略奪愛の成功を追い求める前に奪うメリット・デメリット

略奪愛を成功させることに必死になっているときは『彼が好きになった女に負けたくない』という意地から、決して冷静とはいえない心理状態です。横取りに成功しても罪悪感などどから精神的ストレスは消えないかも…。

略奪愛の成功を追い求める前に奪うメリット・デメリット

略奪愛成功させるメリットとデメリット

好きな人に彼女がいると知ったらショックだし、別れることを期待して振り向いてくれるのを待ちたいと思っていても、気持ちを伝えられないまま諦めてしまうケースが大半だと思いますが、中には、恋人になることを諦めきれずに略奪愛を成功させようと考えている女性だっているハズ。


心の中で想っているだけなら恋愛は自由なので「恋人がいる相手に恋をしてはいけない」などと、制限できるものではありません。

でも、確実に誰かを傷つけることになる>”彼女持ちの男性との恋愛”に足を踏み入れるなら、突っ走るまえに”メリットとデメリット”を把握しておきたいものです。

では、好きな人を付き合っている彼女から奪い取る戦いに挑む女性たちに、略奪愛が成功したときの「良い面と悪い面」を紹介します。

略奪愛・成功の裏にあるメリット

世間的にはマイナスイメージが付きまとう浮気や三角関係からの略奪ですが、アナタにとってはもちろんメリットがあります。

1.最愛の彼と一緒にいられる

彼女との戦いに勝ち、自分が恋人になれば愛する人と一緒に過ごす時間も増えますよね。

  • 『2人で何してるのかな?』
  • 『今ごろ彼女とデートしてるのかな…?』

…と、これまでモヤモヤした気持ちで過ごしていた”休日や一人の夜の苦しみから解放”>され、安心感を得ることができます。

こんな感情から解放される!

  • 嫉妬心
  • 不安
  • 焦燥感

『この先、どうなるんだろう…』と、彼との未来に抱いていた大きな不安が解消されるということは、恋を勝ちとったアナタが感じる最大のメリットかも。

抱き合う男と女

2.達成感がある

やはり女性として他の女性と天秤にかけられ、結果的に”自分が選ばれたという事実”は、魅力への自信や大きな達成感に繋がります。彼が元カノを捨てたということは、それだけアナタが“魅力的”だった>と言うコトなので『女性として勝った』という優越感に浸ることができます

恋は戦いなので

最大の恋敵に勝てた喜びを味わえる

本命彼女がいるのに二股をかけられ、ずっと二番目の女として悔しい思いをしていた期間が長いほど「正式な彼女への昇格」>は、このうえない歓びかも。

ただし、失敗すると『やっぱり、こんな私には絶対に無理だったんだよ…』と、自信を喪失するものですが、成功すると”オンナとしての価値観や生き方が大きく変わる”キッカケになります。

3.彼との絆が深まっていく

略奪愛には当然のことながら多くのハンデがセットで付いてきます。彼女と別れることを良しとしない仲間から批判され、何とかアナタ達を別れさせようと必死になって説得する人だっているはず。

でも、自分たちの恋を叶えるために降りかかってくる困難を一緒に乗り越えていくたびに、2人の間には強い絆が生まれます。当然のことながら、先のことは分らなくても『どんなことがあっても一緒にいたい!』と、心の底から思える相手との恋を叶えられたことも嬉しいメリットですね。

愛し合う男と女

4.悔しい思いをしなくても済む

好きな人を諦めてライバルに負けるって、一人の女としてすごく悲しいし悔しいですよね。『こんな思いをするぐらいなら好きにならなければ良かった…』と、絶望の淵に立たされます。

潔く身を引いても誰も慰めてくれないし、幸せそうなライバルの姿を見なくちゃいけなかったりと辛いことばかりで、心に負ったダメージが大きすぎると長く引きずって次の恋をさえ出来なくなってしまうものです。


でも、彼への略奪愛が成功すればプライドが傷つくこともなく幸せで誇らしい気分に浸れます。

奪うことに成功すると

失恋の辛さを味わう必要がない

もし、略奪愛に成功したことを誰かに責められて悲しい思いをしたとしても、世界で一番愛おしい彼氏がアナタを優しく慰めてくれます。

略奪愛・成功の裏にあるデメリット

やっぱり彼女がいる男性にアプローチをして、付き合っている恋人との別れを願う恋愛はマイナスなイメージを持たれやすいので、その恋に突き進むのなら覚悟しておきたいデメリットがあります。

