女性に多い方向音痴の治し方
「よく道に迷ってしまう…」「気が付くと全く違う方向に歩いてた…」なんて心当たりがある人はもしかしたら方向音痴なのかも知れません。
方向音痴のチェックには、右脳の働きが発達しているかどうかがポイント!右脳にはイメージする力や図形、空間を認識することを得意とされています。一般的に女性よりも男性のほうが右脳を使うことが上手いから、女性に方向オンチが多い傾向に…。
とは言え、「なんだ男性と女性の脳の働きのちがいか」と諦めるのは早い!女性だからといって全員が迷子になりやすいわけではないのです。方向音痴を克服するためにも4つの改善策を知っておきましょう。
1.ランドマークを目印にする
迷子になりやすい人の特長の1つに、「周りの建物や風景を意識しないで、ぼんやりと歩いている」ことがあります。だから自分がいまどこにいるのか分からなくなってしまうのです。
方向音痴の人の行動パターン
・赤い車が止まっているとこから行こう
・そこの女性のファッションステキ
道に迷わない人の行動パターン
・あの赤い看板のとこを曲がった
・お城みたいな建物があるね
方向オンチの人は、車や人、動物のような「動くもの」に注意が向いてしまう傾向があります。これが最大のウィークポイント!同じ道を次に通ったときは、道しるべが移動していて同じ場所なのに違う景色に見えてしまうことに…
だからこそ交差点や分かれ道では、珍しい建物や大きい看板などの「動かないもの」を目印にすることが大切!頭の中にある地図にマッピングしていくことが、方向音痴を治すカギにつながります。
2.現在位置と目的地の方角を意識する
道に迷いやすい人は、「いま自分がどこにいるか」わからなくなることが良くあります。これは空間認識力が弱い人にありがちなんだとか。
方向音痴の人の行動パターン
・目的地に向かって歩いている
※ただし、ココがどこだかよくわかっていない
道に迷わない人の行動パターン
・そこの角を曲がれば目的地に到着するね
※いまいる場所と目的地の位置関係がわかっている
だからこそ、「自分がどの道を通って来てこれからどの方角へ向かっているのか」を意識して、現在位置をしっかりと確認することが大事なポイント!
ちなみに空間を把握する能力はクルマの駐車やキャッチボールをするときにも必要な力。これが苦手な人はもしかしたら方向オンチ?
3.スマホアプリやカーナビに頼らない
地図が読めない人の救世主になる頼もしいスマホアプリとカーナビ。「100m先を左に曲がって、そのまま直進するとゴール」などと、分かりやすい案内をしてくれるから知らない未知でも一安心!
でもこれに頼ってばかりだと、さらに道を覚えることができなくなってしまう原因になることも…。「自分で考えなくてもいいから」と、機械の指示に従うだけで何も考えなくなってしまうのです。
しかもナビは毎回同じルートを指示してくれるわけではないから混乱してしまい、最悪のときは方向オンチがさらにヒドくなる可能性も…。できる限り自分の力で、周りを観察して場所を覚え、空間認識力を鍛える努力を忘れずに!
4.頭の中に地図をインプットする
道を覚えられない人は自分で見た場所や風景とマップを一致させることがなかなかできません。そのため、せっかく目印を見つけても利用できないことが多い…。
行きたいところが決まったなら、地図を使ってコースをシミュレーション。そして帰宅後は通ってきた道を振り返ると、マップが頭の中の記憶に残りやすいからオススメ!一度行ったことのある場所で迷わないだけでも方向音痴を克服したといえますよ。