自撮りのコツ・なんだか実物よりもイイ感じに写っちゃう

自分撮りにはコツがあります。実物よりも小顔に見せたり、目を大きく見せたり、面長など気になるコンプレックスを上手く隠したり、少しの工夫で劇的に変身することだって可能!

自撮りのコツ・なんだか実物よりもイイ感じに写っちゃう

キレイに可愛く自撮りするコツ

スマホのカメラアプリ機能が向上している現在では、カメラ初心者でも簡単にプロのカメラマンに撮影してもらったかのように可愛く写ったり、トレンドの色合いで美しいショットを残すことが可能です。

インスタグラムなどのSNSに自撮り写真を載せるために自分撮りする機会が多い人にとって、目尻のシワ、肌のシミ、目の下のクマ、面長、丸顔などの輪郭、その他、気になる部分や顔立ちのコンプレックスを自動的にカバーしてくれるアプリは心強い味方です。

最強アプリの効果をさらに倍増させる「自撮りのコツ」を紹介します。

カメラから目線を外す

自分だけの存在感や作りこんでない自然な魅力を発信して自撮りを成功させるポイントは「目線」です。

上目遣いでカメラを見て、顎をひいて「デカ目と小顔効果」を狙うパターンの自撮りは多くの女性が実践していますが、バッチリと視線をカメラに向けた自撮りは失敗しやすいので要注意。上手にやらないと自意識過剰でナルシストっぽい印象を与えます。

伏し目がちにすると「控えめな印象」が強くなることと、目線を外しているので「どんな目をしているのだろう?」と、写真をみている人の想像力を掻き立てる効果があります。

また、目の大きさにコンプレックスを抱いている人には、特におすすめの自撮りテクニックです。

カメラから目線を外して自撮りする女性

顔の向きを変える

多くの女性が「目の存在感をアップ」させるために、たっぷりマスカラを塗ったり、つけまつ毛で盛ったりして、更に目を大きく見開いて自撮りをしていますが、ぜひ試してもらいたいのが「顔の向きや目の向きを変える方法」です。

「顔の上(正面)」、または「斜め上」にカメラを設置し、壁や椅子など何かをジッと見つめるのではなく、さり気なく自然に目を伏せたり、斜め下を向いて撮影するとセクシーな雰囲気が漂う写真が撮れます。

「目」を強調した「可愛い系」の写真を撮りたいのなら、顔を正面に向けたまま目だけを横へ(左右どちらでもOK)向けます。不二家の可愛いキャラクター「ペコちゃん」をイメージしてください。

左右の目の間隔が離れていることにコンプレックスを抱えている場合は、「顔を斜めにして、目だけでカメラを見るアレンジ版」がオススメです。

飼い犬と自撮りする女性

自信がある「きき顔」を撮る

「可愛い・美しい・きれい」など、理想に近づく写真を自分撮りする前に、まず、自分の「きき顔」を確認しましょう。誰にでも「左側から見るとイケている」「右側からだと顎のラインがシュッとして目も大きく見える」など、写真を撮られる側によって違いがでます。

世界的に活躍するモデルや女優など、黄金比率と呼ばれる美人の定義「左右対称」の条件をクリアしている整った顔の持ち主やであっても「撮られたい側の顔」があり、撮影時に指示を出すケースも少なくないのですが、左右で顔のバランスが違う「左右非対称の顔」の場合は、自撮りする際に特に気にしたいポイントです。

「左右非対称の顔」は、眉毛、目、口角、耳の位置や大きさが左右によって違います。また、表情筋の使い方に癖があり、贅肉のつき方が偏って「右の顔はスッキリしているのに、左から見ると二重あごになっている」など、左右で見た目が大きく変わってしまうケースあります。

▼キレイに見える側を探す方法

鏡を正面に置いて、左右の顔の骨格、目の大きさや間隔、眉毛の位置や長さ、鼻筋、唇の形などをチェックしてみましょう。「こっちが好き」と思った側が、自撮りするときにカメラに向けるべき「きき顔」です。

草の上で自撮りする女性

鏡を正面から見ても違いがわからない場合は、三面鏡や合わせ鏡でチェックします。正面以外にも、横、斜め、斜め後ろなど、いろんな角度から自分の顔を見られるので、良くも悪くも新しい発見があります。

正面から見ると歪んでみえる鼻筋が全く気にならない、斜め下からだと顎の肉がもったりしていて不細工に見える、横から見ると顔の形が思っていたのと違うなど、もあると思います。

