自分を売り込む方法・キーマンの目に留まるアピール術
『期待をかけられたい!』『シゴトをするなら人間関係も円滑にしたい』と思っているフレッシュな新社会人に!行動力、説得力、リーダーシップのある有能な先輩や上司に気にいられる処世術を伝授!
自分を売り込む方法
新卒または転職によって新入社員として新たな生活をスタートさせたのなら、様々なメリットを受けるために上司や先輩に気に入られ仲良くしておくことをオススメします。
仕事ぶりを査定する人事権を握っている人や自分が関わっているチームのリーダーさんなど、職場や業務の持ち場で「チカラを持っている先輩社員」に自分の存在をアピールし認めてもらって損はなし!
「やり甲斐がある」「好き」「楽ちん」と思える良い条件の業務を回してもらえたり、不安な問題を抱えているときや失敗したときでも快くフォローしてくれる可能性が高まります。
これから続く会社生活のなかで生き抜くために、役立つ情報を整理してみました!仕事上のキーマンに上手く自分を売り込むコツを紹介します。
与えられた仕事には意欲的に取り組む
やるべき仕事をスピーディーにミスなくこなすことを心掛け、どんな仕事でも嫌な顔をせずに積極的に取り組んでいれば「使える」「ヤル気がある」と認識され、上司や先輩からの評価がグングン上昇します。
意欲をアピールできるセリフ
「他に私に出来ることはないですか?」
指示され与えられたことを実行するのは当然のレベルなので、さらに、プラスアルファのことに関心を持って積極的にアクションを起こすかどうかで評価は大きく違ってきます。
意欲が伝わると?
レベルの高い仕事をどんどん任せてもらえる
わからないことは素直に認めて質問し、マメにコミュニケーションをはかることによって好感度はさらにアップします。
タイミングの良い気遣いを心がける
忙しいときや集中しているときに、気を利かせたつもりでお茶を持って行っても邪魔になるだけなので、良いことをするにしてもタイミングには要注意。
- 肩を回してほぐしているとき
- 疲れて目頭を押さえているとき
- 両腕を上げて背筋を伸ばしているとき
こんな仕草を先輩が見せたときを見計らって、さり気なく温かい飲み物や缶コーヒーなどを持って行けば「ちょうど飲みたかった。ありがと」と、感謝される可能性があります。
また、夏の暑い季節に取引先への営業などで外回りをして戻ってくるころには心身共にクタクタの状態に…。冷たい飲み物やオシボリなどをサッと用意してあげれば喜ばれること間違いなし!
ちょっとした気づかいで!
業務以外の面でも評価アップ
言葉をかけるときは笑顔を忘れずに!
労いの言葉をかける
「お疲れさまです」と儀礼的な一言で済ますのではなく、もうワンランク上の言葉をかけてみて下さい。
相手のツボにハマる言葉を掛けるためには、キーマンとなる社員の仕事ぶりや長所を把握しておくことが大事。
「ハンパじゃない仕事量をよくこなしていますね…」と、同情と尊敬の念を込めて溜息まじりで言ってみたり、「ああ、この案件は難しすぎて私はお役に立てないですね。Aさんぐらいのスキルを早く身につけたいです…」と、申し訳なさそうに言葉をかけてみましょう。
ちょっとした声がけで!
先輩からの信頼を得られる
言葉を掛けられた先輩は自分の苦労が認められたと感じて気分が良くなるのです。体調を気遣うこともポイントです。
尊敬心を率直に伝える
褒められて気分が悪くなる人は少ないですが、あまりにも露骨な「ヨイショ」をすると不愉快になる人もいて逆効果なのでサジ加減には気をつけて下さい。
先輩社員の仕事の成果を見て「やっぱりさすがですね。私は、いつになったらAさんぐらい仕事ができるようになれるんでしょうか」「やっぱりセンスやクオリティーが私たちとは違いますよね。尊敬します」などと、心を込めて相手を褒めます。
内向的な性格でチョッとくらい声が震えたって大丈夫。具体的にアレコレ言葉を並べなくても「私は先輩を尊敬していますよ」という気持ちを伝えることが肝心なのです。
褒められたうえに、尊敬しているということを言葉で伝えてくれる後輩を可愛いと思わない人はいません(笑)
- 『彼女に仕事のコツを教えてあげよう』
- 『そろそろ彼女にも責任のある仕事を任せてみようかな』
…という気持ちになるのが人の子なのです!「先輩についていきます」という気持ちを込めて伝えてくださいね。
さり気なく失敗をカバーして恩を売る
どんなにベテランの先輩でもミスをすることはありますが、その時こそ、自分を売り込むべきタイミング。
簡単な入力ミス程度だったら、”さり気なく”直してあげるのです。
でもコレは逆効果!
わざわざ直したことを報告すること
「ここ間違っていたので、私が修正しておきました」という報告は、本人にはもちろん周囲の人たちにも不要です。相手のプライドを傷つけ恥をかかせる行為なので慎重な対応の仕方を心がけましょう。
面倒くさい作業を好意で手伝うことによって、先輩はあなたに恩を感じ『次は、彼女にもっとやり甲斐のある仕事を任せよう』という気持ちになるのです。
会議に提出する書類をチェックして誤字脱字などを訂正する役目を買って出ると、感謝され頼られるようになるはず
見返り期待している本音を悟られないように…、『いつも親切&誠実に!』をモットーに良い仕事をゲットして下さいね。
嫉妬はスルーして謙虚に自分を売り込んで!
もしかしたら、あまりにも有能で気が利くことに嫉妬する先輩や同僚が現れるかもしれませんが、謙虚さを忘れずにスルーしておくのが賢明。
仕事を楽しくやり甲斐のあるものにしていくためにも、自分のヤル気や能力は上司や先輩にどんどんと売り込んで有意義な社会生活を手に入れて下さい。
「心から尊敬できる上司や先輩がいない」場合でも、反面教師として学ばせてもらえることは必ず見つかるものです。向上心を持って、いつか後輩が入ってきたとき尊敬される先輩になることを目標にしましょう。