マレーシア旅行記!何か国も旅した気分になれる飽きない魅力

女子旅や一人旅におすすめのマレーシア旅行記をお届けします。帰り道でサルに襲われたバトゥ洞窟、迫力の寝釈迦像やゴプラムの彫刻、はじめて見るクローズしている電車の改札口などローカル情報も旅の参考に!

マレーシア旅行記!何か国も旅した気分になれる飽きない魅力

何度訪れても飽きない!マレーシア旅行記

マレーシアのクアラルンプールは日本から7時間程の距離に位置し、時差は1時間です。LCCのエアアジアが拠点として運行しているので、マレーシア経由で近隣の東南アジア諸国や西アジア方面まで、格安で足を延ばすことができます。

クアラルンプールは近年の経済成長に伴い、高層ビルが立ち並ぶ近未来的な空間が広がる一方で、まだまだアジアの混沌とした空気感を残している魅力的な街。

他民族国家のマレーシアには、様々な民族が共存しており、マレー系、中華系、インド系の住民が多く、その他、アジアからの出稼ぎ労働者も暮らしています。

普通の海外旅行に飽きてきた女性にオススメしたいアジアの観光スポットが、マレーシアのインド人街です。インド系の人たちは独自の文化を守りながら生活しています。

今回は、マレーシア滞在中に訪れたインドを感じられるスポット巡りの様子をお届けします。

電車でバトゥ洞窟を目指す

ヒンドゥ教の聖地バトゥ洞窟(Batu Caves)は、クアラルンプールの中心地「KLセントラル駅(KL Sentral)」から電車で30分程の距離にあります。「KTMコミューター」のチケット売り場で2リンギットのチケットを購入して、3番線の「Sentul方面の電車」に乗ります。

バトゥ洞窟は2時間程あれば十分に満喫できる広さで、クアラルンプール市内からも近いのでオススメの観光スポットです。

KLセントラル駅のホール、構内と案内板

駅で謎の日本語表示を発見しました。なぜか「プラットホーム」とだけカタカナで書いていますが、その他は英語表記…。謎です。

バトゥ洞窟行き電車内

電車は20分くらい遅れて到着。床に紙クズが落ちていましたが、車内はまずまず綺麗な感じです。

バトゥ洞窟行きの電車を待つ人達

電車内でこんな標識を見つけました!

バトゥ洞窟行き電車内の注意書き

タバコと飲食は禁止…、ふむふむ、納得と思っていいたら、えっ?車内でチュッとするのも禁止です。

バトゥ洞窟行き電車内の注意書き

なるほど、そうか、マレーシアはイスラム教国なので当然ですね。旅先の文化を尊重するのは旅人のマナーなので、新婚旅行やカップルで訪れたときは守ってくださいね。

さて、バトゥ洞窟駅へ降りたって、再び、謎の光景に遭遇しました!なぜか改札の機械はアルミホイルらしきもので覆われています。何故だ?いまだ理由はわかりません。

バトゥ洞窟駅の改札口

切符も回収されることなく通過できました。「大丈夫かな?」と不安がよぎったものの、改札機が銀紙でクローズ状態なので仕方ありません。

バトゥ洞窟駅前

バトゥ洞窟駅を出てからは、巨大な仏像が見える方向を目指して歩くだけで迷わず辿りつくことができます。辺りには野生の猿や野犬ウロウロしていて、可愛いおねだり上手の猿が「食べ物持ってない?」と慣れた感じで近づいています。

バトゥ洞窟周辺の野犬

しかし、可愛いからといって油断すると大変なことになります。なにせ野生のサルですから…。飛び掛かってきたり、手に持った食べ物を断りもせず(笑)持って行こうとしたり、その際に爪がひっかかってしまうこともあるので十分注意してくださいね。

272段の階段が待つバトゥ洞窟に到着!

駅から猿や犬をかわしながら歩き、マレーシアの人気観光スポットのひとつ「バトゥ洞窟」に到着しました。緑色の巨大なヒンドゥの神様の像があり、すごい迫力に圧倒されます。

