ロンドンの撮影スポット巡り・映画のロケ地とかいい感じ!

女心をくすぐるロンドンのお菓子屋さん「ハミングバード」は、店舗も売られているスイーツも全部可愛らしくてスマホ片手に大興奮!インスタグラム投稿用のフォトジェニックな写真が撮れるスポットのひとつですよ!

ロンドンの撮影スポット巡り・映画のロケ地とかいい感じ!

ロンドンのフォトジェニックなスポット!

ロンドンを旅行中に「フォトジェニックだな」と感じたスポットが数多くありました。有名観光スポットも含め、特にあてもなくロンドン市内を彷徨っていたときに、偶然、見つけた場所を紹介します。

今回は、日本からの直行便ではなく、イスタンブール経由で降りたったガトウィック空港から撮影スタート!

ガトウィック空港

写真はガトウィック空港内にある、イギリスで最もポピュラーなチェーン系カフェのひとつ「COSTA(コスタ)」の様子です。ふらっと気軽に立ち寄れる雰囲気なので、トイレ休憩に利用するなど、ロンドンを旅行中には何度もお世話になりました。どの街にもあるので、見かけるとすごく安心できます。

さて、カフェで一休みしたので、ロンドンの撮影大会に出発しましょう!

テムズリンクの車窓から眺める「テムズ川」

ロンドン市内を東から西へ流れる「テムズ川(River Thames)」は、川岸やガラス張りの観覧車「ロンドン・アイ(London Eye)」や周囲の展望台など、観る場所によってかなり表情が違うので、いろんなパターンで撮影することをロンドン観光プランに追加すると楽しみが増えますよ。

「テムズリンク(Thameslink)」という列車に乗って、ロンドン中心部にあるキングス・クロス駅から、ロンドン郊外の街へ向かう途中、偶然、撮れた次の写真をご覧ください。

ロンドン・ブラックフライアーズ駅

ロンドン・ブラックフライアーズ駅(London Blackfriars station)に停車中の数分間に目にした風景です。ブラックフライアーズ駅のホームは、丁度、テムズ川の真上にあるのです。ホームの部分が逆光で真っ黒になっていて、青い空とテムズ川と川岸の建物とのコントラストがはっきり分かれていて、逆光だからこその美しい写真が撮れました。

写真右の川岸にある円錐形の建物が、超高層ビルの「シャード・ロンドン・ブリッジ(Shard London Bridge)」(ザ・シャードともいう)で、高さが約300メートルもあるので、このアングルからは一際目立っていました。

シャードの高層階にある展望台からもテムズ川周辺の美しい景色を眺められます。対して写真左の川岸にある台形の建物にも、「スカイ・ガーデン(SKY GARDEN)」と呼ばれる空中庭園があります。要予約ですが入場無料なのは観光客には嬉しいポイント!

周囲にはテムズ川の眺望スポットがいくつもありますが、川の真上から撮影するのは条件が揃わなければ難しいものです。その点、ブラックフライアーズ駅のホームなら、川の両岸の風景をしっかりと画角におさめることも可能ですよ。

心が躍る「ニールズ・ヤードストリート」

地下鉄コヴェント・ガーデン駅から徒歩10分くらいの距離にある、活気溢れる「コヴェント・ガーデン(Covent Garden)」というエリアには、常に観光客が訪れていて歩いているだけでも胸がワクワクします。

コヴェント・ガーデン

「NEAL’S YARD」と書かれた看板のところにある、ちょっと薄暗い細い路地を進みます。たくさんの観光客が、この路地に吸い込まれるように入っていくので、すぐにわかりますよ。

細い路地の先にあったのは建物に囲まれるようにしてできた小さなスペースで、まるで中庭のようでした。この場所がレンガや壁をカラフルに塗った建物がギュウギュウにひしめきあう「ニールズ・ヤード(NEAL’S YARD)」で、どこから撮影しても「絵」になるアートな空間です。

ニールズ・ヤードストリート

色の使い方が斬新で刺激的なニールズ・ヤードストリートには、日本にも支店を構えるコスメショップ「ニールズ・ヤード・レメディーズ」や美容院などがあります。ここならではの不思議な空間をゆったりお茶しながら満喫できる、広場に面したカフェもありますよ。

映画の主人公になりきれる「ポートベロー・ロード」

やわらかいパステルカラー、心洗われるホワイト、上品なネイビーなど、色とりどりの建物がほとんど同じ高さで隙間なく並ぶ道が「ポートベロー・ロード(PORTOBELLO ROAD)」です。