1.元恋人から恨みを買う

彼に恋するアナタにとって好きな人が自分に振り向いてくれるのは喜ばしいことですが、大事な彼氏を盗られた”元カノ女”は涙を流しているわけです…。

略奪された元カノの感情

  • 怒り
  • うらみ
  • 悲しみ
  • 嫉妬

※マイナスの感情でいっぱいです。

もしかしたら、一生立ち直れないほど深い傷を心に負ってしまうかも知れません。

悲しむ女性

出来る事なら、みんなに祝福してもらえる恋がしたいものですが、略奪愛は成功すると必ずと言っていいほど元カノからの恨みを買ってしまいます。

人生を投げ出してしまいたくなるほど絶望的な感情を相手に植えつけてまで、自分が好きな男性と付き合うメリットはあるのか?もう1度、冷静になって考えてみる必要がありそうです。

2.周りからの批判を受ける

どんなスタイルの恋愛をするのかは、各自の自由ですが”誰かの彼氏を奪う恋”は、人としてのモラルが問われます。世間的には賛成または反対意見などいろいろありますが、どちらかと言えば批判されることが多いので覚悟が必要ですね。

本当は彼からアプローチされて始まった恋だったとしても『彼女持ちのオトコに言い寄って奪ったんだって』と、事実とは違うウワサを流される可能性もあります。

耐えられますか?

世間からの厳しい視線に…

せっかく好きな人と付き合えたのに、堂々と幸せをアピールできないのは辛いものがあります。また、自分だけ批判されるのは耐えられても『彼女を捨てて新しい女に乗り換えたオトコ』などと、彼まで中傷されるのには心が痛むのでは?

3.人間関係が崩壊する可能性がある

恋人がいる男性と付き合ったことが原因で、それまで親しかった友人たちが離れていくケースがあります。

  • 友達同士
  • 会社関係
  • 趣味仲間
  • 同じサークル

これらのグループ内で出会った彼女持ちの男性との略奪愛が成功して付き合った場合は、”女性が悪者になりやすい”ので、アナタの周りから人が去っていくことが多いのです…。

ほとんどの人は彼氏を奪われた被害者である元カノに同情し味方するものなので、アナタは恋を手に入れた途端に独りぼっち…、なんていうことも十分あり得ます。

独りぼっちになった女性

4.浮気の恐怖に怯えることになる

他の人と付き合っている状態の人にアプローチを仕掛けて奪うということは、彼を浮気者にするということ。

未経験のことに足を踏み入れることには躊躇いもあり踏みとどまることもできますが、一度経験したことに対しては『まあ、今回も何とかなるだろう…』と歯止めが効かなくなることがあります。

つまり、彼を奪うコトで class=”pinkline”>乗り換えグセをつけてしまう>ということです。

もしかしたら…

次に浮気されて泣くのはアナタかも…

略奪愛の大きな盲点は「成功したと同時に、自分が奪われる側になって不安になる」という点です。 class=”pinkline”>別れた元カノや離婚した元妻との復縁に怯えたり疑ったりして破局を迎えるケースって意外と多いのです。


一度でも浮気を経験すると、その強烈な刺激が忘れられずに『もう一回だけトキメキたい…』『次こそ本物の恋のハズ』と不毛な恋愛遍歴を重ねる男性は少なくないのです。

略奪愛の成功は一時的な勝利>に過ぎず、それ相当のリスクを背負うことを忘れてはいけません。『私だけは愛されているから大丈夫』という考えは大間違いなのです。

5.簡単に別れられなくなる

好きな人を何とか自分のモノにしようと燃え上がっているときは『どんな努力でもするし、友達を失っても構わない』と、異常なパワーで奮闘するものです。

でも、実際に略奪愛が成功して付き合うようになると、これまで見えなかった彼氏の欠点に気づくようになり『あれ?彼って思っていたのと何か違う…』と、拍子抜けして恋愛感情が完全に冷めてしまうことがあります。

でも、他の女性から奪った手前、簡単に別れることは出来なくなってしまいます…。

彼氏と仲が悪そうな女性

略奪愛だからこそ…

自分勝手な行動ができなくなる

自分以外の人の気持ちを考えられずに奪ってでも愛を手に入れようとしている状態は、とてもじゃないけど冷静とは言えません。しかし、やっとクールダウンしたときは既に手遅れ。

周りにも横取りしたことがバレているので『やっぱり、私たち別れました』なんて簡単には言えなくなり、他に魅力的な人が現れても人目が気になって二の足を踏んでしまうように…。

“女としては得する”でも“人としては損する”

世の中には浮気否定派の意見が多いのですが、好きな人に振り向いてもらうために努力をして幸せを勝ちとったという部分だけを見るのなら、女性としてこれ以上ないメリットがあるといえます。

ですが、あくまでも恋人がいた男性と付き合って「元カノから乗り換えられた女」ならではのデメリットがあることも忘れてはいけません。

一時の感情に流されて安易な行動をとると高い確率で後悔するので、もう一度、深呼吸をして気持ちを落ち着けてから”その恋が本当に欲しいかどうか”を冷静に判断してくださいね。

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島田みずき

長年、作家活動のために取材を重ね集めた情報や経験を活かして恋愛や結婚やライフスタイル記事を中心にお届けします。