巨大なハヌマーン像の正面と後の姿

バトゥ洞窟前の広場

バトゥ洞窟前の広場

ヒンドゥの寺院は観光客も中に入れる所が多いのですが、日本の作法と同じように「靴を脱いで」あがります。

ヒンドゥの寺院前で脱いだ靴

ヒンドゥ寺院の天井

信者たちは僧たちにお布施らしきものを渡してから、額に赤い粉をチョンと付けてもらっていました。

ヒンドゥ寺院の僧

ヒンドゥ寺院を訪れていた信者

ここは、地元の人たちの信仰の場ですが、イスラム各国からの旅行客も多かったです。

イスラム各国からの旅行客

どんどん奥に進むと、巨大な黄金の像が見えてきます。

バトゥ洞窟へ続く階段前のムルガン神

洞窟に辿りつくには、黄金の像の左側にある「272段の階段」を登らなければなりません。

バトゥ洞窟に続く階段の入り口

バドゥ洞窟の階段と階段を登る人達

やっと到着!一歩足を踏み入れた途端に洞窟の中の広さに圧倒され、まったくの別世界にいるような

バトゥ洞窟内

バトゥ洞窟内から見える空とバトゥ洞窟内の階段

黄色い布で包まれ運ばれる赤ちゃん

ここでは日本とはまったく違う文化に多く触れました。頭を剃り、黄色い粉を被っている人や赤ちゃんを袋に入れて洞窟の中の寺に連れて行き、頭に粉を被せていました。日本の初参りみたいなものでしょうか?

洞窟の中には寺院や土産店があり、静かで不思議な空間でした。

バトゥ洞窟の寺院前と寺院前に集う信者とお土産店

バトゥ洞窟のお土産と外にある広場

帰りの階段でサルに襲われた理由

洞窟周辺にいる野生のサル

帰りの階段を降りていたら、不意を突かれてサルに襲われました。ドンと肩と背中辺りに衝撃が走ったと思ったらグイッと首元が後ろに引っ張られ、一瞬の出来事でしたがビックリしたし怖かった…。私は食べ物を持っていなかったのに、どうしてサルが突進してきたかって…?

階段を登る猿

それは階段の下のお供え物屋さんで買った「ジャスミンの花の首飾り」を下げていたからです。美味しそうにムシャムシャと食べられてしまいました。まあ、正面から猿の写真撮れたし、許してあげよう!

モノレールに乗ってインド人街を散策

今回の旅で宿泊したのは、KLの繁華街エリアのブキッピンタン周辺のホテルです。「ブキッピンタン」からKLセントラルまではモノレールで移動できます。

KLモノレール乗車用コイン売り場

KLモノレールの改札口

KLモノレールの乗車用コイン

改札で行先を告げ、料金を払い、コインを貰います。台湾の地下鉄と同じく、このコインを改札でピッとかざすシステムです!モノレールは満員!

KLモノレール車内風景

急カーブでは振り落とされそうなくらい遠心力が掛かり、かなり揺れます。

KLモノレールの急なカーブ

インド人街に到着!さっそく散策開始

KLモノレールの「KLセントラル駅」へ降りると、すぐ目の前にインド人街が広がっています。

インド人街

何軒か見てまわった中で、かなり値引きしてくれるという「サリー屋さん」で、お土産にサリーとインド雑貨を購入!

サリー屋の店内と売り物のサリー

店員さんは親切で、「これ試着してみる?」とオススメしてくれます。「えっ?このサリーですか…?ちょっと、私には露出が多すぎるような気がするのですが…」ということで、旅の恥はかき捨てとも言いますが丁寧にお断りしました。

インド人街の食堂と食材

立寄った食材屋さんや食堂など、辺りの風景もマレーシアにいることを忘れるくらい「インド化」していました。ビルの木陰は涼しいので、地元のオジサマたちが地面でお昼寝するという、お馴染みの光景を眺めながら私も一休み。

セルヴァ爺さんとお散歩

インド人街をウロウロしていると、道端にテーブルを出してお茶をしている人たちと出会いました。現役の警察官2人と、その妹さんと元警察官のお爺さんの4人組が、「こんな所で何をしているの?」と話しかけてくれました。

すこし裏通りに入った所なので日本人はあまり見ないようで、道に迷ったと思われたみたいです。さっそく、お茶会の仲間に入れてもらって雑談を楽しみました。

セルヴァお爺さん

その中のご隠居「セルヴァ爺さん」が、面白いところに連れて行ってくれるというのでついて行ってみたところ、ローカルな地区にある仏教施設「Buddhist Maha Viharaでした。

仏塔の全体像と仏塔の周辺

白と赤が基調のとても静かで綺麗な中庭。

仏教施設の正面と入口

こじんまりとしたお寺ですが、寝釈迦像も見られて大満足です!ガイドブックでも見たこともないし、ローカルの仏教徒のコミュニティーセンターのようで、KLセントラルより徒歩約10分の場所にあります。

寝釈迦像

また、白を基調とした施設の外回りは開放的でリラックスできる空間で、気温は高かったものの風が心地よかったです。

仏教施設の外回りと釈迦像

周辺には瞑想施設らしき建物もありました。

瞑想施設の外観と案内板

スリ・マハ・マリアマン寺院

チャイナタウンから徒歩5分の所にある、スリ・マハ・マリアマン寺院(Sri Maha Mariaman Hindu Temple)は、KL最大規模のヒンドゥの寺院です。カラフルな外観が人々の心を惹きつけます。

