何とか参拝していきます。

龍山寺は縁結びでも有名で、現地の若い女性が一人で熱心に参拝していました。せっかくなので、私も誰かとの縁結びをお願いしようと思いましたが、具体的に思い浮かべてお祈りしないと駄目だそうです。誰も思い浮かばないまま参拝は終了しましたが(笑)、国宝でもある龍山寺は必見です!

龍山寺

  • 時間/6-22時
  • 住所/No. 211, Guangzhou St, Wanhua District, Taipei City, 台湾

低予算で充実した週末を過ごした台北旅

今回は1泊2日の弾丸旅行でしたが僅か3万円の予算で、観光地から夜遊びスポットを大満喫するなど、いつもの週末を充実させることができました。台北は一人旅でゆっくり過ごしたり、グループ旅行でワイワイ観光したり、色んな旅スタイルにマッチする観光スポットですよ。

参考文献