バニラアイスにちょい足し・季節問わず食べたいスイーツ

バニラアイスのちょい足しレシピは、安くて簡単なのに美味しさが止まりません!はちみつや黒蜜&きな粉などの定番アレンジから、醤油や納豆といった意外とマッチする材料まで、バニラアイスのちょい足しレシピを紹介します。

バニラアイスに「アレ」をちょい足し!

子供も大人も、暑い時期になると恋しくなるのがアイスクリーム。中でもノーマルなバニラアイスはとても美味しいですよね。しかし安いからといってアイスを2リットル買っても、毎日食べるうちに飽きてしまいます。そこで今回は、バニラアイスにちょい足しするともっと美味しく食べられる様々な「アレ」を紹介します。

ネットで話題沸騰「納豆」

「バニラアイスに納豆!?」と思うでしょうが、納豆臭さもなく美味しく食べられると、SNSを中心に話題になっています。作り方も簡単で、納豆ワンパックを皿に入れかき混ぜます。納豆は他の料理に使い、ネバネバが付いた空いた皿の中にバニラアイスを投入して混ぜます。するとアラ不思議…トルコ風アイスのように粘り気が出てくるのです。

実際に作ると分かりますが、本当に納豆の臭いや味がしないので、納豆嫌いの方にもオススメです。びよーんと伸びる見た目とモチモチ食感を楽しんでみてください

見た目も鮮やか「ジャム」

アイスにプラスする食材の中でも定番なのがジャムです。特にイチゴやブルーベリーといったベリー系のジャムを乗せたり混ぜたりすると見た目も鮮やかになりますし、甘みも加わって美味しくいただけます。

また、バニラアイスとジャムの組み合わせにヨーグルトをプラスするのもオススメです。プレーンヨーグルトは甘さ控えめで、なおかつ酸味があるのでアイスとジャムの甘みを程よく抑えてくれます。飽きの来ない美味しさなので、食べる手が止まらなくなります

ちょっとリッチに「はちみつ&ヨーグルト」

バニラアイスにハチミツとヨーグルトをかけるトリプルコラボレーションも、ちょっとリッチなデザートのような味になります。まろやかな口当たりと自然な甘みが口に広がります。ヨーグルトと併せると口当たりがさっぱりとしますし、ハチミツは栄養剤として使われるほど栄養価が高いので、夏の暑さに疲れてしまった時に食べてください(注1)。

乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあります。ハチミツを1歳未満の赤ちゃんには与えないでください(注2)。

もちろん、バニラアイスとハチミツ、バニラアイスとヨーグルト、というアレンジもそれぞれ美味しいのでオススメです。

和風スイーツに変身「きな粉」

バニラアイスにきな粉をかけるのもオススメです。これに黒糖をかけると、某焼き肉チェーン店の和風アイスのようになります。

また、バニラアイスに牛乳ときな粉をかけて食べるのも美味しいのです。牛乳をかけると、バニラアイスの表面がシャリシャリのシャーベット状になり、更にきな粉をかけると洋風から一気に和風になって、飽きずに食べられるようになります。

とろ~り「自家製黒蜜」

もちろん、黒糖だけをかけてもとっても美味しい和風アイスクリームになります。せっかくですから、自家製黒蜜を作ってみませんか?黒蜜の作り方は簡単なので、手軽に作れちゃいます。まず、粉状の黒蜜を水に溶き、鍋でとろみが出るまで弱火で煮詰めます。このとき、アクが浮いてくるので掬い取りましょう。冷蔵庫で1週間ほど保存できます。

自分好みの濃さまで煮詰められますし、作り立ての黒蜜をアイスにかけられるのが自家製の良さですので、ぜひ試してみてください。黒蜜の温かさで、絶妙な感じにアイスが溶けて美味しくなります。

かける量で味が変わる「醤油」

アイスと醤油の組み合わせは意外な気もしますが、バニラアイスにかける為の醤油が発売されているほど相性抜群なのです。甘いのにしょっぱいという飽きの来ない味のお陰で、パクパク食べられます。

甘いバニラアイスにしょっぱい醤油を少しかけると、焦がしキャラメルのような香ばしい味になります。多めに醤油をかけてみると、不思議なことにみたらし団子のような味に変身します。

最初は普通にバニラアイスだけで、飽きてきたら少しかけてキャラメル風、最後に醤油たっぷりでみたらし団子のタレと味が三段階に変化するので、最後まで美味しく食べられます。

高級アイスっぽくなる「レモンオリーブオイル&塩」

海外では、アイスクリームにレモンオリーブオイルと岩塩を少し足すと美味しいというのが、SNSを中心に知られています。とろりとしたオイルの舌触りと風味、塩のしょっぱさが、何とも言えずアイスにぴったり!

バニラアイスはもちろん、ちょっと意外な気もするでしょうが抹茶アイスにちょい足ししても美味しく食べられます

安くても高級なお味「オリーブオイル&粉チーズ」

バニラアイスにオリーブオイルと粉チーズをかけると、濃厚な高級アイスに早変わりします!オイルは「レモンオリーブオイルと塩」で紹介した通り相性が良いのですが、チーズとアイスはあまり想像がつかないでしょう。アイスもチーズも牛乳から作られているので、反発しあいません。

「オリーブオイル×粉チーズ×バニラアイス」の作り方は、アイスが1カップに対して、オイルとチーズをそれぞれ小さじ1杯かけるだけです。実際に、イタリアンのお店ではアイスにオリーブオイルをかけて提供するところもあるので、美味しさは折り紙付きです。

アイスにかけるオリーブオイルも粉チーズも、安いものでかまいません。

パリパリしょっぱい「ポテトチップス」

最近は、ちょっと塩味が効いたお菓子が人気です。チョコレートコーティングされたポテトチップスのようなスイーツが好きな方には、「ポテチ×アイス」のちょい足しレシピがオススメです。

ポテトチップスを粉々にしてかけても良いですし、少し柔らかくしたアイスをポテチで掬って食べるのも美味しいです。ただ、ポテチをアイスにかける場合は、時間が経つとパリパリとした食感が無くなってしまうので、歯ごたえが欲しい方は気を付けてください。

甘さと苦みが絶妙にマッチ「コーヒー」

いつものバニラアイスにコーヒーをかけるのはいかがでしょうか?顆粒タイプのインスタントコーヒーをそのままかけるのも、いつも通り淹れたコーヒーをかけるのも、どちらもオススメです。

顆粒タイプのインスタントコーヒーをお湯に溶かさずそのままかけて食べると、市販のコーヒーアイスよりも濃厚な味がしますし、カリカリとした食感も併せて楽しめます。甘みとほろ苦さのバランスを自分で調整できるのも、嬉しいポイントです。

また、濃いめに淹れたアツアツのコーヒーをバニラアイスにかけると、カフェやレストランで出てきそうなアフォガードを手軽にいただけます!

バニラアイスにちょい足し

夏だけでなく、冬もアイスを楽しみたくなるちょい足しレシピばかりでしたが、何か気になったものはありましたか?ちょい足し食材は、どこの家にもある物が中心となっていますので、あなたも「いつものアイスに飽きちゃった…」と感じたときは冷蔵庫に入っているものから、新たな組み合わせを見つけてみてください