スリ・マハ・マリアマン寺院

ここは市民の信仰の場となっており、院内ではヨガをするなどリラックスしている地元の人たちが沢山います。入口にそびえ立つ、228体もの神や信者が刻まれているというゴプラムの彫刻は神秘的な世界に魅了されます。

ゴプラムの彫刻

20セント払った後、入り口の横に靴を預けて裸足で入ります。タクシーの運転手のムルちゃんもついてきてくれて、礼拝の仕方を教えてくれました。

案内中のタクシー運転手

見た目はちょっとイカツイが、とっても親切で優しいムルちゃん。

スリ・マハ・マリアマン寺院の天井、彫刻、風景

中央に祭られているマリアマン像に、地元の人たちが熱心にお参りしていました。寺院で謎のミルクを購入し、アリアマン様の足元にあるバケツに少しずつお供えしていきます。

アリアマン像と供え方

回廊には、様々な神様の彫刻が飾られています。ヒンドゥの神様たちは美しくて見入ってしまいます。

スリ・マハ・マリアマン寺院

・時間/6:00~20:30
・住所/163 Jln. Tun H.S. Lee, Kuala Lumpur

到着が遅れて入場断念…!マスジッド・ジャメ

クアラルンプール最古のモスクのマスジッット・ジャメがあるエリアをウロウロしてきました!ラピドKL電車のクラナジャヤ線(Kelana Jaya Line )の「マスジッド・ジャメ駅(Masjid Jamek)」で下車します。車内のインド系の人たちが、ゾロゾロと降りて行くくらいの大きなインド人街がある場所です。

マスジャメットモスク外観

マスジッド・ジャメは1900年代にイギリスの建築家がインドのムガール建築の影響を受けて作ったクアラルンプール最古の歴史あるモスクで、独特の雰囲気があります。定番のイスラムの掟が記された看板ですが、言葉が通じなくてもイラストなので理解しやすかったです。

イスラムの掟

しかし、うっかり閉園の16時を過ぎてしまい入場できなかったので、仕方なく裏通りのバザールを目指すことにしました。

マスジッド・ジャメ

・時間/金曜日以外 8時30分~12時30分/14時30分~16時(金曜は15時~16時)

バザールを抜けるとインディアンモスクに到着

下町の「マスジッド・インディア通り(Masjid India)」 にはバザールがあり、いつも地元の人たちで賑わっています。マレー系やインド系の人が多く、マレーの伝統衣装や土産物などを安く購入できますよ。

Masjid India 通りのバザール

マスジッド・ジャメ駅で降り、「Jalan Melayu(ムラユ通り)」に入ると、マスジッド・インディア通りのバザールが見えてきて、バザールを通り抜けると「インディアンモスク」に辿り着きます。

「インディアンモスク」は、その名のとおり、インド系のムスリムが中心となっているモスクです。近くには、イスラム女性が身に着けるスカーフ「ヘジャブ」を販売している店が沢山あり、地元の女性たちや観光客も買い物を楽しんでいます。

カラフルなヘジャブとヘジャブ屋の店員

この日は運良く、一年に一度の「インディアン ムスリム フェスティバル」が開催されていました。民族衣装を着て、一生懸命に歌と踊りを披露する子供たちが可愛かったです。

ムスリム祭り会場の人々

帰りにマスジャメット駅周辺のインド人街で、お土産のインド雑貨を探しに行きました。KLセントラル周辺のインド人街には割と観光客向けの要素もありましたが、こちらは主に地元の人が利用するスポットで、価格も安く、値札が付いているお店も多かったです。

マスジャメット周辺インド人街と建物

ありがたい感じの置物、キーホルダー、衣類やインド映画のポスター、インドの映画スターの写真など、インドグッズが盛りだくさん!地元の人たちも買い物を楽しんでいましたよ。

マスジャメット周辺インド人街の店外観と店内

幾つもの文化に触れられる街

バトゥ洞窟では、毎年1月下旬から2月上旬の満月に行われる「タイプーサム」という強烈なインパクトを受ける祭りがあります。顔や体に針などを刺して洞窟への階段を上っていくのですが、祭りの48時間前からベジタリアン生活をおくり、すべての欲を捨てて神聖な苦行に挑みます。本家インドでは禁止されていて、現在はシンガポールとマレーシアで行われています。

マレーシアの魅力にすっかりハマってしまい、毎年訪れるリピーターになっていますが、この国の一番好きなのは、とても親切でフレンドリーな人々です。さまざまな文化が入り混じるマレーシアには一人旅で訪れることが多いのですが、まったく退屈しませんよ!

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Rio

バイトで資金を貯めて世界を旅することに燃えている、たとえ日帰りでも海外に旅立ってしまう弾丸トラベラー!世界一周船旅を計画中のカメラ女子は現在、スウェーデンに在住!