重曹歯磨き・重曹うがい/うれしい効果/やり方/注意点

今話題の「重曹歯磨き」。重曹で歯磨きをするとどういう効果が得られるのか、そしてそのやり方と注意点をまとめました。また、より簡単に始められる重曹うがいについてもご紹介します。

重曹歯磨き・重曹うがい/うれしい効果/やり方/注意点

重曹って何?

重曹とは、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)のことで重炭酸ナトリウムや重炭酸ソーダ(これを略して重曹)とも呼ばれます。

重曹は弱いアルカリ性(注1)で人体に無害、研磨性がある、加熱や酸と混ぜることによって炭酸ガスを発生する、などの特徴からさまざまな分野で使われています。

重曹の種類と使い方

  • 食用重曹
    ベーキングパウダー(膨らし粉)/発泡剤など食品添加物として
  • 工業用重曹
    消火剤/研磨剤/精密機器の洗浄/家庭では研磨効果を利用して掃除・洗濯に
  • 医療用重曹
    胃の酸を抑える/高齢者の介護で口腔掃除用に

このようにいろいろな用途に幅広く使われている重曹ですが、実は「歯みがきにも使える」と話題になっています。重曹のアルカリ性が虫歯を防ぎ、研磨作用が歯を白くしてキレイになると評判なのです。

重曹歯磨きとは?

重曹で歯についた汚れや、ついてしまったコーヒーや茶渋の着色を取ることができます。研磨剤として使用するので、事前にうがいや軽い歯磨きをして表面の汚れを取っておきましょう。毎日ではなく、週に1~2回程度の口内ケアとして活用できます。

重曹歯磨き/効果

重曹を歯みがきに使うと、虫歯菌の出す酸を中和して歯が溶けるのを防ぎます。これは重曹がアルカリ性であるためです。その間に歯の再石灰化が行われるため、「初期の虫歯なら歯科で歯を削る治療をせずに、重曹歯みがきだけで治すことができる」というのです。

重曹歯磨きを実際に行っている人は多く、以下の効果があると評判です。

  • 2週間くらい続けると、茶渋や黄ばみ、黒ずみ、タバコのヤニなどのステインをすっきり落とし、歯をホワイトニングして白いツルツルの歯にする
  • 歯茎や舌の汚れもすっきり
  • 殺菌・消臭効果で口臭を防ぐ
  • 夜に磨くと朝起きた時に口の中がネバネバしない

重曹歯磨き/やり方

重曹歯磨きのやり方

1.重曹に水を加え、歯磨き粉のようなペースト状にする
2.歯の表面に塗布して、歯ブラシで優しく歯を磨く

重曹歯磨きのやり方は簡単です。湿らせた歯ブラシに軽くふりかけて、歯全体に塗る様に広げ、その後5分間ブラッシングするだけです。最後は口を良くゆすぎましょう。(刺激が強すぎたり違和感を感じる場合にはただちに中止しましょう)

重曹うがいとは?

重曹歯磨きは研磨作用で歯が削れ過ぎてしまうのでは?と、不安が拭えない人にオススメなのが「重曹うがい」です。重曹水を作って食後にマウスウォッシュするだけで、口の中の酸を中和し、歯の再石灰化を促します。ただし、重曹歯磨きと同様に塩分の摂取制限をされている方は注意が必要です。

重曹うがい/やり方

  • 食後の歯みがきの後、水100ccに小さじ半分程度の重曹を入れ、完全に溶かしてから30秒程うがいをする。
  • 濃すぎると粘膜を痛めてしまうので、口の中に違和感を感じるようなら薄める。

重曹歯みがきと同じように、虫歯や口臭を防ぐ効果があります。簡単にできて刺激も少ないので毎日の虫歯予防におススメです。

重曹歯磨き・うがい/注意点

しかし一方で、重曹歯磨きには多くの注意点も指摘されているため、実践する際には気を付けなければなりません。

重曹歯磨きの注意点

  • 研磨効果が強いので磨き方には要注意
    ゴシゴシ擦ると歯の表面のエナメル質を傷つけやすい/人によっては歯茎や粘膜に刺激がある場合もあり
  • 重曹には医療用・食用・工業用と3種類ある
    万が一飲み込んでしまっても大丈夫なように、必ず薬用か食用の物を使用する
  • 重曹は塩分(ナトリウム)を多く含む
    塩分摂取を制限されている人は使用を避ける

※必ず「食用」か「薬用」の重曹を使う
※力を入れ過ぎない!優しい動きで少し時間をかけて磨く
※口の中をしっかりゆすぐ
※重曹には塩分が含まれるため、健康上に制限がある人は使用を控える