ポートベロー・ロード

地下鉄ノッティング・ヒル・ゲート駅(Notting Hill Gate station)から、10分ほど歩いたところから始まる道です。映画「ノッティング・ヒルの恋人」のロケ地としても有名です。映画のロケ地となるだけあって、どこを切り取ってもロンドンらしさを象徴するような風景。お店の軒先にぶら下がっている看板のデザインも個性的で、何屋さんなのかすぐにわかります。

街を散策しているだけで映画のヒロイン気分を味わえる、ロンドンの中でも特別おすすめしたい撮影スポットです。お洒落な人が多いし、通りのあちこちでストリートパフォーマンスが行われているので好奇心がくすぐられます。

土曜日には、世界有数ともいわれるアンティーク市場「ポートベロー・マーケット」に大変身して、通り沿いには屋台がいっぱい並びます。写真撮影や買い物をロンドン観光中に満喫できる場所なので足を運んでみてくださいね。

ロンドンのカップケーキは、幸せそのもの

ポートベロー・ロードを訪れるのなら絶対に外せない場所が、スイーツショップ「ハミングバード・ベーカリー(the hummingbird bakery)」です。ロンドン市内にも数店舗ありますが、なかでも有名なのがノッティング・ヒル地区のお店。

ハミングバード・ベーカリー

ラブリーなショッキングピングの壁が特徴的な店内には「ハミングバード・ベーカリー」という店名のとおり、可愛らしい小鳥のモチーフがあちらこちらで出迎えてくれます。商品棚に並べられたカラフルなスイーツは、写真を撮りたくなるフォトジェニックなものばかり!

絶対に買いたいのは、なんといっても「カップケーキ」です。ロンドンで売られているカップケーキの多くは、カラフルで宝石みたいなデコレーションが特徴で、「ハミングバード・ベーカリー」のカップケーキも例外じゃありません。

カップケーキ以外にも、カットされた断面がレインボーカラーのケーキやウーピーパイなど、写真映えする個性的なデザインの商品に心奪われます。

ホテルで食べようと思って買ったのは、たっぷりバタークリームに甘さ控えめのココア味の生地にクラッシュしたオレオが刺さっているポップな見た目のカップケーキです。その大きさ、握りこぶしよりもはるかに大きい…!

オレオのパンケーキ

カメラマンの腕が悪く、残念ながら本来の可愛らしさが表現しきれていませんが「持ち帰るまでに崩れてしまうのでは?」という心配は無用です。しっかりとカップケーキを固定できる箱に入れてくれるので、少々のことでは崩れません。

日持ちするものではないので日本へのお土産には向きませんが、旅の疲れを甘いもので癒したい人は食べてみてくださいね。ただし、一個あたりのサイズが大きく、日本のスイーツに比べると激甘です!

やっぱり「ダブルデッカー バス」

ロンドンの公共交通機関といえばバスと鉄道網ですが、特に地下鉄をうまく乗りこなすことが快適に観光するポイントです。

しかし、「2階建ての赤いバス」ダブルデッカー (Double Decker)に乗ってロンドン気分に浸らないなんて、やっぱりもったいない。

ロンドンの街と2階建てバス

真っ赤な車体とヨーロッパ風の建物のコントラストが絶妙です。何てことのない風景に、バスがチラッと映り込んでいるだけでロンドンっぽさが増すから不思議。

ダブルデッカー バスの乗り場はわかりにくいので乗り降りが難しいので、予め、目的地までのルートやバス停を確認しておきましょう。「目的地に着いたら知らせてくれ」と運転手さんにお願いするのもひとつの方法です。

ロンドンの有名観光スポット周辺には大体バス停があるので、慣れてしまえば地下鉄で移動するより便利です。

ただし、現金での支払いが不可なので、「オイスター」というICカードは必須です。ロンドンの公共交通機関の料金がいまいち分らなくても、オイスターカードにポンドをチャージしておけば安心です。

バス自体を写真におさめるのはもちろん、車窓からのロンドンの風景撮影も楽しんでくださいね。

気を引きしめて楽しい撮影を!

ロンドン旅行中に写真を撮っておきたくなるスポットには、観光客が多く集まるエリアも含まれているのですが、残念ながら撮影に夢中になっているとスリやその他トラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

それは「海外だから」というのではなく日本国内でもいえることですが、スマホやデジカメをのぞき込んでいるときは注意力が散漫になって周りが見えなくなりがちなので、自身や周囲の人たちの安全のためにも、撮影時には貴重品を手から離さない、まわりの状況を見るなど注意を忘れないでくださいね。

この記事を友達に教える

ミヨシアキラ

主にヨーロッパ旅行中に現地で体験したことをお届けしています。好奇心旺盛な旅ライターです。