鏡でチェックしても「きき顔」が判断できない場合は、実際に「右と左、両方の顔を自撮り」して、写真を見て下さい。「こっちが良い(好き)」と思った側が「きき顔」です。

小物やヘアで顔まわりを覆う

マンネリ化した写り方を打破したいときや小顔効果を望むのなら、顔まわりに持ってくるアイテムで工夫するのも綺麗に可愛らしく自撮りするコツです。

一番便利なアイテムは「自分の髪の毛」です。ロングヘアを結んでいることが多いのなら写真を撮るときにおろしてみるなど、ヘアスタイルの変化で存在感をアピールします。

髪の毛で変化をつける方法

・髪をクシャッとさせる
・髪を顔にかけてみる
・ドライヤーで髪に軽く風をあてる

小物で変化をつける方法

・大きめのメガネをかけてみる
・揺れるタイプのピアスやイヤリングをしてみる
・ハットをかぶってみる

「揺れる・大きい」など、変化したことが一目瞭然の存在感のあるアイテムを自撮りするときに用いることをオススメします。

自撮り棒を持っていない場合は、カメラを顔から離す距離に限界があるため、自然と顔メインのカットが多くなりますが、顔回りに髪の毛や帽子やメガネを持ってくることで、写真をみる人の目線を「顔の中心」から外すこができます。

眼鏡をかけて自撮りする女性

▼色で雰囲気を変える方法もある

自撮りするときに、顔まわりの印象をガラリと変える効果があるの「色」を上手に使う方法も試してみましょう。ハイネックやマフラーなどで顔まわりに色味を加えるだけでOKなので、自撮り写真の質をアップさせるのも簡単!

赤、オレンジ、黄色などで元気なイメージにしたり、淡いブルーで儚さを演出したり、ピンクや白を上手く組み合わせてラブリーな雰囲気を醸し出してみるなど、「選ぶ色」によって普段とは違うイメージを膨らませることが可能です。

用意するアイテム

・ストール
・スカーフ
・マフラー
・ハイネックの服
・タオルやシーツ

一部を隠して撮影する

意識せずに写真を撮ると、たいていの人は「顔がすべて写るように撮る」ことが多いのですが、あえて「全部撮らない」ことも上手に自撮りするコツです。

「きき顔」との共通点ですが、「自信があるパーツ」と「綺麗に見える角度」を把握しましょう。「顔の下半分」「上半分」「斜め」など大胆にトリミングして、不要な部分はカットします。

本人のSNSページ上に投稿したり、親しい友人や彼氏へ送信したりするのが自分撮り画像の主な使い道なので、わざわざ顔全体を写さなくても「皆に写っている人が誰かはわかる」ことです。

遊び心のある写真で、新しい発見や驚きを与えて見ている人を楽しませることを意識すると、これまでとは違った自撮りショットが撮れるようになります。

羞恥心を捨てる

最近では「ハグ(hug)」の文化も浸透してきましたが、どちらかというと日本では「控えめであることが美徳」とされていたためか、欧米人などと比べると、自分をアピールするのが得意じゃない日本人が多く、その羞恥心は写真を撮られるときにも表れます。

寄り添う女性

「自分をよく見せる」という行為に、「照れ・恥じらい」を感じて、本来持っている魅力を存分に出し切れないのは勿体ないことです。

これまでは会った時の印象や話してみた感じなど、実物に触れてから判断されていたものが、現在では「写真」でジャッジを下された後に、ようやく関係を進展させるステップを踏むケースが多いのです。

自分をアピールできる写真を撮れるか撮れないかが、その後の運命を左右することもSNSが主流となった現代社会では、十分あり得ることなのです。

▼恥じらいを克服する方法

自撮りするときに「恥ずかしい」という気持ちを抱いていると、表情が中途半端になってしまいます。照れや恥ずかしさを完全に無くすのは難しいことですが「日常的に自分撮りする行為に慣れること」で、徐々に克服できます。

すぐにでもカッコいい自撮り写真を撮りたい場合は、自分がスターやモデルに「なりきって撮影する方法」がオススメです。

野外で撮るならば、「恋人と待ち合わせをしているシーン」を想定したり、「仕事で忙しく過ごしているビジネスパーソン」といった状況を頭の中で設定して、楽しみながら自撮りに挑んでください。

室内であればライティングを工夫して、「一日のオフタイムにリラックスする売れっ子モデル」「美味しいスイーツを食べて、優雅なティータイムを過ごしているセレブ」など、雑誌のコーナーテーマを参考にして「自分を撮る」のではなく、「映画のワンシーンや雑誌の1ページを作る感覚で撮影する」と自撮りの楽しさがアップしますよ。

「自分が監督やカメラマンだったら、どこに立って、どのように撮るのか?」と制作側になりきりましょう。

コツを掴めば自撮りが楽しくなる

SNS上に投稿する「自撮り画像」の多くは、数枚、または、何十枚、または、何百枚もシャッターをきり、やっと撮れたベストショットであることも珍しくありません。より綺麗に可愛らしい顔で「今の姿」を残したいのなら、スマホの自撮りアプリが開発されたとはいえ、やはり「コツ」は押さえておくに限ります。

携帯のカメラレンズを向けられたら即対応できるように、角度、照明など、自分のベストポジションを把握して、いろんな人に見せたくなるような自撮り画像を増やしてくださいね。

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迫田春奈

ライフハックなど日常の役に立つ情報を中心にコラムを書いています。気になったことは自分で実際に試してみるのが好きです。