違う時代に生きてるような気分になれるウィーンで街歩き
オーストリアにはタイムスリップしたような気分を味わえる古城など、歴史ある観光スポットが多く点在します。今回は。違う時代を生きているかのような錯覚に陥るほど魅力的なウィーンの街歩きをしてきました!
なんか別世界のウィーン街歩き
オーストリアはヨーロッパでいう中欧エリアに位置する内陸国で、スイス、リヒテンシュタイン、チェコ、スロバキア、ハンガリー、スロベニア、イタリア、ドイツの8カ国に面する国です。首都のウィーンは「音楽の都」とも呼ばれる、芸術や宮廷文化が発達した美しい街。
公用語はドイツ語ですが、ウィーンの観光地では高い確率で英語が通じます。日本人の観光客にも人気の都市であることから、日本語での現地ツアーも多く開催されていました。
EU加盟国で通貨はユーロ、シェンゲン協定(ビザやパスポート審査なしで国境移動できる協定)に加盟しているので、一度、シェンゲン協定内に入国するとビザなしで国境を移動できます。鉄道で自由にヨーロッパを巡る周遊旅行にもおすすめです。
今回は、一か月間のヨーロッパ周遊一人旅の途中で訪れたオーストリアの首都、ウィーンで観てきた街の様子をレポートします。音楽や芸術の都と表現されるだけあって格式高く美しい街にうっとり。優雅な空気が流れていて、街を歩いているだけでセレブな気分を味わえました。
あぁ、ウィーンの街は美しすぎる!
ウィーンはあまりにも街並みが美しくて、あっという間に虜になりました。チェコから長い距離を移動してきたので、ウィーン到着時の服装が完全にうつくしい風景から浮いてしまっていることに気づきました。
どんな服かというと、超ゆったりのガウチョパンツとパーカーに巨大なバックパックという旅人らしいコーデ(?)です。これではオシャレなカフェで、店員さんにさり気なく奥の席に通されてしまうかもと内心ドキドキ…。
ウィーンはオペラやクラシックコンサート鑑賞が人気なので、ちょっとしたフォーマル仕様できる洋服を準備しておくと現地で困りません。私はいつも旅行中に着回しが利くように、シワにならないジャージ素材の黒ジャケットと、首に巻くストール、黒のストレッチパンツを常備しています。
さすがウィーン!街中に音楽が溢れている
ウィーンの街を歩いていて素敵だなって思ったことは、街に音楽が溢れていること。
ストリートミュージシャンもギターではなく、ヴァイオリン、サックス、クラリネットなどを演奏していて街の美しさに彩を添えています。
観光地では人目を引く姿で演奏するパフォーマーを見かけました。
街を歩いていると、さり気なく風景に溶けこんでいるウィーンで活躍した音楽家のベートーヴェンやモーツァルトの像に遭遇します。
世界遺産の歴史地区を散策
ウィーン歴史地区は、ユネスコの世界遺産に登録されている歴史のあるエリアです。市内には大きな教会がたくさんあり、その中でもシュテファン大聖堂の美しさは素晴らしいものでした。
シュテファン大聖堂の屋根には、カラフルな瓦が敷き詰められています。教会には高い尖塔があり、そこからウィーンの街を一望することができます。こんな大きな教会が、街中に普通に残されているのですが凄いですね。
シェーンブルン宮殿
ウィーン中心部から少し離れた場所にあるシェーンブルン宮殿は、ツアーに参加しなくても個人で簡単に訪れることができます。
ウィーン歴史地区の側にあるカールプラッツ駅からメトロに乗車すれば、乗り換え不要で約10分で到着します。
マリー・アントワネットの母親のマリア・テレジアが好んだ色と言われる美しい黄色い壁のシェーンブルン宮殿は、晴天の日に撮影するとフォトジェニック度がアップします。
シェーンブルン宮殿は、以前、訪れたことがあるフランスのベルサイユ宮殿に引けを取らない美しさでした!宮殿内の写真撮影は禁止なので、とても残念です…。
シェーンブルン宮殿の敷地内には、世界最古の動物園や広大な庭園があるので、時間があれば一日かけてゆっくりと見学することをオススメします。
ウィーンの青空マーケット
ヨーロッパでは週末になると青、空市や蚤の市と呼ばれるフリーマーケットが開催されています。 街を歩いていて偶然発見したのは、週末に開催されている青空市です。ハンドメイドや工芸品を扱うお店や、オーガニック食材を使った屋台が並んでいました。
小さな規模の青空市ですが、地元の人が昼間からワイン片手に楽しそうに過ごしているような、ローカル感のあるスポットです。
観光地から少し離れたエリアを訪ねてみると、ウィーンの地元の人の生活に触れられ、面白いのでおすすめです。
インスタ映えする街は歩いて観光できる
今回はヨーロッパ一人旅の途中で立ち寄った、博物館や劇場が多く点在するアートな雰囲気満点のオーストリアウィーンの様子をお届けしました。見所がぎゅっと詰まったウィーンの街は、女性の一人旅におすすめしたいスポットです。
ウィーンの街はどこで撮影してもインスタ映えする洗練された美しい街!徒歩で観光できるので、電車の乗り方がよくわからない場合は徒歩で散策することをオススメします。
でも、メトロやトラムの乗車システムは簡単で分かりやすいので、勇気を出して挑戦してみると旅の思い出や楽しみが増えますよ!